2012年 10月 の投稿一覧

葬式のない国で・・・

おはようございます。Manachanです。今日は、ケアンズ滞在最終日。

昨日、義父の葬儀というか、「偲ぶ会」(Memorial Service)が終わりました。といってもセレモニーではなく、皆で集まって飯食っただけですが、一応、その場にいたことで、入り婿の義務は果たせたかなと思っています。

日本にいると、信じられない話かもしれませんが、オーストラリアの華人社会では、葬式をあげる習慣がないそうです。

誰かが亡くなっても、別にセレモニーやるわけでもなく、周りの人も、「あっ、亡くなったの」の一言で済んでしまうのが常だそうで・・・

習慣がないだけに、葬式やるか、やらないかは、各個人の判断次第になります。

広大なオーストラリアとはいえ、都市部では日本と同様、火葬が一般的になっています(埋葬もありますけど・・)。義父の遺体も、火葬場で骨になり、壺に入れられて、自宅に戻ってきました。

オーストラリアにお墓もないので、当面の間は、自宅に眠ることになります。


義父は、1929年に、上海の長寿路というところで生まれました。生粋の上海人です。20歳頃、共産党が中国統一した時代に、国民党とともに台湾に逃れ、そこで紆余曲折の末、客家系台湾人である義母と知り合い、結婚します。夫婦は15歳も離れてますので、かなり遅い結婚だったようです。

仕事は、主に米軍付きの飛行機整備エンジニアで、アジア各地の、米軍基地がある場所を転々としました。まずは日本の横田基地で6年間働き、東京都立川市(JR青梅線東中神駅の近く)に住み、そこで、長女と次女が生まれます。

後に、三女が台湾で生まれ、それが後に、私の妻になります。最後の子供(長男)は、妻から遅れること5年、タイで生まれました。この夫婦は結局、3か国で、4人の子宝に恵まれたことになります。

1976年に、オーストラリアがアジア系移民に門戸を開いたのをきっかけに、一家そろって、移民することになり、数年後、ケアンズが後の棲家となりました。

一家はケアンズで事業に成功し、それなりに財をなしました。4人の子供も大人になり、華僑の一族らしく、4人とも、別の国・地域に暮らすことになりました(長女=香港、次女=台湾、三女=日本、長男=オーストラリア)

おそらく、義父は上海を離れて以来、一度も、里帰りしたことはないはずです(台湾なら、何度か行ってますけど・・・)。

1998年のこと、目覚ましい経済発展を遂げる上海に、夫婦揃って行く機会がありました(注.私は妻と、1997年に結婚しています)。

せっかくの機会ということで、義父の育った、長寿路界隈も歩いてみましたが、そこには、信じがたい風景が広がっていました。

路地が全部つぶされ、40-50階建ての高層ビルが建つところだった・・・

妻と私は、それを、義父に報告しました。「原型とどめてない」故郷に帰っても仕方ないと思ったのか、彼は二度と、中国に行きたいと言わなくなりました。その時に、もう70歳近かったわけですが・・・

いま、上海の長寿路は、地下鉄駅もでき、都心(静安寺)に近い住宅地として、それなりにオシャレにもなり、庶民にとっては憧れの地・・・みたいな世界ですが、

義父は結局、上海の土地を目にすることなく、オーストラリアの土に還っていったのです。

上海・長寿路に生まれ・・・

Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

83年後、ケアンズの土に還る・・・

私は、日本に生まれて、今は、世界中を転々としています。

ただ、自分の生まれた日本に対して、義父のようにドライになれるかというと・・・たぶん無理。

ま、日本以外の土地で、自分が死んでもいいと思ってますし、遺骨も、わざわざ日本に戻さなくても、そこの土地に返ればいいと思っていますが・・・

とはいえ、生きてる間に、日本に一度も里帰りしない人生なんて、私には考えられません。

義父は、あっさりと中国の国籍を捨て、オーストラリア国民になりましたが、私は日本国籍を捨てる気はないですし(普通考えて、ここまで使えるパスポートを捨てるメリットはないし・・・)

「日本国籍」+「オーストラリア永住権」の組み合わせで、この2か国にはいつでも住める、というポジションを取り続けると思いますし、

仮に将来、オーストラリアに住むことになっても、日本への里帰りは、毎年欠かさず、やるつもりです。

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葬式のない国で・・・

おはようございます。Manachanです。今日は、ケアンズ滞在最終日。

昨日、義父の葬儀というか、「偲ぶ会」(Memorial Service)が終わりました。といってもセレモニーではなく、皆で集まって飯食っただけですが、一応、その場にいたことで、入り婿の義務は果たせたかなと思っています。

日本にいると、信じられない話かもしれませんが、オーストラリアの華人社会では、葬式をあげる習慣がないそうです。

誰かが亡くなっても、別にセレモニーやるわけでもなく、周りの人も、「あっ、亡くなったの」の一言で済んでしまうのが常だそうで・・・

習慣がないだけに、葬式やるか、やらないかは、各個人の判断次第になります。

広大なオーストラリアとはいえ、都市部では日本と同様、火葬が一般的になっています(埋葬もありますけど・・)。義父の遺体も、火葬場で骨になり、壺に入れられて、自宅に戻ってきました。

