2013年 9月 の投稿一覧

進化する大阪

おはようございます、Manachanです。
昨日は、大阪へ、日帰り講演出張に行ってきました。

大阪では、午前中の3時間プラス、午後の3時間余り、ガッツリとセミナーをやりました。東京の自宅を出たのは、朝は5時40分頃で、帰りは22時を回り、かなりの長丁場でしたね。

【お~、大阪~!】

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特に午後の、フォーランド社主催のマレーシア不動産セミナーが、ものすごく盛り上がりましたね。

無料セミナーなので、普段は参加者の60%位が参加すればいい、程度のノリなのですが、蓋を開けてみたら、なんと95%が参加!驚愕の出席率!

想定された人数分、用意してあった水も、瞬く間に足りなくなり、フォーランドの社員が急遽、買出しに出かける有様に・・・嬉しい悲鳴ですね。

【大阪セミナー…50名近い人数が集まり、大盛況】

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大阪でのセミナー講演、2年以上前からやってきてますが、この街もずいぶん変わったものです。間違いなく、日本の大都市のなかで、最も派手に変貌を遂げた街だと思います。


・大阪駅(梅田)北側、貨物線用地で何もなかったところが、再開発されて、「グランフロント」として街開き。

・老朽化が目立つJR大阪駅に、香港の国際空港みたいな建物と屋根を乗せて、新装オープンした「大阪ステーションシティ」

特に、梅田の北側でセミナーやると、会場までの道、いつも迷いますね。「ここはどこ?私は誰?」みたいな感じで、方向感を失ってしまいます。原型をとどめない程、徹底的に再開発されたので…

この一帯、客足も、大分、増えてきたように思います。特に、若い人が多いですね。

梅田北側&大阪駅の再開発が、既存の都心エリアである駅南側にも、波及してきた感もあります。

【立派な大都会の貌(かお)してますね】

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【屋根つきの大阪駅。京都駅よりかっこいいと私は思う・・・】

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どんなに、すごい大変貌を遂げても、おしゃれな街、ファッション…みたいなチャラチャラ感がなく、気取らない(Down to earth)雰囲気が保たれているのも、大阪の良さですね。

【ヒルトンプラザの前に、有機野菜のマーケット】

※都心なのに、露店の類、たくさん見ますね。東京の丸の内・大手町にはない風景

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【ビルの地下街に入れば、650円とかで、本当に美味い飯が食える!】

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素敵すぎる。大阪!!
また来ますね~。

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札幌セミナー値下げの理由

こんばんは、Manachanです。

いま東京の自宅でくつろいでますが、明日は大阪へ日帰りのセミナー講演出張に、明後日からは5泊6日の東南アジア出張。帰国して、息子の幼稚園運動会に行って、その数日後に札幌1泊2日、福岡日帰りと、息つく間もないスケジュールが待っています。

今日の日記は、そのうちの一つ、10月9日(水)札幌でのセミナーのことを書きます。まずはセミナー告知文から、

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「東南アジアロングステイ&海外不動産投資セミナーIN札幌」
日時:2013年10月9日(水) 18:00~20:00
会場:変更しました!札幌駅近くの会場(参加者に告知します)
参加費:値下げしました!1000円
申込リンクは、こちら

【スケジュール】
山崎氏講演 「東南アジア3カ国ロングステイ比較」(18:00~19:00)
鈴木氏講演 「海外不動産投資~物件買ったらどうなるの?」(19:00~20:00)
セミナー後の懇親会も企画します。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

セミナー会場を変更しました!、値段を値下げしました!…目立つ赤太字が踊ってますが、その背景には、ちょっとしたハプニングがありました。

セミナー講演のパートナー、三歩目こと山崎初一さんが、ご自身のブログで書いておられますが、

「札幌会場変更顛末」

この一件について、私の体験と、感じたことを、素直に書きますね。

私は、かれこれ1年以上、山崎さんとのパートナーシップで、海外生活・投資をテーマとするセミナーをやってきました。昨年7月と、今年2月の北陸(金沢)セミナー、3月の千葉(柏)セミナーを一緒にやって信頼関係もでき、さあ次は、日本の北と南の大都会を攻めよう!ということで、10月に札幌と福岡で、コラボセミナーを開催することになりました。その顛末は、数日前の日記「札幌と福岡を交換する」で、詳しく書いています。

山崎さんと私がコラボする場合、セミナー集客システムの運営は、どちらか、手の空いた方が担当します。二人とも、元ITエンジニアなので、セミナー告知ページの作成や運営は一人でできるわけです。

札幌セミナーを企画していた時は、山崎さんが移動でご多忙のようだったので、じゃ、私が作りますよ…といって、こくちーずを使って、簡単なイベントページをつくりました。

いま振り返ると、この作業がトラブルの直接の原因になったようです。

当時、私は山崎さんと、Facebookのメッセージでやり取りをしていましたが、イベントページを作成している時、私は札幌セミナーの参加費が1000円だと思いこんでいて、その金額を入力しました。9月19日深夜12時頃のことでした。

