日本不動産

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悲しき我が属性

こんばんは、Manachanです。

私は、サラリーマンを辞めて、もうすぐ9ヶ月になります。そのうち6ヶ月くらいは、東京都内で、事務所を探してきましたが、まだ良い縁にめぐり合えません。私、3年前から自分の会社やってますけど、本社登記は、依然として江東区の自宅のまま。

事務所探しでは、何度も、悔しい思いをしてきました。都内、特にJR山手線徒歩圏内のオフィスはとにかく足が速い。良い立地で手頃な値段だと、瞬く間に、他の人・会社にとられてしまう・・・その光景は、まるで肉に群がるピラニアのよう。

新宿で、代々木で、六本木で、新橋で・・・いいオフィスを見つけても、タッチの差で、とられる。もうこれ以上、悔しい思いをしたくない私は、今や「スピード命」のピラニア・オフィスハンターと化しました。

常に会社謄本と住民票、印鑑証明を懐に入れて、気に入ったオフィスがあれば、入居申込を1分以内に書き上げ、時速100kmの速さで仲介さんの鼻先に突きつける!

でも悲しいかな、そこまでのスピード技を見せても、属性の弱さゆえ、入居審査でライバル負けてしまう・・・ということが、何度かありました。

7月中旬、JR五反田の駅近くで、とても良いオフィスを見つけました。すでにピラニア化していた私は、「内見、即、入居申込」を出しましたが、数日後、保障会社の審査で落とされてしまいました。理由は、教えてくれませんでした。

最近では、こんなこともありました。JR浜松町の駅近くで、素晴らしいオフィスを好条件で見つけ、いつもの通り、「内見、即、入居申込」したのですが、翌日、仲介さんから電話がかかってきて、

「鈴木さん・・・実は、同じ日に別の会社から申込が入ってまして、いま、共同審査に入っています。どちらを選ぶかは、大家さんと保障会社が決めます」

せっかくつかみかけた大魚を逃したくなかった私は、電話口で、大声で、こう言いました。

「家賃、多目に出してもいいので、是非、私が選ばれるようにしてくださいっ!」

しかし結果は・・・大家さんが、ライバル会社の方を選んだそうで、私はあえなく、涙を飲みました。聞くと、その会社は、私の会社より実績があり規模も大きいから、大家さんもその安定感を選んだそうです。

私はつい数ヶ月前まで、外資系に勤務するITエンジニアでした。サラリーマンの属性を使って融資をひき、不動産を買い進めてきました。でも、今年2月にサラリーマンの属性を失ってしまったいま、自分の商売で属性を一からつくっていくしかない。

自分の会社は、ずっと、サラリーマンの副業としてやってきました。三期目でようやく黒字転換しました。サラリーマンで年収1000万超をキープしながら、副業も黒字転換させたので、自分としては、よく頑張ったと思ってますが、世の大家さんや管理会社はそうみないわけで・・・

「何、この会社?不動産関連ビジネス?訳分かんない。こんなのに貸して、大丈夫なのか?」と、思ってしまうわけですね。

審査ではねられる度に、悔しさを胸に沈めて、やっぱり、自分のビジネスに精進するしかないよねと、思う次第です。それにしても、日本におけるサラリーマンの属性って凄いよなあ。

【大都会の真ん中で、自分のオフィスを・・・】

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大家の消費税タダ払い

こんばんは、Manachanです。

私は10月15日から、東京・渋谷にある職業訓練校「宅建&FP(ファイナンシャルプランナー)コース」に通っています。

毎週月~金まで、1日6時間ぶっ続け、3ヶ月間の集中コースで、宅建およびFP3級合格を目的としたコースですが、この勉強、私にとっては、もう楽しくて仕方ないです。

私これまで、不動産投資家・賃貸事業者として、売った買った貸した…を、長年繰り返してきて、素人としてはそれなりに「事情通」にはなっている自負はありますが、

それでも、民法や特別法、宅建業法などを、体系的に学ぶと、「なるほど~そういうことだったのか!」と、納得することしきり。断片的な知識が、日々、つながっていくような感じで、こんなに楽しい勉強が世の中にあったのかと思う位。やはり、骨の髄から、不動産が好きなんですね。

宅建の講師は、日替わりで、複数の先生が担当します。民法の先生、宅建業法の先生、FPの先生、法令の先生・・・それぞれ違います。

世の中、実にいろんな講師がいるものですね。教え方も、生徒からの質問を快く受け付けて、インタラクティブな授業を好む先生がいるかと思えば、教科書を棒読みするだけで、授業時間中の質問一切受け付けない先生もいる・・・

