こんにちは。Manachanです。
私は、今も昔も、バックパッカー。どの国に行っても、マネーチェンジャー(両替商)で現地通貨に換えて、世界中を歩いています。
東南アジアでも中南米でも、中近東、ヨーロッパ、アフリカでも、たいていの国は、街角にマネーチェンジャーがあって、米ドル、ユーロ、日本円などの現金を持っていけば、レートの良し悪しはあれど、その場で、換金してくれます。
近年はATMカードの発達により、マネーチェンジャーを使わず、機械で現地通貨をおろして使う頻度も増えてはきましたが、私は仕事柄いろんな国に行って、結果的にいろんな通貨を少額残してくるので、何だかんだ言って、マネーチェンジャーは重宝します。
私の歩いた限り、交換レート良い国(=薄利多売してくれる)といえば、シンガポールがピカイチですね。
シンガポールでインド人が経営するマネーチェンジャーは、常時、30ヶ国以上の現金をプールして、利益をギリギリ削って、一回の換金で何セント稼ぐみたいな、せこい、もとい素晴らしい商売をしてくれますね。業界最安値のFXスプレッドを、何十年も前から実現しているような感じ。
私、手持ちの豪ドルを日本円に換えたり、その逆をやる時に、よく、シンガポールを使います。日本やオーストラリアで直接換えるよりも、シンガポールドルを介して換えた方がレートいいんだもんね。
その意味でいくと、日本やオーストラリアは、マネーチェンジャーの乏しい、(ある意味)寂しい国…観光立国とはいうけれど、日本を訪れる外国の観光客は、空港や銀行とかで、ボッタクられて円を手にするしかないのか?
最近では東京や大阪の中心街で、「大黒屋」「甲南チケット」などの金券ショップで米ドルやユーロを扱い、銀行よりちょっとだけ良いレートで換金するようだけど、それにしたって、シンガポール等東南アジアの素晴らしいレートには遠く及ばない。
いま、1米ドル=109円前後のレートですが、大黒屋に米ドル持ち込んでも106.5円、銀行だと106.0円くらいじゃないかな。
しかし、日本に住所があれば、それよりはるかに良いレートで換える方法があります。それが、
みずほ銀行の外貨預金口座をつくって、ATM機でドル→円に振り替え
この方法を使えば、
「入金手数料500円」+「為替手数料が片道40セント」で換えられます。やや手間がかかりますが、
1ドル=109円の時に、1000米ドルを換える場合、
大黒屋 10万6500円 (1ドル=106.5円、手数料込)
市中銀行 10万6000円 (1ドル=106.0円、手数料込)
みずほ銀行 10万8100円 (1ドル=108.6円 - 500円手数料)
やり方は、次の通り、
1)みずほ銀行の店頭で、外貨預金口座をつくる。通帳はその場でできるが、カードが届くのに約一週間かかる。
2)通帳を使って、米ドル現金を入金(500円の手数料がかかる)
3)カードが届いたら、みずほ銀行のATM機で外貨預金取引(米ドル→円)を行う。
私、手元に1200ドルあったので、早速、やってみました。
米ドルはじりじり上がっているらしく、今日(9月30日)は、1ドル=109.45円ですね。
【外貨預金に、1200ドルを入金】
【ATM機で、今日のレートをチェック。米ドル→円なら109.05円】
【次に、1200ドルを、円に振替】
【明細が出る。1200ドルが13万860円になることを確認】
「確認」ボタンで、瞬時に、米ドルが円に変わります。なかなか便利!
【最後に、13万円をおろす】
窓口での預け入れが必要になるので、1200ドルを13万円にするのに20分ほどかかりましたが、フツーに換えるよりは2~3000円くらい得しますね。
ま、FX口座を使うともっとレートいいんでしょうが…手元にキャッシュが数千ドルとかある場合に、気軽に円転できる方法として、おススメできます。
この文章、楽しかった、役に立った・・と思った方は、応援のぽちを、よろしくね→
最近のコメント