翌20日の午後2時頃、山崎さんからFacebookメッセージがきました。「札幌の会費は3500円です。こちらの一存では決められません」とのこと…私は、すぐ訂正しました。

私はこの時はじめて、札幌にはセミナー準備を仕切っている人がいて、会費もその人物が決めていることを知りました。これまで、山崎さんとのコラボセミナーの参加費は、平均1000~2000円程度だったので、3500円はやや高いと感じましたが、私、札幌にツテもないので、現地の方針に素直に従おうと思い、3500円にしました。

しかし、その4日後、渋谷のカフェで仕事している時、山崎さんからショッキングなFacebookメッセージが入りました。

「鈴木さん、緊急事態です。すぐ、Skypeに出てください」

私は急いで、カフェの勘定を済ませ、恥ずかしいけど渋谷・宮益坂の路上でPC広げて、WiFiルーター使ってSkype通話しました。そこで彼から聞いたこと、

「札幌の主催者が、急に、担当を下りると言ってきました!」

話によれば、札幌の主催者は、私が彼に無断(?)で告知ページをつくったことを問題にしているらしく、具体的には彼と私をつなぐべき立場にある山崎さんを責めているようでした。

山崎さんは、そのことについては謝罪しましたが、主催者の腹の虫は収まらず、結局、決裂したようです。

私、告知ページが複数あっても、セミナーに人がたくさん集まればそれでいいじゃん、と考える人なので、主催者が激怒する理由がよく分からないのですが…もしかして彼は、9月20日の午前中とかに、私が間違って1000円と表示していた時に告知ページを偶然見かけて、

「この鈴木という男は、セミナー代を不当にダンピングして、俺の客を横取りしようとしている」みたいに思われたのかも知れません…ま、憶測でしかありませんけど。

いずれにせよ、急に、現地主催者不在という事態になって、山崎さんと私は、札幌セミナーやるか?やめるか?…という選択を迫られました。当時すでに、私の友人の何人かがエントリーしていたので、キャンセルしたら申し訳ないと思い、セミナーは予定通り、決行。

参加費も、3500円にする理由がないので、福岡セミナーと値段を揃えて、1000円に大幅値下げしました。

幸い、山崎さんのご友人が、札幌駅近くで代替セミナー会場を予約してくれたので、最終的には、良いかたちで開催できることになりました。

【セミナー新会場も、札幌駅の近くです!】

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そこで、思ったこと…

私、山崎さんと違って、セミナー担当を下りた主催者に対して、別に怒ってはいません。ま、事情よく分からないうちに、石ころにつまづいちゃった…位にしか思っていない。

むしろ、私の気持ちは、山崎さんがブログで代弁してくれています。


結果、会費を1000円に出来たことから分かるように、
鈴木さんが札幌に来ることに、私利私欲はないんだよ。

日本では海外の情報はギャップのある伝わり方をする。
海外の事情を知るものとして、正確な情報を伝えることを使命と考えているからだよ。

私、1000円というセミナー参加費が、妥当なのかどうか、よく分かりません。たぶん、安すぎて問題あるかもしれません。

情報は、もちろんタダではありません。実際、山崎さんも私も、それなりに費用と時間をかけて、東南アジア各地を歩いて、情報を仕入れてきています。それに価値を認める人なら、何万円出しても不思議ではない。それだけの価値はあると自負しています。

だから、今後もずっと、1000円のままでいくとは限らず、価値に見合った価格体系にしていくことになると思いますが…

ただ現時点では、セミナーで稼ぎたいという気持ちよりも、日本(特に地方都市)における海外情報の乏しさ、いびつさを何とかしたい!という気持ちの方が強いのです。

この気持ちは、山崎さんも間違いなく共有していると思います。他の仲間たち、たとえば、越境会を主催する石田和靖さんも、ビジョンを共有しているはず。

彼の書いた「越境会 設立趣意書」には、私、心が震えるほど、共感しました。抜粋しますと、

~高い評価を得てきた日本の存在感が次第に薄くなり、消えてなくなっていくのを、日本人として危機感さえ覚える。チャレンジしない上に、世界の情報が無い。無いから分からない。分からないから動けない。これがいまの日本の現状だ~

この「世界の情報が無い。無いから分からない」現状を、私は、微力ながら、何とかしたいのです。

札幌や福岡に遠征して行うセミナーが、「世界の生きた情報を、日本に住む人々と共有する」役に立つのなら、別に多少の自腹切ったって、構わない。

だから、現時点では1000円の激安デフレ価格だって、いいのです。それで、たくさんの人がセミナーに来てくれて、私や山崎さんの話を聞いてくれれば、十分なのです。

セミナーで、山崎さんの話すテーマは、「東南アジアでのロングステイ」…確か、タイ、マレーシア、フィリピンの3ヶ国比較だったと思います。日本人がロングステイする上で、どの国・地域で、どんなニーズに合った海外体験ができるのか?地を這うように、東南アジア各地を歩いてきた彼の話は、傾聴に値するはずです。

一方、私は、「(東南アジアを含む)海外不動産投資」の話をします。これまで、セミナーで話したことのない、「海外物件買った後の、キャッシュフロー」について、こわい話、損した話も含めて、正直に語ります(私も、みっともない失敗を、たくさんしてきてるんです)。