また、不動産経営を考えるスタンスとしても、「入居者寄りの先生」がいるかとおもえば、「大家寄りの先生」もいて、。その辺も面白い。

たとえば、先日の授業で、宅建業報酬の話をしていたとき、

・大家は、家賃として消費税を受け取れない
・でも大家は、仲介手数料を、消費税込みで支払わなきゃならない

「大家の立場からすると、ちょっと、腑に落ちないですよね」と講師がコメントした時、私も我が意を得たりと思い、

「そうなんです。お家賃は消費税込みでいただけないのに、仲介報酬からリフォーム代から家電類まで、仕入れは全部、消費税かかってるので、思い切り不条理ですよ!」

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ま、これは消費税法の話なので、宅建試験とは直接関係ないところですが…我々、大家・賃貸事業者の立場を、世の中の、一人でも多くの人に、理解していただければ嬉しいです。

これから消費税率は8%、10%と上がっていきますから、まじで、消費税分を家賃に転嫁できないとますます経営が苦しくなるわけですが…いまの日本は、価格転嫁できるような社会経済情勢でもないし。

「家賃を消費税込にはできません」、「だから、税金込みの価格で、家賃とってください」と、国税は言いたいのでしょうが、それが簡単にできるのなら、誰も苦労してないですよ!!

欧州など、消費税率の高い国では、たとえば通常の商品・サービスは25%くらいの消費税かかるのに、食料みたいなもの、免税にしてるようですが…おそらく、弱い立場にある人々が、「税金もらえないのに、余分に払ってる」んだろうなあと愚考します。

よく考えたら、私、オーストラリアやアメリカでも、家賃は税込みでいただいてません。物件管理や税務申告などは、思い切り消費税が乗っかってくるのにね・・・。

こちらの文章もどうぞ。

消費税増税で大家さん大打撃!

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平日夜のセミナー考

こんにちは。Manachanです。

私の家族が、今晩、オーストラリアから帰ってきます。今回は、義母の心臓バイパス手術付き添いというかたちで、2週間ほど滞在してました。

「鬼の居ぬ間に」じゃないですけど・・・気軽な一人暮らしの間に、やれる仕事は、全部済ませなきゃということで、ものすごい頻度で、セミナーをやりました。

セミナータイトルもバラバラで、自分でやってて、頭がこんがらかってしまいました・・・

10/24(木) タイ土地投資セミナー
10/25(金) ナイジェリア、ビジネス&不動産セミナー
10/26(土) 太陽光セミナー
10/30(水) 英国・トルコ不動産セミナー
10/31(木) 米国デトロイト&ラスベガス不動産セミナー

今回、驚いたのが、東京での平日夜の集客力。ろくに宣伝してないのに、

10/24(木) タイ土地投資セミナー ⇒ 来場者16名
10/30(水) 英国・トルコ不動産セミナー ⇒  来場者11名
10/31(木) 米国デトロイト&ラスベガス不動産セミナー⇒  来場者22名

これまで、週末以外のセミナー集客は、よくて10~12名・・・という感じだったので、20名以上集まると、大きな会場を確保したり、さすがに準備が大変です。

経験上、東京では木曜日夜の集客が、一番やりやすいですね。水、金よりも、木曜日が一番、客が集まる。何でだろ?

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ところで、平日夜のセミナーは、時間設定が、なかなか難しい。皆さんの仕事終わってから、ご参加いただくことになるので、便利な都心会場であっても、18時スタートだと、早すぎる。

一方で、20時スタートだと、遅すぎるので、「19時スタート、21時まで」というのが、おそらく最適なんでしょうけど、実際は、19時半スタートでも、残業で遅れる方もいるし、

終わる時間にしても、21時前には、会場を出ないといけない方もいる一方で、23時過ぎても全く平気な方々もいます。

あと、セミナーって、時間管理も難しい。講演時間どの位かかるのか、参加者からの質疑がどの位盛り上がるのかは、実際やってみないと分からない。

「このくらいで大丈夫かな・・」と、想定を置いてみても、実際は、ずっと長くかかったり、短くて済んだりします。場の雰囲気、話の流れを切らずに、時間管理するのは、思った以上に難しいと感じます。

ま、セミナーを数多く経験して、最適解を見つけていくしかないですね。

いろんな都市で、セミナーやった経験からすると、東京と、それ以外の都市とで、マーケット特性の違いを実感します。

たとえば、東京以外でセミナー参加される方は、会社経営者の方の割合が高いのですが、東京に来ると、サラリーマンの比率がいきなり高くなる。特に、中堅社員、ミドルマネジメント・・・といった方が多い。

日本全体を見渡すと、「外資系勤めで年収1000万クラス」みたいな属性の方は、極端に首都圏に集中しており、他の都市では余り見ない(大阪でさえも・・)。

そういう方が、我々のセミナーに多く参加してくれるので、東京の平日夜のセミナーは、基本、サラリーマンの標準的な勤務時間にあわせて、今後も行っていくことになると思います。

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海外住み、年金はどうなる?

