2014年 2月 の投稿一覧

オバマリスクと世界政治

こんにちは。Manachanです。

最近、米国オバマ大統領の迷走ぶりがひどい・・と思うのは、私だけではないでしょう。少なくとも私、物心ついてから、こんなに「弱々しいアメリカ」は、見たことありません。

いま、アメリカの絶対的な国際的地位が弱まっており、議会にも「ねじれ」が生じて運営が厳しい・・・という面もありますが、オバマさんの外交能力不足が、さらに拍車をかける。

・シリアで、「最後の一線を超えた!」と威嚇しておきながら、軍事介入の可否を議会に丸投げ。結局、びびって何もできず、ロシアのプーチン首相に足元みられて、和解案出されてチャンチャン。

・ドイツやフランスでは、首脳の携帯電話盗聴疑惑で関係が険悪化。

・ロシアとも関係悪く、ソチオリンピックの開会式にも出席せず

・アジア太平洋では、TPP閣僚会議に出席できず、「旗振り役」不在の不毛な会合に(TPP反対派は大喝采)。

リーダーシップ欠如、何も決められない政治、世界中から愛想をつかされる指導者・・・そう、日本でも数年前に体験しましたね。

あの民主党政権時代に、多くの日本国民が感じた不安・・・それをいま、世界中が、ホワイトハウスにいる一人の男に対して、抱いているかのようです。

私は米国の有権者じゃないけれど、老婆心ながら、本当にオバマがトップでいいの?それでアメリカ人は納得してるの?このままでは、「世界唯一の超大国」が、ロシア・中国と同レベルの「フツーの大国」に転落してしまうじゃん。

せっかく、他の追随を許さない軍事力を持っていても、肝心の政治力があれじゃあねえ。全く無意味じゃん。

東アジアに対しても、ひどい外交スキルを発揮していますなあ・・・

・2013・12・26 安倍さんの靖国参拝に対する「失望」声明

と威勢こいておきながら・・・結局、日本に対して何もできず、

・2014/2/13 米国が核攻撃を含むあらゆる攻撃から同盟国である日本を守ると いう「揺るぎない」立場を約束。

これじゃ、中国怒るよなあ・・・と思いきや、

・2014/2/21 チベットは中国の一部であり、独立は支持しない発言

中国に気を遣ってるのか・・・でも、結局チベットにも中国にも不信を抱かせる発言ではなかろうか?

何なの、この発言のブレ方、思慮のなさ・・・言っちゃ悪いが、ルーピー鳩山レベル。

安倍さんも、オバマさんの足元みてるよね。結局、あの人は文句言うだけで何もできないと分かってるから、面従腹背、何度でも靖国参拝するでしょうね。

オバマさん、この4月に、失点を挽回すべく、日本を含め、東アジア歴訪するみたいですけど・・・・この人に一体、何が決められるんだろう?能力低い分、また新しい火種つくってくるのではないだろうか?

いまウクライナが大変なことになってますけど、外交巧者プーチンさんを前にしては、赤子の手をひねられるように、何もできずに、帰ってくるだけでしょう。

たぶん彼は、「秀才」で「ヘタレ」なんでしょうね・・・それは、アメリカ大統領に求められる資質・能力じゃあない。

かくして、アメリカの威信は低下するばかり・・・この大統領だと、ロシア、中国は喜ぶでしょうな。シリアのアサド大統領も、オバマで良かったって思ってることでしょう。

日本は、アメリカが頼りにならない分、全方位外交をしなくちゃならない。ロシアと接近したり、インドやアフリカと仲良くしたり・・・安倍さんも、世界中駆けずり回ってますもんね。

オバマさんの任期が、あと3年もあるのが気がかりです。なんとか、世界の平和や経済があと3年もって欲しい。そして、アメリカ国民が、次はもっとマシな指導者を選んで欲しい。

アメリカ大統領職は、アメリカ人だけのものではないはずだから・・・

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中国‐成熟と閉塞感の時代

こんばんは、Manachanです。

昨日は、名古屋での「タイ土地投資セミナー」。バンコク在住の講師、佐々木扶美さんとのコラボ企画でした。

アジア太平洋大家の会主催・共催のセミナーは、すでに開催100回を超えます。私も仕事柄、たくさんの講師の方々と親交がありますが、実にいろんな方がいるものですね。佐々木さんは、「メインの講演」よりも、「質疑応答」で実力を発揮するタイプ。受講者の質問に答えて、タイの話をすればするほど、信頼感や好感度が増していくという、あの独特なキャラクターがいいですね…昨日のセミナーも、とても好評でした。

セミナーが終わった後は、タクシー飛ばして名古屋マリオットホテルに駆けつけ、「旧友」に会ってきました。彼は大連勤務時代(2005-07)の中国人の同僚(イニシャルはFT)で、いま、長期出張で名古屋に来ています。今回は7年ぶりの再会。

私、FTとは、同期同日入社。忘れもしない2005年3月7日、氷点下4度の大連で、一緒に入社オリエンテーションを受けた仲間です。同日の入社人数は約10名で、外国人は私ひとりだけ、あとは全部中国人でした。