「海外不動産投資キャッシュフロー編」は、10/9札幌を皮切りに、10/12の福岡…その後は、大阪、名古屋、仙台、金沢など、日本の各都市で講演したいと思っています。

これらの都市では、「セミナーやってくれたら、集客します」という有難い申し出をいただいてるのですが…私が多忙で、なかなか声かけられず、申し訳なく思っています。もう少しお待ちください。

あと、「是非、私の街でもセミナーやってください」という方がいれば、メールお知らせください ⇒ suzuki_manabuあっとhotmail.com

繰り返しになりますが、札幌・福岡セミナー、ふるってご参加くださいね。

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「東南アジアロングステイ&海外不動産投資セミナーIN札幌」
日時:2013年10月9日(水) 18:00~20:00
参加費:1000円
申込リンクは、こちら

「東南アジアロングステイ&海外不動産投資セミナーIN福岡」
日時:2013年10月12日(土) 10:00~12:30
参加費:1000円
申込リンクは、こちら

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SUUMOの新サービス

こんばんは、Manachanです。

2週間近く前になりますが、「株式会社リクルート住まいカンパニー」の方から取材の申込があり、自宅最寄りの東陽町駅までご足労いただきました。

そう…下宿探しする人なら日本で知らない人はいない、「SUUMO」(スーモ)の運営会社ですね。

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あの天下のSUUMOが、なぜ「アジア太平洋大家の会」なる、海外で不動産買うような、変わり者マニアック集団(?)にコンタクトしてきたのかというと、

いま、同社では新しいビジネスモデル構築のため、全国の「大家の会」を取材して歩いているんだそうで…

SUUMOサイトを見てると何となく分かりますが、リクルート住まいカンパニー、もともとは「入居者」、「仲介・管理会社」の方を向いて仕事をしており、その領域で努力して、日本一の座を手にしたわけですが、

これからは、大家の方を向いて、賃貸経営に役立つような仕事をしていきたいと…で、まずは、ニーズを知るために、大家の会めぐりをしているのだそうで、

関東だけで、無数の大家の会があるなかで、場末のマイノリティ集団「アジア太平洋大家の会」まで辿りついたということは、すでに相当、いろんな会の取材をしてるんでしょうね。
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早速、「お土産」を、いただきましたよ。

賃貸オーナーのための長期安定経営のコツがわかる本

上のリンクから申し込めば、無料で購読できます。大家さんにお勧め!

さすがリクルート、よく書けた記事ばかりです。特に良いと思ったのが、「設備&間取りプランの最新トレンド」。女性、ファミリー層、特定ターゲットに喜ばれて、付加価値をつけられる設備は何か?写真、イラストを駆使して分かりやすくまとめています。

また、「2013年の空室対策、最新のニーズ」というセミナーを、大家さんの会とコラボしつつ、全国で講演しまわっているんだそうです。

SUUMOの入居者アンケートを元データとして、リクルート得意のデータマイニングを駆使して、ロジカルにまとめています。さすがです。まるで東京カンテイのレポートみたい!

今回、サンプルとしていただいたのは、首都圏(一都三県)版ですが、全国どこの県でも、データつくれるんだそうです。
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この講演は、地域に根づいたローカル大家の会で、「空室対策セミナー」のネタとして、思い切り使えるのではないでしょうか?

関東でいえば…たとえば、茨城県をホームグラウンドとする「いばら喜大家の会」がありますね。先日、柴山会長と名刺交換させていただいたのですが、

茨城県は、関東にあるので、距離的に近い東京のセミナーにはすぐ出られます。が、茨城の入居者属性は、東京・首都圏とは全く違うため、セミナーに出ても、あまり参考にならない。だからこそ、茨城に根付いた大家の会を立ち上げた・・・そうです。

東京から近く、でも一都三県から微妙に外れた茨城県の位置は、データの上でも盲点のなりがちと思います。「東京、神奈川、埼玉、千葉」の不動産データは、商用ベースでたくさん出回っていますが、茨城など北関東まで含まれているものは少ない。

そこで、茨城県の賃貸マーケットの特徴、入居者ニーズは何か?傾向的に、一都三県とどんな違いがあるのか?…それらを数値データで把握したければ、リクルート&SUUMOの力を借りて、「2013年の空室対策、最新のニーズ」セミナーをやるのが、一番手っ取り早いと思うのです。実際、セミナーのニーズに応じて、オーダーメイドで、データを出してくれるそうですので…

なかなか良い話だと思いました。全国各地の大家の会セミナーで、彼らをどんどん活用すると良いと思います。

最後に、「天下のSUUMOなら、日本だけでなく、海外主要国の入居ニーズ調査」やってくれないかなあ…

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半沢直樹と東南アジア

こんばんは、Manachanです。

いま日本は、「半沢直樹」の時代。誰も彼も、猫も杓子も(失礼っ!)、史上まれに見る高視聴率を記録したTBSテレビドラマに夢中。ま、もう最終回ですけど…

私たち、不動産・大家ブログ界でも、最近は「半沢直樹」ねた、とっても多いです(倍返しっ!)。ミーハーだけど、空気を読んで、このテーマでひとつ、書きますね。

このドラマが、空前のヒットを記録した理由は、俳優・堺雅人さんらの迫真の演技もありますけど、舞台設定が「銀行(メガバンク)」というのも、かなり大事なファクターではないかと思います。