おはようございます。Manachanです。

木曜日、金曜日、土曜日と、3日連続でセミナー講演をした「怒涛の日々」が終わり、今は自宅で、ハムちゃんとゆっくりしています。

今朝、我が家に、久しぶりに、「ねんきん定期便」が届きました。我が家の場合、ざっくり言うと、

・私 (日本でサラリーマン11年半+自営1年半+海外在住7年)
・妻 (外国籍。私が日本でサラリーマンやってる期間、専業主婦=第3号被保険者)

この二人が年金の対象になります。私は日本でずっとサラリーマン続けてるわけじゃないので、年金支給額はタカが知れています(現時点では、夫婦二人分合わせて、1戸分の家賃と大差ない)。でもまあ、ないよりは、あった方がいいよね。

でも、一つだけ、気になっているのが、受給資格。

日本の年金って、加入期間が25年以上ないと、受給資格が得られないんです!

FP(ファイナンシャルプランナー)とかの教科書にも出てくるでしょうが、

年金加入期間=(保険料納付済期間)+(保険料免除期間)+(合算対象期間=カラ期間)

この「カラ期間」というのが、海外在住の長い日本人にとっては、キモでして・・・

海外に居住していたため、日本の年金に加入していなかった期間も、カラ期間としてカウントされる(その代わり、年金支給額の計算にはカウントされない)

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私は、社会人になってから、約7年間は、海外に住み、その間、日本の年金には任意加入していなかったのですが、その期間は、年金加入期間としてカウントされるはずで、ざっくり言うと、

日本でサラリーマン11年半(=厚生年金)+自営1年半(=国民年金)+海外在住7年(カラ期間)=20年

になるはずで、「あと5年で晴れて年金受給資格ゲットだぜ!」というのが、私の理解なのですが、

この「カラ期間」って、「ねんきん特別便」には、全然出てこないんですよ!!!

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ま、大丈夫だと思うけど、念のため、「ねんきん特別便」に手紙を返信して、「いつからいつまでは、カラ期間ですよ~!だから、加入期間にカウントしてねっ♪」と、お伝えしました。対応してくれるかなあ?

でも、「年金機能強化法」が来年、予定通り施行されれば、必要加入期間が25年から10年に短縮されるから、私の懸念は、すべて杞憂に終わるでしょう。そうなったら、うちの奥さんも、日本の年金資格ゲットできちゃうじゃん?

以上、海外暮らしの長い人間の独り言でした・・・ほとんどの読者には、たぶん関係ない話だよね。

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大家を貧乏にする業者

おはようございます。Manachanです。

前回の日記では、大家を金持ちにする業者を紹介しましたが、その対概念として、

大家を貧乏にする業者

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も、もちろん存在します。というか日本では、ハッキリ言って、こちらの方が多数派でしょうね。

「大家を貧乏にする業者」…我々賃貸オーナーに、金運ではなく貧乏神を運んでくる業者には、いくつか共通の特徴があります。

1)「上物建てて、がっつり利益をとる」ビジネスモデル
2)「物件の賃貸経営で大家が儲からなくても、業者は利益をとれる」ビジネスモデル

いまの日本で、圧倒的大多数の大家の収益モデルは、「家賃収入から借入金返済、諸経費、諸税を除いたキャッシュフロー」のはずですが、これは上記「貧乏神業者」の収益モデルと合致しません。

前回「大家を金持ちにする業者」で紹介した福岡の三和エステートなど、管理収入主体のビジネスモデルであれば、大家が儲かれば儲かるほど、業者も収益をとれるので、Win-Winの美しい関係をつくることは十分可能ですが、

「貧乏神業者」はその逆で、大家が儲からなくても、業者は利益を取れる。ひどい場合は、大家を食い物にして利益を上げる・・・みたいな商売をしているのですね。

もう少し詳しく、みていきましょう。

1)「上物建てて、がっつり利益をとる」ビジネスモデル

これは、東京など都市部の新築ワンルーム建売業者によく見られるパターンです。もちろん、良心的な業者も多いので、新築ワンルームだから一概に悪いとは言いませんが、

このタイプの業者のなかには、「ワンルームの建築で半分くらい利益を取る」、「セールスマンにすごい額のコミッションを出す」会社も少なくありません。あと、「金利の高い信販系のローン」とセットで紹介する傾向も目立ちますね。

業者の利益乗せすぎてるから、オーナーは物件を高値づかみする。当然、利回りは出ない。少しの空室で、利益は吹き飛んでしまう。今どき3-4%台みたいな信販系ローンの金利が、収益をさらに圧迫する。