約1時間にわたるオリエンテーションは中国語で行われ、終わった後、私は中国語のノートPCを渡され、配属先のチームに案内されました。

【以前、私が働いた、大連ソフトウェアパーク】

その後も、同月同日入社の仲間同士で、時々食事に行ったりして、仲良くしていました。入社2年後の2007年、私は日本渡航(移住)と転職のため、退社。一方FTはそのまま会社に留まり、今日に至ります。彼はそれなりに出世して、プロジェクトマネジャーになっていました。今は台湾、日本、オーストラリア、インドと、海外出張で飛び回る多忙な日々。

はたからみれば、充実した職業人生。でも本人は、そういう日々に満足してないようです。

とにかく、きついんだよ。お前(Manachan)みたいに、早くITの仕事辞めたいんだ・・

と彼はいいます。

中国は、競争がむちゃくちゃ激烈。若くて、優秀な奴がたくさん居すぎるんだよ。30歳そこそこなのに、技術知識完璧、英語完璧、日本語もできて、プロジェクト経験豊富…そんな連中と張り合わなきゃならない。とにかく、中国は人が多すぎる。

かくいう彼は、40代前半。私と同世代。

でも、その割に仕事の量が伸びてるわけじゃない。お前(Manachan)に居た頃と違って、マネジャー・役職者が増えて、ルールや決まり事も格段に増えた。たくさんの同僚が会社を辞めていった。仕事やりにくい環境になってるよ。

お前がいた頃(2005~07年)が、会社の黄金時代だったのかもな。あの頃は、ビジネス伸びていたし、皆が、夢と希望をもって一生懸命働いた。今は全然違うけどな・・・

私が大連にいた頃は、仕事が、本当に楽しかった。発展感、期待感、わくわく感に満ち満ちて…18年のサラリーマン人生のなかで、あれだけ充実した日々は、前にも後にもありませんでした。

当時、中国人の社員は非常に若くて経験が浅く、マネジャー層の人材は外国に求めざるを得ませんでした。その多くは、台湾、香港、シンガポールや、欧米諸国で働いた華人系の人間が担っていました。その他、技術者層はインドやフィリピンに人材を求めていましたから、

明治の日本がそうであったように、まさに、「中国、世界に教えを乞う」状態。ダイナミズムがすごかった。

でも、いま中国で働いても、あの頃と同じ体験はできないんだろうなと思います。私が中国を去ってから7年。この間に、


・大企業化
・サラリーマン化
・管理・監視体制

が急速に進み、以前のような高揚感が職場から失われたのだと思われます。FTだけでなく、数名の同僚が異口同音にそう言いますもんね。

これは、日本もたどった道。かつて、日本の多くの職場にも、成長期待と希望に満ち溢れた時期があり、働く人々もやる気に満ち溢れ、がむしゃらに、猛烈に働いた。その結果、日本の経済は大いに伸びた。

その高揚感が、次第に変質していく。経済的繁栄が続くなかで、働く人々は安定を求め、リスクを嫌い、失敗を恐れるようになった。そして、管理者層からワーカー層まで、全部日本人だけで固まって、多様な発想力も失われていった。その後、バブルが崩壊して、日本経済から「成長」の二文字が消えていった…

中国も、多少の時差はあれ、日本と同じ道をたどっているのだと思います。この先、中国の経済は成熟し、低成長の時代を迎え、いまの日本と同様、多くの人が閉塞感を感じることでしょう。

それに人口動態的にも、中国は日本や韓国と同じ、少子高齢化の典型パターンですもんね。日本から数十年遅れて、ハイパー高齢化社会を迎えることが、ほぼ決まっています。

人にも、国も、「旬な時期」というものがある。私は、働く者として、中国の「一番旬な時期」を体験できて、とてもラッキーだったと思いますが、そういう時期は、わずか数年の間に過ぎ去ってしまうものなのでしょうね。

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中韓が、英語圏で活躍する理由

こんばんは、Manachanです。

前回の日記、「日本人ひとりぼっちの10年」の続き。再度引用しますが、

(英米圏のいろんな国で・・・)同じアジア人でも中国人や韓国人はたくさんいるのに、日本人は私しかいない。

その理由はなぜなのか?を、私の体験から、考えてみました。

私が身を置いていたのは、オーストラリアやアメリカの、多国籍IT企業の現場。エンジニアやマネジャーとして、英語ネイティブたちにまじって、中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、フィリピン出身のアジア人たちがたくさん働いていましたが、日本人は限りなく少なくて、見渡す限り私ひとり・・・みたいな状態が続きました。7年も8年も、ずっとそんな状態。

アジア人の同僚たちを、よく観察してみると、

・シンガポール、マレーシア、フィリピンなどの出身者は、母国の大学を卒業して英米で就職した者が多いのに対し、
・中国、韓国など、非英語圏の出身者は、移民第二世代か、英語圏で高等教育を受けた者がほとんど

