ケアンズ一棟続報!

私が「ケアンズで一棟建てましょう」と、大風呂敷ぶち上げた、昨日のブログ日記、

ケアンズで一棟建てましょう
http://ameblo.jp/manachan2150/entry-11285891033.html

予想を上回る、反響をいただき、自分でもびっくりしています。
最近、日本の不動産投資家のパワーって本当にすごい!

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ケアンズに一棟建てる・・・というのは、遠大な話で、まだ海のものとも、山のものとも分かりませんが、

投資家同士の情報交換の場として、こんなものをつくりました。

Facebookページ「オーストラリア不動産投資倶楽部(設立準備中)」

http://www.facebook.com/AustPropertyClub

興味のある方は、誰でも参加可能なので、ふるってご参加くださいね。

(注.案件が固まってきたら、有料制の投資倶楽部にして、投資した者が経済的利益を得るようなスキームにしていくと思うので、オーストラリア投資情報得るなら、今がチャンスと思いますよ。)

【ケアンズ不動産の概況】

現在、観光の街ケアンズは、まだ不景気から脱していない感じで、市内を歩いても、空き店舗が少し見られます。

リーマンショックと、豪ドル高の影響を受け、これまで上得意だった日本人、ヨーロッパ人、アメリカ人の来訪者が大きく減ったことが、影響しています。

いま、ケアンズにとって頼みの綱は、中国人観光客と、まだ景気状態がマシなオーストラリア南部諸州(シドニー、メルボルン)の観光客。

あとは、資源ブームに沸く、パプアニューギニア(ケアンズから至近距離)へのゲートウェイとしての需要でしょうか。

ここ数年で、デベロッパーが続々と、倒産して、生き残った少数の会社も、金融機関も、ケアンズでの建設には慎重な姿勢を崩していません。

物件の相場も、感覚的に、ピーク時より2割くらい下がった感じ。たぶん、今が底に近いと思います。

今後は、上がる可能性の方が大きいでしょう。ケアンズの人口増加率は高く、空室率は極限近くまで下がり(→賃貸利回りUP)、オーストラリアの金利も、歴史上、かなりの低水準になりました(→資金コスト低下)。

投資家としては、「仕込みがいのある市況」だと思います。ブームで高い時に買っても、仕方ありませんから・・・

【日本に一番近く、全豪で一番安い都市】

実際ケアンズは、日本人にとって、利用価値がかなり大きい場所だと思います。

1)成田・関空からの、直行便が充実している。しかも、格安のジェットスター便

2)オーストラリアの都市のなかで、日本に一番近く(片道7時間・・・ハワイより近い)、時差もわずか1時間

3)リゾート地としての価値が高い(海も、山も、UNESCO世界自然遺産)

4)物価高のオーストラリアのなかで、生活コスト(賃料)が比較的安い

5)英語留学、リタイア後の移住など、いろいろな用途に活用でいる

6)市街地では日本語でなんとか生活できる

7)日本の食材も、結構手に入る

日本に一番近く、利用価値が高い街が、目下、オーストラリア最安値で買える・・・という意義は、決して小さくないと思います。

なぜ安いのか?不景気の影響もありますが、特に、「ちゃいなまねー」がまだ入ってないのが、大きいかと思います。

ケアンズは、おそらくオーストラリアで唯一、アジア系住民のなかで、日本人が多数を占めている街でしょうね。

他の都市だと、中国人、韓国人、ベトナム人の数が、日本人よりずっと多いのが常です。

「ちゃいなまねー」はもちろん、皆、不動産好きな民族が揃っています。結局、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト・・・あたりの不動産は、かなり高騰してしまいました。

しかしケアンズは、そこまで高騰していません。

特にシドニーから見ると、ケアンズの不動産、ウソみたいに安く感じますよ。東京都民が、北海道や九州に行って、「家安いねえ~」と思うのと、ほぼ同じ感覚。

しかも北海道や九州と違って、ケアンズは人口、かなり増えています。年3%を超える増加率なんです。

暖かい気候、安い住宅、渋滞もない、のんびりしたライフスタイルを求めて、南部諸州から移住してくる人も多い街なんです。

だから、将来楽しみなんです。ケアンズの不動産、一緒に研究していきましょう。

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黄色い肌のオーストラリア

Manachanです。いまケアンズに滞在中。

ケアンズ不動産に関しても、書きたいネタ、たくさんあります(ケアンズのど真ん中に、一棟マンション建てようぜ・・・みたいな、夢のある話)。

その前に、シドニーに関して、最後の一本、書かせてくださいね。

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「オーストラリアは、白人中心の国」という、固定概念。

かつては、確かにそうだったと思いますが、昨今のシドニー、メルボルンなど、主要大都市を見る限り、それは、過去の話となりました。

シドニーに住んでみれば、分かります。すでに、ものすごい、人種のるつぼ状態です。

オーストラリアの永住権取って、首尾よく、シドニーで就職できたとして、その給料の範囲内で住める家を探してみましょう。

すぐに、自分の身の回りは、中国人、韓国人、インド人など、アジア系の隣人たちで占められていると、気付くはずです。

「こんなはずじゃなかった!」
「オーストラリアは白人の国」と聞いていたのに・・・

白人に囲まれて、暮らしてみたいのなら、シドニーでも、方法が、ないわけじゃありません。

【リッチじゃ~ん、ブルジョアコース】
シドニーの東海岸、プライベートビーチや自分のヨットハーバーを持つ人々が住むような、超リッチなエリアに住めば、周りはおおむね、白人さんです。但し、数億~10億円くらい必要。