「いくら儲かるの?」と問われても、まともに答えられないから、「節税になりますよ」、「一国一城の主になれます」みたいな、訳分からないセールストークで、投資リテラシーの低いサラリーマンにガンガン売るのです。

多額のコミッション出るから、当然、セールスマンも頑張る。それこそ、耳から変な液が出るまで、日々、ガンガン電話掛けまくるわけです。東京の会社で、外部の電話取る人なら、「投資マンションの紹介ですけど・・・」みたいな電話を受けたことのない人は、今どき少ないでしょうね。

数年前、こんなことがありました。会社の同僚から、「投資用ワンルームマンションの紹介受けたんだけど、鈴木さんの目で、チェックして欲しい」との相談を受けて、収益シミュレーションを見たら・・・・ぶったまげました。

数字は、確かこんな感じでした。

明大前、徒歩5分
22平米新築ワンルーム
売価 2300万円
家賃収入 11万円/月 
信販系ローン 金利3.5% 35年返済
大家の手取収入 3-8万円/年

明大前5分という立地はいいとして、シミュレーションが無茶苦茶。

・35年間、想定家賃が新築時と変わらない想定
・空室が一度も出ない想定
・退去時リフォームや広告料も想定してない
・固定資産税、都市計画税も考慮なし

もう話にならないので、一言だけ、言いました。「これ買ったら、一生後悔しますよ」、「貧乏になっちゃいますよ」と・・・

次に、さらに怖いパターンを、学習しましょう。

2)「賃貸経営で大家が儲からなくても、業者は利益をとれる」ビジネスモデル

これは、「税金や相続対策で困っている地主にセールスをかけて、土地活用と称して、収益マンション建てさせる」、「建物完成したら、家賃保障(サブリース)というかたちで、上前をはねる」業者に多くみられるパターンです。

その多くは、たいてい、「お客(地主)に投資リテラシーが全然ない」上に、「賃貸経営が難しい立地」であるため、当然の帰結として、田んぼの真ん中とか、都市通勤が難しいバス便エリアに、画一的な建売アパート、マンションが建ち並ぶことになります。

私の実家は、千葉県の柏駅から、4kmほど離れたバス便エリアにあります。あの辺は、交通不便で畑が多いのですが、最近は変な「土地活用」新築アパートが建ちまくって、空き放題、荒れ放題で凄い風景です。柏だけでなく、船橋でも八千代でも千葉市でも、どこも状況は似たようなもの。

あとは、猪俣先生のブログで紹介された、富山県の事例が、典型的と思いますが、

そもそも賃貸需要など期待できない農村エリアに、8000万円の新築マンションを建築するという話。こんなもの建てちゃったら、5年後、7年後、10年後、果たしてどうなるのか?・・・シミュレーションすると、寒気がします。

あんな凄い物件からも、家賃保証というかたちで上前はねるのかなあ・・・そりゃあ、鬼だぜ。

結局、何も知らない大家を貧乏にして、儲けてる業者がたくさんいるってことです。ご注意あれ。

あんまり毒吐いてると、バチがあたるかもしれないので、ここは、ハムちゃんの写真でなごもう・・・Coffee Break。

以上・・・不動産賃貸経営で成功している方、このブログの常連さんにとっては、「釈迦に説法」かと思いますが、その辺はご容赦ください。

大家から金をむしり取る商売、本当にやめてほしいんだけど、なくならないもんですかねえ。

結論-騙される人がいる以上、この種の商売は、なくならない。自分の財産を守るためには、お金のリテラシーを高めるしかない!

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大家を金持ちにする業者

こんばんは、Manachanです。

福岡県で五本の指に入る管理会社で、建売アパート事業も手がける、三和エステートという会社があります。

このブログで何度か紹介してますが、私は三和ブランドの建売アパートを2棟も建てています。同社の企画アパートは、建築費こそ最安値ではありませんが、物件力、管理力とも非常に強く、私もおかげさまで、空室とはほぼ無縁の賃貸経営を楽しんでおります。

しかも、満室経営のみならず、ここ1年で3回連続、家賃値上げに成功してますから、今のご時勢には珍しい、優良な賃貸経営といえますね。

その三和エステートから、毎月、管理報告書と入金明細が郵送されてくるわけですが、今回はそこに見慣れない冊子が入っていました。

「満室の種」(まんしつのたね)

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これは、三和エステート社管理物件のオーナーだけに配られる小冊子。社員が、忙しい業務の合間に兼務してつくるものなので、さすがに毎月刊行とはいかず、三ヶ月に一回のペースになるようですが・・・内容は、なかなか実用的で嬉しい。たとえば、

