2019年 1月 の投稿一覧

日本はこれから伸びる国!

こんにちはManachanです。いつもブログご愛読ありがとうございます。

拙文は、日本語で書かれております。1999年8月にホームページを立ち上げて以来、20年間の長きにわたり書き続けてきました。ここまで長続きした理由の一つは、日本の言論空間に、微力ながら一石を投じていきたいと、常に思ってきたからです。

 

ブロガーとして私が常に、何とかしたいと思ってきたのは、こんな言葉。

 

・日本もうダメぽ。

・将来の日本は人口も減り、経済力も落ちて、老人だらけの衰退国家になる。

 

「必ずしも、そうじゃないんだよ」、「君たちがそう考えるのは、日本の秘める可能性が見えてないからじゃないの?」…事あるごとに私は、それを言い続けてきました。

少なくとも、私が日々見ている世界は、上記の将来像とは真逆です。私が理解する日本とはずばり、「ポテンシャルに満ちた、これからの国、伸びしろのある国」

それが実感できる場所に、私は身を置いて日々を生きています。より正確にいうと、日本で誰もやってないことをやり続け、道なき道を切り開いてきた結果、(ある意味)右肩上がりの日本を感じながら暮らせる場所に到達したのです。それは、

 

個人投資家向け国際不動産ビジネス

 

それは、

・ここ10年で急成長してきた、新しいビジネス領域。

・国を超えた不動産取引や関連サービス(移住ビザ手配、資産コンサル等)を行う。

・物件の購入者は、4大国に集中(中国、ロシア、アラブ圏、インド)。「独裁(に近い)政権」、「貧富の差が激しい」、「金持ちが海外に出たがっている」という共通点がある。

・物件の供給業者は、世界5大陸にくまなく分布。上記4大国の富裕層が移住したい「英語圏先進国」や永住ビザを出してくれる「南欧・地中海諸国」の人気が高い。

・このビジネスで使われる言語は、英語が支配的だが、次いで「中国語」の重要度が高い。客の多い「ロシア語」や「アラビア語」の地位も高い。

・アジア太平洋地域では、最も客数の多い「中華圏」にビジネスが集中。販売エージェントも中国人が圧倒的多数。

・東南アジアもシンガポール、マレーシア、タイなどでビジネスが盛ん。いずれも中華系の買い客を背景にしている。

・この世界では日本は後発で、現時点では売り側・買い側とも存在感がない。英語を使える不動産プロフェッショナルが少ないのが主な理由。

 

数年前、国際不動産ビジネスの世界に入った私、「今は日本にとって、ものすごいチャンス」だと感じました。このビジネスに関わる誰もが、「日本は世界第3位の経済大国」で「オリンピックも万博もG7サミットも開催できる先進国」であることを知ってるのに、日本から収益物件を持ってきたり、日本人の買い客を連れてくる人が、まだ誰もいない(居るかもしれないが認知されていない)のです。

 

「だったら、その役目を俺がやればいいんだよね!」

「もう気兼ねなく、俺のセンスで日本を思う存分売り込ませていただきます!」

 

私の場合はLeadingReという、国際不動産の業界団体を舞台にしてますが、2017~18年は、にわか民間外交官になった気持ちで、ほぼ全てのイベントに参加し、講演やパネルディスカッションで露出機会を増やし、会場ではまだ誰も知らない「日本人バイヤーのニーズ」や「日本の不動産投資機会」について、話しまくりました。名刺交換もしまくりましたし、イベントで知り合った業者を訪ねて、ヨーロッパ、北米、アジア、大洋州…どこへでも出かけて行きました。

とにかく、日本というテーマで、生身の情報を発する人間が私ひとりしか居ないんですから、当然、「日本のことならManabuに聞け!」となる。私は英語も中国語もできるからやりとりに不自由もない。

皆さん日本に関して興味が高いですし、イメージも良い。特に今は、「頼みの中国人客が、外貨規制で以前のように爆買いできなくなったから、アジアの他の国で売りたい」ニーズが高まっています。香港、台湾、シンガポールなどの中華系マーケットはすでに相当開拓されてますので、当然、中国と目と鼻の先にあり、個人富裕層も多そうだけどまだ未開拓なマーケット「日本」に大きな期待がかかる…そんな相談案件は当然、私に来るわけです。

 

私がいま、仕掛けようとしているのは、

「中国プラスワン」で「日本」を選んでいただく戦略。

 