オーストラリアにお墓もないので、当面の間は、自宅に眠ることになります。


義父は、1929年に、上海の長寿路というところで生まれました。生粋の上海人です。20歳頃、共産党が中国統一した時代に、国民党とともに台湾に逃れ、そこで紆余曲折の末、客家系台湾人である義母と知り合い、結婚します。夫婦は15歳も離れてますので、かなり遅い結婚だったようです。

仕事は、主に米軍付きの飛行機整備エンジニアで、アジア各地の、米軍基地がある場所を転々としました。まずは日本の横田基地で6年間働き、東京都立川市(JR青梅線東中神駅の近く)に住み、そこで、長女と次女が生まれます。

後に、三女が台湾で生まれ、それが後に、私の妻になります。最後の子供(長男)は、妻から遅れること5年、タイで生まれました。この夫婦は結局、3か国で、4人の子宝に恵まれたことになります。

1976年に、オーストラリアがアジア系移民に門戸を開いたのをきっかけに、一家そろって、移民することになり、数年後、ケアンズが後の棲家となりました。

一家はケアンズで事業に成功し、それなりに財をなしました。4人の子供も大人になり、華僑の一族らしく、4人とも、別の国・地域に暮らすことになりました(長女=香港、次女=台湾、三女=日本、長男=オーストラリア)

おそらく、義父は上海を離れて以来、一度も、里帰りしたことはないはずです(台湾なら、何度か行ってますけど・・・)。

1998年のこと、目覚ましい経済発展を遂げる上海に、夫婦揃って行く機会がありました(注.私は妻と、1997年に結婚しています)。

せっかくの機会ということで、義父の育った、長寿路界隈も歩いてみましたが、そこには、信じがたい風景が広がっていました。

路地が全部つぶされ、40-50階建ての高層ビルが建つところだった・・・

妻と私は、それを、義父に報告しました。「原型とどめてない」故郷に帰っても仕方ないと思ったのか、彼は二度と、中国に行きたいと言わなくなりました。その時に、もう70歳近かったわけですが・・・

いま、上海の長寿路は、地下鉄駅もでき、都心(静安寺)に近い住宅地として、それなりにオシャレにもなり、庶民にとっては憧れの地・・・みたいな世界ですが、

義父は結局、上海の土地を目にすることなく、オーストラリアの土に還っていったのです。

上海・長寿路に生まれ・・・

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83年後、ケアンズの土に還る・・・

私は、日本に生まれて、今は、世界中を転々としています。

ただ、自分の生まれた日本に対して、義父のようにドライになれるかというと・・・たぶん無理。

ま、日本以外の土地で、自分が死んでもいいと思ってますし、遺骨も、わざわざ日本に戻さなくても、そこの土地に返ればいいと思っていますが・・・

とはいえ、生きてる間に、日本に一度も里帰りしない人生なんて、私には考えられません。

義父は、あっさりと中国の国籍を捨て、オーストラリア国民になりましたが、私は日本国籍を捨てる気はないですし(普通考えて、ここまで使えるパスポートを捨てるメリットはないし・・・)

「日本国籍」+「オーストラリア永住権」の組み合わせで、この2か国にはいつでも住める、というポジションを取り続けると思いますし、

仮に将来、オーストラリアに住むことになっても、日本への里帰りは、毎年欠かさず、やるつもりです。

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邦人富裕層、究極の移民先はオーストラリア?

おはようございます。Manachan@ケアンズです。

義父の葬式日程が明日に決まり、今日は妻の実家で、子供の面倒を見ています。今日は、滞在先、オーストラリアのねたで書きますね。

昨年3月の震災以来、にわかに盛り上がった、日本人富裕層の「海外移住」ブーム。東京直下型地震や放射能汚染、国債危機など、いろんなかたちで、「日本リスク」が意識されての行動だといわれます。

今年に入って、「海外投資ブーム」は相変わらず盛んでも、「海外移住ブーム」はすでに下火・・・という話も聞きます。海外移住したはいいが、現地の生活に馴染めず、帰国を希望する日本人富裕層が相次いでいるとのこと。

でもって、去年も今年も、日本人富裕層の移住先、人気No.1はシンガポールなんだそうです。

日本からの資産逃避、租税回避・・・という文脈でいえば、移住先候補は香港、シンガポール、スイスあたりになりますが、スイスはアジア人種には敷居が高く、香港は中国リスクが意識される・・・ということで、同じアジア人種が暮らし、かつ清潔で治安の良く、子女の教育にも適したシンガポールが人気を集めているんだそうです。

ところが人気国シンガポールの投資移民制度は、すでにハードルが上がり、個人資産が2000万シンガポール・ドル(約12億2000万円)以上、投資額が250万シンガポール・ドル(約1億5250万円)以上・・・という、厳しい条件がついてしまいました。

一方で、隣りの国・マレーシアでは、それよりはるかに緩い条件で、MM2Hビザという、永住っぽいビザが取れることが知られ、今ではマレーシアの方が、日本人永住先のメインになった感があります。