「移民第二世代」という言葉が分かりにくいので、解説しますと、

・中国や韓国をルーツに持ち、親の代から英語圏に移民して、本人は英語圏で育ち、英語の教育を受けた者

彼らの多くが、ファーストネームは英語名です、リチャード・チャンとか、グレース・リーとかね。アジアの顔、心は英語圏人・・・というパターン、

特に、リチャード・チャンとか、マイケル・チャンみたいな名前は、アメリカやオーストラリアでも、かなり多い部類に入るのではないでしょうか。まじで、人数が半端ないですから。

そうした、無数の第二世代アジア人「リチャード・チャン」たちが、英米圏の第一線の現場で、活躍しているわけです。アジア人は概して教育熱心なので、高等教育を受けた者が多く、財界、法曹界、政界で活躍している者も少なからず・・・

でもって、彼らのルーツは、中国や韓国が多い。同じアジアの民族でも、日本人がかなり少ない・・・というのが現状かと思います。

つまり、「リチャード・チャン」は多くても、「リチャード・スズキ」が極めて少ない。そのプレゼンスの差が、アメリカにおける慰安婦の像みたいな問題になって出てきていると思います。

私、以前の日記「激突!橋下発言vsアングロサクソン」で書きましたけど、こういう問題に対して、日本から、日本人にしか分からんロジックで攻撃しても意味ないと思いますよ。

アメリカで活躍する日本人をもっと増やして、プレゼンスを示さなければ、日本のリスクは高くなると思います。

Zappos創業者Steve Hsieh、Youtube創業者Steve Chen・・・
中華圏から米国に移民した第二世代が、いま、大活躍しています。

さらに言うと、これは、単なる「時差」の問題なのかと思います。つまり、中韓の方が、日本に比べて、英米圏に移住した歴史が長い。少なくとも、一世代以上は違う。

中国には、華僑という、海外移民の長い歴史があります。第二次大戦後だけをみても、共産主義の新中国あり、大躍進あり、四人組支配あり・・・それを嫌って海外に活路を求めた中国人が非常に多かった。今みたいに、目覚しい経済発展をしてもなお、富裕層は中国から出国しまくってます・・・

韓国でも、朝鮮戦争あり、ベトナム戦争あり、北緯38度線の分断あり・・・常に移民が、海外に向かいました。

それと同時期に、日本は、経済成長を謳歌し、平和で住みよい国ができた。わざわざ、海外移民する必要性を感じる日本人も少なかった。

日本で、海外へ越境、長期滞在、移住・・・という社会現象が起きたのは、ごく最近のことですし、数だって、まだそんなに多くありません。

最近、海外に出た、日本人のなかから、次の世代が生まれて、英語の教育を受けて、英語圏で活躍して・・・それが、まとまった数になるまで、あと20年以上は、かかるでしょう。それまでの間、英米圏のいろんな職場で、私が体験したような、「日本人ひとりぼっち」状態は、続くでしょうね。

もっとも、私は日本人一人ぼっちでも、寂しくありませんでしたけど・・・英語ちゃんと覚えて、いろんな人と仲良くなればいいだけだから。

英語を駆使して、アングロサクソンの理屈を使いこなして、世界の第一線で活躍する力強い日本の次世代が育つことを、願ってやみません。

私も、いま、リスクをとって海外に出ていく日本人を応援します。その行動が、次の時代に花開くと思いますから・・・

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日本人ひとりぼっちの10年

おはようございます。Manachanです。

私が関わっている「海外不動産投資」というジャンルは、日本全体からみればかなりマイナーでニッチな世界。そもそも、日本で「不動産投資」している人の割合が少なく、その上に「海外」となれば、さらに敷居が高くなりますので…

一言でいえば、「俺たちって、変り者だよねえ・・・」ってこと。

間口が狭い世界ゆえ、最近は、「隣接領域」の方々とのコラボが多くなっています。たとえば、

「金融・証券投資」の世界から、「海外不動産投資」へ (eg..内藤忍さんとのコラボ)
「ネット物販ビジネス」の世界から、「海外不動産投資」へ (eg..松浦公基さんとのコラボ)
「新興国ビジネスプロモーション」の世界から、「海外不動産投資」へ (eg..石田和靖さんとのコラボ)

彼らと一緒に仕事するのは、私にとって、とても刺激的で楽しいです。ペーパーアセット投資、ネット物販、新興国メディア…それぞれの領域を極めた優れた人々から、学ぶことはとても多い。

さらに嬉しいのは、皆さん、口を揃えて、「勇気をもって、海外に出ていこう」と提唱している。そして、ご自身が先頭に立って引っ張っていることです。

石田さんの呼びかけで、ドバイやアゼルバイジャンでビジネスを始めた人たち
内藤さんに触発されて、アメリカや東南アジアのコンドミニアムを買い始めた人たち
松浦さんに刺激を受けて、日本ではなく本場アメリカAmazon.comで出店を始めた人たち

そういう人たちのなかから、海外で大きく成功する者が続出しそうな気がします。どんな世界でもそうですが、日本の優秀な頭脳や優れた実践家が、リスクをとって海外に出ていく効果は大きい。