中国の主要都市には、世界中の不動産業者から生きた情報が集まります。販売エージェントも星の数ほど居て、毎月のように国際不動産イベント・セミナーが行われます。

例えば英国の収益物件を中国で売る場合、デベロッパーや事業会社の人間が、英国から北京なり上海なりに来て販売セミナーやイベントをやります。でも、外貨規制と競争激化のため、数年前ほどは売れなくなってきています。

「だったら、ついでに東京に来てみませんか?北京や上海から3時間で来れますよ」

「御社の物件が日本の投資家にメリットあるのか、その見極めができたら、私の方で日本人の客集めてセミナーやって、通訳もアフタ―フォローもやります!」

「私の会社は直近でドイツ物件を日本人向けに40戸、アメリカ物件を20戸売った実績があります。物件が日本人の嗜好に合うものであれば、中国人より売れる可能性もあります」

 

ここ1年余り、そんな感じでプロモーションし続けた甲斐あって、今年後半(9~10月)には、「私が提案した東京での不動産フェア」に「香港、北京、シンガポールの三都市が相乗りする」という、前代未聞の事態にまでなっています。新たな歴史がつくられています。

 

つまり、英国や米国、オーストラリア等から「東京に物件売りにくる」出張ついでに、「北京か香港でも売る」という動きができるようになったのです。これまでになかった東アジアの国際コラボモデル。イベントコストも削減できますし、中国人とは違う日本人のニーズにあわせた商品開発もやっていけるようになるのです。

加えて、日本はアジアに数少ない先進国のひとつですので、香港や北京、シンガポールで「欧米の他に日本の物件も紹介して欲しい」ニーズもあります。私はいま、日本らしさを全面に出した和モダンの高級レジデンスや、ゲストハウス運営ができる投資物件を推していますが、そこから、外国マーケットに向けた不動産商品開発という新産業分野が生まれてくるのです。

 

国際不動産ビジネスの領域において、日本のプレゼンスはこれから高まると思います。伸びしろは明らかに大きい。

今は「中国に追いつけ、追い越せ」でいいじゃないですか。かつて日本が強かった産業分野みたいに「いつか中国に追い抜かれるのではないか?」と戦々恐々とする必要のない新分野。そう、挑戦者でいいんです。追われるよりも追う方が明らかに前向きで気分良いですし。

 

日本は成熟経済と呼ばれますが、伸びるポテンシャルが十分あるのに誰も手をつけず、放置されている産業分野って、山ほどありますよ。私は海外で長年暮らした分、それに気がつきやすいポジションにいます。

そういう分野をみつけて、自分を適切にポジショニングすることで、日本の意外な可能性が見えてくるのです。

 

私は日本が衰退していくという俗説を信じない。

この国は、まだまだいける。チャレンジする価値は十分ある。

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人工知能だけで不動産が面白くならない理由

こんにちはManachanです。いつもブログご愛読ありがとうございます。今回は、「情報技術と不動産投資」というテーマでひとつ書いてみます。

 

私はITエンジニア出身の不動産業者です。世間一般と比べて、まだアナログな文化や業務が多く残る不動産業界にあって、弊社は創業当初からITを使って、ブログ・メルマガ・SNSで情報発信、(金のかからない)集客や顧客管理、双方向型のコミュニケーション等を続けてきました。

私がIT業界の第一線で働いていたのは2012年までです。それから6~7年の間に、テクノロジーは大きく変わりました。私の現役時代にほぼ無かったチャットボットの制作や、AI(人工知能)的な活用も、いま「50の手習い」でやっています。昔とった杵柄なのでそんなに難しくはないですが…日進月歩の世の中ですので、日々是、学習ですね。

 

そんな感じで、私はこれからもRealestate Techを積極的に業務に活用していきますし、今後のテクノロジー発展に大きな期待を抱いています。ただ技術系の不動産愛好家として、ちょっと残念に思うことは、

 

・情報技術が発展しても、不動産業界側の活用の仕方がかなり微妙。

・技術の恩恵で人々の不動産購入を便利快適にするよりは、むしろ、「本来買ってはいけない」人に「売るべきではない」投資用不動産を売りつける方向で機能してしまっている。

 

たとえば、このような話です。

 

・自社投資物件(初心者食い系を多く含む)の販促ツールとして、AIを活用。

・AIを活用した海外投資物件の検索紹介機能を開発しても、紹介する先が不動産権利も二次売買市場も管理サービスも未確立で物件過剰供給が酷い国ばかり。

・仮想通貨で不動産売買できるシステムを開発しても、仮想通貨マーケットが下落した途端にサービス停止。

 

これまさに、「仏つくって魂入れず」、「小手先の技術だけ使って不動産の本質を分かってない」人たちのやる、不動産的に余り付加価値や喜びのない仕事だと思います。何が足りないのか?