サラリーマンのなかのサラリーマン、日本企業文化の真髄…といえば聞こえは良いですけど、若い頃から海外で働いてた私からみると、シュールなほど、浮世離れした世界に見えます。

・このグローバルな時代、新しい開国の時代に、未だにこんなことやってんの?
・組織として、こんなに生産性の低いことやってて、よく社員に給料払えるよなあ。
・自分が半沢直樹だったなら、とっとと、こんなクソ職場辞めて、独立しますっ!

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でも、俺みたいに、渡り鳥みたいに退職・独立しちゃったら、ドラマとして面白くない。日本人の琴線に触れる作品にならない…のだと思います。

無数のしがらみ、制約のなかで、(あんまり楽しくないけど)周りの空気を読んで、組織のなかで自分を抑えて生きるのが、多くの日本人にとっての現実であり、そんな状況のなかで、生き生きと働く半沢直樹や同期たちの姿が、輝いてみえるのだと思います。

(独白)でもまあ…半沢みたいに仕事できる男だったら、普通、独立するのが正解だと思うけどなあ…

主人公たちが、生き生きと働くからこそ、銀行の体質が、どうしようもなく、古臭くみえる。そのギャップも面白い。

半沢の大阪勤務時代、自身の担当した5億円の融資案件の焦げ付きという責任を負わされ、東南アジア(フィリピン・マニラ)の関連会社に左遷されてしまうかも…という、ドキドキする展開の話がありましたね。

私、マニラなら、喜んで左遷されたいわ♪

だって…

・マニラで日本人銀行員が住むのは、高級コンドミニアム
・メイド、運転手付きの生活が当たり前
・日本の給料もらって、フィリピンの物価で生活できて超リッチじゃん!
・かわいいフィリピーナは沢山いても、クソ上司はいないよ

【いまどきのマニラは、すげー、超都会ですぜ!】

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ドラマ「半沢直樹」にみる日本人のゆゆしき時代錯誤

この文章に、私も全面的に賛同します。経済急成長を遂げて、生活水準が上がってきている東南アジアに対する、未だに古い観念が、まじで救いようのない程の時代錯誤に見える。30年くらい遅れてませんか?

でも、銀行組織しか知らず、日本国内でしか働けない、住めないと思い込んでいる人からみると、そうなってしまうのかもしれないな。

ドラマでは、半沢が大阪西支店の浅野支店長を追い落とした後、部下とともに、東京本社に栄転になるわけですが、

私が半沢なら、浅野をつぶした後、自ら志願して、東南アジアに左遷されに行きます。そして、マニラで事業資金溜めて、男の勝負をします!

そんなストーリーじゃあ、視聴率とれないぜ。
私、日本のドラマ作家には、向いてないのかも…

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中・韓の不動産を扱わない理由

こんばんは、Manachanです。

これまで、私の主宰するアジア太平洋大家の会(APHOC)の海外不動産セミナーで扱った国の数が、ついに1ダース(12カ国)になりました。

世界地図にプロットしてみると、当会が、もはや「アジア」も「太平洋」も軽く飛び越えて、世界中の投資機会を紹介していることが、分かりますね。まだ取り扱ってない大陸は、「南米」だけですもん。

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しかし、よく見ると、日本から一番近い「韓国」や「中国」の不動産案件は、まだ紹介していないんですね。

これらが「反日国家」、「特亜(特定アジア)」だから…みたいな理由で忌避しているのではありません。これらの国が、日本との間に領土問題、歴史問題など、外交上の難問をいくつも抱え、火種がたくさんあるのは確かですが、

国家政治と経済社会は、当然ながら、イコールではありません。日韓間の外交関係は、いま、ここ数年で一番冷えこんでおり、対立を煽る政治家、メディアも両国に多いですが、一方で、日本を訪れる韓国人旅行者の数は爆増中で、過去最高を更新しそうな勢いですし、

訪日韓国人、前年比で大幅増 円安が影響?

日中間の外交関係も、同様に、冷え込んでいますが、一方で、日本企業の進出を歓迎する中国内の地域はたくさんあります。数年前、日本政府による尖閣諸島国有化をきっかけに、反日デモ・暴動が起きた都市は、北京上海を含めてたくさんありますが、そういう騒ぎとは全く無縁な都市もまた多い。

大連市に決して反日デモが起こらない本当の理由

ですので、「反日だから…」みたいな、色眼鏡で見るべきではないし、そんなことで良い投資機会を見逃すのであれば、残念なことです。

正直言うと、いいモノがあれば、扱いたいんですよ。韓国、特にソウルは、日本のどの主要都市からも直行便が出ていて、極めて物件見に行きやすいし、中国だって、臨海部大都市なら日本から直行3時間前後で行ける近さですし、便数も半端ないし…