【わがままプチブルコース】
シドニーの西に広がる、Blue mountainsの山々とか、シドニーの北、Kuringgai国立公園を抜けた向こうのCentral Coastとか、南のRoyal国立公園から向こうのWollongongあたりまで行けば、周りはおおむね、白人さんで、大部分は、中産階級と呼んでいい人たちです。但し、シドニーから少なくとも70~80km離れ、通勤は相当辛いことを、覚悟しましょう。

【エコノミーコース】
シドニーで、白人のブルーカラーが多く住む、西や南西の遠い郊外、たとえばPenrithとか、Campbelltownあたりに住めば、周りはおおむねで、白人さんで、ブルーカラー地区なので家賃も安い。かつ都心から40~50km圏内なので、一応通勤圏。但し文化的にワイルドな方々が多いので、ある程度「強い心臓」が必要かと。

ですが、シドニーに移住する日本人の多くは、上の3コースのいずれも選ばず、もっと「都心近くの、一般的な家賃で住める住宅地」に住みたがります。

この国に毎年、大勢やって来るアジア系移民も、だいたい同じことを考えるので、

順当にいけば、オーストラリアの地で、アジアの隣人たちに囲まれて、暮らすことになります。

その状態を良しとするかどうかは、個人の好みや、価値観によりますが、とりあえずラクですよ~。

我々の「黄色い肌」が、全然目立ちませんからねえ。東アジア系の人間なんて、その辺にいくらでも、歩いてるわけですから。

子供ができて、現地校に行かせるようになっても、日本人が選ぶような学校には、すでに中国人や韓国人、ベトナム人の子供がたくさんいる。皆さん教育熱心で、受験競争に熱を入れてるのが常。

食生活だって、日本食材店が結構多いし、仮になくても日本食に比較的近い、韓国や中国の食材店が近所に普通にあるし、米、醤油、味噌、野菜、袋ラーメンなど、普通に買える。

ちょっと値段張りますけど、「どうしても日本の食生活がいい!」というニーズにもなんとか応えられてしまうのが、昨今のシドニーです。

「黄色い肌のシドニー」・・・少し言いすぎかもしれませんが、東南アジアの大都市に住むのと、気分的にはあまり変わらないかもしれません。

一言でいえば、「生活環境が整っている、物価の高い、比較的白人の多い東南アジア」みたいなもんかな。

あと、東アジア系の他、インド人も、半端なく多いし、中近東系の人も多い。感覚的には、香港、シンガポール、クアラルンプールに加え、さらに人種のバラエティを豊富にした感じでしょうか。

いずれにせよ、シドニーをはじめ、オーストラリアの大都市は、すでに「世界の縮図」なわけです。

多くの白人さんに囲まれて、日本人が少数で、他のアジア人はほぼいない・・・みたいな「名誉白人」気分を味わいたいのなら、

オーストラリアの大都市は、選択肢から外した方がいいでしょう。すでに、「日本人=名誉白人」の時代は過ぎ去りましたから・・・

それよりも、いま躍動する世界経済。特に、国境を超えて活躍する、インド・中国をはじめとするグローバル知識人材。

それに身近に触れたいのなら、今のシドニーは格好の舞台かと思います。

シドニー、拙宅の近所にあるArthur Phillip Schoolの生徒の出身国は、なんと56ヵ国!うち非英語圏の割合が90%!多い順にアフガニスタン、インド、中国、イラン、イラク・・・

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最低賃金1800円と、がんばる移民の関係

こんばんは。Manachanです。

オーストラリア最大の都市・シドニーより、日記第二弾になります。

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私は、国・都市を問わず、生活感あふれる「下町」に住むのが好きです。

一言で「下町」といっても、いろいろありますが、私が好きなのは、「明るい雰囲気の下町」。

東京でいえば、そうだなあ・・・たとえば浅草とかは、お祭り好きで、開放的で、明るい感じがしますでしょ?

日本の政党でいうと・・・たとえば、公明党は信濃町、共産党は代々木に本部があるわけですが、もし浅草に本拠を移したら、なんとなく「明るい政党」、って感じがしますでしょ?

そんなノリの、下町。開放的な気風で、いろんな人が他所から移り住んできて、人々が明日のより良い生活を目指して、日々頑張って働く・・・そんな町が好きです。

ここシドニーにも、そういう下町が、たくさんあります。

移民の国ですので、スケール大きく、世界中の各国・各地域から、いろんな肌の色、髪の毛の色をした人たちが、それぞれの思いを胸に秘め、オーストラリアで新たな生活をはじめる、

その彼らが、最初に根を下ろすのも、多くの場合、下町です。

家賃が安い、お店を出すにも賃料が安い、すでに同国人がたくさんいて暮らしやすい・・・そんな下町だからこそ、毎年、新移民を引きつけています。

シドニー国際空港の近くにある、Mascotも、シドニーに星の数ほどある下町の一つで、ここには、中近東系の人々が、多く暮らしています。

かといって、特定の国の移民が固まっているわけではなく、欧米系もいれば、インド系、東アジア系も多く、うまい具合に混じりあっています。

このMascotの、Botany Road沿いにある、トルコ人が経営している料理屋に、私は昔から、よく行きます。

こういう店で、モノ食うと、安い!うまい!ヘルシー!・・・本当に生き返りますね。中近東は美食の宝庫。

今日食べたのは、Adana Plate(Adanaは、トルコ南部の海辺の町・アダナ市のこと)、ちょっとファストフードっぽい外観ですが、

肉はうまい!野菜も、パンも全部うまい!これで11ドル(880円)なら、嬉しい。

ショッピングセンターで、何の特色もない、別段うまくもないサンドイッチセットが平気で12~13ドル(1000円前後)する国なので、美味しいもの食って11ドルで済めば、すごく得した気分。

食後は、カプチーノを2.5ドル(200円)で注文。今どきのシドニーでは、4ドル(320円)するのが当たり前のカプチーノ、2.5ドルは破格に安い。下町の、新移民の店だからこそ可能な値付け。

しかも旨い!シナモンとか、上手に選んで、絶妙なバランスで珈琲に混ぜてくれる。トルコ人の淹れるコーヒーで、不味いものはない!