彼らをみていると、つくづく「私が、ここ10年間、海外に出ていろいろ苦労したことは、無駄ではなかった」と思います。

今が、「出国ブーム」なのだとすれば、私は10数年前から、海外に出ていました。1989-90年に台湾に渡って語学留学したのは置いておくとしても、2000年にオーストラリアに移住して非居住者になり、そのあと中国に渡って働き、短期間ながらインドや米国で勤務を経て、日本に戻ってきたのは2007年のことでした。

主に、現地採用のサラリーマンITエンジニアとして、いろんな国の現場で働いてきたわけですが、どこに行っても、

同じアジア人でも中国人や韓国人はたくさんいるのに、日本人は私しかいない。

オーストラリア・シドニーの現場でも、中国・大連の現場でも、アメリカ・ノースカロライナ州の現場でも、日本人向けのコールセンターみたいな業種で働く日本人は数名いても、英語や中国語を使う職場で、現地の人たちと同じ条件で働く日本人は、見渡す限り、私ひとり・・・

どの国・都市に行っても、私が日本を代表する民間外交官状態になっていました。

海外に、もっと出てくればいいのに、なんで日本を出ないんだろう?

日本の経済的、文化的プレゼンスが小さいわけでは、決してありません。オーストラリアの現場では、当時、アジア・パシフィックで一番社員数が多く、サーバーセンターや技術専門チームもあった日本とのやり取りが多かったし、

中国・大連の現場では、中国人社員向けに「世界のビジネスマナー」を学ぶ講座がありました。そこで「日本人との付き合い方」というトピックが非常に重視されており、「欧米人との付き合い方」と同じくらいの紙数が割かれていました。私も、職場で唯一の日本人として、講座に呼ばれて、いろいろコメントしていました。

オーストラリアや中国にとって、日本はかくも重要な国だと思われているのに、肝心の「日本の人間」が現地では非常に少ない。日系企業の駐在員は減る一方だし、私みたいに現地採用でフツーにエンジニアやるような人間は、さらに稀少。

彼らにとって「人」が見えないと、日本のプレゼンスは、さらに下がっていく一方です。一方、中国人や韓国人はたくさんいて、仕事で日常付き合っているわけだから、どうしても、そちらの法に親近感を覚えてしまうわけで・・・

アメリカで従軍慰安婦の像とか何とか、話題がありますが、あれも、アメリカにおける日本人のプレゼンスが、少なくともコリアンと比べてずっと少ないことが影響しているのではないでしょうか?

これを、何とかしたい。私にできることは、わずかですが・・・ま、そういう状況でチャレンジを続けてきたことだけは、自分でも誇りに思っています。

あとは、石田さん、内藤さん、松浦さんのような方々が、どんどん、風を起こしてほしいですね。海外で活躍する日本人を増やすために・・・私も頑張りますので。

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海外不動産、賃貸管理の時代に…

こんばんは、Manachanです。

「日本に海外不動産の魅力を伝え、健全な投資文化を根付かせたい」という思いから、3年以上頑張って活動してきた私のもとに、今日、うれしいニュースが飛び込んできました。

マレーシア不動産販売の国内最大手、フォーランド社が、ついに、マレーシア物件の賃貸管理サービスに乗り出すというのです。

フォーランド社は、Web・メディア戦略に優れ、日本中に富裕層顧客を抱える会社。昨年は、「一日平均一戸」という驚異のハイペースで、マレーシア、特に首都クアラルンプール(KL)の物件を売りまくり、一気に、業界最大手にのし上がりました。

私も、縁あって、フォーランド社とは良いお付き合いをさせていただいています。昨年前半から、同社の会長には、このように訴え続けてきました。

・マレーシアのプレビルド(未完成)物件をたくさん売ると、数年後、賃貸管理の問題が必ず出てきます。今から、業界に先駆けて、賃貸管理サービスを、早くはじめるべきだと思います。

・「海外不動産売るだけで、賃貸管理やらない」会社ばかりだと、2015~16年頃、物件が一斉に完成した後、何千人もの日本人が、貸せない、売れない、英語できない・・・間違いなく取り残されます。そして、社会問題になります。

・御社のような大手には、社会的責任があるのです。日本人が安心して海外不動産に投資できる環境づくりのため、そして業界発展のためにも、是非とも、賃貸管理サービスを始めてください。

昨年2月に書いた、「2016年、ジョホール不動産ショック」というブログエッセイをプリントアウトして、会長にも読んでいただきました。私の趣旨は、理解いただけたと思います。

その当時は、まだまだ時期尚早。日本人に売るようなマレーシア物件は、ほとんど完成してないから、管理すべき物件も皆無に近く、人を配置してコストをかける状況でもありませんでした。

あれから1年経ちました。完成物件もぼちぼち増え、マレーシア物件を実需で借りる日本人も増えてきました。そのタイミングをとらえて、いち早く賃貸管理サービスを始める…さすがですね。というより、私たち投資家の願望を具体的なかたちにしてくれて、有難いです。

まだ、サービス始まったばかりですが、しっかりしたウェブサイトを作って、査定・物件売却・賃貸管理サポート、内装・家具手配までやると、うたっています。

次のようなフォーマットで、物件賃貸希望も募るようです。フォーランド社の場合、既存顧客数が半端ないので、マレーシア物件に入居づけしたい人には、かなり使えるサービスかもしれませんね。