確かに、MM2Hビザの敷居の低さといえば・・・「個人資産が900~1300万円以上」、毎月の収入が「26万円以上」あればOK。富裕層でなくても、平均的な大都市サラリーマン層でも、十分、ビザが取れてしまう条件ではあります。

しかし、シンガポール人あたりからみると、不思議な行動に移ります。

「せっかく、海外移住するのに、なんでマレーシアなんかを選ぶの・・・」

「移住するなら、普通に考えて、オーストラリアやニュージーランドじゃないの?」

「お金があるんなら、そういう国を選ぼうよ・・・」

といった趣旨のことを、現地の友人から、何度も言われました。

注)上記は、私の意見ではありません。あしからず・・・

シンガポール人や、リッチなマレーシア華人の、夢の移住先といえば、今も昔も、オーストラリア。

私が、オーストラリア永住権保持者ということを、シンガポールの友人に言うと、むちゃくちゃ羨ましがられたものですし、以前の勤め先で、オーストラリアでの求人を募集すると、シンガポールから、たくさん応募者が出たものです。

シンガポールも、今や相当な富裕国ですが、それでもオーストラリアの、広い庭の家、きれいなビーチ、リラックスしたライフスタイルは、多くの人にとって憧れのようです。ま、シンガポールでは、どんなに高級車に乗っても、基本、団地暮らしですからねえ。

富裕国、という意味でいうと、一人当たりの名目GDPで、シンガポールが日本を抜いた、ということは良く知られていても、オーストラリアの躍進、シンガポールのさらに上をいく、ということは、もっと知られてもいいと思うし、

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実際、オーストラリア投資移民ビザの資産要件は、数字だけ見るとシンガポールほど厳しいとは思えないし・・・必要投資額が75~200万豪ドル(6000万~1億6000万円)、個人金融資産が10数億ないとダメ、みたいな条件もありません。

しかしそれでも、豪州投資移民熱が一向に盛り上がらないように見えるのは・・・やはり、「英語力要件」、「年齢要件」が課せられてるからでしょうかねえ?

・投資家は職業上の英語を話すこと
・投資家は45歳又はそれ以下の年齢であること

日本人富裕層のなかで、そもそも45歳以下が少ないし、英語を話す人はさらに少ない・・・その辺がネックになっているのだと思います。

とはいえ、世界中の英米先進国が、投資移民ビザのハードルを、軒並み引き上げているのが昨今のトレンドなので、「お金で永住権を買う」なら、早く行動した方が良いと私は思います。

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ケアンズでJRパス断念!

こんにちは、Manachanです。

ケアンズ滞在2日目、今日は子供たち連れて、近所のショッピングセンターに行きました。

お小遣いでキャンディ買って・・・

メリーゴーランドやって・・・

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シュノーケル買いました♪

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ショッピングセンターでは、私の用事もありました。それが、

ケアンズで、ジャパンレールパス(JRパス)を買う

以前の日記にも書きましたが、

ジャパンレールパス購入記(2011/9/6)

ジャパンレールパス(JRパス)は、新幹線を含む、日本のJR線乗り放題で、7日間で28,300円。東京-大阪間を単純往復しただけで、モトが取れてしまうというスグレモノ。

ただし購入資格要件があって、

1)日本に観光ビザで来た外国人
2)外国に永住権を有している日本人
3)国外に居住する外国人と結婚している日本人

上記のいずれかを満たす日本人は多くないため、世間的にあまり知られているわけではありません。私は「外国に永住権を有している日本人」なので、とりあえず買えます。

来週は、仙台と名古屋に行く用事があります。東京-仙台と、東京-名古屋を、新幹線で単純往復しただけで、4万円を超えますが、JRパス使えば大幅に安くなります。

日本でJRパスを取り寄せる場合、まずFEDEXで「JRパスの引換券」を送ってもらい、それを駅の「みどりの窓口」でJRパスに換える、という面倒な作業が必要なので、ケアンズにいる間に、旅行会社の窓口でJRパスをゲットしてしまおうと考えました。

しかし、だめでした・・・

オーストラリアの場合、JRパスは、ブリスベンで発券され、それを郵送でケアンズの旅行会社まで送るのに、最大1週間かかるそうで、

私がオーストラリアを発つ今週水曜日までに、間に合わない可能性がある

・・・というわけで、断念しました。

JRパスも、e-チケット化して、どの都市の窓口でも受け取れるようにしてくれれば便利でいいんだけどなあ。

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3か月ぶりに我が子に会う

いま、オーストラリア・ケアンズの、妻の実家にいます。

娘ソフィア(7歳)には、英語に囲まれる日常生活のなかで、毎日、日本語で日記を書かせています。今日の日記、


ぱぱが、おーすとらりあにきました。やったね。
くうこうで、ながいじかんまつのは、たのしくなかったです。
ぱぱがきて、うれしかったです。

子供たちに会うのは、7月17日以来ですから、実に3か月ぶりになります。

ソフィアは、日本語ちゃんと維持してましたけど、幼い息子ポニー(3歳)は、さすがに日本語ずいぶん忘れてしまい、話すのは英語ばかり。

私にも、英語で話したりするので、「パパと話す時は、日本語使ってね」と言うと、必死に、日本語思い出そうとしたり、お姉ちゃんに聞いたりしてました。日本語だけで会話成り立つのに、もう少し、時間がかかるでしょう。