彼らのように、頑張って働く新移民は、世の中のために、良いことをしてると思います。

彼らの手による、安くて美味しい店がなければ、シドニーの暮らしは、無味乾燥、物価高に呻吟するだけの暮らしだったかも(少し言い過ぎかな・・・)。

オーストラリアは、多少の波はありますが、ここ20年ほど、景気の良い状態が続いています。

人口は順調に増え、人々の所得も上がり、資産価値も上がり基調。

もちろん、広大な国土を持つ資源国であること、英語圏であること等、有利な面は多々ありますが、

生活者の視点でみれば、この国の発展を支えているのは、世界中から来た移民による、勤勉な働きだと思います。

オーストラリアの法定最低賃金は、ここ20年、上がり続け、今や22ドル(1800円弱)。

日本で一番高い、東京都の最低賃金の倍はありますね。

オーストラリアで、ちゃんとした会社では、どんな仕事でも、時給22ドル以上は、払うはずなので、

労働者にとっては、恵まれた国といえるでしょう。

ですが、新移民が開いたお店では、おそらく、時給22ドル払ってないケースが多いでしょう。

本国から、家族や親戚を連れてきて、お店で安く働かせているケースが多いと思います。

もし時給22ドルも払っていたら、あの安い値段で、ご飯出せないでしょうね。

逆説的ではありますが、

新移民の小さなお店で、法定最低賃金を徹底させていたならば、おそらく、オーストラリア経済の、今の活力はなかっただろうと思います、

この国の労働者が、長期休みはしっかり取る、時給も全員が22ドル以上もらう、そのお金で家を買い、子供を育て、がんがん消費する・・・という世界がある一方で、

最低賃金とは関係ない、あまり保護されていない新移民の世界があって、彼らがとにかく、生きていくために、平日、土日の別もなく、必死で働く・・・これもオーストラリアの一面だと思います。

その両輪が上手に機能したから、この国で「20年の繁栄」が実現したのだと思います。

最後に、例のトルコ料理屋の話に戻ります。

店主は、私が日本人だと知ると、ものすごく興味を示し、

「日本では、人々がどのくらい給料もらってるの?家賃は?物価はどのくらい?」

など、聞いてきました。私が正直に答えたところ、

「なかなかいいねえ。俺たちも日本に移住して、商売したいよ」

と言ってました。(注.トルコ人は他の中近東諸国と同様、大変な親日国民といえます。)

実現可能性はともかく、こういう人々のエネルギーや、やる気を、日本国の経済発展のために、もっと上手に活かせないものかなあ?と思った次第です。

毎年のように、近所にインド人経営の料理屋ができる、活況に満ちた東京・東陽町に住んでいるので、なおさら、そう思います。

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一言で「下町」といっても、いろいろありますが、私が好きなのは、「明るい雰囲気の下町」。

東京でいえば、そうだなあ・・・たとえば浅草とかは、お祭り好きで、開放的で、明るい感じがしますでしょ?

日本の政党でいうと・・・たとえば、公明党は信濃町、共産党は代々木に本部があるわけですが、もし浅草に本拠を移したら、なんとなく「明るい政党」、って感じがしますでしょ?

そんなノリの、下町。開放的な気風で、いろんな人が他所から移り住んできて、人々が明日のより良い生活を目指して、日々頑張って働く・・・そんな町が好きです。

ここシドニーにも、そういう下町が、たくさんあります。

移民の国ですので、スケール大きく、世界中の各国・各地域から、いろんな肌の色、髪の毛の色をした人たちが、それぞれの思いを胸に秘め、オーストラリアで新たな生活をはじめる、

その彼らが、最初に根を下ろすのも、多くの場合、下町です。

家賃が安い、お店を出すにも賃料が安い、すでに同国人がたくさんいて暮らしやすい・・・そんな下町だからこそ、毎年、新移民を引きつけています。

シドニー国際空港の近くにある、Mascotも、シドニーに星の数ほどある下町の一つで、ここには、中近東系の人々が、多く暮らしています。

かといって、特定の国の移民が固まっているわけではなく、欧米系もいれば、インド系、東アジア系も多く、うまい具合に混じりあっています。

このMascotの、Botany Road沿いにある、トルコ人が経営している料理屋に、私は昔から、よく行きます。

こういう店で、モノ食うと、安い!うまい!ヘルシー!・・・本当に生き返りますね。中近東は美食の宝庫。

今日食べたのは、Adana Plate(Adanaは、トルコ南部の海辺の町・アダナ市のこと)、ちょっとファストフードっぽい外観ですが、

肉はうまい!野菜も、パンも全部うまい!これで11ドル(880円)なら、嬉しい。

ショッピングセンターで、何の特色もない、別段うまくもないサンドイッチセットが平気で12~13ドル(1000円前後)する国なので、美味しいもの食って11ドルで済めば、すごく得した気分。

食後は、カプチーノを2.5ドル(200円)で注文。今どきのシドニーでは、4ドル(320円)するのが当たり前のカプチーノ、2.5ドルは破格に安い。下町の、新移民の店だからこそ可能な値付け。

しかも旨い!シナモンとか、上手に選んで、絶妙なバランスで珈琲に混ぜてくれる。トルコ人の淹れるコーヒーで、不味いものはない!