そのヒントは、この本にあります‥「マンガでわかる禅の智恵

 

大事な箇所を、いくつか引用しますね。

 

・必要なのは技術を「見(けん)の目」で分析的にみるのではなく、「観(かん)の目」で大きくみること。それが、これから加速する技術進歩に人間がどれだけ追いついていけるかのカギなのではないかな。

・人工知能を超える人類の英知はZenに残されているじゃないか。

・例えば柳生新陰流の「活人剣」の考え方は、相手と対峙しこれを封じ込めて勝つ「殺人刀」ではなく、「観の目」で世界全体をうらやかにみて、相手を活かし相手と共創するドラマづくりに参加する立場を重視する。

・真のイノベーションは、データを大量に処理するだけの人工知能のようなガチガチの殺人刀から生まれない。

 

・禅を通じてみると、世界はすべてが有機的につながっていて、

・自分も欠けることのできないその一部で、そのなかで自分が大きくなったり小さくなったりするなかで、周りの世界も変化しているのがわかる

 

 

一言断っておくと、私は一応技術者ですので、人工知能がデータを大量に処理するだけのものとは思っていません。それよりもずっと多様な可能性が広がる世界だと思っています。

とはいえ、上記のマンガに傾聴すべき部分があるのは、禅や瞑想の本質でもある、「観(かん)の目」「相手を活かし相手と共創」「世界が有機的につながっている」といった、全体観(Wholistic View)だと思います。

 

上のセリフで、「自分」を「不動産(建物)」、「世界」を「街」と言い換えても良いと思います。

 

~街はすべてが有機的につながっていて、不動産(建物)も欠けることのできないその一部で、新築・増改築されたり再生されたりするなかで、周りの景観も変化しているのがわかる~

 

不動産、特に建物は街の重要な構成要素で、街とともに一体の関係にあります。建物が本来あるべき場所に、あるべき姿で良い状態で存在すれば、街の景観を楽しく豊かにします。逆に、不動産が本来あるべき姿じゃないものに変わってしまえば、街の景観も劣化します。

 

たとえば、石川県金沢市の観光地・ひがし茶屋街近くの北國街道沿いにある町家(旧和菓子店)を私が事業主として再生した事例。もともと街の姿はこんな感じで、買い手がつかなければ駐車場になる予定でした。

 

それを、ご縁をいただいた私が土地建物を買い取り、金沢らしい外観の宿泊施設(ゲストハウス)に再生しています。まだ道半ばですが、この建物は街の景観を良くすることに少しは役立っていると思います。

 

街を感じ、土地を活かし、建物を味わう…そうした「全体観」のある不動産理解や活用は、たぶん人間でないとできない仕事。そのスキルを磨くために、禅の考え方や、(私が日々実践している)マインドフルネス瞑想が大いに役立つと思います。

もちろんテクノロジーは大いに活用しますが、私はそれを超越するクオリティの仕事ができる「世界不動産ソムリエ」になっていきたいし、そういう仕事をすれば不動産の世界はもっと豊かで面白くなるはずです。

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毎年、過去最高を更新する人生~二つの鉄則

おはようございます。Manachanです。2019年の新年あけましておめでとうございます。

ここ数年、年越しは柏市の実家で過ごし、家族全員で「ガキの使い」を観て、近くの安房栖神社で初詣して、というのが定番になっています。人生や仕事にいろいろ変化はあれど、お正月は毎年変わらないのがいいですね。

 

おかげさまで、2013年に独立自営業主になって以来、5年連続で、「今年は人生最高の年だった」と思える年越しを続けております。あくまで私の主観的満足度の話ではありますが、2014年は13年より良い、15年は14年より良い…それが続いてきてますから、いま、2018年は人生最高の年だったと、心から思えているわけです。

日本の年号が変わる2019年、私の仕事や暮らしに何が起こるか分かりませんけど、前の年よりさらにワクワクする出来事やエキサイティングな出会いに満ちた一年になるであろうと、特に根拠もなく、とても楽しみにしています。

 

最近5年間、私の人生がとても楽しくなった理由を考えると、主に二つあると思います。

 

1)楽しい人に囲まれて、好きな仕事だけを選んでやっている。

「好きを仕事にする」、「好きな奴とだけ一緒に仕事する」、この二つが揃えば人生は素晴らしいものになります。

かつてサラリーマン時代は、プロジェクトマネジャーという職種でして、勤め先や派遣先から一緒に仕事する人間を割り当てられ、誰と一緒にやることになっても人間関係うまくやるよう、求められていました。その中には当然、気質や価値観が著しく合わない、一緒にいて全然楽しくない人間も含まれますが、彼らとも表面上は仲良くして、業務を遂行しなければならない立場でした。