子供たちは、ケアンズで、毎日楽しく過ごしているようでした。

ソフトボール教室に行ったり・・・

自宅の庭でプレイジムやったり・・・

「おじいちゃん」がいなくなった、家族の食卓は、今までよりも寂しくなりましたが、久しぶりに私が来て、少しだけ活気づいた感じです。

夜は、DVD鑑賞。今日はドラキュラ(英語版)

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恥ずかしい映像♥

こんなタイトルにすると、釣られてアクセス増えるかなあ~。

この映像は、今年9月29日、米国ロサンゼルスで、地域密着型不動産再生業を営むTurnstone社の創業者、カート氏への突撃インタビューした時の映像です(こちらも参照)。

私は、この会社から、物件仕入れようと思っています・・・インタビューの内容も、

・ターンストーンのビジネスモデルの核は?

・物件を購入する上での基準は?

・エリアの特性や投資するかの判断基準について

・格安でリノベーションする秘策とは?

その他、盛りだくさんですが、

あの日は、サンフランシスコ早朝発の飛行機でロス入りして、寝不足だったんだよなあ・・・頭ぼけてたかも。恥ずかしい。

今から、飛行機乗って、オーストラリア・ケアンズ行ってきまーす♪

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11/3~4、デトロイト不動産投資セミナー@東京

おはようございます。会長のManachanです。

銀杏並木が美しく色づきはじめる、11月の東京は、海外不動産セミナーラッシュ。その口火を切るのが、11月3日と4日に、二日連続で開催される、「デトロイト」をテーマとするセミナーです。

「アメリカなのに、200万円台から、広い土地付き戸建が買える」

「賃貸利回り、表面で30%以上を狙える(ネットでも20%前後)」

という、ウソみたいな好条件で投資できるアメリカ主要都市は、デトロイトを置いて他になく、それが多くの投資家を、この街に惹きつけてきました。私も、デトロイトで不動産投資やって、毎月、お家賃入ってきています♪

2012年の日本において、デトロイト不動産市場に日本人投資家を結びつける立役者となってきた二つの団体、

「アジア太平洋大家の会」(APHOC)

「アメリカ不動産大家の会」(AREO)

の2団体コラボによる、大型セミナー企画が実現しました。

今回は記念セミナー企画なので、皆様を、特別価格3000円でご招待いたします。

デトロイト・・・といえば、北米自動車工業の本場、フォード、GM、クライスラーの本拠地、またはエミネム、モータウンの故郷、等として知られますが、最近では、「アメリカ不動産投資の本場」という呼び名に、変わってきつつあります(本当かよ?)

2011年の東日本大震災をきっかけに、一気に火がついた感のある、日本の海外不動産投資ブーム。低迷が続く日本経済を横目に、より成長期待の高いマーケット、あるいは、安心できる投資対象を求めて、

日本人投資家の目は、マレーシア、フィリピン、タイなどの、アジア新興国。あるいは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど、欧米先進国に向けられてきました。

特に、この時期、アメリカ不動産投資ブームを引っ張ってきた都市といえば、デトロイト。デトロイト不動産の、何が魅力的なのか?・・・とにかく、話を聞きにきませんか?


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【第一回目セミナー】
2012年11月3日(土) セミナー13;30~17;00

[会場]ちよだプラットフォームスクウェア 地下1F、ミーティングルーム002
東京都千代田区神田錦町3‐21 
TEL:03-3233-1511 FAX:03-3233-1501

[アクセス] 地下鉄東西線竹橋駅徒歩3分、大手町駅徒歩8分、JR神田駅徒歩12分
地図 → http://yamori.jp/access/

[参加料金] 3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=16&skin

※懇親会は、 11月3日(土) 18:00~  神田近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【第二回目セミナー】
2012年11月4日(日) セミナー13;30~17;00

[会場] 新橋駅前プラス
東京都港区新橋1丁目17番1号 新幸ビル4階

[アクセス] 東京メトロ銀座線(都営浅草線) 新橋 駅 7 番出口. JR 新橋駅 銀座口改札 徒歩2分
地図  http://www.ginza-plus.net/pdf/map/customer_shinbasi_map.pdf

[参加料金]  3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=17&skin

※懇親会は、 11月4日(土) 18:00~  新橋近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【セミナー講演内容、時間割】 (11月3、4日とも共通)

13;30~14;20  オーストラリア、米国他都市と比較したデトロイト不動産投資 (APHOC会長 鈴木学)
14;30~15;00 中国、フィrリピンと比較したデトロイト不動産投資  (AREO事務局長 天竜靖)
15;10~16;30 デトロイト一棟アパート投資の魅力、物件紹介 (AREO会長、岩佐直亮)
16;30~17;00 質疑

※会場は18;00まで使えますので、名刺交換、個別相談なども受け付けます。

※申込者はAREO無料会員に、主催者(AREO)から登録されます

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今回の記念セミナーは、2つの狙いがあります。

1)初めての方に、デトロイト不動産投資の魅力を知っていただく

・なぜ今、デトロイト投資なのか?
・米国の他都市や、それ以外の国にも投資できるのに、それでもデトロイト投資を一押しする理由は何か?