彼らのように、頑張って働く新移民は、世の中のために、良いことをしてると思います。

彼らの手による、安くて美味しい店がなければ、シドニーの暮らしは、無味乾燥、物価高に呻吟するだけの暮らしだったかも(少し言い過ぎかな・・・)。

オーストラリアは、多少の波はありますが、ここ20年ほど、景気の良い状態が続いています。

人口は順調に増え、人々の所得も上がり、資産価値も上がり基調。

もちろん、広大な国土を持つ資源国であること、英語圏であること等、有利な面は多々ありますが、

生活者の視点でみれば、この国の発展を支えているのは、世界中から来た移民による、勤勉な働きだと思います。

オーストラリアの法定最低賃金は、ここ20年、上がり続け、今や22ドル(1800円弱)。

日本で一番高い、東京都の最低賃金の倍はありますね。

オーストラリアで、ちゃんとした会社では、どんな仕事でも、時給22ドル以上は、払うはずなので、

労働者にとっては、恵まれた国といえるでしょう。

ですが、新移民が開いたお店では、おそらく、時給22ドル払ってないケースが多いでしょう。

本国から、家族や親戚を連れてきて、お店で安く働かせているケースが多いと思います。

もし時給22ドルも払っていたら、あの安い値段で、ご飯出せないでしょうね。

逆説的ではありますが、

新移民の小さなお店で、法定最低賃金を徹底させていたならば、おそらく、オーストラリア経済の、今の活力はなかっただろうと思います、

この国の労働者が、長期休みはしっかり取る、時給も全員が22ドル以上もらう、そのお金で家を買い、子供を育て、がんがん消費する・・・という世界がある一方で、

最低賃金とは関係ない、あまり保護されていない新移民の世界があって、彼らがとにかく、生きていくために、平日、土日の別もなく、必死で働く・・・これもオーストラリアの一面だと思います。

その両輪が上手に機能したから、この国で「20年の繁栄」が実現したのだと思います。

最後に、例のトルコ料理屋の話に戻ります。

店主は、私が日本人だと知ると、ものすごく興味を示し、

「日本では、人々がどのくらい給料もらってるの?家賃は?物価はどのくらい?」

など、聞いてきました。私が正直に答えたところ、

「なかなかいいねえ。俺たちも日本に移住して、商売したいよ」

と言ってました。(注.トルコ人は他の中近東諸国と同様、大変な親日国民といえます。)

実現可能性はともかく、こういう人々のエネルギーや、やる気を、日本国の経済発展のために、もっと上手に活かせないものかなあ?と思った次第です。

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欧米人女性の体臭と香水の関係

おはようございます。Manachanです。

今回の日記は、オーストラリア最大の都市・シドニーからお届けしています。

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今朝は4時半に起きて、ケアンズから6時20分発のフライト乗って、シドニーまで飛んできました。

同じオーストラリア国内ですが、ケアンズ~シドニー間は飛行距離1970kmもあって、東京~上海間(1828km)より遠い。3時間は、優にかかります。つくづく、デカい国ですね。

しかも、この区間は、オーストラリア大陸の陸地だけ通るのに、眼下に広がるのは赤茶けた大地ばかりで、街らしきものは全く見当たらない。

オーストラリアの人口は増え続け、今月、2300万人を突破するそうですが、それでも、日本の6分の1。国土面積は、日本の21倍ありますので、人口密度はなんと、日本の130分の1。

しかも意外なことに、オーストラリアは日本以上に、人口の都市集中が進んでいる国です。ですので、都市部以外のオーストラリアは、とにかく信じがたいほど、人口希薄な世界なわけですね。
逆にいえば、将来に向けてポテンシャルを感じさせる世界でもありますね。

クイーンズランド州内陸部、赤茶けた大地

Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

シドニー近くまで南下してくると、緑の世界。でも人口は稀薄

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ところで、今のオーストラリアは、世界有数の「肥満大国」でもあります。

肥満といえば、私も人のこと言えませんが、それでも、今年に入って、8kgの減量に成功して、体調はとても良い。

日本に居ると、周りが「肥ってない人」ばかりなので、「もっと頑張って、減量しなくては・・・」という気持ちになりますが、

オーストラリアに来ると、男も女も、相撲取りみたいな人がウジャウジャいるわけなので、「俺、痩せてるじゃん。まだまだ肥ってもOKかも・・・」と思ってしまうので、不思議。

肥満体型といえば、ケアンズからのフライトで、私の隣りに座っていた女性も、そうでした。

たぶん、私の倍近くの体重がある方だと思います。kg表示でいえば、もちろん三ケタ。

座席はエコノミークラスなので、彼女が座ると、右腕がはみ出して、10cmほど、私のシートに侵入してくる感じ。圧迫感はかなりのものです。

最近、オーストラリアでも米国でも、コスト削減の流れで、エコノミークラスの座席は狭い(アジアを飛ぶ飛行機よりも狭いくらい)、その割に、欧米の人間は身体がデカいので、アジア便では体験できない窮屈さです。

ま、数時間のことなので、窮屈なのは、堪えられるのですが、困るのは、「ニオイ」の方。

欧米系白人は、アジア人に比べて、身体からより多くの「ニオイ」を発するといわれています。アポクリン腺からのニオイ成分の分泌量が違うようです。

もちろん、ニオイには、良し悪しがあって、「フェロモン」にもなりば、「体臭」にもなりえます。個人差が大きい世界です。

欧米圏では、女性を中心に「自分の体臭」を気にする人が多く、そのことが「香水文化」を発達させてきたわけですが、

「香水」というものは、間違って使うと、体臭を消すどころか、ひどい悪臭にもなりえます。

私も以前、ニオイで大変な思いをしたことがあります。

数年前、米国・ノースカロライナ州ローリーから、ニューヨークまで、1時間半のフライトに乗った時のことです。

こちらも、欧米系のエコノミークラスの例にもれず、狭い窮屈なシート。私の隣りに座ったのが、これまたご他聞にもれず、でっぷり肥えた、力士体型のアメリカンおばさん(白人)でした。

