2013年 7月 の投稿一覧

六本木が似合わない男

こんにちは。Manachan@大阪難波のネットカフェです。

先日、終電後の六本木界隈をドライブしてました。タクシーの数がすごかったですね。首都高3号線の下に、全長1km近くのタクシーの列ができていました。それだけ、深夜割増のタクシー代が出せる会社・個人が増えたということは、やはり景気も上向いているのでしょうか・・・

六本木といえば、多くの人にとっては、遊ぶ場所、飲み食いする場所でしょうが、私にとっては、ここは常に仕事の場でした。

六本木、赤坂、溜池・・・このあたりは、ハイテク&ビジネス都市「東京」の心臓部といえる場所。IT企業も多く立地し、ヒルズ族に代表される「IT長者」もたくさん棲息しています。

私も、東京でITエンジニアとして働いた年月の多くを、この界隈で過ごしました。朝も昼も夜も、客先で、あるいは勤め先のオフィスで、独楽ねずみのように、忙しく働きまわっていました。

でも私は、働く街としての「六本木」。その地名に象徴される「東京のIT産業、システムコンサルティング業の文化」が、肌に合いませんでした。最初から最後まで、「ここは、俺の居場所ではない」と違和感を覚えながら、職業人生を送っていました。

六本木界隈では、「慇懃無礼」が支配しています。ITなど、知識産業に携わる誰もが、プロフェッショナルですので、表面的にはフレンドリーに、しっかり距離をおいて、付き合う。

この街で働く誰もが、強烈なプライドを持っています。お互いが、自我を傷つけないように、配慮しあうのが、ここのルールです。

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私は、そのドライな人間関係に、馴染めなかった。六本木や赤坂から、電車で1時間足らず、電車賃片道610円で行けるところに、私の地元「柏」があるわけですが、

六本木IT業界の人間模様に、疲れきった時はいつも、「わずか610円で手に入る安らぎ」を渇望したものです。とりあえず柏では、何でも本音で話せますもんね。

六本木は、渋谷とともに、東京、日本のITを引っ張ってきた街です。でも、世界をアッといわせるような大イノベーションは、この地から、ついに生まれなかった。

ITの力で仕事のやり方、世の中の仕組みを、根本的に変えるよりも、むしろ日本企業社会の業務に、ITを当てはめるようなことばかり、繰り返してきました。

それでも1990年代の後半までは、ビットバレーブームもあって、日本のITもそれなりに夢のある盛り上がり方をしたのですが、2000年代に入って、日本の企業社会にオカネがなくなって、そのしわ寄せがIT部門に来るようになってから、この仕事、面白くなくなりましたね。

日本では、お金と時間に余裕がなくなればなくなるほど、お客様の、業者に対する苛斂誅求も激しくなるものです。

私はそんな環境のなかで、不条理と矛盾を覚えつつも、とにかく、死力を尽くして、頑張ってきました。

そして今、私は、日本のIT業界を、サラリーマンを、とりあえず卒業しました。

フリーの身で、不動産投資家、とくに海外不動産投資のエバンジェリストとして、売り出し中ですが、とにかく、不動産以外の定期収入がないなかで、毎月、どうやって食っていこうかを、考える日々が続きます。

でも、それもまた楽し。定期収入がないことで、あるいは、生活が不規則になることで、家族に迷惑かけてるかもしれないけど、常に、自分の人生を生きてるような気がして、楽しく日々を送っています。

六本木の現場で、働くことは、もうないかもしれない。過ぎ去りし日々を思い出しつつ、私を社会人として、ITプロフェッショナルとして育ててくれた六本木の街に感謝して、これからも生暖かく、この街を見守っていこうと思います。

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英国リバプール学生寮投資セミナー

こんばんは。Manachanです。宮城・福島から、東京へ戻ってきました。涼しい仙台に比べると、東京は蒸し暑いですが、いろんなイベントがあって楽しいですね。

今日と、明日は、日本最大の大家イベント「賃貸住宅フェア」で、一日中過ごすことにしました。私、昨年までの賃貸住宅フェアは、自分がブース出したり、講演したりで終日“忙しく、他の人のセミナーを聞きに行く時間がなかったのですが、

今年はフリーなので、いくらでも好きなセミナー、好きなブースに行って遊べますね・・・でも、

会場では知り合いが多すぎて、目的地にたどり着くまでに、雑談で時間がどんどん経ってしまう・・・

賃貸住宅フェアの後は、

英国リバプール学生寮投資セミナー」に行こう!

英国不動産で最高の投資パフォーマンスをあげている「プレミア学生寮投資」。ビートルズの故郷・リバプールで小額から投資できる、高利回りプロジェクトが発足しました!

■日程 2013年7月31日(水) セミナー19:00~21:00
■会場 ちよだプラットフォームスクエア 503号室
■会場までのアクセス(リンク
■セミナー参加料金: 2,000円

詳しい説明は、こちら

・総額1000万円以下で、投資できて。
・最初の2年間は、ネットで利回り保証9%がついて、
・しかも、英ポンドでの家賃収入

・・・という話、聞いてみませんか?

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今なら、飛び入り参加も可能。お待ちしています。

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飯舘村で儲けて村復活!