・住宅設備(トイレの温水洗浄便座&デザインクロス)をオーナー優待価格で紹介
・売りに出た中古収益物件を、オーナー優待価格で紹介

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この「オーナー優待価格」っていうのが、琴線に触れますねえ・・・

業者の強みを活かして、少しでもオーナーの成功に役立ちたい、具体的なメリットを打ち出したい・・・という姿勢が前面に現れて、とても好感が持てました。

スタッフ紹介も、なかなか手作り感あって、良かったです・・・欲をいえば、「銀行融資情報」を、もっと出してほしいかも。

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私は、世界5カ国で不動産投資していますが、保有物件のなかで、インカムゲイン(賃貸収益)狙いと、キャピタルゲイン(値上がり益)狙いを、明確に分けています。

日本の物件は、もちろん、インカム狙い。末永く家賃を稼ぎ続けてくれる、「安心物件」、「枕を高くして寝られる物件」を、渇望しています。

その観点からいうと、私は、「管理主体の業者」とタッグを組みたい。

建設主体の業者だと、多くはアパート建てて、引渡しして、ほな、さいなら~となるわけですが、管理主体の会社なら、竣工後も物件管理でずっとお付き合いするわけだから、長い目でみて、オーナーの利益になる行動をとる傾向がある。

それが、私の投資経営のスタンスと、一致します。多くの大家さんにとっても、同じでしょう。大家の目指すものは、満室経営。それは、管理会社の利益にも直結するわけですね。だから、同じ方向を向きやすいのだと思います。

おっと・・・ここまでヨイショしちゃうと、三和エステートの回し者だと思われちゃいますね。そこで、ハムちゃんの写真で、しばし、コーヒーブレーク。

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とはいっても、私はヨイショ記事書いてるつもりはないんですね(一銭にもならないし・・・)。本音は、大家を金持ちにするために、一生懸命仕事する業者を、応援したい。日本中に三和エステートみたいな業者をもっと増やしたい・・・その一念で、ブログ書いています。

続編:大家を貧乏にする業者

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首都圏にあらずんば、日本に非ず?

おはようございます。Manachanです。

今日は、「日本における、富の東京一極集中」の話題で行きますね。

2011年2月、私は共同経営者とともに、東京・神田でアジア太平洋大家の会(APHOC)を立ち上げ、海外不動産投資のコミュニティをつくってきました。

その後、2年半頑張ってきて、今では、全国ワイドに1300名以上の会員組織をつくることに成功しました。

昨日、会員住所の地域別分布を都道府県別に調べてみたのですが、結果はこうでした。


【APHOC会員の地域分布】

関東  63.6%  
近畿  12.2%
東海   7.5%
九州沖縄 6.1%


【都道府県別ランキング】

東京都  37.5%  
神奈川県 11.5%
大阪府   6.5%
千葉県   6.3%
埼玉県   6.1%
愛知県   5.2%
福岡県   3.7%
――――――――――――
上位7都県合計 76.8%

首都圏一都三県に日本全体の61.7%が集中しており、さらに東京都だけで37.5%を占めています。

これまで東京を中心に活動してきたからある意味当然なんですけど、やはり、「首都圏一極集中」の会員組織であることには、変わりありません。

あと、経済規模に比べて、「九州・沖縄」の会員数がやや多い印象を受けますが、これは今年7月に「福岡支部」をつくって、九州エリアの会員獲得に勤めてきた賜物かと思います。それでも、首都圏に比べれば、まだ小さい数字ですね。

首都圏に日本全体の6割強が集中・・・この数字は奇しくも、「1億円以上納税者」の分布と、ほぼ一致します。

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(出典:野村資本市場研究所「富裕層の実像」)

日本における、富が集まっている場所であるがゆえ、当然、「富裕層向けビジネス」や「儲け話」も、東京に一極集中します。

日本に進出する外資系企業、特に金融系は、ほとんど東京に集まってますよね。その集中度、日本全体の6割なんてもんじゃないと思います。

さらに、行政停止処分を食らった「いつかはゆかし」のアブラハム・ホールディングスを含め、収益性の高い金融商品を扱う業者のほとんどが、東京に本拠を置いています。

その業界だけ見てると、まさに、源平の昔、「平家にあらずんば、人に非ず」という言葉があったように、今は「東京にあらずんば、日本に非ず」といった様相を呈しています。

私たちAPHOCは、非営利団体ですが、扱うモノ自体が「海外投資の情報」ですので、構造上、もちろん首都圏一極集中と、無縁ではありえません。

海外投資情報に、最も感度が高く、かつ、投資するお金を持っている人が集中しているのが東京ですし、実際、東京のセミナーが一番集客しやすいし、マーケットとして「おいしすぎる」。