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|■年齢                     
|40才代                  

|■入居予定人数
|2~3名

|■希望ベッドルーム数
|1BR

|■希望月額家賃
|3000RM~4000RM

|■希望エリア・立地・環境
|KLCC ・ ブキビンタン

|■入居予定時期
|1ヶ月以内

|■長期滞在ビザ(MM2H)
|取得済み

|■ご要望など

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フォーランド社に限らず、「使い勝手の良い、海外物件の賃貸管理サービス」を始める業者は、歓迎します。投資家のためになるサービスは、どんどん、やって欲しいですね。

言葉を換えれば…日本では、まだ草創期にある海外(新興国)不動産投資も、少し成熟して、「物件売るだけの時代」から、「賃貸管理や売却サポートの時代」に入りつつあるといえそうですね。

【マレーシアに建ちまくるコンドミニアム・・・上手に管理できる会社が勝つ!】

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小泉敗北の教訓

こんにちは、Manachanです。

日曜日は、残雪の残る中、子供を雪そりに乗せて、都知事選の投票所に行きました。足元の悪いこともあり、投票率は46%台と伸びず、結果的に、組織選挙に徹した舛添氏がダブルスコアで当選しました。

投票所から帰ってきた後、我が家のポストに、細川氏の選挙チラシが入っていました。タイミング遅いっての!

結果的に小泉さんが一番目立ってる、このチラシ・・・それにしても、人選、センスねえなあ。これじゃあ、細川さんが負けるの、当然だと思いますよ。

なぜ、反原発文化人というだけで、味噌も糞も、仲間に入れたがるんだろう?

私は、「湯川れい子」の名前を見ただけで、細川さんに一票入れる気、なくしましたよ。

・私は、将来的に脱原発を目指していくべきだと考えますけど、今すぐゼロ!みたいなこと言う人は嫌い。

・原発憎し、と思いつめる余り、放射能の危険や健康被害を実態以上に言い募り、結果的に福島、東日本に対する風評加害者になっている連中は嫌い。

・原発、電力エネルギーのことを議論しているのに、辺野古とか、オスプレイとか、別の議論を持ち出してくる連中も嫌い。

・脱原発するなら、電力エネルギーを、どういう体制で供給し、コストを誰がどれだけ負担するのか…その辺を語らない人は信用しない。

私みたいに、考えている都民は、きっと多いはず。

これまで脱原発運動を主導してきた「左派」に対して反感を持つ、「脱原発派」は多いのです。同じ脱原発志向でも、左派と、中道・保守派は、相容れないのです。

その辺を洞察できず、脱原発だけで旋風を起こせると考えた「小沢一郎」、そして「小泉・細川コンビ」は、選挙で撃沈しました。

都民の60-65%が、「段階的な脱原発派」というデータもあるそうです。

小泉・細川コンビは、既存の左派的反原発運動ときっぱり手を切り、経済・雇用と両立する現実的反原発路線を打ち出して、保守中道の反原発票を取り込むべきだった。それなら、舛添に勝てたかもしれないのに。

首相という責任ある職を経験した二人なら、なおさら、国政の見地から、東電をどうするのか?廃炉コストを誰がどう負担するのか?10年後、20年後のエネルギー供給をどうするのか?そういう議論をして欲しかった。

「なんでも反対」、「ノープラン」…そんな、既存の左派的反原発運動とは、はっきりと手を切った選挙戦を展開して欲しかった。

それをやりきらなかったのだから、負けて当然ですよね。はっきり言う、時代遅れ!老害!


小泉・細川の敗北から、どんな教訓を引き出せるか?

【顧客層の特定】 誰に向いて、仕事するのか?

【取捨選択の勇気】 何を得て、何を捨てるのか、誰と組み、誰を切るのか?どんな価値観に基づいて判断するのか?

私も実際、「アジア太平洋大家の会」の運営で、いろんな問題に直面します。非営利の活動ながら、海外不動産投資という「お金儲け」を動機とする活動なので、舞台裏は、思い切り欲望や嫉妬のうごめく世界。

業者間の誹謗中傷合戦、投資家と業者間の契約・金銭トラブル・・・いろんな問題が起こり、その都度、「判断」しなければなりません。

「判断」するためには、判断基準と、それを支える「価値観」が必要となります。私は、次のように考えます。

・投資家の立場に立ち、常に投資家に向いて仕事をする。

・海外不動産の情報を得るため、業者と良い関係を保つことは大事だが、あくまで「業者目線」ではなく、「投資家目線」に立って活動する。

・業者、投資家云々以前に、日本や外国の法令を守り、「良き公民」としての義務を果たす。

そういう活動方針ゆえ、投資家の声を、ものすごく気にします。投資家から悪評の著しい業者との関係を切ったことも、何度もあります。評判の悪い業者のセミナーを手掛けただけで、自分自身も悪く言われたりしますから…

そんな感じで、取捨選択の連続ですよね。でも、価値観の軸さえズレなければ、決定的に間違うことはないと思っています。

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相模原にチャイナマネー殺到?