こんばんは、Manachanです。宮城、福島への小旅行から帰ってきました。

今回は、仙台でレンタカー借りて、太平洋岸沿いを南下、南相馬市で伝統行事「相馬野馬追」をみて、騎馬武者のかっこよさに感動!その後、阿武隈山地を縦断して福島市へ入り、安宿で一泊。

【勇壮な騎馬武者が集う、相馬野馬追】

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二泊目は早起き。飯坂温泉近くの丘陵地帯で果樹農園を営む友人のところで、桃を箱買いして、鄙びた共同浴場で一風呂浴びた後、福島市内の蕎麦屋で、総勢6名でオフ会を実施、その後、高速を飛ばして仙台まで戻り、レンタカーを返した後、激安高速バスで東京に戻ってきました。

福島市で行ったオフ会とは・・・

信夫山ネコの憂うつ

という、福島市在住の方のブログサイトの掲示板を通じて知り合った仲間です。昨年9月にも福島市でオフ会やったので、今回が2回目になりますね。

信夫山は(競馬に詳しい人なら知ってるでしょうが)、「しのぶやま」と読みます。福島盆地の真ん中にそびえる、標高275mの低山。県立美術館から見上げると、緑がとても美しい。福島市民にとっては、街中の身近な山なので、お花見やハイキング、ピクニックの場として、四季を通して親しまれています。

【福島市のシンボル信夫山】

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震災・原発ショック冷めやらぬ2011年6月。国内外から、様々な政治的思惑を持った団体が、福島に乗り込んできて、「福島の放射能危険!」、「直ちに逃げてください!」など、真偽の怪しい恐怖煽り、脅しが新聞・週刊誌やネット上に氾濫し、「このままでは故郷・福島が潰されてしまう」という危機感から、福島市在住の「信夫山ネコ」さんが立ち上げたブログは、わずか2年弱で100万ヒットを達成する巨大な掲示板に成長しました。私も、同年8月頃から、このブログの常連です。

原発・放射能関連のブログは、炎上しやすいのが常ですが、ネコブログでは、多くの人が生活者の立場で、放射線の健康影響について真剣に学び、そして、自分の暮らす地域に責任を持つ立場から発言しているので、荒れることも少なく、まったりとした雰囲気で居心地がいい。

最近は各界の専門家も、よく書き込んでいるので、良質な情報が溢れる、事実上の「福島・放射線ポータルサイト」になっています。

ネコブログに集う人々は、年齢層も、職業、性別も様々。原発に対する立場も人それぞれ。多くは福島で暮らし、震災・原発事故後、多少の不安や不自由はあっても、地元に留まることを選択した人々です。

そして、福島が反原発のシンボルとして「フクシマ」とカタカナで呼ばれ、あることないこと、いろんなつくり話の題材にされることに対する、不快感を共有しています。

 
「俺らは福島で、普通に元気で暮らしているよー!」
「福島は、フクシマじゃないぞ。放射能の色眼鏡で見ないでくれよー!」

私は、福島とは縁もゆかりもない、関東人ですが、自分の故郷(千葉県東葛地域)もひどい放射能風評被害を受けて、怒り心頭に達していたので、程度は違えど、福島の皆さんの心情は、よく理解できます。

自分の気持ちを、ネコブログで意見交換しているうちに、お互い、仲良くなり、いつしか「福島に遠征してオフ会」を、定期的に行うまでの仲になりました。

今回の参加者は、私を含めて総勢6名。今回は、飯舘村出身のKさんも参加しました。飯舘村は、マスメディアでよく紹介されているように、高い放射線量ゆえに、全村避難しました。震災後2年半経った今でも、村はほぼ無人状態のままです。

ご両親が飯舘に住み、福島市に在住するKさんは、人々が村に戻らないのは放射能の問題というよりは、むしろカネの問題だといいます。

避難したら、東電から賠償金がもらえる。その額は、過疎地で農林業を営むより、場合によっては3~4倍にもなる。若い人たちは、地元の村より便利で快適な都会(福島市)の生活に慣れ、いまさら、不便な村には戻れないという人も多い。

村の放射線量は下がっている、除染も徐々に進んでいるのに帰れない。避難が長引くにつれ、帰村は困難になる。このままでは、飯舘村が消滅していまう・・・Kさんは焦り、嘆きます。

Kさんの気持ちを完全に理解することは、私にとって難しい。福島市や郡山市のように、「普通に住める」けど「風評被害で迷惑している」人々の気持ちは、自分も同じ経験をしたので、ほぼ100%理解できるけど、

自分の故郷が消滅の危機に瀕した経験はまだないので、Kさんの悲嘆がどれほどのものであるのか、それを形容する言葉を私は持ちませんが、でも、彼の気持ちに寄り添い、何らかのお役に立ちたい、という気持ちはあります。

「飯舘村を復活させたい」Kさんへ、私の本音コメント・・・

「飯舘村に帰りたい人から、帰ればいいのではないですか?」

「帰るには仕事が必要だけど、現状なければ自分でつくればいいのではないですか?」

「たとえばの話・・・県道12号線沿いの無人地帯でガソリンスタンド&コンビニやれば、ものすごく儲かって、雇用創出につながる気がしますが・・・」

【飯舘村を通る県道12号線は、いまや福島県東西交通の幹線道路!】

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飯舘村は、福島市と南相馬市を結ぶ幹線道路「福島県道12号、原町川俣線」上に位置しています。