美味しい東京マーケットを離れて、わざわざ、それ以外の地方に行く業者は、あまり多くありません。地方に行けば、コストが当然かかるし、東京ほどお客が期待できるわけじゃないし・・・競争激しいけど、普通は、東京に経営資源を集中するのが一番効率いい、という判断になります。

東京を出るとしても、せいぜい大阪くらいですかね・・・名古屋もあるかもしれないけど、

その結果、福岡、札幌、広島、仙台といった地方中核都市は、価値ある投資情報から取り残されることになります。

仙台の人は、新幹線・高速バスで東京にすぐ出られますけど、福岡、札幌、広島だと、東京からの距離が、なかなかつらいですね。

そんななかで、私が、福岡支部をつくって、セミナーを頻繁にやってるのは、単なる「物好き」・・・確かに、そうかもしれません。

今はLCCが発達して航空券安いし、福岡へ動くのは私一人だけだから、コストもあまりかからないし、ま、いいか・・・ということで、続けています。

もう一つ言うと、首都圏に生まれ育った者として、「首都圏を離れて、日本の他地域で、どれだけビジネスできるか、やってみたい」という好奇心もあります。今は、たまたま福岡を選んでやってるだけですけどね・・・

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不思議の国の宅建

おはようございます。Manachanです。

土曜日の朝ですね。東京は素晴らしい秋晴れ。サラリーマン諸氏にあっては、一週間のうち、最も楽しく、くつろげる時(かな?)

でも、全国の洗練された大家さんにとっては、一年のうち、一番忙しく、切羽詰った時かもしれません。なにしろ、

明日は、宅建の試験です!

不動産投資・賃貸経営だけでは、飽き足らず、自らが、宅建業者になってしまおうという、そして、プロの業者顔負けの知識・スキルを身につけつつあるハイパー大家さんが、いま全国で増殖中。

私の不動産仲間にも、大家から身を起こして(?)、宅建主任者の資格を取った人、宅建業を開業してしまった人、マンション管理士の資格まで取ってしまった人などが、少なからずいます。

彼らに触発されて・・・私も実は、宅建のスクールに通って、毎日、勉強しています。

残念ながら、今年の宅建試験の申込忘れてしまい、明日の受験はできませんが、来年には、必ず・・・と思っています。

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なぜ、世界に広く不動産投資機会を求めているManachanが、宅建なんか取りたいの?

それは、大家・賃貸事業者としてのスキルアップに直結するからです。民法上の権利関係、法令上の規制など、日本の不動産投資で収益を上げるために、知っておくべきこと、知っておいた方が良いことが、宅建の学習には、たくさん含まれています。

あと、確かに宅建は、日本でしか使えないドメスティックな資格です。しかし、権利関係は、世界中、あらゆる国の不動産の根幹にあります。日本の不動産取引において、権利関係の仕切りがどうなっているかを学ぶことは、海外で不動産投資するにせよ、不動産業者(リアルター)の資格をとるにせよ、基本知識として、大いに役立ちます。

海外不動産投資の講演やるにも、「日本の権利関係はこうなっているけど、タイではここが同じで、ここが違う・・・」みたいなことも、知っていれば語れますもんね。私にとって、明日からでも、役立つ知識です。

しかし、宅建の学習しながら、「日本の仕組みって、なんだか、イケてないなあ・・・」と思うことも、多いです。

民法と、法令上の規制は、いいんです。難しくて複雑だけど、多くはロジカルに理解できます。

しかし、「宅建業法」だけは、どう考えても、腑に落ちない内容が多い。

制定時期が古い、ということもあるでしょう。宅建業法の制定は、昭和27年(1952年)。今から60年も前ですね。でも、そんなこと言ったら、民法なんて、もっと古い(明治時代)わけですし、言葉遣いもやたら古臭いですが、それでも、内容的には、民法の方が論理的で、理解しやすいと感じます。

なぜ、宅建業法がショボく感じるのかというと、

1)国と都道府県の仕切りが複雑で、ロジカルでない

宅建業法制定当初は、国(中央政府)と都道府県の縄張り争いがあったのでしょうか・・・・とにかく、理屈では説明できない、複雑な決め事が多い。たとえば、

宅建試験に合格した後の、法定講習は「国」(国土交通省)の管轄
その後の、宅建主任者証を受けるための講習は、「都道府県」の管轄

なんで、一緒にしないんだろ?宅建試験合格から、主任者証交付までの手続のフローは一貫してるんだから、その間の手続きは国がやるか、都道府県がやるか、統一すれば分かりやすいと思うんだけど。

そもそも、宅建試験は全国統一だし、どの都道府県で主任者証をとっても、全国どこでも業務できるんだから、最初から最後まで全部、国でやればいいじゃん、その方がシンプルじゃん?と思うのは私だけ?

あとは、いわゆる「免許替え」のプロセスもありますよね?