おはようございます。Manachanです。

私、昨年12月から、仲間と一緒に、Facebookを通じて、「アジア外国人向け日本不動産情報提供」を、中国語と英語で行ってきましたが、これまでは、読者から反応の反応もわずかで、鳴かず飛ばずでした。

ところが昨日、ある物件情報(リンク)をポストしたら、いきなり、香港と中国大陸から問い合わせが殺到して、対応に追われています。

【物件概要】
場所:神奈川県相模原市中央区
交通:相模線「南橋本駅」徒歩3分 
間取り:ワンルーム,15.95平米
築年:1989年2月築
現況:空室
価格:200万円
想定賃料:3.2万円/月
  

正直、意外でした。東京の遠い郊外にある、競争力のない、単なる激安築古ワンルーム。しかも三点ユニット。駅歩3分とはいえ、都内直通しないJR相模線の駅だから弱い。現況空室で、賃料も2万円台中盤に値下げしなくては、埋めるのは難しいかと…

なぜ、こんな物件に、問い合わせが殺到したのか・・・おそらく、私が物件説明に、次の一文を書いたからかと思います。

「(相模原市)橋本地区は、2027年にリニア新幹線の駅ができる予定で、東京・品川と7-8分で結ばれる。周辺環境も徐々に改善が見込まれる」

リニア中央新幹線、橋本駅停車決定(2013/9/19)

そのように書いたら、ネットの向こう側にいる香港や北京の人たちが、「えっ、東京に7-8分で行けるようになるのか!」と、にわかに騒ぎだしたのです。それからは、

・物件からリニア新駅までの距離はどの位?
・そもそも、リニアの建設計画は確かなのか?ウェブサイトのURL教えて欲しい
・周辺に、どのような開発計画があるのか?

みたいな質問が続々と・・・ま、駅ができるのは確かだけど、早くて14年後のことだし、まだ着工さえ始まってないから、地元はまだ盛り上がってないと思いますけど。

そもそも、「リニア→周辺開発→物件価値向上」みたいな期待があるのなら、築古の激安ワンルームなんて買うべきじゃないと思います。確かに、10数年後、橋本に新駅ができて、いまの新横浜みたいにはなるでしょう。しかし、その時点で、築35年を経過した、16平米もないワンルーム持ってたところで、誰も見向きもしないはず。

だから、中国・香港の投資家には、こう申し上げました。

「もし、リニア駅ができる、橋本地区の将来性を買いたいのであれば、築古ワンルームはおすすめしません。もっと間取りが大きくて、できれば新駅から徒歩圏内で、10数年後も賃貸・出口需要が期待できるものを買うべきです。そういう物件は、200万円ではなく、最低800~1000万円しますが、資料取りまとめて送りましょうか?」

香港の投資家は、「分かりました。では、そういう視点で物件を選んで送ってください」と回答・・・彼ら賢いですね。

我ながら、良心的だなあと思いつつ・・・ま、彼らには安物買いで損させたくないし、損させたら後々うるさいですからね。日本人以上に。

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チバラギ戸建投資の落とし穴

こんばんは、Manachanです。

いま、不動産大家業界(?)で、一世を風靡しているのが、楽街不動産新聞に連載中、茂助(もすけ)さんの挿絵入りコラム「カモネギ太郎シリーズ」。

とにかく、面白い。ユーモアあふれる筆致、楽しい挿絵、それでいて内容は極めてリアルで濃い・・・斬新さも手伝って、閲覧数も勢いよく伸びています。

ここの主人公「カモネギ太郎さん」・・・業者にとっては、「いいカモ」で、不動産賃貸事業者としては、明らかに勉強不足。いつも、業者の言うままに、ヘンな物件を買ってしまい、後で苦労する。

カモネギさん、最初は、女性専用シェアハウス買って大失敗。新築早々で空室出まくり、ピンチに。運よく、売却できて破局は免れると、今度は懲りずに、「田舎で戸建賃貸リフォーム」にチャレンジ。

そこで、私の出生地「チバラギ」(千葉+茨城)が舞台として出てくるので、ここは一つ、地元民視点でコメントしなきゃ、と思った次第。

【物語の舞台:東チバラギ駅】
(※もちろん、実在する駅ではありません。)

チバラギ地方での賃貸経営を考える上で、この駅の「立地」が、非常に面白い。

・都内から大した距離ではない。
・しかし、都内始発駅から来る電車の半分は、一つ手前の「チバラギ駅」止ま。り
・一つ先の「東チバラギ駅」に停車する電車は30分に1本のみ。結果、都内から2時間弱もかかってしまう。

こういう駅って、千葉県や茨城県には、結構あるんですよ。

「チバラギ駅」と「東チバラギ駅」・・・駅一つ離れただけで、周辺環境は雲泥の差、まさに別世界。その辺の事情は、私たちチバラギ出身者なら、肌で分かるものですが、「都内の人」にはなかなか理解しにくいかもしれません。

言葉で表せば、こんな感じ

・千葉&茨城は、「首都圏チバラギ」と、「地方圏チバラギ」の二つの世界に分断されている。
・物語でいう「チバラギ駅」が、「首都圏チバラギ」の限界。
・「チバラギ駅」と「東チバラギ駅」の間に、「都会と田舎」を分ける、見えない境界線がある。
・「東チバラギ駅」から、広大な「地方圏チバラギ」世界が始まる。