飯舘村以南を通る国道114号線は、福島第一原発からさらに近く、帰還困難地域が含まれて全線通
行できないので、福島県北部を東西に縦断する道路は、県道12号線のほかは、さらに北側を通る国道115号(中村街道)位しかありません。

県道12号沿線は、国道115号より放射線量が高いですが、それでも、多くのドライバーがこの道を選んでいます。道路状態が良く、福島~南相馬間を最短時間で通行できるからです。

私も、去年と今年、県道12号線を走りましたが、朝も昼も夜も、かなりの交通量です。代替できる道路が少ないため、飯舘村はほぼ無人地帯にもかかわらず、交通量は震災前より、間違いなく増えているでしょう。誤解を恐れずに言えば、「今の飯舘村は、福島県東西交通のハブ」なのです。

にもかかわらず、飯舘村が全村避難したため、県道12号線沿いでは、南相馬市の原町市街地から川俣町までの、約40kmの間、店舗が一軒も見当たらない状態です。

これだけの交通量があるのに、店舗が40kmにわたって存在しないのは、どう考えても不便・・・角度を変えれば、またとないビジネスチャンスに見えます。

飯舘村の実情をよく知らない、外部の都会人のアイデアに過ぎませんが、私なら・・・

・飯舘村東部、八木沢峠西側の「草野」あたりの幹線道路上に、コンビ二兼ガソリンスタンドを開業する(この辺は、「40km無店舗地帯」のちょうど中間地点・・・)。

・飯舘村で働く場を提供したい篤志家がお金を出して開業、地元で働きたい者(若者ならベスト)が、住み込みで働く。(お金集めは、クラウドファンディングも、使えるかもしれない)。

・ここを、「飯舘復興茶屋」みたいなネーミングにして、プレスリリースやって、ポータルサイトもつくって、県内外で知名度を高める。

・飯舘のご当地グッズなども、ここで企画販売できれば、村内に製造業の雇用が生まれるかもしれない

飯舘村草野近辺は、立ち入りは自由、寝泊りに許可が必要な「居住制限区域」に該当しますが、老齢等、いろんな理由で飯舘村に住んでいる人は少数ながらも居るため、行政の許可を取って寝泊りすることは、たぶん可能だと思います。

私は昨年、今年と、ガイガー持ってこの近辺を走りましたが、線量は1年前より2割程度、下がっていました。まだまだ、村内の除染が進んでいるとはいえず、今の線量を気にする人もいるでしょうが、気にしない人から先に、村に住んでガンガン商売して利益出せば良いと思います。どっちみち立ち入り自由なんだし、先にリスクとって行動した者に、商売の神様は微笑むと思いますし・・・

これを、誰かがやって成功したら、「俺も、続く!」ということで、自発的に村内に戻る人が増えるのではないでしょうか?

飯舘村の菅野村長は、来年あたり「帰村宣言」する予定だそうですが、村の復活にあたって、行政と商売がうまくコラボできれば、さらに良いですね。経済活動がないと、所詮、行政なんて成り立ちませんから・・・

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時代遅れの関西空港

おはようございます。Manachanです。

マレーシアから夜行便で帰国しました。いま関空にいます。ここで乗り継いで羽田に向かうわけですが、まだ時間があるので、インターネットコーナーでPC広げて作業しています。

私は東京住みですが、ピーチ航空はじめ、LCC(格安航空会社)各社が関空をハブにしているため、最近はこの空港を使う頻度が増えました。

たとえば、来週にはフィリピンに行きますが、同国最大のLCC、セブパシフィック航空が現時点では東京に直行便を飛ばしていないので、関空まで国内移動して、そこからフィリピンに飛びます。

当然、関空までの移動コストはかかりますが、セブパシフィックで関空-マニラが片道1万円台で行ける・・・というメリットには勝てません。

現時点では、LCCの使い勝手が日本一良い関空…安い航空券大好きな私には、とても有難いことですが、反面、インターネットの使い勝手は、残念ながら最悪といわざるを得ない。

国内外(特にアジア近隣諸国)の、他の空港で当たり前にできることが、関空ではできないことが多い。スマホ、タブレット、WiFi・・・インターネットの使い方は日進月歩なのに、未だに関空では「20世紀の旧いコンセプトでインターネット使わせる」ところが、実にイケてない。

1)インターネットコーナーが激しく使えない

関空内に設けられている「インターネットコーナー」は、1階到着ロビーに1つと、2階出発ロビーに2つ。

でもこれが、実に使えない。2階のインターネットコーナーは全て、「10分100円のインターネットPC端末」に占領されており、自分が持ってきたノートPCを置くスペースがまるでない!

1階に、一つだけ、「ノートPCが置けて、充電もできる」作業スペースがあります(注.羽田や成田にはたくさんある)。私はそこを使いましたが、真夏なのにこの辺は冷房の効きが悪く、暑くて仕方ない。なんだか、ネットユーザーが冷遇されてるよなあ。

スマホやタブレットでいくらでもネットできる時代に、いまどき10分100円も払って、専用端末でインターネットやりたいユーザーがどれだけいるのでしょう?外国人訪問者とかは使うのかもしれないけど、こういうものって、タダで使えるのが当たり前じゃないの?チャンギでもインチョンでも、台北桃園でも、全部タダでしょう?