アフリカのガーナとかナイジェリアとか、日本から行くと飛行機で片道20時間以上かかり、航空券もエコノミー往復で20万円以上かかる遠い国の物件まで紹介しているのに、所要時間もコストも10分の1程度で済む韓国の物件紹介しないのは、やっぱり不自然な感じがするし。

最近は九州・福岡でセミナーやることも多いです。福岡から見れば韓国なんて、東京行くより断然近いわけですから…紹介したい誘惑は、正直大きいです。

ただ、一般論でいうと、いま不動産投資するには、タイミング悪すぎるかなあ…って感じはします。不動産価格は高いし(ソウル、北京の一等地が、東京の一等地より高かったりする)、トレンド的にもこれ以上は値上がりしにくい気がするし、賃貸利回りだってせいぜい年2-3%みたいな水準のマーケットですから…

韓国・釜山のビーチリゾート。世界的に有名な建築家が建てたプレミアマンション、8000万円からスタート…みたいな話を聞いたりしますが、8000万はやはり高いと感じますし、

済州島のリゾートマンション、5000万円スタート、ゴルフ場隣接、買えば韓国永住権がついてくる…みたいな話もありますが、中国人向けには良くても、日本人からみて余り魅力を感じませんし、

去年、ソウルに二回行って、カンナムやプンダンなど、富裕層エリアで、コンドミニアムいくつか見てきましたが、一言でいうと、街並みは小奇麗な日本の街っぽくて、売価は日本以上に高いものばかり。20億ウォン(1億8千万円)とか聞くと、ひいてしまう…

中国も、主要都市では不動産の値上がりが凄くて、ハッキリ言って、高いし、2006年あたりから、外国人購入者に対する規制も強化されて、紹介しにくくなりました。

中国政府、外資と外国人の不動産購入をさらに制限へ

主要都市をはずして、内陸部の都市とか行けば、まだまだ上がり目も大きいし、面白い案件の話を時々聞いたりします。黒龍江省の小さな町で商業物件投資やってる中国人の友人は、10%の賃貸利回りで回しつつ、値上がりもしてダブルで嬉しい状態ですが、

日本に住む、日本人投資家が、そういうモノを買えるかというと、法律上、極めて難しいわけです。あと言うと、中国の地方都市は、日本語も英語も通じない世界なので、その意味でもハードル高い。

中国、韓国とも、もう少し安くて、日本人に買いやすい物件が出るような時代になったら、紹介したいと思っています。

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札幌と福岡を交換する

おはようございます。

「会社員の辞め方」、全6回のシリーズ連載で、大きな反響をいただきました。不動産ブログランキングも、連載前の55位から、一気に6位まで上がってしまい・・・身に余る光栄ではありますが、

会社員の辞め方…その1
会社員の辞め方…その2
ロックアウト解雇!会社員の辞め方…その3
転職活動に成功!会社員の辞め方…その4
1000万オファーを蹴る!会社員の辞め方…その5
最終回!会社員の辞め方…その6

ポスト半沢直樹のTBSじゃないけど、大ヒットの後は、難しい。「次、何書こうか?」と、悩んでしまうところなんですが、

いま企画している、「北海道での海外不動産セミナー」の話でいきましょうか?

私は、2年半前に、東京で「海外不動産セミナー」企画をはじめました。最初は、ネタ探し、講師探しにも苦労する状態でしたが、

今ではすっかり軌道に乗り、東京では2週間に1回くらいのペースで、アジア、北米、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカに至るまで、世界各地の不動産投資機会を紹介できるまでになりました。

今年に入ってから、東京以外の都市でのセミナー開催にも力を入れています。特に福岡は軌道に乗り、集客数だけでいえば、東京と遜色ない位になっているので、最近は支部を設け、毎月1回以上のペースで、福岡に飛んでいます。あと大阪も、もうすぐ立ち上がりそうです。

その他、仙台、名古屋、金沢と、いろんな都市から声がかかっているのですが、

唯一、ツテがない国内主要都市が、札幌なんです!!

【札幌市時計台。北の大地には、ぜひ参入したい・・・】

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私は、新千歳空港の近くに物件を持っている、一応、「北海道大家」なんですが、海外不動産セミナーを一緒にやろうという、札幌現地の友人が全くいなくて…

そこで、札幌でのセミナー開催経験のある、「三歩目」こと山崎初一さんに、相談しました。彼は、「東南アジア月5万円らくらく小金持ち生活」の著者として知られている人物。日本での家賃収入で、東南アジア各国を回って暮らしています。

私が相談した時、彼は確かベトナム・ホーチミンにいました。Facebookでのやり取りを通じて、結局決まったのは、


札幌と福岡のバーター取引

つまり、

・山崎さんのツテで、札幌で集客して、私が講演の機会を得る
・私のツテで、福岡で集客して、山崎さんが講演の機会を得る

すでに、セミナー概要も決まりました。

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「東南アジアロングステイ&海外不動産投資セミナーIN札幌」
日時:2013年10月9日(水) 18:00~20:00
会場:変更しました!札幌駅近くの会場(参加者に告知します)
参加費:値下げしました!1000円
申込リンクは、こちら