について、経験豊富な講師が、自らの投資経験を踏まえて解説いたします。

今回は、「米国内他都市」、「オーストラリア」、「中国」、「フィリピン」との比較により、デトロイトという投資対象に、グローバルな視点からアプローチしていきます。


2)デトロイト不動産投資経験者向けに、より確実に収益の上がる物件・方法を提案す

・デトロイトに物件買ったけれど思ったより修繕に時間がかかる。
・市役所の賃貸許可に非常に時間がかかる。

これらの問題は若干時間はかかっても解決していきます。しかしあくまで投資である以上、全員が必ず成功するわけではありません。

デトロイト投資において成功確率の高い立地、物件は何なのか、特に、「デトロイト高収益一棟アパート」を中心に、多数、物件紹介を行っていきます。

記念すべきコラボ企画。できるだけ、多くの皆様にご参加いただくために、

定価3000円という・・・講演内容から考えれば、「ウソみたいな低価格」で、ご招待いたします。

実際、デトロイトでは「ウソみたいな低価格」で、日本では滅多にお目にかかれない、広い敷地に、レンガづくりの素敵な戸建、一棟アパートなどが買えます。

外国人でも、完全な土地所有権が手にできて、法制度も大変しっかりしており、安心度の高い投資ができます。

1ドル=79円という、史上空前の円高水準のいま、アメリカという、「でっかい大陸」で、土地建物のオーナーになって、

しかも、「世界の基軸通貨・米ドル」で賃料
を得るチャンスが、日本人にもめぐってきました。滅多に企画できないセミナーですので、皆様、ふるってご参加ください。早いもの勝ちです!!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【第一回目セミナー】
2012年11月3日(土) セミナー13;30~17;00

[会場]ちよだプラットフォームスクウェア 地下1F、ミーティングルーム002
東京都千代田区神田錦町3‐21 
TEL:03-3233-1511 FAX:03-3233-1501

[アクセス] 地下鉄東西線竹橋駅徒歩3分、大手町駅徒歩8分、JR神田駅徒歩12分
地図 → http://yamori.jp/access/

[参加料金] 3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=16&skin

※懇親会は、 11月3日(土) 18:00~  神田近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【第二回目セミナー】
2012年11月4日(日) セミナー13;30~17;00

[会場] 新橋駅前プラス
東京都港区新橋1丁目17番1号 新幸ビル4階

[アクセス] 東京メトロ銀座線(都営浅草線) 新橋 駅 7 番出口. JR 新橋駅 銀座口改札 徒歩2分
地図  http://www.ginza-plus.net/pdf/map/customer_shinbasi_map.pdf

[参加料金]  3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=17&skin

※懇親会は、 11月4日(土) 18:00~  新橋近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【セミナー講演内容、時間割】 (11月3、4日とも共通)

13;30~14;20  オーストラリア、米国他都市と比較したデトロイト不動産投資 (APHOC会長 鈴木学)
14;30~15;00 中国、フィrリピンと比較したデトロイト不動産投資  (AREO事務局長 天竜靖)
15;10~16;30 デトロイト一棟アパート投資の魅力、物件紹介 (AREO会長、岩佐直亮)
16;30~17;00 質疑

※会場は18;00まで使えますので、名刺交換、個別相談なども受け付けます。

※申込者はAREO無料会員に、主催者(AREO)から登録されます

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それでは、セミナー会場でお会いできるのを、楽しみにしています。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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11/3~4、デトロイト不動産投資セミナー@東京

おはようございます。会長のManachanです。

銀杏並木が美しく色づきはじめる、11月の東京は、海外不動産セミナーラッシュ。その口火を切るのが、11月3日と4日に、二日連続で開催される、「デトロイト」をテーマとするセミナーです。

「アメリカなのに、200万円台から、広い土地付き戸建が買える」

「賃貸利回り、表面で30%以上を狙える(ネットでも20%前後)」

という、ウソみたいな好条件で投資できるアメリカ主要都市は、デトロイトを置いて他になく、それが多くの投資家を、この街に惹きつけてきました。私も、デトロイトで不動産投資やって、毎月、お家賃入ってきています♪

2012年の日本において、デトロイト不動産市場に日本人投資家を結びつける立役者となってきた二つの団体、

「アジア太平洋大家の会」(APHOC)

「アメリカ不動産大家の会」(AREO)

の2団体コラボによる、大型セミナー企画が実現しました。

今回は記念セミナー企画なので、皆様を、特別価格3000円でご招待いたします。

デトロイト・・・といえば、北米自動車工業の本場、フォード、GM、クライスラーの本拠地、またはエミネム、モータウンの故郷、等として知られますが、最近では、「アメリカ不動産投資の本場」という呼び名に、変わってきつつあります(本当かよ?)