1階と2階、全部見ましたが、10分100円のインターネット使っている人は一人もおらず、閑古鳥が鳴いていました。専用端末はタダにして、各コーナーに1つか2つだけ残して、あとは、ノートPCユーザーの作業スペースにすれば良いでは・・・

【いまどき、100円払って使う人いるのかなあ・・・】

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2)WiFiが全然使えない

関空には、無料WiFiがありますが、これが、激しく使えない。

1FのインターネットコーナーにノートPC置いて、接続したところ、一回目は「ルーターまで接続してもインターネットアクセスなし」、2回目は「すごーく待って、ようやくインターネットアクセスが可能」になりました。

ネットつながっても、激しく遅いのは相変わらずで、Facebookの読み込みさえ、果てしなく時間かかって、とてもビジネス使用に耐えない。

【Facebookのメッセージが、いつまで経っても読み込めない!】

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仕方なく、自前のLTEのモバイルルーター使って、接続しました。国際空港なのに自分のルーター使わざるを得ないなんて、一体・・・

参考までに、関空のインターネットコーナーでは4G電波が入らず、普通の3G電波拾ってネットしてました(泉佐野市とはいえ、ここは国際空港なのに・・・)。それでも関空WiFiよりはずっと速かったけど。

3)電話コーナーも閑古鳥

インターネットコーナーのそばには、電話コーナーがあって、NTTの緑電話が5つ、KDDIの国際電話プリペイドカードの自販機が置いてあり、そこも閑古鳥が鳴いていました。

ほぼ皆が携帯電話持ってる時代に、緑電話が一ヶ所に5つも必要とは思えないし、KDDIの国際電話プリペイドカードなんて、いまどき、買う人いるんでしょうかね?SkypeとかLineで、タダ同然で海外通話できる時代なのに・・・

【KDDIのプリペイド。買いたい人、いるのかなあ?】

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関空って、モバイルとかスマホとか、いまどきのネット利用を知らないお爺さんが設計・運営しているのでしょうか?

関空2Fのレストラン街とか、掃除の行き届き方とかは、素晴らしいのに、ネット環境の余りの悪さが、良さを打ち消している気もします。

運営側に、がんがん文句言って、改善していきましょう。こんな状態では、近隣諸国の人々の笑いものになるだけなので・・・

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マレーシア下町探検

おはようございます。Manachan@マレーシア滞在中です。

昨晩、散髪に行った、「クアラルンプールの下町」 Kampong Baru (カンポンバル)の強烈な印象が忘れられず、今朝も早起きして行ってきましたよ。

大発展して、ハイパー大都会になりつつあるクアラルンプール(KL)のど真ん中、都心KLCC駅のすぐ隣りに、「マレー人居住区」カンポンバル地区はあります。この辺の不動産価値はすごく高いでしょうね。

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ご覧の通り、高層ビル群や、建設中の高層タワーマンション群がすぐ近くに見えます。

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イスラム教徒であるマレー人の地区なので、モスクがいくつかあり、朝早くから女性がお祈りにきてました。

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ここに来た理由は、「昨晩、腹いっぱいで食えなかったナシルマ(ココナッツカレー飯)を食って、リベンジを果たす!」でしたが・・・

残念ながら、今はラマダン(断食月)でして・・・太陽が昇ったら、マレー系の人々は一切の食べ物を口にできない、という戒律を実施していたのです。

当然・・・カンポンバルの夥しい飲食店街のなかで、私は何も食うことができず・・・迂闊でしたな。

ただ、飲食店の内外で、女性たちが、忙しそうに「仕込み」をしてましたよ。大鍋でカレーを茹でたり、葱やにんにくを切り刻んだり・・・うーむ、食べたい!

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唯一、空いていた売店で、店主の男性と話しをすると、「今はラマダンだから、この辺では夜にならないと食えないよ。あの大通りの向こうに、インド人の店があるから、あそこでは食えると思うけどね」・・・とのこと。

とはいえ、約束の時間が迫っている私は、通勤客でごった返すLRT(地下鉄)でホテルに戻りました。

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以上、異文化体験付き、楽しいマレーシア下町探検でした。

おしまい。

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マレーシア散髪日記

こんばんは、Manachanです。

自他ともに認める、海外散髪フェチのわたくし・・・

5月中旬に、カンボジアの路上で「120円ストリート散髪」やってから、約2ヶ月が経過。髪の毛も雑草のごとく伸びきり、夏の盛りには、暑苦しくて耐え難くなりました。

今回、マレーシア出張の機会を得たので、早速、散髪行ってきましたね。

場所は、首都クアラルンプールの中心”KLCC”に隣接する、マレー人居住区「カンポンバル」(Kampong Baru)。東京でいう「北千住~京成関屋」、関西でいう「阪神尼崎~出屋敷」のような、生活感あふれる「ど下町」。

マレーシアの下町は、演歌みたいな、イスラム教のお祈りがラジオで流れる、いかにも「東南アジア」のたたずまいをしたエリアです。

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そこで、こんな散髪屋さんを見つけ、早速、入ってみました。

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そこには、男性の理髪師が1人、女性の理髪師が2人いて、忙しく、客の髪を切っていました。フロアには、小さな子どもが2人ほどはしゃぎ回り、飼いネコも2匹いて、いかにも生活臭あふれる下町床屋。飛び交うのはマレー語ばかり。