複数都道府県にまたがって事務所を置く宅建業者は「国土交通大臣免許」
一つの都道府県内で事務所を置く業者は「都道府県知事免許」

今は、他県に事務所を開設した(あるいは廃止した)だけで、いちいち届出が必要で、時間も費用もかかるわけなんですが、

これにしたって、国で一括して宅建業者を管理する仕組みにすれば、こんなもの全く要らなくなるのに・・・

2)都道府県同士の縄張り争い?

あと、腑に落ちないのは、宅建試験や主任者証の所在都道府県をめぐる運用が、やたら硬直的なこと。

・宅建試験は、(受験申込時点で)住所のある都道府県で受けなければならない。

・合格後の、主任者証交付も、宅建試験を受けた都道府県で行わなければならない。

宅建は、日本有数のメガ資格で、全国各都道府県に、複数の受験会場がある位なんだから、
住所地にこだわらず、好きなところで受けさせたらいいじゃん?(英検みたいにすりゃいいじゃん?)と思うのは私だけでしょうか?

宅建受験時点で、転勤などの関係で、遠方に行ってる人もいるでしょうし・・・

あと、県の端っこに住んでる人は、他県に出た方が便利なのに、自分の県で受けなくちゃならないというのも、面倒くさい (例.茨城県の古河に住んでる人は、県都・水戸に出るより、埼玉で受験した方が断然便利)。

宅建の試験だけでなく、その数ヵ月後の主任者証交付手続きもあるんですから、場所を自分で選べないのは、不便ですよね。

3)IT使えば、簡単に解決できるのに・・・

宅建業法では、主任者が「氏名、本籍、住所、勤務先の宅建業者の商号、名称、免許証番号」に変更があった際に、「変更の登録」を義務付けていますが、

ここで、「宅建業者の免許証番号」が変更されたら、なぜ、個別の主任者が時間かけて登録変更しなきゃならないのかが、私には分からない。

これって、具体的には宅建業者の「免許替え」(都道府県知事免許⇔国土大臣免許)を想定していると思うのですが、こんなの、IT使えば一発で解決できるでしょ。それぞれの宅建業者にユニバーサルIDを付番すれば、大臣免許が知事免許に変わったところで、システム上、いつでも変更・参照できるわけで、

それやらずに、個々の主任者の
貴重な時間を使って登録変更させる・・・意味が分からない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

私はITエンジニアなので、業務をよりシンプルに、無駄なく・・・ということを、どうしても考えてしまいます。でも世の中の全ての人が、そのように考えるわけではないことも、よく知っています。

それにしたって・・・毎年、3万人が宅建試験に合格して、その多くが宅建業界に新規参入する長い歴史があるなかで、私が抱いたような疑問を、他の多くの人も感じたことと思います。

なんで、これまで仕組みを変えなかったんだろ?業者、主任者、みんなの仕事がラクになるように、仕組みをシンプルにしなかったんだろ?・・・という根源的な疑問を、私はどうしても拭い去ることはできません。

さらに、上に書いたような不条理な仕組みが、宅建の「引っ掛け問題」に多用されることも、普通に考えれば、やはりおかしいと思う。そんなことに時間使うくらいなら、不動産投資とか、都市計画、マンション管理とかに使う方が良いと思うから・・・

宅建業に携わる皆さんは、どう思いますか?

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進化する大阪

おはようございます、Manachanです。
昨日は、大阪へ、日帰り講演出張に行ってきました。

大阪では、午前中の3時間プラス、午後の3時間余り、ガッツリとセミナーをやりました。東京の自宅を出たのは、朝は5時40分頃で、帰りは22時を回り、かなりの長丁場でしたね。

【お~、大阪~!】

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特に午後の、フォーランド社主催のマレーシア不動産セミナーが、ものすごく盛り上がりましたね。

無料セミナーなので、普段は参加者の60%位が参加すればいい、程度のノリなのですが、蓋を開けてみたら、なんと95%が参加!驚愕の出席率!

想定された人数分、用意してあった水も、瞬く間に足りなくなり、フォーランドの社員が急遽、買出しに出かける有様に・・・嬉しい悲鳴ですね。

【大阪セミナー…50名近い人数が集まり、大盛況】

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大阪でのセミナー講演、2年以上前からやってきてますが、この街もずいぶん変わったものです。間違いなく、日本の大都市のなかで、最も派手に変貌を遂げた街だと思います。


・大阪駅(梅田)北側、貨物線用地で何もなかったところが、再開発されて、「グランフロント」として街開き。

・老朽化が目立つJR大阪駅に、香港の国際空港みたいな建物と屋根を乗せて、新装オープンした「大阪ステーションシティ」

特に、梅田の北側でセミナーやると、会場までの道、いつも迷いますね。「ここはどこ?私は誰?」みたいな感じで、方向感を失ってしまいます。原型をとどめない程、徹底的に再開発されたので…