2011年の東日本大震災をきっかけに、一気に火がついた感のある、日本の海外不動産投資ブーム。低迷が続く日本経済を横目に、より成長期待の高いマーケット、あるいは、安心できる投資対象を求めて、

日本人投資家の目は、マレーシア、フィリピン、タイなどの、アジア新興国。あるいは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど、欧米先進国に向けられてきました。

特に、この時期、アメリカ不動産投資ブームを引っ張ってきた都市といえば、デトロイト。デトロイト不動産の、何が魅力的なのか?・・・とにかく、話を聞きにきませんか?


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【第一回目セミナー】
2012年11月3日(土) セミナー13;30~17;00

[会場]ちよだプラットフォームスクウェア 地下1F、ミーティングルーム002
東京都千代田区神田錦町3‐21 
TEL:03-3233-1511 FAX:03-3233-1501

[アクセス] 地下鉄東西線竹橋駅徒歩3分、大手町駅徒歩8分、JR神田駅徒歩12分
地図 → http://yamori.jp/access/

[参加料金] 3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=16&skin

※懇親会は、 11月3日(土) 18:00~  神田近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【第二回目セミナー】
2012年11月4日(日) セミナー13;30~17;00

[会場] 新橋駅前プラス
東京都港区新橋1丁目17番1号 新幸ビル4階

[アクセス] 東京メトロ銀座線(都営浅草線) 新橋 駅 7 番出口. JR 新橋駅 銀座口改札 徒歩2分
地図  http://www.ginza-plus.net/pdf/map/customer_shinbasi_map.pdf

[参加料金]  3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=17&skin

※懇親会は、 11月4日(土) 18:00~  新橋近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【セミナー講演内容、時間割】 (11月3、4日とも共通)

13;30~14;20  オーストラリア、米国他都市と比較したデトロイト不動産投資 (APHOC会長 鈴木学)
14;30~15;00 中国、フィrリピンと比較したデトロイト不動産投資  (AREO事務局長 天竜靖)
15;10~16;30 デトロイト一棟アパート投資の魅力、物件紹介 (AREO会長、岩佐直亮)
16;30~17;00 質疑

※会場は18;00まで使えますので、名刺交換、個別相談なども受け付けます。

※申込者はAREO無料会員に、主催者(AREO)から登録されます

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今回の記念セミナーは、2つの狙いがあります。

1)初めての方に、デトロイト不動産投資の魅力を知っていただく

・なぜ今、デトロイト投資なのか?
・米国の他都市や、それ以外の国にも投資できるのに、それでもデトロイト投資を一押しする理由は何か?

について、経験豊富な講師が、自らの投資経験を踏まえて解説いたします。

今回は、「米国内他都市」、「オーストラリア」、「中国」、「フィリピン」との比較により、デトロイトという投資対象に、グローバルな視点からアプローチしていきます。


2)デトロイト不動産投資経験者向けに、より確実に収益の上がる物件・方法を提案す

・デトロイトに物件買ったけれど思ったより修繕に時間がかかる。
・市役所の賃貸許可に非常に時間がかかる。

これらの問題は若干時間はかかっても解決していきます。しかしあくまで投資である以上、全員が必ず成功するわけではありません。

デトロイト投資において成功確率の高い立地、物件は何なのか、特に、「デトロイト高収益一棟アパート」を中心に、多数、物件紹介を行っていきます。

記念すべきコラボ企画。できるだけ、多くの皆様にご参加いただくために、

定価3000円という・・・講演内容から考えれば、「ウソみたいな低価格」で、ご招待いたします。

実際、デトロイトでは「ウソみたいな低価格」で、日本では滅多にお目にかかれない、広い敷地に、レンガづくりの素敵な戸建、一棟アパートなどが買えます。

外国人でも、完全な土地所有権が手にできて、法制度も大変しっかりしており、安心度の高い投資ができます。

1ドル=79円という、史上空前の円高水準のいま、アメリカという、「でっかい大陸」で、土地建物のオーナーになって、

しかも、「世界の基軸通貨・米ドル」で賃料
を得るチャンスが、日本人にもめぐってきました。滅多に企画できないセミナーですので、皆様、ふるってご参加ください。早いもの勝ちです!!


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【第一回目セミナー】
2012年11月3日(土) セミナー13;30~17;00

[会場]ちよだプラットフォームスクウェア 地下1F、ミーティングルーム002
東京都千代田区神田錦町3‐21 
TEL:03-3233-1511 FAX:03-3233-1501

[アクセス] 地下鉄東西線竹橋駅徒歩3分、大手町駅徒歩8分、JR神田駅徒歩12分
地図 → http://yamori.jp/access/

[参加料金] 3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=16&skin

※懇親会は、 11月3日(土) 18:00~  神田近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【第二回目セミナー】
2012年11月4日(日) セミナー13;30~17;00