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聞くと、ここの散髪は、「カット&シェーブ&シャワーつき、15リンギット(470円)」だそうで・・・そこまでやってくれて500円しないのか。

まずは、ジャングルのように生い茂って、暑くて仕方のない髪の毛を切ってもらう。

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マレー人の女性理髪師に、切ってもらいました。作業が終わったら、髪の毛を洗ってもらいました。

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できあがりは、こんな感じになりました。うーむ、悪くない。

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夜空に、「大きなトウモロコシ」(ツインタワー)が二つ、光っていました。

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おしまい

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拡大する大都会・福岡

おはようございます。Manachanです。

7月18日に東京を出て、福岡、沖縄(那覇)、台湾(台北)と、ゆっくり南へ向かう「アジア太平洋各駅停車の旅」を続けてきました。今は赤道直下、マレーシアのクアラルンプールにいます。

東京から、マレーシアに行くには、普通は直行便で一気に行くか、せいぜいソウルか香港、シンガポールで乗り継いで行くのが一般的でしょうが、今回、時間をかけて「各駅停車の旅」をやってみて良かったです。東京とマレーシアの途中にある、福岡、那覇、台北という、個性ある三つの都市をめぐり、それぞれの魅力を発見できたからです。

今回の日記は、福岡について、書きます。

福岡市と、近郊地域からなる、人口250万の福岡都市圏。ここは、関西以西の日本における最大都市であり、人口縮小、高齢化する日本においては珍しく、発展・拡大を続ける、活力溢れる地域です。

私は、1997年に社命で福岡に転勤して、半年ほど住んでいたことがあります。当時、毎月のように東京―福岡間を往復し、飛行機の窓から福岡市の姿を眺めていましたが、15年経った今、この街を見下ろすと、「当時より、明らかに大きくなっている」と感じます。福岡市の人口は、当時133万人。今は150万人を超えています。

福岡市東区。1997年当時、「名香野」という、西鉄の小さな駅があるだけの寂しいエリアは、今では「千早」という、高層ビルとタワーマンションが林立する、堂々たる副都心に成長しました。

そこから、さらに北の郊外、JR鹿児島本線の各駅停車駅「千鳥」(古賀市)の周辺も、15年前と比べて、分譲マンションや商業施設が驚くほど増えていました。博多から東へJR篠栗線で10分の「長者原」(粕屋町)でも、朝6時台から通勤電車は超満員。街のメインストリートが片側一車線しかないのに、新住民と交通量が爆増して大変そうでした。今の福岡は明らかに、都市が外に向かって拡大しています。

【人口150万人を突破した福岡市】

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【近郊にも100万人が住み、博多行きの通勤電車は混む一方】

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【2035年時点でも人口が減らない日本の大都市は、福岡のみ】

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なぜ、福岡の拡大が止まらないのか?

九州じゅうの人々が、就学、就労、事業発展の場を求めて、まず福岡を目指します。以前、「九州大家の会」の方々と交流したことがありますが、鹿児島の大家さんなら「鹿児島と福岡」、宮崎大家さんなら「宮崎と福岡」、熊本大家さんなら「熊本と福岡」といったように、地元と福岡に物件をお持ちのケースが多い。聞くと、たいていの方が福岡での在住経験があり、土地勘を活かして福岡物件を取得されたようです。

最近では九州新幹線の開通により、福岡の吸引力がさらに強まった感があります。もともと、福岡と北九州からなる「福北経済圏」という言葉がありましたが、3年前、新幹線で福岡-熊本間が30分で結ばれたことにより、最近では「福熊経済圏」という言葉も登場しました。

【ご当地キャラクターの世界では、くまモン一極集中がすすむ・・・】

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福岡の影響力は、九州だけに留まらず、沖縄や、山口県にも及んでいます。地元に仕事の少ない沖縄の人が、島外に出る場合、行き先は「東京か九州(特に福岡)」だし、山口県の若者が目指す場所は、岩国市周辺(すぐ広島市に出られる…)を除けば、たいてい「福岡」です。関西以西の日本では、明らかに福岡を中心に物事が回っています。

なぜ、「札仙広福」のなかで福岡だけが伸びるのか?

いまの福岡は、長閑な地方都市ではなく、日本有数の忙しいビジネス都市になりました。
私は不動産投資・経営・関連ビジネスの立場で、福岡と関わっていますが、福岡は東京以外のどの都市よりも、「東京のビジネス感覚がそのまま通用する」土地だと感じます。

北海道の札幌は、福岡とほぼ同規模の都市ですが、私の経験した限り、不動産屋も管理会社ものんびり、スローペース。一方、福岡は競争が激しく、業者のアクションも早く、万事、東京のスピード感覚で物事が進められます。

「札仙広福」と呼ばれる、人口100万人超の地方中核都市のなかで、都市機能や成長力では、福岡が頭一つ抜け出ています。この4都市のなかで、福岡は外部から投資を呼び込むのが、飛び抜けて上手な都市・・・これは札幌、仙台、広島に見られない特徴です。

福岡は都心部の土地を使って、「キャナルシティ博多」、「川端リバレイン」、「JR博多シティ」など、日本中をあっと言わせるような大プロジェクトを仕掛ける。同時に九州中から人を集めて人口増加をつくり出し、「三越」、「大丸」、「阪急」、「ホークスタウン」など、東京・関西の大資本に投資を決断させてしまう・・・まるでシンガポール、ドバイを思わせる発展モデルで、都市を拡大させてきました。

【キャナルシティは、福岡地所のプロデュースにより、1996年に開業】

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【福岡三越、大丸エルガーラ・・・東京・大阪資本が、1997年前後に大挙進出】

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今の福岡は、紛れもない大都会の貌(かお)をしています。東京人の私からみても都会。都市規模では福岡をはるかに凌ぐ名古屋よりも、福岡の方が都会っぽく感じます。飲食店の数やバラエティ、街の華やぎ・・・福岡は、人々が都会に求める、ほぼ全ての要素を兼ね備えています。

アジアの拠点都市・福岡になれるか?