分かりにくいかな・・・では、表で表してみましょう。

【こんなに違う!首都圏チバラギ vs 地方圏チバラギ】
(※かなり誇張して書いてます・・・ネタですので、お気を悪くなされませんように)

上にみるように、ライフスタイルから価値観、何から何まで違う・・・同じ県・市に属していても、首都圏なのか地方圏なのかで、雲泥の差なのです。

当然、賃貸経営の「攻め方」も違ってきます。

【賃貸経営のポイント!首都圏チバラギ vs 地方圏チバラギ】

地方圏チバラギでは、たとえ、「駅徒歩2分」であっても、賃貸経営上、強みにはなりません。だって、歩いて2分で駅に着けても、30分に1本しか電車来ないんじゃ、意味ないでしょ。むしろ、ロードサイド商業施設へクルマで出やすいかどうか、の方が重要。

それに、駅近の古い住宅地なんて、地方圏チバラギでは、最低ランクの立地になってしまいます。駅は使えないし、道も狭いし、店も少なくて不便だし、良いことは何もありません。駅から離れてもロードサイドの方が、断然人気あります。

最後に、実在する駅のなかで、首都圏、地方圏の境に近い駅を書いていきますね。

お互いに隣りの駅でも、「首都圏チバラギ」(佐倉駅)と「地方圏チバラギ」(南酒々井駅)とでは、電車の本数、まさに雲泥の差ですね。
      

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事業融資玉砕日記

どもっ、顔はニコニコ、内心は怒りモードのManachanです。

(以下、心の叫び)

怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒!!

昔、「食べてはいけない」、「買ってはいけない」みたいな、「~いけない本」が流行ったの、覚えてるだろ?

今の日本は、さしずめ、「起業してはいけない」国じゃねえかと思うぜ、俺は。

ったく、日本って国はよ、ロクなもんじゃねえ。俺みたいに、会社辞めて、生活賭けて、頑張って仕事つくろうとしている奴の、邪魔ばかりするんだぜ、まじで。

実際、この国に起業家がいなかったら、新しい仕事なんか、できねえだろ?雇用なんか、生まれねえだろ?

ところが、この国はよ、サラリーマン辞めた途端、属性が下がるんだよ。社会的に、すっげー、冷遇されるんだ。

事務所、借りられねえ。
創業資金、借りられねえ。

こんな状態で、どうやって、起業しろっていうんだ。

ガキ増えねえ、爺さん婆さん増える、総人口は減る、海外から移民も来ねえし投資もウェルカムじゃねえ…そんな状態の国で、それでも身体張って仕事つくる人間を冷遇してどうするんだ!

金融機関や役所の連中、まったく、どいつもこいつも、実績、実績って…アホの一つ覚えみたいに言いやがって…これから起業する者に、実績なんてあるわけないだろ普通?

創業したてのクソ忙しい時に、資料、資料と、俺の時間ばかりとらせやがって、挙句の果ては総資産と社長貸付金の割合だの、個人の不動産借入だの、的外れなことばかり指摘して融資出さねえときた。

一体誰のため、何のための創業融資制度なんだよ?

起業の何たるかを知らない人間が、一丁前に、創業融資の仕事なんかやるんじゃねえ!まともな判断できねえくせに、ふざけるな!

怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒!!

(10分後、冷静になった私・・・)

私、幸いにして、立ち直りは早い人間でして・・・

政策金融公庫、保証協会と、二つの創業融資制度にことごとく振られて八方塞がりになったと思いきや、同じ日にベンチャー支援組織「Txアントレプレナーパートナーズ」(TEP)の面談のアポを入れ、雪の降る寒空のなか、神田岩本町へ直行!

銀行からお金引けないなら、エンジェル投資家にプレゼンして、お金出してもらおう・・・その可能性があるかどうか、打診しに行ったのです。

私は3年以上前からTEPの起業家会員で、上層部の方とも仲が良い。悩み多い私に、ビジネスプランのブラッシュアップ、エンジェルの紹介など、何かと力になってくれると思ったのです。

【間接金融方式の信用保証協会&銀行モデル】

これ、すでに事業活動をしている中小企業者に向く仕組みではあっても、これから創業する者に向くとは思えない・・・

【直接投資方式のTEPモデル】

起業家を中心において、各種の専門家や投資家が側面からサポートするモデル。

TEPでの相談は、とてもスムーズに進みました。金融機関の人と違って、皆、起業というものに実践的理解があるから、話がしやすい。

そして、ディスカッションのなかで、とても良い気づきがありました

・私はこれまで、宅建業者「鈴木資産管理」の枠組にとらわれて、そこへどうやって融資を引くかという、短視眼的なアプローチばかりしてきた。

・でもよく考えれば、「鈴木資産管理」は、私のやりたいことの、ごく一部にすぎない。私、本当は、不動産を通じて、日本と世界、物件と投資家、関連ビジネスを結びつける「メディア」、「仕掛け人」がやりたいんだ。