[会場] 新橋駅前プラス
東京都港区新橋1丁目17番1号 新幸ビル4階

[アクセス] 東京メトロ銀座線(都営浅草線) 新橋 駅 7 番出口. JR 新橋駅 銀座口改札 徒歩2分
地図  http://www.ginza-plus.net/pdf/map/customer_shinbasi_map.pdf

[参加料金]  3000円

「申込リンク」 → http://www.asia-pacific.tv/pp/button.php?id=17&skin

※懇親会は、 11月4日(土) 18:00~  新橋近辺で開催します。参加費は5000円程度。

【セミナー講演内容、時間割】 (11月3、4日とも共通)

13;30~14;20  オーストラリア、米国他都市と比較したデトロイト不動産投資 (APHOC会長 鈴木学)
14;30~15;00 中国、フィrリピンと比較したデトロイト不動産投資  (AREO事務局長 天竜靖)
15;10~16;30 デトロイト一棟アパート投資の魅力、物件紹介 (AREO会長、岩佐直亮)
16;30~17;00 質疑

※会場は18;00まで使えますので、名刺交換、個別相談なども受け付けます。

※申込者はAREO無料会員に、主催者(AREO)から登録されます

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それでは、セミナー会場でお会いできるのを、楽しみにしています。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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イスタンブール不動産

おはようございます。Manachanです。

昨年2月に、海外不動産投資勉強会組織として立ち上げた、「アジア太平洋大家の会」。不動産投資といえば、ほとんど国内ばかり・・・という日本において、当時は「アジア太平洋」と名乗っただけでも「すげー!」と言われたものですが、

わずか1年で、時代は変わるものです。今は類似団体がいくつか、立ち上がってきている上に、最近は我々も、投資範囲が大きく広がり、「アジアでも太平洋でもないじゃん!」エリアの物件も、多数扱うようになりました。

9月には、有料会員限定ですが、「英国収益物件セミナー」をやりました。ロンドンの、億ションが当たり前の都心エリアから、500~600万で買えてグロス14%くらいで回る郊外の物件まで、扱いました。英国は、誰がみても、アジアでも太平洋でもないですね。

最近は、

「イスタンブール不動産物件」

の話まで、入ってきています。

こんな物件だそうです。

私が懇意にしている、英国在住のS氏が、 カタール企業とロンドンにて打ち合わせを行って、仕入れてくれたネタです。ポイントを要約すると、

・TEMハイウェイに面し、近くには地下鉄が通り通勤、通学、ショッピングにも便利

・プロジェクトの敷地内には、3,080戸の住居をもつ17棟のマンションの20戸のヴィラが建設される。

・エコ設計!住居部分の電力はすべて天然ガスでカバーされる。熱電供給システムにより、住居部分の暖房は天然ガス所の廃棄物をリサイクルし補われる。

・観光シーズン(4月から9月)に100日ほど賃貸に出せば、表面で12%の利回りがつく

・土地を所有するのはトルコ政府

・周辺のエリアでも開発が進んでいるため、キャピタルの成長にも期待(現在は年20%の成長)

・物件の所有権は外国人でも持つことができる

・24時間のメンテナンスとコンシェルジュ、敷地内の施設(スイミングプール、ジム、ガーデンなど)の使用、共有スペース

・来年の3月末にすべての建設が終了

イスタンブールは、トルコ最大の都市・・・でもって、トルコって、景気良いみたいです。

東アジアだと、やれタイだフィリピンだ、マレーシアだミャンマーだ・・・いろんな新興国がありますが、ヨーロッパ・西アジア方面で、経済絶好調な新興国といえば、やはり「トルコ」らしい。

トルコは、あの「ギリシャ」の隣りでありながら、経済は相変わらず強く、世界的チョコレート企業の「ゴディバ」を買収したり、ボスポラス海峡の両岸に、外資も入った大規模開発プロジェクトが目白押しだったりと、景気良い話が、次々と聞こえてきます。

景気絶好調のトルコ・イスタンブールなら、さぞかし、物件高いんでしょうね・・・と思いきや、見てみたら、

あれっ、まだこんな値段で買えるの!!

と思うほど、意外に安かった・・・

イスタンブール不動産、「アジア太平洋大家の会」で扱ってみよかな・・・と思うくらいの、お手頃な価格帯。

英国や、トルコの物件・・・もはや、「アジア」、「太平洋」を名乗るのが、自己矛盾に思えてきます。おっと、トルコはギリギリ、アジアといえるかも・・・。

トルコは日本から距離遠いですが、「親日国」としても知られています。というか、西アジア・中近東一帯が、かなりの親日エリアであるよう。お互い、近所の国は、超・大嫌いでも、日本のことは誰もが好き、みたいな感じかな。

イスタンブール不動産の話、聞いてみたいですか?