福岡は、国際都市の顔も持っています。市内の主要ホテルには、北京語、韓国語、広東語、英語を話す、近隣アジアの旅行客が溢れています。都心部の博多や天神に行くと、コンビ二や飲食店で働くのは、たいていアジア系外国人。マッサージも外国人が主流・・・ここは東京か?と思うほど。

しかし、ビジネスの面では、「アジアの拠点都市」とは、まだまだいえません。福岡を拠点に活動するアジア企業は少ないし、日本進出を狙うアジア企業の目は、やはり「首都東京」に向いています。近年では、経済低迷する日本自体がスルーされる傾向も目立ちます。

福岡は、1989年の「よかトピア」(「アジア太平洋博覧会福岡’89)で、「アジアの拠点都市」というキーワードを打ち出しましたが・・あれから20年余り。玄界灘や東シナ海をはさんだ、「大連」、「天津」、「釜山」などが、グローバル・ビジネス拠点として大発展するのに比べて、福岡の発展はやや大人しい印象があります。

「日本一元気な都市」、「九州全土から人を集める都市」だけでは、福岡の成長モデルはいずれ限界に達するでしょう。これから、日本全体、九州全体の若者が激減するからです。これからは、「アジア全土から、ビジネスと人を呼び込む都市」にならないと・・・

中央集権が確立した日本では、いろいろやりにくい面もあるでしょうが、霞ヶ関にお伺いを立てているようでは、国際ビジネスのスピードについていけません。道州制や、地域独自の経済政策の策定(もちろん、財源・権限移譲が伴う)が、いつ実現するのか分かりませんが、

現在の仕組みのなかでも、福岡・九州として、やれることはたくさんあるです。留学生の福岡起業支援、英語力・中国語力の向上、福岡空港国際線の使い勝手の向上や競争促進などを通じて、アジアなど諸外国とのビジネスを展開する企業の誘致、新たな産業の創出が急務になると思います。

「東京より元気な都市・福岡」には、九州だけでなく、日本全体を前向きに引っ張る責務があると思いますので・・・

【山笠パワーで、日本を元気に!】

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沖縄古民家投資の可能性

おはようございます。Manachanです。いま沖縄・那覇市にいます。

東京を離れて、4日目。福岡で3連泊して、「アジア太平洋大家の会 九州支部」を立ち上げた後、昨日の朝、沖縄へ到着・・・

これから、さらに南へ、台湾を経て、マレーシア・クアラルンプールへ向かいます。

沖縄では、現地の友人の案内で、「やんばる」(沖縄北部)方面へのドライブ、海を見て、滝壷で泳いで、その後、泡盛を飲みながら、現地の大家さんたちと交流。沖縄の不動産市況について、いろいろ情報交換してきました。

不動産投資家の間では、よく知られていることですが、

沖縄の不動産賃貸は、一般的に利回りが低い

それは、主に三つの理由がありまして、

・地価の高さ (※沖縄で、栄えているところは、本島南部、那覇市を中心としたエリアですが、日本の地方都市にしては、かなり人口が密集している上に、基地に大きな面積をとられているため、地価がどうしても高くなってしまう)

・鉄筋コンクリート(RC)造が必要 (※大型台風の常襲地帯である沖縄は、本土と違って、木造家屋がほとんどなく、建物のほとんどがRC造であるため、建築コストが嵩んでしまう。)

・賃料水準の低さ (※沖縄の賃金水準は日本で一、二を争うほど低く、高い賃料を払える人があまりいない)


【沖縄高速からの風景・・・見渡す限り、RC、RCの嵐!木造家屋はほぼ皆無】

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たとえば、最近、那覇市の首里(2000円札のデザインとなった「守礼の門」で有名な観光地)で出た、土地付き、6戸の賃貸マンションは、売価6900万円に対し、家賃収入は満室想定で410.4万円。表面利回りは5.95%と、東京都心並みの数字・・・沖縄の都市部で、収益マンションを新たに買う場合の利回りは、大体、こんなものだそうです。

かつ、私のような本土出身の人間は、沖縄に住民票でも移さない限り、地元の金融機関で融資を引くことは、一般的には簡単ではないとされています。

収益物件仕入れて、利回りでまわす・・・という、通常の賃貸業モデルでいく場合は、当然、本土の方が投資効率が良い、という判断になるわけですね。

しかし、沖縄には、本土にない魅力が、いろいろあります。


海が素晴らしい!

沖縄の海は、フィリピン諸島と並んで、アジアで最高水準の水質&美しさを誇る!

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独特の飲食文化が素晴らしい!