彼女がつけている香水が、これまた強烈で・・・・

大量につけすぎたのでしょうか、もう「悪臭」以外の何者でもありません。要は、「ウンコの臭い」に近い。

至近距離にいる私、もう鼻が曲がりそうでした。

尾籠な話で恐縮ですが、私は、バスの車中で、他の乗客の「屁の臭い」で不愉快な思いをしたことが、国を問わず、何度かありますが、

屁の場合、ニオイは一瞬で過ぎ去るからいい。

でも、飛行機の隣に座っている人の香水の「悪臭」は、長時間持続します。まじで死にそうだ・・・

しかし、「臭いです!」と、面と向かっていうわけにもいかず(相手は女性ですし・・・)

しかも、こんな人に限って、フレンドリーで、よく話しかけたりしてくる。邪険にするわけにもいかず・・・

堪えきれなくなった私は、「トイレ行きます」といって、その場を離れ、清浄な空気を吸って、しばし生き返る。

しかし、着陸間際になれば、席に戻らねばならず(注.超満員のフライトでした)、そこには、未だにだあの臭いが・・・

ニューヨーク到着までの時間が、ものすごく長く感じたフライトでしたね。

すみません。クサイ話で・・・

今から、シドニーの街に繰り出します♪

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欧米人女性の体臭と香水の関係

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同じオーストラリア国内ですが、ケアンズ~シドニー間は飛行距離1970kmもあって、東京~上海間(1828km)より遠い。3時間は、優にかかります。つくづく、デカい国ですね。

しかも、この区間は、オーストラリア大陸の陸地だけ通るのに、眼下に広がるのは赤茶けた大地ばかりで、街らしきものは全く見当たらない。

オーストラリアの人口は増え続け、今月、2300万人を突破するそうですが、それでも、日本の6分の1。国土面積は、日本の21倍ありますので、人口密度はなんと、日本の130分の1。

しかも意外なことに、オーストラリアは日本以上に、人口の都市集中が進んでいる国です。ですので、都市部以外のオーストラリアは、とにかく信じがたいほど、人口希薄な世界なわけですね。
逆にいえば、将来に向けてポテンシャルを感じさせる世界でもありますね。

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ところで、今のオーストラリアは、世界有数の「肥満大国」でもあります。

肥満といえば、私も人のこと言えませんが、それでも、今年に入って、8kgの減量に成功して、体調はとても良い。

日本に居ると、周りが「肥ってない人」ばかりなので、「もっと頑張って、減量しなくては・・・」という気持ちになりますが、

オーストラリアに来ると、男も女も、相撲取りみたいな人がウジャウジャいるわけなので、「俺、痩せてるじゃん。まだまだ肥ってもOKかも・・・」と思ってしまうので、不思議。

肥満体型といえば、ケアンズからのフライトで、私の隣りに座っていた女性も、そうでした。

たぶん、私の倍近くの体重がある方だと思います。kg表示でいえば、もちろん三ケタ。

座席はエコノミークラスなので、彼女が座ると、右腕がはみ出して、10cmほど、私のシートに侵入してくる感じ。圧迫感はかなりのものです。

最近、オーストラリアでも米国でも、コスト削減の流れで、エコノミークラスの座席は狭い(アジアを飛ぶ飛行機よりも狭いくらい)、その割に、欧米の人間は身体がデカいので、アジア便では体験できない窮屈さです。

ま、数時間のことなので、窮屈なのは、堪えられるのですが、困るのは、「ニオイ」の方。

欧米系白人は、アジア人に比べて、身体からより多くの「ニオイ」を発するといわれています。アポクリン腺からのニオイ成分の分泌量が違うようです。

もちろん、ニオイには、良し悪しがあって、「フェロモン」にもなりば、「体臭」にもなりえます。個人差が大きい世界です。

欧米圏では、女性を中心に「自分の体臭」を気にする人が多く、そのことが「香水文化」を発達させてきたわけですが、

「香水」というものは、間違って使うと、体臭を消すどころか、ひどい悪臭にもなりえます。

私も以前、ニオイで大変な思いをしたことがあります。

数年前、米国・ノースカロライナ州ローリーから、ニューヨークまで、1時間半のフライトに乗った時のことです。

こちらも、欧米系のエコノミークラスの例にもれず、狭い窮屈なシート。私の隣りに座ったのが、これまたご他聞にもれず、でっぷり肥えた、力士体型のアメリカンおばさん(白人)でした。

彼女がつけている香水が、これまた強烈で・・・・

大量につけすぎたのでしょうか、もう「悪臭」以外の何者でもありません。要は、「ウンコの臭い」に近い。

至近距離にいる私、もう鼻が曲がりそうでした。

尾籠な話で恐縮ですが、私は、バスの車中で、他の乗客の「屁の臭い」で不愉快な思いをしたことが、国を問わず、何度かありますが、

屁の場合、ニオイは一瞬で過ぎ去るからいい。

でも、飛行機の隣に座っている人の香水の「悪臭」は、長時間持続します。まじで死にそうだ・・・

しかし、「臭いです!」と、面と向かっていうわけにもいかず(相手は女性ですし・・・)

