おはようございます。Manachanです。
私の主宰する、アジア太平洋大家の会(APHOC)では、来月、福岡で、こんなセミナーをやります。
カンボジア・ランドバンキングセミナーIN福岡 (9/8 日)
ところで・・・カンボジアといえば、最近、こんな記事が出ていました。
金融庁を名乗る人物が、電話で勧誘、高齢者がターゲット・・・あやしいですね~。やってることが、ほぼ「振り込め詐欺」と同じ。単に「カンボジア」をネタに使っているだけか…
海外不動産投資をめぐる詐欺話は、今にはじまったことではありません。実際、私のところに来る投資話も、ぶっちゃけ、7~8割は詐欺か、それに近いものです。
インドネシアの資源投資、米国の金鉱IPO投資、ミャンマー大物政治家の土地投資、東北の震災復興投資…本当にいろんな話がきますが、精査すると、怪しい話ばかり。
あるいは、案件自体はまともでも、間に入る会社や個人が限りなくブラック、というケースも少なくありません。
それに、人間は、大金を手にする時、あるいは、金に困った時、えてして「人格が変わる」ものです(悪い意味で・・・)。 だから、本当に難しい。
私はセミナーというかたちで、世の中に海外投資という「儲け話」を提供している立場上、
「真贋を見極める能力」が、鍵になってきます。
アジア太平洋大家の会主催のセミナーで、投資家が海外資産を買った。それが結局詐欺話で、大金を失ってしまった、みたいなことになれば、紹介責任を問われる、消費生活センターにタレこまれる、2チャンネルで陰口たたかれる、裁判起こされる…
下手こいたら、これまで築き上げてきた信用、実績が、一気に地に堕ちる。日本で海外不動産の活動できなくなるかもしれない。
そんなリスクを痛感しながら、セミナーの開催可否を、都度、決断しているわけです。
私は、不動産業者ではありませんし、手数料商売が目的ではありません。単なる投資家です。良い業者とコラボしながら、投資家の利益を最大にしたいと思っています。
では、どんな業者とタッグを組みたいか・・・というと、
1)不動産ビジネスに、今後長期間にわたって、コミットしていく姿勢があること。
2)少なくとも、今後5年間は、会社を維持できる可能性が高いと判断できること、
3)不法行為や、公序良俗に反する行為を犯していないこと。
3)は、社会人として当然のことですが、
1)と2)は、不動産投資が、利益確定まで通常、数年かかるという特徴があるため、業者さんには長期間のビジネスコミット、顧客サポートを期待したいのです。
特に、日本人の顧客に、遠い海外の物件を売っていくわけですから、単に売るだけじゃなくて、入居付け、賃貸管理、転売サポートまで、長期間にわたり、責任持って提供して欲しい。
ところが、「日本人向けの海外不動産サービス」は、業界自体がまだ草創期にあり変化が激しく、特に東南アジアの数カ国では零細業者が乱立しており、
顧客側としては、「少なくとも数年間のサポート」を必要としているのにもかかわらず、業者側が倒産・廃業してしまうケースが、後を絶ちません。
日本国内ならともかく、海外物件のサポートしてくれる業者が倒れたら、ほとんどの人は、対応できないのです。現地見にいけないし、言葉できないし…途方に暮れるしかない。
A社が倒産しても、別の日本人業者B社が引き継いでくれるならいいけど・・・残念ながら、現時点ではほとんどの国で、取り残された顧客の受け皿がありません。
不動産、という、高額な商品を扱う以上、業者として「先立つもの」は、どうしても必要だと思います。財務体質の健全さは、重要なポイント。
また、小さい日本人マーケットを、多数の業者で食い合っていると共倒れしてしまいますから、現地人マーケットで商売できる能力があるか、あるいは不動産以外の収益源があることも、重要。
ですので・・・
実績もお金もなく、単に「儲かりそうだから、やろう」みたいなマインドセットの業者とは、一緒にやれないのです。
儲かっているうちはいいけど、儲からなくなったら、真っ先に「やーめた!」と言い出すのが、見えているからです。
さらに言うと・・・
今後は、「売るだけじゃなくて、物件管理も一生懸命やる」と業者と、手を組みたいですね。
口先で言うだけじゃなくて、実際に行動で示してくれる業者と…
マレーシアで、フィリピンで、タイで・・・そういう業者を、多数育てていくことが、我々投資家の利益に直結すると、私は考えます。
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