バラエティ豊かな泡盛、海鮮、豚肉料理・・・

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独特の建築文化がクール!

琉球瓦の古民家、素敵ですねえ・・・
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ところで、沖縄の住宅市場には、「古民家」が、結構たくさん出回っています。

築年は40年以上経過しているモノが多く、沖縄で生まれ育った人々の目には、「古臭い」、「大きな仏壇があって幽霊が出そう」みたいな理由で敬遠されるため、良い立地でも結構安く出回っていたりします。

たとえば、沖縄市のパークアベニュー近くの、国道58号に近い、結構便利な立地で、100坪近い土地付き、6部屋の古民家が、借地権ですが、700万円台で売りに出されていました。

これ、沖縄の人々には古臭く見えても、我々、東京人の目にはカッコよく映るんですよ!!

ちゃんとお金をかけて、近代的に暮らせるように改装すれば、東京の「沖縄古民家カフェ」みたいになって、とても魅力が増すと思います。

沖縄に移住したい本土人は、常に、たくさんいます。沖縄への転入者は、年間3万3千人、そのうち2万5千人が移住者だそうです。

でも、彼らはせっかく沖縄に移住しても、いわゆる「沖縄らしい」家屋を借りて住む、という選択肢が、現時点ではほとんどないため、結局、都市部の特色のないRCマンションに住む以外にないわけです。

彼らに対して、「結構便利な、住みやすいところで、かっこいい沖縄古民家」を提供できれば、かなり歓迎されるのではないでしょうか?最終的には、東京の金持ちに高く売って出口を取ることも、不可能ではないと思います。

沖縄で、普通に不動産賃貸経営やっても、一般的には、あまり旨みはない。でも、沖縄と本土(あるいはアジア近隣諸国)という、二つの視点を持って、沖縄の文化的魅力を対外的にアピールするような賃貸経営をすれば、勝機は大きいのではないかと思いました。


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薄氷のマレーシア訪問

こんばんは。Manachan@福岡出張中です。

久しぶりの、ブログ更新になりますね。ここ数日、超多忙で、ブログ書くヒマなんてなかったからなあ・・・でも、その多忙のなか、頑張ったことは、大きく報われました。ここ福岡では、3日間の滞在で、


・アジア太平洋大家の会、福岡支部結成&記念セミナー講演
・マレーシア不動産投資セミナー初級編で講演
・フィリピン・セブ不動産投資セミナーの主催

という、3つのセミナーをこなした他、主な目的である「グルメ」においては、

・「名島亭」のラーメン、賞味!
・「おおいし」のモツ鍋、賞味!
・イカのお造り、賞味!

これだけ、美味いもの食えれば、我が人生、もう思い残すことはないかなあ・・・

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私は明日の朝、福岡を離れて、次の目的地、沖縄に向かいます。

沖縄で、地元の大家さんと交流して、1泊した後は、マレーシアのクアラルンプールに向かいます。だんだん、南に向かってるわけですね。

それはいいのですが・・・今朝、今後使う航空券を整理していたら、驚くべきことが起こりました。

2日後に使う、「沖縄→マレーシア→東京」の航空券が、いつの間にか、キャンセルされていた!!

この航空券を予約したのが、約3週間前。その時、私はすっかり予約できた気になっていたのですが・・・いま改めて振り返ると、「クレジットカードの決済手続が完了していなかった」、「その旨を伝えるメールが、すでに使っていないアドレスに届いていた」等々の理由、予約失敗の発覚が遅れたのです。

どうしよう・・・出発はわずか2日後だ

マレーシアには仕事で行くし、責任あるし、辞退は許されない!

セミナー講演が、わずか2時間後に迫っているにもかかわらず、私は血相変えて、ホテルでPC画面とにらめっこしながら、航空券の手配に走りました。でも、

・出発地「沖縄」から、海外に行く選択肢が極めて少ない。

・「沖縄」から「関空」、「羽田/成田」、または「福岡」、「ソウル・インチョン」で乗り継ぐにも、乗り換え時間が最大で1時間もない。

どんな乗り継ぎの組み合わせでも、うまくスケジュールできない。私は頭を抱えながら、約1時間ほど、悩みました。もともと、セミナー講演資料の推敲を予定していましたが、それどころではない!

次に、「台北」での乗り継ぎを検討しました。でも、チャイナエアはだめ、エバー航空もだめ、最後は「エアアジア」しかない・・・そこで、空席検索したところ、

あった!!奇跡が起こった!!!

7月23日(火)
沖縄 1125発 → 台北 1210着 (チャイナエアライン)
台北 1555発 → クアラルンプール 2030着 (エアアジア)

帰りは、クアラルンプール発が7月25日夜以降の限定、翌26日には、昼過ぎに東京で会議・・・という、厳しい制約条件がありましたが、こちらもエアアジア利用でなんとかクリア。

7月26日(金) 
クアラルンプール 0100発 →関空 0825着(エアアジア)
関空 1105発 → 羽田1215着(スターフライヤー)

まさに、神様、仏様、エアアジア様・・・困った時のエアアジア頼み、ですね。しかも、LCC(格安航空会社)のパイオニアだから、結構な長距離移動なのに、飛行機代が安い。

台北 → クアラルンプール 18,189円 (2,018マイル)
クアラルンプール → 関空 15,212円 (3,071マイル)

惜しむらくは、沖縄→台北の区間だけが、むちゃ高かったんだよね。わずかな距離なのに・・・

沖縄 → 台北 43,100円 (399マイル)

沖縄から、LCCが飛んでいる、関空か成田で乗り継げば安く済んだんでしょうけど、残念ながら、時間が合わなくて、無理でした。

それにしても、LCCが普及した今、航空券の値段なんて、距離と関係ないんだなあ。LCCが飛んでる路線であるかどうかが、値段を決める・・・ということが、よく分かりました。

地図で示してみると、一目瞭然ですね。

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いずれにせよ、航空券予約できたことにより、マレーシアの仕事に影響なくて、良かった良かった。エアアジアに感謝しないと、ばちが当たるよね、たぶん。


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福岡激安ワンルームで起業?