しかも、こんな人に限って、フレンドリーで、よく話しかけたりしてくる。邪険にするわけにもいかず・・・

堪えきれなくなった私は、「トイレ行きます」といって、その場を離れ、清浄な空気を吸って、しばし生き返る。

しかし、着陸間際になれば、席に戻らねばならず(注.超満員のフライトでした)、そこには、未だにだあの臭いが・・・

ニューヨーク到着までの時間が、ものすごく長く感じたフライトでしたね。

すみません。クサイ話で・・・

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コカコーラ240円の国で

こんばんは、Manachanです。

昨晩、本州を直撃した台風4号が、関東に接近する夜9時過ぎ、タッチの差で成田空港を離陸し、南半球は、オーストラリアのケアンズにやってきました。

ケアンズは熱帯の街ですが、寒波が来ているようで、今朝の最低気温12度・・・地元民はパーカーを着こんで、震え上がってました。

でも、日中は太陽ぎらぎら、暑いくらい・・・一応、この地では「真冬」なんですけどね。

明日は、シドニーに飛びます。こちらは、一ケタの気温で「本当に真冬」らしいです。寒いのは慣れっこだけど、一応、コートとか持っていこう。

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ところで、オーストラリア、まじで物価高いっすね。

日本とどっちが高いかを比べるのは、ライフスタイルが全然違うので、難しいけど、とりあえず、「安く買えるものがほとんどない」のが、こちらの消費生活。

たとえば、日本のスーパーで、90円くらいで、缶コーヒーとか、抹茶ラテとか、売ってるわけですが、当地は、そういう価格帯のものがない。

飲料だと、たとえば、ミネラルウォーター600ccが2ドル(160円)が最低価格帯。コカコーラに至っては600ccで2.98ドル(240円)、たけー!!

K-Martという、ディスカウントっぽい店で買っても、コーラは2.98ドルなんです

Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

食料品は、この国では比較的リーズナブルで買えるものですが、それでも、「デカくて、高い」もののオンパレード。今日行ったスーパー(Woolworths)では、

食パンだと、一番安くて3ドル(240円)・・・でも2斤くらいある。
卵だと、一番安くて3.8ドル(304円)・・・でも16~18個入り

一個あたり、グラムあたりの値段にすると、日本と大差ないと思いますが、それでも、「小さくて、安い」ものが皆無なので、気分的には、やはり割高感がある。

オーストラリアといえば、「カプチーノ」が美味しい国。強めに淹れたコーヒーを、カプチーノにしてもらって、ビーチに持っていって飲むと絶品なのですが、

今日行ったショッピングセンターで、一番安かったのが3.8ドル(304円)。ま、日本のスタバで飲めばもう少し高いですが、こちらのは安っぽいプラスチックカップに入れて持ち帰りなので(量も少ないし・・・)、日本ではせいぜい、250円くらいの感覚ですね。

帰りしな、妻が、クルマを運転しながら、私に聞いてきました。

「久しぶりのオーストラリア、どう思う?」

私の口から、思わず、

「物価高いねー!」

という言葉が、出てきてしまいました。

ケアンズ名物、巨大カジキマグロ!

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明日は4時半起き、5時に家を出て、シドニーに飛びます。そろそろ寝なくちゃ・・・

次回、シドニーからの日記、楽しみにしていてくださいね。応援のクリックよろしく→    

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コカコーラ240円の国で

こんばんは、Manachanです。

昨晩、本州を直撃した台風4号が、関東に接近する夜9時過ぎ、タッチの差で成田空港を離陸し、南半球は、オーストラリアのケアンズにやってきました。

ケアンズは熱帯の街ですが、寒波が来ているようで、今朝の最低気温12度・・・地元民はパーカーを着こんで、震え上がってました。

でも、日中は太陽ぎらぎら、暑いくらい・・・一応、この地では「真冬」なんですけどね。

明日は、シドニーに飛びます。こちらは、一ケタの気温で「本当に真冬」らしいです。寒いのは慣れっこだけど、一応、コートとか持っていこう。

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ところで、オーストラリア、まじで物価高いっすね。

日本とどっちが高いかを比べるのは、ライフスタイルが全然違うので、難しいけど、とりあえず、「安く買えるものがほとんどない」のが、こちらの消費生活。

たとえば、日本のスーパーで、90円くらいで、缶コーヒーとか、抹茶ラテとか、売ってるわけですが、当地は、そういう価格帯のものがない。

飲料だと、たとえば、ミネラルウォーター600ccが2ドル(160円)が最低価格帯。コカコーラに至っては600ccで2.98ドル(240円)、たけー!!

K-Martという、ディスカウントっぽい店で買っても、コーラは2.98ドルなんです

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食料品は、この国では比較的リーズナブルで買えるものですが、それでも、「デカくて、高い」もののオンパレード。今日行ったスーパー(Woolworths)では、

食パンだと、一番安くて3ドル(240円)・・・でも2斤くらいある。
卵だと、一番安くて3.8ドル(304円)・・・でも16~18個入り

一個あたり、グラムあたりの値段にすると、日本と大差ないと思いますが、それでも、「小さくて、安い」ものが皆無なので、気分的には、やはり割高感がある。

オーストラリアといえば、「カプチーノ」が美味しい国。強めに淹れたコーヒーを、カプチーノにしてもらって、ビーチに持っていって飲むと絶品なのですが、

今日行ったショッピングセンターで、一番安かったのが3.8ドル(304円)。ま、日本のスタバで飲めばもう少し高いですが、こちらのは安っぽいプラスチックカップに入れて持ち帰りなので(量も少ないし・・・)、日本ではせいぜい、250円くらいの感覚ですね。

帰りしな、妻が、クルマを運転しながら、私に聞いてきました。

「久しぶりのオーストラリア、どう思う?」

私の口から、思わず、

「物価高いねー!」

という言葉が、出てきてしまいました。

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ギリシャで大家になる

おはようございます。Manachanです。

オーストラリア渡航を間近に控えた今日この頃ですが、国際ニュースは、ギリシャ総選挙でもちきりですね。

ユーロ残留か、離脱か・・・全世界に影響を及ぼす選挙なので、興味はつきません。

このブログ記事、書き終わる頃には、大勢が判明していることでしょう。

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ギリシャ危機・欧州危機を枕詞(まくらことば)にして、それに必ず続くのが、「日本の財政破綻」の話。

借金漬け日本財政に破綻リスクがあるのは確か。では、いつそれが起こるのか?起こったら、私たちの経済生活はどうなるのか?いま、何をすべきなのか?