・それを実現するために、第一ステップとして「アジア太平洋大家の会」を立ち上げて1400名以上の会員をつくるなど、すでに十分な実績を上げてきた。次の第二ステップの一環として、「鈴木資産管理」があり、そして○○があり△△があり、それらがどんなかたちで伸びていって、新たな価値を創造するのか・・・全体像を描かないと、人を説得することは難しい。

私、今後当面は、TEPの支援を受けながら、ビジネスプランを磨き上げ、銀行融資と、エンジェル直接投資・・・二つを同時並行で進めていきます。

本当は、すぐ融資が欲しいところだけど・・・急がば回れ、っていうこともありますしね。ま、何とかなるでしょう。

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バンコクに贈る言葉

こんばんは、Manachanです。

タイの首都バンコクで、反政府デモのなか、選挙をなんとか実施できた、というニュースが入ってきています。

今後も、同国の政情がどうなるか、インラック首相率いる現政府が国をうまく統治できるのか、まだまだ予断を許しませんが… とりあえずこれで山は越えたと思いたいです。

【インラックさんを、あまりいじめないで・・・という願いは、通じないでしょうね】

タイという国、私は大好きです。遊ぶ場所がたくさんあって楽しいし、ご飯も美味しいし、雰囲気まったりして心地よいし…日本人にも人気の観光地であり、ロングステイ先でもありますね。

近年は、工業化、経済成長も目覚ましく、バンコク周辺は、「アジアのデトロイト」と呼ばれるほどの、大工業地帯になりました。自家用車も年間300万台規模で生産して、すでに世界有数ですし、東京・お台場に登場した「巨大ガンダム」も、日本国内ではなくタイで生産したという…そこまで、力をつけてきたわけです。

私の身の回りでも、エンジニアとか、現地販社のセールスとか、日本人がどんどん、駐在・長期出張などで、タイに働きにいく時代になりました。

【お台場ガンダムは、メイド・イン・タイランド】

これまで、30年にわたる、タイの経済的成功は、外国の投資を積極的に受け入れてきたことが大きく、その背景には、政治の安定があったと思います。

タイの周辺にある国が、社会主義国化されたり、軍部に支配されたり、何らかの政情不安を抱えていた1980~90年代、タイの経済社会は比較的安定し、仏教国、穏やかな国民性、国王に対する畏敬と、微笑みの国・・・というイメージで語られていたと思います。

この時期、タイの観光業や工業、流通業が、目覚ましい発展をみせ、バンコクは現在、「東南アジアの中心都市、ハブシティ」として、不動の座を占めています。

その「政治的安定」というプラスイメージが、ここ5~10年の間、急速に色褪せてきていると感じます。大洪水という出来事もありましたが、相次ぐ政治不安、デモ、暴動…という不安定イメージが定着しつつあり、

この状況を解決できないと、外国の投資も逃げ、工場も逃げ、せっかく築き上げた「バーツ経済圏」が台無しになるかも・・・という懸念も、ないわけではありません。

私、専門家ではないので、何となくの印象で語りますけど・・・タイの社会は、構造変革の最中にあるのかと思います。

もともと、農耕や、仏教、インド文化をベースに、固定的な階級社会が成立していたところに、ここ30年の急速な経済成長と都市化で、ビジネスマンや都市住民が、にわかに力をつけてきた。

当然、旧支配層と新興勢力の間で、あるいは、バンコクと地方都市の間で、力のせめぎあいがでてくる。ごく単純に図式化すれば、「現政権(タクシン派)=新興勢力+ビジネスマン」、「反政府デモ=旧支配層+軍部」に近いイメージかと(違ってたらごめん・・・)。

その対立は、もちろん、タイ人自身の手で解決しなければならないし、かつ解決方法も軍事的、暴力的方法でなく、民主的な方法でないと、国際社会、特に欧米世界は投資適格として認めてくれないでしょう。どんなに混乱しても、「選挙」という、最低限の手続きは必要なわけです。

今回、曲りなりにも、選挙ができた・・・というのは、喜ばしいことです。タイ選挙権を持たない外国人に発言権ないのは分かっていますが、あえて(特に反政府デモの人々に対して)言わせていただければ、

・バンコクこそ、東南アジアの宝。

・バンコクほど、都会でありながら、豊かな文化伝統があって、間口が広くて、お金持ちも貧乏人も優しく受け入れる街は、他にない。バンコクは、他のどこも真似できない、ある意味至高の存在。

・そのバンコクが、外国からそっぽを向けられるような街に落ちぶれてしまったら、東南アジアの魅力の半分が失われてしまうような感じ。

・シンガポール、クアラルンプール、マニラ、ホーチミン等々があって、バンコクがない・・・そんな東南アジアなんて、私は魅力を感じない。

バンコクって、すでに、タイという国の枠組をはるかに超えた、ハイパー国際都市じゃないですか…誰にも門戸を開き、チャンスを与える、そのオープンな良さを殺さないで欲しいし、いつまでもチャーミングな、世界を魅了する都市であって欲しい。心よりそう願います。

【バンコクの繁栄よ永遠なれ・・・】

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