こんにちは。Manachanです。

いま大分県の別府・鉄輪温泉にいます。九州家族旅行、4日目を迎えました。今晩、東京に戻ります。

今回の日記は、昨日まで滞在していた「福岡市」ねたで書いてみますね。

今年6月、福岡市の人口が、ついに150万人を超えました。市内の目抜き通りには、「祝・150万人達成」の「のぼり」が、青空にはためいていました。

人口減少社会となったいまの日本で、人口が増加傾向にある都市圏は、2つしかありません。
「東京・首都圏」と「福岡都市圏」だけです。

福岡都市圏は、規模こそ首都圏に遠く及びませんが、人口動態の若々しさに関していえば、首都圏より上ですね。人口の伸び率は高いし、東京でさえ都心回帰といわれて久しいのに、福岡では未だに、郊外(特に東と北)に向かって都市が拡大している印象を受けます。

人口が増える、もちろん世帯数も増える・・・これは賃貸経営にとって追い風のはずなんですが、大家業界ではよく知られているように、福岡市の賃貸経営は厳しい。

人口は増えるけど、それ以上に、物件がガンガン建つ

特に単身者用物件の空室・値崩れは激しく、

福岡は九州の中心なのに、九州一、家賃が安い都市
福岡市、住むには最高だけど、大家にとっては地獄のような都市

といわれたりします (注.もっとも、福岡都市圏でも、需要にあった間取り・設備の物件を提供できれば大丈夫。人口増にも支えられて、長期にわたる安定した賃貸経営が期待できます。)

福岡サバイバル賃貸経営のバイブル「小場三代さんの満室力」を読もう!

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私は、「福岡単身物件の値崩れ」を逆手にとって、何か面白いことができないかなあ・・・と思案します。

たとえば、福岡市南部に、「井尻」という街があります。ここは、西鉄の井尻駅と、JRの笹原駅の両方が使えて、天神と博多へダブルアクセス、所要時間も10分を切るという、極めて便利な場所なのに、単身者用物件の過剰供給・値崩れが激しく、「駅徒歩5~6分で、月額家賃(管理費込み)1万8千円」みたいな激安ワンルームが、ゴロゴロあります。

井尻の街、それ自体に大きな問題はありません。昔ながらの街で、駅前に庶民的な商店街が広がり、便利で暮らしやすい。治安も悪そうにはみえません。九州一円から、大学進学や就職で福岡市に出てくる若者が、家賃と物価の安さに惹かれて住む街ですね。

天神、博多へダブルアクセス10分圏内、「井尻」駅の利便性は高い!

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便利なのに、家賃は激安デフレ価格!

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庶民的な商店街。暮らしやすそうな街なんだけど・・・

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「便利で良い場所なのに、家賃がすごく安い」・・・これは、使いようによっては大きな武器になります。

「使用価値に比べて、コストが安い」のは、古今東西、ビジネスが伸びる要素ですから。

たとえばの話、私は、アジア太平洋大家の会・福岡支部の立ち上げや、セミナー講演のために、頻繁に福岡を訪れています。月に一度は、必ず行ってる感じですね。

福岡では、格安のビジネスホテルに泊まっています。1泊平均4千円といったところですが、井尻で月1万8千円のワンルームに住めるのなら・・・単純計算ですが、福岡滞在が月5泊以上になれば、井尻にワンルーム借りた方が、滞在コストは安くあがるわけですね。

今後、福岡ビジネスが軌道に乗って、事務所登記が必要になったとしても、井尻で、事務所使用可能な、激安ワンルームを1万8千円で借りられるのなら、オペレーションコストが、すごく安くなります。

事務所にも、いろいろなタイプがあります。頻繁に人が訪れるのであれば、天神や博多の街中にあった方が便利でしょうが、事務作業がメインで、たまに打ち合わせをやる程度であれば、井尻でも全く問題ないでしょう。

私自身も、福岡事務所が井尻駅近くなら全然不満ないです。天神、博多にすぐ出られるし、空港も近いし、お店いっぱいあるし、駅前ベーカリーのお姉さん可愛いし、一応、「花の福岡市内」だし・・・

人口が増え、発展期にある福岡市で、非常に安い事務所コストでビジネスができるということは、学生、若者のベンチャー起業に有利ですね。アジア留学生の日本での起業にも、大いに有利な条件だと思います。

思えば、あの孫正義さんだって、最初は井尻駅の一つ先、「雑餉隈」駅の近くのオフィスで起業したわけです。ソフトバンク大帝国が、ここから始まったわけですから・・・夢は大きく持とう。


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