すでに、いろんな専門家や一般市民が、それぞれの意見を発表しており、情報が錯綜して、どう判断したらいいのか分からない、という人も多いでしょう。

私、日本で出るいろんな議論に対しては、「何か微妙なんだよなあ・・・」。皆さんやはり、内向きというか、日本国内のことしか考えてないというか、考えが及ばないというか・・・

これまで私の読んだ限り、ほとんどの人が、

・日本政府が、財政破綻して、
・それが、日本人の生活に及ぼす影響

ばかりを取り上げているように感じます。

同じ論者が、ギリシャ危機のことを論じる時、当のギリシャ人の生活に及ぼす影響など、全くアウトオブ眼中。世界経済に、そして日本に、どのような火の粉がふりかかるのか?みたいな話になるわけで、

その辺が、スタンスとして、首尾一貫してないよなあと思う。

「じゃ、Manachanの意見を披露してください」と言われても・・・考えをまとめるまでに、時間がかかってる状態でして、すみません・・・

ただ少なくとも、次の視点はカバーしてしかるべきかと。

・「日本」が主語ではなく、「世界経済」を主語にした議論にする。特に、(ドル紙幣を刷っている)米国を抜いて語ることはありえない。

・世界経済のどのような事象がトリガー(引き金)になって、日本の財政危機が誘発されるのか?

・日本が財政破綻危機になった場合、世界(特に近隣アジア)経済がどのような影響を受けるのか?

・世界の資本主義経済の「システミック・リスク」が、日本の財政危機によって、どのように変わるのか?

7月24日の、「賃貸住宅フェア@東京」の講演までには、何とか、かたちにしたいと思っています。

あと、専業・副業問わず、賃貸住宅オーナー(大家さん)の生活基盤が、日本の財政危機によってどうなってしまうのか?という話も、よく聞きますね。

たとえば、財政破綻対策として、

・財政危機になれば、金利が上がるので、今のうち、ローンは固定金利に換えましょう

という話が多いです。私も、財政がヤバくなれば金利が上がると思いますし、固定金利への借り換えを、ある程度は行っています。

でも、それだけやって安心して、思考停止すべきではないと思います。

そもそも、固定金利にすれば、安心なのか?

それを考えるには、いま、ギリシャの大家さんに何が起こっているのか?が、参考になると思います。

ギリシャは、日本とは比較にならない位、不動産市場が国際化しており、

ギリシャの誇る、地中海ビーチリゾート物件を、英国やドイツをはじめ、欧州の投資家がたくさん買っています。

アメリカやカナダ、オーストラリアにも、ギリシャ人がたくさん移民しており、彼らが米ドルなどを使って、ギリシャの不動産に投資する動きも盛んなようです。

英語ですが、面白い記事がありました。

Greece property tax threatens to catch out UK citizens

昨年9月の英国ガーディアン誌の記事です。財政がひっ迫するギリシャで、「緊急固定資産税」が発動され、ギリシャ人だけでなく、外国人も支払わなければならなくなった、

面白いことに、電気料金の請求書のなかに、「緊急固定資産税」が加算されて請求されるようで・・・

英国人投資家の間で、大変な怒りが広がっている・・・ま、当然ですね。

ギリシャ人だって、「これ、払うのはおかしい」と声を上げる人、多数。左派系・反緊縮系の政党は、「緊急固定資産税、支払い拒否」を唱えたりしている位なので、

普通考えて、徴収も、まともにできてないでしょうね。

ところで、もし、日本政府がこれと似たような状況になったら・・・と考えると、

固定金利にしたところで、日本に登記した不動産がある限り、緊急固定資産税的なものを、課せられる可能性がある

と、思いますし、

また、日本国債の最大の買い手は、日本の金融機関なので、彼らが財政危機で、本当にヤバくなり、「生きるか、死ぬか?」の状況になったら、

たとえ固定金利契約を結んでいても、償還期間を早めるよう、圧力をかけてくることもあるかもしれません。

要は、マジでヤバくなったら、いまの常識では考えられないことを、日本政府も、銀行も、してくる可能性がある。固定金利にした位では、とても対策とは言えない。

というのが、私の意見です。

じゃ、どうすればいいのか?・・・と言われても、事態の想定事態が難しいので、対策も難しいですが、一般論としては、

・日本国内のほか、海外にも、資産(キャッシュ買いした不動産など、すぐ現金化できるもの)を持っておく

・日本国内で、不動産収入以外の、多様な収入源を得ておく

ということに、なるんでしょうかねえ・・・ま、不動産は現物なので、少なくとも「紙の資産」よりはマシだとは思いますけど。

最後に、少しリスキーな話に聞こえるかもしれませんが、安値になったギリシャ不動産を買いあさる投資家の動きも盛んなようです。

ギリシャ高級不動産に「安値拾い」の動き、ユーロ離脱見越し

私のところにも、200万円くらいで買える、ギリシャの地中海リゾート物件の話などが、時々舞い込んできます。ま、税金や諸費用かかりそうだけど・・・

でも、もし1億くらいで取引されていた高スペックのものが、いま200万円くらいになっているのなら、試しに、買ってみてもいいかなあと思います。

値上がり期待も、さることながら、「チャレンジャーなギリシャ大家」として、日本でマーケティングもできると思うので・・・

今日の記事、面白かった、参考になったと思った方は、クリックThanks!!
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オーストラリア渡航を間近に控えた今日この頃ですが、国際ニュースは、ギリシャ総選挙でもちきりですね。

ユーロ残留か、離脱か・・・全世界に影響を及ぼす選挙なので、興味はつきません。

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ギリシャ危機・欧州危機を枕詞(まくらことば)にして、それに必ず続くのが、「日本の財政破綻」の話。

借金漬け日本財政に破綻リスクがあるのは確か。では、いつそれが起こるのか?起こったら、私たちの経済生活はどうなるのか?いま、何をすべきなのか?