【スケジュール】
山崎氏講演 「東南アジア3カ国ロングステイ比較」(18:00~19:00)
鈴木氏講演 「海外不動産投資~物件買ったらどうなるの?」(19:00~20:00)
セミナー後の懇親会も企画します。

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「東南アジアロングステイ&海外不動産投資セミナーIN福岡」
日時:2013年10月12日(土) 10:00~12:30
会場:梓書院セミナールーム (福岡市博多区千代3-2-1 麻生ビル)
参加費:1000円
申込リンクは、こちら

【スケジュール】
山崎氏講演 「東南アジア3カ国ロングステイ比較」(10:00~11:10)
鈴木氏講演 「海外不動産投資~物件買ったらどうなるの?」(11:20~12:30)

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山崎さんは、いま話題の「日本人向けロングステイ」向けの適地を、東南アジアじゅう回って探しており、特におすすめできる3つの国・都市について、特色を比較しながら講演します。

「東南アジアでロングステイ」となれば、どうしても、「長期間の居住」が前提となります。いま経済発展中、物件価格も値上がっているエリアですので、「不動産投資・資産づくり」という観点も必要ですね。

そこで私が、世界各国で不動産を実際に買い、運用している経験から、「海外物件購入後のキャッシュフロー」を中心に、「購入にあたって、お金の面で知っておくべきこと、気をつけるべきこと」を、セミナーに参加された皆様とシェアいたします。

北海道、九州の皆様、是非ご参加くださいね。

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最終回!会社員の辞め方…その6

前回の続きです。

果敢にも、年収8桁のオファーを蹴って、不動産専業になる決断をした私ですが…

この決断、そう簡単なことではありません。我が家では、私が唯一の稼ぎ手。最低限、家族4人が暮らしていくための日本円キャッシュフローを、稼がなくてはなりません。重い責任が、我が双肩にかかっています。

結構厳しかったのが、


もと年収1000万プレイヤーだったサラリーマンが、突然、職を失うと、日本国からすごい額の税金・保険料が課せられるのです!

失業した後、ハローワークに申請すれば、とりあえず失業保険はもらえますが、その期間中も、下記の出費は義務的に発生します。

・国民年金
・健康保険
・地方税(私の場合、都区民税)

このうち、国民年金は、申請すれば全額免除してもらえますが、健康保険と地方税は、免除は無理だし、前年度の収入(1000万超)を基準に計算されるので、ものすごい額の請求がきます。私の場合、

国民健康保険:年76万円 (毎月6万4千円)
都区民税:年64万円 (毎月5万3千円)
========================
合計、年140万円 (毎月11万7千円)

これ全額払ったら、失業保険の半分以上は、一気に飛んでしまう!しかも、44歳で退職した場合、会社都合退職でも最長6ヶ月しか失業保険もらえないので、終わった後は、月11万円以上が自動的に出て行くことになる!

こりゃたまらん・・・私は区役所の窓口で、国民健康保険の減免だけはしてもらいましたが(良くて半額程度)、都区民税の減免は一切認められないので、今でも毎月6万とか払っています。

現時点の収入がないのに、前年度の収入が高ければ大金とられる日本の仕組み…不条理すぎる~。

地方税、国保に加えて、物件取得の費用、固定資産税、都市計画税、退去時リフォーム・清掃代…貯蓄は、どんどん減っていく。

1000万オファーを蹴ったのは失敗だったのかと、思ったりもしましたが…


独立して、7ヶ月。
いまの生活が、バラ色とは、いいません。

確かに、時間は自由に使えるし、物事を自分の一存で、バシバシ決められる、その意味での豊かさを感じていますが、それは、当然のことながら、「経済的な不安定」と表裏一体でして、常に、どうやって食っていくかを、考えなくてはなりません。

もちろん、頑張ってますが、オカネの面で余裕ができるのは、まだまだ先のことかと思います。

サラリーマン暮らしって、つまらなく感じるかもしれないけど、それでも、毎月、決まった額がチャリーン、チャリーンと銀行口座に振り込まれる、その安定感は、何にも変えがたいもの…その身分を失ってみて、よく分かりました。

私、3月29日に、フリーランスになる決断をした・・・

決断とは、「正しくない事を選択し、後の努力で正しかった事にする行為」。私の場合もまさにその通りで、自分の決断が正しかったのかどうかは、ひとえに、日々の努力で決まるのだと思います。

そして、我ながら、良い人生を歩ませてもらっていると思います。神様に、そして自分の内なる声に、忠実に生きられるのですから…

これで、全6回に及ぶ、「会社員の辞め方」シリーズも終わりです。

私という、一人の男が、会社をクビになり、めげずに転職に成功して、それを敢えて蹴って、事業を興す選択をした…

その物語が、日本全国の人々、特に、働くお父さんたちの心を奮い立たせることに、少しでも役立つのであれば、それに勝る喜びはありません。

―完―

「会社員の辞め方」シリーズ。面白かった、読み応えあったと思う方は、応援のぽちを、よろしくね!