それを長年やって、さすがにある程度は、「仮面かぶって嫌な奴と付き合う」テクニックを身につけましたけど、それで勤務評定が上がったところで、自分の幸福感には結びつかないことがよく分かりました。

幸か不幸か、数年後、私は勤め先を解雇され、それをきっかけに独立自営の道を選びました。生活の保障はないけれど、その代わり自分で仕事の内容も、時間の使い方も、一緒に働く人間も、自由に選べる立場になったのです。

独立後5年間は、一緒に仕事する同僚や、ビジネスパートナー、お客様を厳選して、嫌な奴、気の合わない奴を私の身辺から極力忌避・排除してきました。そのおかげで、今は仕事に行くのが憂鬱とか頭が痛いみたいな、ネガティブな経験はほぼ皆無になりました。かつてのサラリーマン時代は、日曜日夕方あたりに、月曜から始まる一週間の仕事が憂鬱、みたいなことを人並みに感じてましたけど、今の暮らしはそれとは完全に無縁です。

 

2)ちゃんと付き合わなければならない「家族」とは真剣に向き合う

仕事で一緒にやる人は、ほぼ自分の一存で選べるし、嫌だと思えばすぐ切れば良いですが、家族となると、そうはいきません。自分が親の立場で子育てしていると、切実にそう思います。

我が家においては、私と妻との夫婦関係が安定していることが、二人の子供たちが安心感育つ上で欠かせない条件です。ただ、それは相性もありますし、簡単なことではありません。

世の中には、長期間にわたって夫婦仲がナチュラルに良いというカップルも居るようですが、私と妻の場合は、そうではありません。お互い、継続的な努力をしていかないとすぐ壊れるほど、お互いの気質も違うし、夫婦関係に期待するものが全然違うのです。

たとえば、世界的なベストセラーになった、5 Love Languagesという本を使ってテストしてみると、私の場合は圧倒的に、夫婦関係に「肯定的な言葉」(Word of affirmation)を求めていますが、それは妻にとってはほとんど価値がなく、彼女は「贈り物」(Receiving Gifts)や「クオリティ・タイム」(Quality Time)を求めていました。でもその二つとも、私にとっては大した価値がありません。つまり、お互い良かれと思うことをやっても、それは相手が求めることと全然違うのです。

愛の伝え方には5種類ある。すれ違いの原因にもなる Love Language の違い。

 

私が独立した2013年から、最初の3年くらいは、仕事はとても楽しいけど夫婦関係はどんなに努力してもうまくいかないのが私の悩みでした。今でも完全にうまくいってるとはいえないけれど、少なくとも下記の2つの「ミーティング」を日常的にやることで、かなり落ち着きを取り戻しています。

 

1.Marriage Meeting(まず、夫婦がお互いの努力に感謝しつつ、家庭内でやるべきこと、家族旅行などのイベント、懸念事項について話し合う場)

2.Thriving Meeting(二人の子供たちが、学校や家庭や地域で活躍できる環境を整えるよう、話し合う場)

 

いずれのミーティングも、トータルの所要時間は45~50分で、我が家ではこんな構成にしています。

1)瞑想(Meditation、最初の10~15分間):お互い、心を落ち着かせる。

2) お互いに感謝(Affirmation、7~8分間):最低5つ以上、相手を褒め・感謝する言葉を考え、伝える。

3) 家庭の作業打合せ(chores、7~8分間):炊事洗濯、皿洗い、ゴミ出し、子供を病院に連れていく等、やらなきゃならないことを、いつ誰がやるかを話す。

4) 家族旅行や習い事について共有(Planning for good times、7~8分間):夏休みや冬休みの家族旅行や、結婚記念日等の小旅行、お互いのスキルアップにつながる研修や資格学習について話す。

5)懸念事項を共有(Problems and challenges、7~8分間):心配事や解決すべきことを率直に話す。

 

方法論については、この著書を参考にしています(日本語版も出ればいいなあ)

https://www.amazon.com/Marriage-Meetings-Lasting-Love-Relationship-ebook/dp/B00HNEPRK4

 

このミーティングを定期的にやることによって夫婦関係は目に見えて改善しました。お互いのすれ違いがあって少し険悪になっても、ミーティングで話せばいいという安心感にもつながっています。

 

誰にとっても、幸せや不幸せの多くは、自分とかかわる周りの人々からもたらされると思います。その環境を改善する努力を続けることで、時間はかかっても、結果的に人生をとても豊かにすることができるのです。

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