この一帯、客足も、大分、増えてきたように思います。特に、若い人が多いですね。

梅田北側&大阪駅の再開発が、既存の都心エリアである駅南側にも、波及してきた感もあります。

【立派な大都会の貌(かお)してますね】

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【屋根つきの大阪駅。京都駅よりかっこいいと私は思う・・・】

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どんなに、すごい大変貌を遂げても、おしゃれな街、ファッション…みたいなチャラチャラ感がなく、気取らない(Down to earth)雰囲気が保たれているのも、大阪の良さですね。

【ヒルトンプラザの前に、有機野菜のマーケット】

※都心なのに、露店の類、たくさん見ますね。東京の丸の内・大手町にはない風景

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【ビルの地下街に入れば、650円とかで、本当に美味い飯が食える!】

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素敵すぎる。大阪!!
また来ますね~。

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SUUMOの新サービス

こんばんは、Manachanです。

2週間近く前になりますが、「株式会社リクルート住まいカンパニー」の方から取材の申込があり、自宅最寄りの東陽町駅までご足労いただきました。

そう…下宿探しする人なら日本で知らない人はいない、「SUUMO」(スーモ)の運営会社ですね。

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あの天下のSUUMOが、なぜ「アジア太平洋大家の会」なる、海外で不動産買うような、変わり者マニアック集団(?)にコンタクトしてきたのかというと、

いま、同社では新しいビジネスモデル構築のため、全国の「大家の会」を取材して歩いているんだそうで…

SUUMOサイトを見てると何となく分かりますが、リクルート住まいカンパニー、もともとは「入居者」、「仲介・管理会社」の方を向いて仕事をしており、その領域で努力して、日本一の座を手にしたわけですが、

これからは、大家の方を向いて、賃貸経営に役立つような仕事をしていきたいと…で、まずは、ニーズを知るために、大家の会めぐりをしているのだそうで、

関東だけで、無数の大家の会があるなかで、場末のマイノリティ集団「アジア太平洋大家の会」まで辿りついたということは、すでに相当、いろんな会の取材をしてるんでしょうね。
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早速、「お土産」を、いただきましたよ。

賃貸オーナーのための長期安定経営のコツがわかる本

上のリンクから申し込めば、無料で購読できます。大家さんにお勧め!

さすがリクルート、よく書けた記事ばかりです。特に良いと思ったのが、「設備&間取りプランの最新トレンド」。女性、ファミリー層、特定ターゲットに喜ばれて、付加価値をつけられる設備は何か?写真、イラストを駆使して分かりやすくまとめています。

また、「2013年の空室対策、最新のニーズ」というセミナーを、大家さんの会とコラボしつつ、全国で講演しまわっているんだそうです。

SUUMOの入居者アンケートを元データとして、リクルート得意のデータマイニングを駆使して、ロジカルにまとめています。さすがです。まるで東京カンテイのレポートみたい!

今回、サンプルとしていただいたのは、首都圏(一都三県)版ですが、全国どこの県でも、データつくれるんだそうです。
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この講演は、地域に根づいたローカル大家の会で、「空室対策セミナー」のネタとして、思い切り使えるのではないでしょうか?

関東でいえば…たとえば、茨城県をホームグラウンドとする「いばら喜大家の会」がありますね。先日、柴山会長と名刺交換させていただいたのですが、

茨城県は、関東にあるので、距離的に近い東京のセミナーにはすぐ出られます。が、茨城の入居者属性は、東京・首都圏とは全く違うため、セミナーに出ても、あまり参考にならない。だからこそ、茨城に根付いた大家の会を立ち上げた・・・そうです。

東京から近く、でも一都三県から微妙に外れた茨城県の位置は、データの上でも盲点のなりがちと思います。「東京、神奈川、埼玉、千葉」の不動産データは、商用ベースでたくさん出回っていますが、茨城など北関東まで含まれているものは少ない。

そこで、茨城県の賃貸マーケットの特徴、入居者ニーズは何か?傾向的に、一都三県とどんな違いがあるのか?…それらを数値データで把握したければ、リクルート&SUUMOの力を借りて、「2013年の空室対策、最新のニーズ」セミナーをやるのが、一番手っ取り早いと思うのです。実際、セミナーのニーズに応じて、オーダーメイドで、データを出してくれるそうですので…

なかなか良い話だと思いました。全国各地の大家の会セミナーで、彼らをどんどん活用すると良いと思います。

最後に、「天下のSUUMOなら、日本だけでなく、海外主要国の入居ニーズ調査」やってくれないかなあ…

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