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1000万オファーを蹴る!会社員の辞め方…その5

前回の続きです。

3月27日…六本木にある外資IT企業から、年俸1000万のオファーレターをいただきました!

解雇されてから、わずか1ヶ月余りで、首尾よく、次の仕事が見つかる。しかも年俸8桁、勤務地は花のギロッポン…本来なら、大いに喜ぶべきことです。

しかし、私は悩みました。この有難いオファー、受けるべきか、どうしようかと。

2月14日に解雇されて以来、私は、「ITエンジニアとして転職活動」をしながら、「海外不動産投資のセミナー企画、講演、執筆」を、同時並行で進めていました。

後者(不動産関係)の案件数、作業量は増える一方。すでに「本業フルタイム」に近い時間を、費やすようになりました。

こちらは、大したお金にはなりませんけど、とにかく、むちゃくちゃ楽しいのです。「趣味がそのまま仕事になる」感じで、どんなに長時間働いても、苦痛にならない。いや、趣味と仕事の区別が、そもそもない!

それに、この仕事は、ITを駆使すれば、自宅でもカフェでも、海外のリゾート地でも、どこでも出来る。毎日、満員電車に揺られて、いつも同じオフィスで、上司同僚の顔を見なくても済む。

世の中、こんな働き方、こんな人生が、あってもいいかもしれないな・・・」と、思い始めていました。

その頃には、両親や親しい友人たちに、私の進路について、相談するようになりました。

「これまで通り、サラリーマンとしてITエンジニア続けながら、副業として不動産の仕事をするか?」、あるいは「ITの仕事を辞めて、不動産専業になってしまうか?」

面白いことに、誰もが、「不動産専業になった方がいいと思う!」と言うのです。。。

友人から、こんな有難いお言葉を、いただいたこともあります。

男の人生で、運気に恵まれる時って、何度もあるもんじゃないんだよ。Manachan、君はいま、本当に時代の波に乗っているんだ。輝いているんだ。海外不動産投資という、デッカイ魚を、まさに手にしようとしてるんだよ。

これをフルタイムで取り組んで、自分の事業にするか、これまで通り、副業でやるかは…よく考えて欲しい。君の判断次第だよ。

うまく言えないけど、神様が、「不動産の仕事やりなさい!」と、いろんな友人の口を通じて言わせてるような気がしてきました。

そうこうしているうちに、外資某社の最終面接に合格して内定を取り、年俸1000万のオファーレターが来ました。”Annual Package 10 Million Yen“という英文字が目に入ってきましたが、これまでと違って、全然胸躍らない。

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私は一晩中、いや、まる二日近く、悩みました。これまで15年以上、続けてきたITの仕事。未だに8桁の年俸を取れる労働力としての商品価値を持ちながら、これをみすみすドブに捨てるのか?

8桁年俸を捨てると、間違いなく、家族の生活水準は下がります。半ば趣味みたいな不動産の仕事が軌道に乗って、同等以上の収入を手にするために、どれだけの歳月がかかるのか、見当さえつきません。

子供も二人いて、上の子は小学生、下の子は幼稚園。今は安上がりだけど、これから、どんどんお金がかかるようになります。

私は、どういう選択をすべきなのか?答えはもちろん、自分の胸のなかにしかありません。熟慮の末、ついに

3月29日…私は、魅惑の1000万円オファーを蹴って、不動産専業になる決断をしました!

時に、44歳と5ヶ月。そういえば自分の父も、44歳で脱サラ起業したんだっけな。歴史は繰り返す…

何だか、見えない糸で導かれたような感じです。「40歳を過ぎた、大の男が、雇われ人なんかやるんじゃない。自分の事業を興しなさい!」という天の声なのか?商売の街・柏で生まれた男の宿命なのかもしれない。

しかしその後、1000万のオファーを蹴ってしまったことを、心から後悔する出来事が起こりました!

次回に続く…

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転職活動に成功!会社員の辞め方…その4

前回の続きです。

2013年2月14日…会社を解雇されて、東京・溜池山王の寒空に放り出されました!

その日の東京は、快晴。憎らしいくらい、抜けるような、完璧な青空が広がっていました。この忙しい大都会で、突如、無職になった私が、何を思ったか?

胸に去来したのは、「岬めぐり」のメロディー…

♪~岬めぐりの バスは走る~
僕は どうして 生きていこう?
悲しみ 深く 胸に沈めたら
この旅 終えて 街に帰ろう~♪

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私の人生で、初めての「会社都合退職」(=解雇)。

これまで長年、打ち込んできた仕事、誇りに思ってきた「職」と「雇用」が、一瞬にして失われた喪失感。あれだけ頑張ったのに、時間と命を削ってきたのに…

2月の日本、「岬めぐり」には寒すぎるけど、しばしの間、美しい自然のなかに身を置いて、「悲しみを、深く、我が胸に沈めたい」と思った…

顧客・雇用主の厳しい要求下で働くITマネジャーの人生には、「自分の手持ちのスキル」と、「業務で求められるスキル」が合わず、成果を出せないことがあります。

今回の解雇は、不幸にも「スキルが合わなかった」ために起こった、いわば「事故」のようなもの。そう割り切って、次の職場は、ちゃんと、スキルの合うところを見つければいい。私の場合、ITマネジャーとしての長年の経験プラス、英語も中国語もできる。その能力を発揮できる職場など、探せばいくらでもある…