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アジア~超特急の高齢化と、不動産投資

おはようございます。Manachanです。

ここ数か月、本業のサラリーマン仕事の他、月2~3回ある海外不動産セミナーの準備、著書・コラム執筆などで、平日も週末もない、多忙な日々が続いています。

私にとって初となる、著書出版(共著ですが・・・)も、佳境に入っています。その関連で、東南アジア各国の人口や高齢化について調べていたら、新たな発見がありました。

アジアの高齢化スピードって、すごすぎる・・・

たとえばの話、タイの年齢別人口比率の推移。2001年と2011年のデータを比べると、


0-14歳, 23.43%(2001)→19.9%(2011)
15-64歳, 69.95%(2001)→70.9%(2011)
65歳以上, 6.62%(2001)→9.2%(2011)

10年経つうちに、いつの間にか、14歳以下の人口比率が20%を割り、65歳以上老年人口が7%を超える「高齢化社会」に突入していました。タイはASEAN新興国では最も早く、高齢化に直面する社会と言えるでしょう。

東アジア、東南アジアを俯瞰してみると、高齢社会への移行は、5つのグループに分かれることが分かれます。

高齢化社会:老年比率人口>7% (人口ボーナスが、まだ若干残っている段階)
高齢社会:老年比率人口>14% (人口ボーナスが終了する段階)

とすると、

第一グループ:日本 (高齢化社会1970年、高齢社会1990年代)

第二グループ:韓国、台湾、香港、シンガポール (高齢化社会1990年代、高齢社会2010年代)

第三グループ:中国、タイ (高齢化社会2000年代、高齢社会2020年代)

第四グループ:インドネシア、マレーシア (高齢化社会2020年、高齢社会2040年代)

第五グループ:フィリピン、インド (高齢化社会2030年前後)

平たくいうと、

・日本が、アジアに先駆けて、高齢化社会に突入

・アジアNIES(韓、台、香、シンガ)が、日本より20年遅れて、高齢化社会に突入

・中国とタイが、アジアNIESに10年遅れて、高齢化社会に突入

・マレーシアとインドネシアが、中国・タイに15年遅れて、高齢化社会に突入する見込み

・フィリピンとインドが、マレーシア等より10年遅れて、高齢化社会に突入する見込み

そして興味深いことに、

高齢化社会から、高齢社会に移行するスピードは、どの国も20年前後で、ほぼ変わらない!

【高齢化社会から高齢社会までの移行にかかった(かかる)年数】

・日本 24年 (高齢化1970、高齢1994)
・台湾 25年 (高齢化1993、高齢2018)
・韓国 18年 (高齢化2000、高齢2018)
・シンガポール 17年 (高齢化1999、高齢2016)
・中国 24年 (高齢化2002、高齢2026)
・タイ 22年 (高齢化2002、高齢2024)
・マレーシア 23年 (高齢化2020、高齢2043)

つまり、いま日本が直面している、高齢社会、低成長、財政難・・・とった問題は、どのアジアの国も、いずれ体験するわけですね。

不動産投資の側面からいっても、面白い。各国の経済・不動産市況は、人口構成の影響を受けている面が大きいからです。

どの国も、人口ボーナスが、間もなく終わりを迎える時期にこそ、経済がピークに達し、それ以降は、「高齢社会」→「需要増えない」→「低成長、デフレ気味」という、静かな時代に移行していく。経済成長の主役を他国に譲る・・・という仮説は、あながち間違っているとは思えません。

日本(第一グループ):
人口ボーナスが終わってから、すでに20年を経過して。低成長が続き、不動産市場も成熟化。一般論としてキャピタルゲインは望めず、インカムゲイン中心の投資が主流。

アジアNIES(第二グループ):
「韓流・サムソンの躍進」、「シンガポールの奇跡」などで、派手なニュースが多いが、間もなく、人口ボーナス終了し、低成長時代を迎える。不動産相場は、どの国もピークに近く、キャピタルゲイン狙いの時代は間もなく終了する。だんだん、日本に近い状態になっていくかと・・・

中国・タイ(第三グループ):
急速に高齢化しつつも、まだ、多少の伸びしろはある社会。不動産も、すでにバブッた一部大都市(中国沿海やバンコク)は別として、地方都市では当面、キャピタル十分狙えるでしょう。

インドネシア・マレーシア(第四グループ)
まだ、高齢化社会に突入していない、人口が比較的若い社会。経済成長も、不動産市場の成長もこれから本格化するでしょう(外資入ってバブった一部都市を除く・・・)。

フィリピン・インド(第五グループ)
高齢化どころか、まだ子供が多く、彼らが今後どんどん都市に出て、労働市場に入ってくる段階。フィリピンの人口ボーナスは、あと40年は続くので、私の生きてる間は、高齢化心配しなくて良い。むしろ、若い人に雇用をつくれるかどうかが課題。

無論、人口構成だけで全てが分かるわけではないにせよ、要は、それぞれの社会の状況に応じた、最適な不動産投資戦略を練っていけば良いわけです。

日本は幸い、アジアに先駆けて、経済成長、高齢化を体験しているので、分かりやすいですね。高齢化に関する各国の「時差」を当てはめれば、


アジアNIES:日本の1990年頃(バブル崩壊前夜)に相当
中国・タイ:日本の1980年前後(安定経済成長期)に相当
インドネシア・マレーシア:日本の1965年前後(高度成長期)に相当
フィリピン・インド:日本の1955年前後(戦後復興期)に相当

ということになります。

最後に一言:この世に存在するものは、時差しかない。

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