すでに、いろんな専門家や一般市民が、それぞれの意見を発表しており、情報が錯綜して、どう判断したらいいのか分からない、という人も多いでしょう。

私、日本で出るいろんな議論に対しては、「何か微妙なんだよなあ・・・」。皆さんやはり、内向きというか、日本国内のことしか考えてないというか、考えが及ばないというか・・・

これまで私の読んだ限り、ほとんどの人が、

・日本政府が、財政破綻して、
・それが、日本人の生活に及ぼす影響

ばかりを取り上げているように感じます。

同じ論者が、ギリシャ危機のことを論じる時、当のギリシャ人の生活に及ぼす影響など、全くアウトオブ眼中。世界経済に、そして日本に、どのような火の粉がふりかかるのか?みたいな話になるわけで、

その辺が、スタンスとして、首尾一貫してないよなあと思う。

「じゃ、Manachanの意見を披露してください」と言われても・・・考えをまとめるまでに、時間がかかってる状態でして、すみません・・・

ただ少なくとも、次の視点はカバーしてしかるべきかと。

・「日本」が主語ではなく、「世界経済」を主語にした議論にする。特に、(ドル紙幣を刷っている)米国を抜いて語ることはありえない。

・世界経済のどのような事象がトリガー(引き金)になって、日本の財政危機が誘発されるのか?

・日本が財政破綻危機になった場合、世界(特に近隣アジア)経済がどのような影響を受けるのか?

・世界の資本主義経済の「システミック・リスク」が、日本の財政危機によって、どのように変わるのか?

7月24日の、「賃貸住宅フェア@東京」の講演までには、何とか、かたちにしたいと思っています。

あと、専業・副業問わず、賃貸住宅オーナー(大家さん)の生活基盤が、日本の財政危機によってどうなってしまうのか?という話も、よく聞きますね。

たとえば、財政破綻対策として、

・財政危機になれば、金利が上がるので、今のうち、ローンは固定金利に換えましょう

という話が多いです。私も、財政がヤバくなれば金利が上がると思いますし、固定金利への借り換えを、ある程度は行っています。

でも、それだけやって安心して、思考停止すべきではないと思います。

そもそも、固定金利にすれば、安心なのか?

それを考えるには、いま、ギリシャの大家さんに何が起こっているのか?が、参考になると思います。

ギリシャは、日本とは比較にならない位、不動産市場が国際化しており、

ギリシャの誇る、地中海ビーチリゾート物件を、英国やドイツをはじめ、欧州の投資家がたくさん買っています。

アメリカやカナダ、オーストラリアにも、ギリシャ人がたくさん移民しており、彼らが米ドルなどを使って、ギリシャの不動産に投資する動きも盛んなようです。

英語ですが、面白い記事がありました。

Greece property tax threatens to catch out UK citizens

昨年9月の英国ガーディアン誌の記事です。財政がひっ迫するギリシャで、「緊急固定資産税」が発動され、ギリシャ人だけでなく、外国人も支払わなければならなくなった、

面白いことに、電気料金の請求書のなかに、「緊急固定資産税」が加算されて請求されるようで・・・

英国人投資家の間で、大変な怒りが広がっている・・・ま、当然ですね。

ギリシャ人だって、「これ、払うのはおかしい」と声を上げる人、多数。左派系・反緊縮系の政党は、「緊急固定資産税、支払い拒否」を唱えたりしている位なので、

普通考えて、徴収も、まともにできてないでしょうね。

ところで、もし、日本政府がこれと似たような状況になったら・・・と考えると、

固定金利にしたところで、日本に登記した不動産がある限り、緊急固定資産税的なものを、課せられる可能性がある

と、思いますし、

また、日本国債の最大の買い手は、日本の金融機関なので、彼らが財政危機で、本当にヤバくなり、「生きるか、死ぬか?」の状況になったら、

たとえ固定金利契約を結んでいても、償還期間を早めるよう、圧力をかけてくることもあるかもしれません。

要は、マジでヤバくなったら、いまの常識では考えられないことを、日本政府も、銀行も、してくる可能性がある。固定金利にした位では、とても対策とは言えない。

というのが、私の意見です。

じゃ、どうすればいいのか?・・・と言われても、事態の想定事態が難しいので、対策も難しいですが、一般論としては、

・日本国内のほか、海外にも、資産(キャッシュ買いした不動産など、すぐ現金化できるもの)を持っておく

・日本国内で、不動産収入以外の、多様な収入源を得ておく

ということに、なるんでしょうかねえ・・・ま、不動産は現物なので、少なくとも「紙の資産」よりはマシだとは思いますけど。

最後に、少しリスキーな話に聞こえるかもしれませんが、安値になったギリシャ不動産を買いあさる投資家の動きも盛んなようです。

ギリシャ高級不動産に「安値拾い」の動き、ユーロ離脱見越し

私のところにも、200万円くらいで買える、ギリシャの地中海リゾート物件の話などが、時々舞い込んできます。ま、税金や諸費用かかりそうだけど・・・

でも、もし1億くらいで取引されていた高スペックのものが、いま200万円くらいになっているのなら、試しに、買ってみてもいいかなあと思います。

値上がり期待も、さることながら、「チャレンジャーなギリシャ大家」として、日本でマーケティングもできると思うので・・・

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