それは理屈では分かるけど…再スタートを切る前に、「悲しみを味わう」、しばしの時間が欲しいと思いました。

しかし、私の場合、そんな時間もなかった。ITの職を失っても、「不動産投資」という世界を持っていて、そちらで日々、スケジュールが埋まっていたから…

解雇されたその日は、福岡から、三和エステート社の担当者が上京し、千葉県で企画している一棟アパート>の融資づけ作戦会議がありましたし、

2日後には、そして、3月27日。ついに、ある外資の会社から内定をもらいました。年収1千万、勤務地は東京・六本木…これで、まともに生活できるようになる!

しかし、何なんでしょう?ITの仕事、全くやる気にならないのです。全然、ワクワク感を感じないのです。

一方で、不動産関係の仕事は、お金にならなくても、本当に楽しいのです。「遊び」がそのまま、仕事になっちゃってる感じなのです…。

私は迷いました・・・せっかく手にした、この1000万オファー、受けるべきか、受けざるべきか?

次号に続く・・・

連載、いよいよ大詰め!「続きが読みたい」方は、応援の「ぽち」を、よろしく。

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ロックアウト解雇!会社員の辞め方…その3

前回の続きです。

俺、たぶん会社クビになるよ!」と、妻に初めて相談したのは、今年1月18日のこと。

それ以降も、形勢挽回しようと、昼夜問わず、必死に働きましたが…私の懸念が現実味を帯びたのは、1月29日の夜…その日、私は、ついにプロジェクトを実質的に外され、客先ではなく本社オフィスでの後方勤務を命じられました!

私への作業指示は、客先に常駐する同僚から来ることになっていましたが、蓋を開けてみれば、作業指示どころか、メールの返信でさえ、一日一通くらいしか来ない。客先で、私抜きで、物事が進んでいることを悟るのに、時間はかかりませんでした。

2月第一週…日々、定時に出社しても、何もすることがない。客先には行くなと言われる。バツが悪いので、終日、誰とも話さず、お昼は一人寂しくバーガーキングで済ませ、定時に退社する毎日。

その頃にはさすがに、「クビになった後のこと」を、考えるようになりました。妻とも毎日、その話をしました。

妻:「会社辞めること、子どもたちには、まだ話さない方がいいわね。緊張するから…でも、生活費はどうするの?」

私:「当面は大丈夫だよ。でも、厳しくなったら、家賃の安い柏あたりに引っ越さなきゃならなくなるかも…」

我が家の夫婦間会話は、中国語です。うちの子どもたちは、私には日本語で、妻には英語で話すので、中国語は使わないのですが…娘ソフィア(当時7歳)は、毎日、夫婦間会話を聞いているので、中国語も大部分、聞き取れるようで、

子どもに聞こえないようにと、寝静まった後に話していたことも、ソフィアには、ちゃんと聞かれていたのです。

ソフィア:Papa is losing his job and we have to move our house, right? (パパの仕事がなくなって、おうちも引っ越さなきゃならないんでしょ?)

2月6日…上司が、オーストラリアから来日することになりました。私は、彼の時間をとってもらい、これまでのプロジェクトの経緯、私が結果を出せなかった理由と、今後、この会社で能力を発揮するために、何をサポートしていただきたいか…その辺を、切々と訴えました。

上司は、「よし、分かった。うちの会社で、君が能力発揮できる部署やプロジェクトがあるかどうか、調べてみる」と言って、ミーティングは終わりました。

私、心のなかでは、「こんな生殺し状態は嫌だ!一日も早く、会社都合でクビにしてくれ!」と叫んでいたのです

その後しばらく、会社に定時出社しても、何も仕事のない状態が続く。こんな日々は、あと何日も続かないだろうなと思いながら…

そして、案の定、ついに、Xデイが来たのです。

2月14日、木曜日…その日の朝、子どもを病院に連れていく関係で、出社は午後11時過ぎになる旨、リーダーに伝えて、その通りの時間に、出社しました。

お昼前、私はリーダーに呼ばれ、ミーティングルームに通されました。そこに、日本支社の社長もいました。

ついに、来たか・・・

その後、約30分の間に起こったことは…まるでニューヨーク・ウォール街の映画でも見ているような情景が、私の眼前で繰り広げられました。

俗にいう、「ロックアウト解雇」というのでしょうか…

1)まずミーティングルームで解雇を通告し
2)書類にサインさせて、
3)業務用PCとセキュリティカードを回収して
4)付き添いをつけて、社外に送り出す

その後は、二度と、会社に入ることはできません。帰りしな、同僚に簡単な挨拶だけして、ジ・エンド…全てが、終わりました。

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まだ昼過ぎの時間でした。コート羽織って外に出ると、そこには東京・溜池山王の、抜けるような青空が広がっていました。

これから、どうやって生きていこうか??

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