ギリシャで大家になる

おはようございます。Manachanです。

オーストラリア渡航を間近に控えた今日この頃ですが、国際ニュースは、ギリシャ総選挙でもちきりですね。

ユーロ残留か、離脱か・・・全世界に影響を及ぼす選挙なので、興味はつきません。

このブログ記事、書き終わる頃には、大勢が判明していることでしょう。

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ギリシャ危機・欧州危機を枕詞(まくらことば)にして、それに必ず続くのが、「日本の財政破綻」の話。

借金漬け日本財政に破綻リスクがあるのは確か。では、いつそれが起こるのか?起こったら、私たちの経済生活はどうなるのか?いま、何をすべきなのか?

すでに、いろんな専門家や一般市民が、それぞれの意見を発表しており、情報が錯綜して、どう判断したらいいのか分からない、という人も多いでしょう。

私、日本で出るいろんな議論に対しては、「何か微妙なんだよなあ・・・」。皆さんやはり、内向きというか、日本国内のことしか考えてないというか、考えが及ばないというか・・・

これまで私の読んだ限り、ほとんどの人が、

・日本政府が、財政破綻して、
・それが、日本人の生活に及ぼす影響

ばかりを取り上げているように感じます。

同じ論者が、ギリシャ危機のことを論じる時、当のギリシャ人の生活に及ぼす影響など、全くアウトオブ眼中。世界経済に、そして日本に、どのような火の粉がふりかかるのか?みたいな話になるわけで、

その辺が、スタンスとして、首尾一貫してないよなあと思う。

「じゃ、Manachanの意見を披露してください」と言われても・・・考えをまとめるまでに、時間がかかってる状態でして、すみません・・・

ただ少なくとも、次の視点はカバーしてしかるべきかと。

・「日本」が主語ではなく、「世界経済」を主語にした議論にする。特に、(ドル紙幣を刷っている)米国を抜いて語ることはありえない。

・世界経済のどのような事象がトリガー(引き金)になって、日本の財政危機が誘発されるのか?

・日本が財政破綻危機になった場合、世界(特に近隣アジア)経済がどのような影響を受けるのか?

・世界の資本主義経済の「システミック・リスク」が、日本の財政危機によって、どのように変わるのか?

7月24日の、「賃貸住宅フェア@東京」の講演までには、何とか、かたちにしたいと思っています。

あと、専業・副業問わず、賃貸住宅オーナー(大家さん)の生活基盤が、日本の財政危機によってどうなってしまうのか?という話も、よく聞きますね。

たとえば、財政破綻対策として、

・財政危機になれば、金利が上がるので、今のうち、ローンは固定金利に換えましょう

という話が多いです。私も、財政がヤバくなれば金利が上がると思いますし、固定金利への借り換えを、ある程度は行っています。

でも、それだけやって安心して、思考停止すべきではないと思います。

そもそも、固定金利にすれば、安心なのか?

それを考えるには、いま、ギリシャの大家さんに何が起こっているのか?が、参考になると思います。

ギリシャは、日本とは比較にならない位、不動産市場が国際化しており、

ギリシャの誇る、地中海ビーチリゾート物件を、英国やドイツをはじめ、欧州の投資家がたくさん買っています。

アメリカやカナダ、オーストラリアにも、ギリシャ人がたくさん移民しており、彼らが米ドルなどを使って、ギリシャの不動産に投資する動きも盛んなようです。

英語ですが、面白い記事がありました。

Greece property tax threatens to catch out UK citizens

昨年9月の英国ガーディアン誌の記事です。財政がひっ迫するギリシャで、「緊急固定資産税」が発動され、ギリシャ人だけでなく、外国人も支払わなければならなくなった、

面白いことに、電気料金の請求書のなかに、「緊急固定資産税」が加算されて請求されるようで・・・

英国人投資家の間で、大変な怒りが広がっている・・・ま、当然ですね。

ギリシャ人だって、「これ、払うのはおかしい」と声を上げる人、多数。左派系・反緊縮系の政党は、「緊急固定資産税、支払い拒否」を唱えたりしている位なので、

普通考えて、徴収も、まともにできてないでしょうね。

ところで、もし、日本政府がこれと似たような状況になったら・・・と考えると、

固定金利にしたところで、日本に登記した不動産がある限り、緊急固定資産税的なものを、課せられる可能性がある

と、思いますし、

また、日本国債の最大の買い手は、日本の金融機関なので、彼らが財政危機で、本当にヤバくなり、「生きるか、死ぬか?」の状況になったら、

たとえ固定金利契約を結んでいても、償還期間を早めるよう、圧力をかけてくることもあるかもしれません。

要は、マジでヤバくなったら、いまの常識では考えられないことを、日本政府も、銀行も、してくる可能性がある。固定金利にした位では、とても対策とは言えない。

というのが、私の意見です。

じゃ、どうすればいいのか?・・・と言われても、事態の想定事態が難しいので、対策も難しいですが、一般論としては、

・日本国内のほか、海外にも、資産(キャッシュ買いした不動産など、すぐ現金化できるもの)を持っておく

・日本国内で、不動産収入以外の、多様な収入源を得ておく

ということに、なるんでしょうかねえ・・・ま、不動産は現物なので、少なくとも「紙の資産」よりはマシだとは思いますけど。

最後に、少しリスキーな話に聞こえるかもしれませんが、安値になったギリシャ不動産を買いあさる投資家の動きも盛んなようです。

ギリシャ高級不動産に「安値拾い」の動き、ユーロ離脱見越し

私のところにも、200万円くらいで買える、ギリシャの地中海リゾート物件の話などが、時々舞い込んできます。ま、税金や諸費用かかりそうだけど・・・

でも、もし1億くらいで取引されていた高スペックのものが、いま200万円くらいになっているのなら、試しに、買ってみてもいいかなあと思います。

値上がり期待も、さることながら、「チャレンジャーなギリシャ大家」として、日本でマーケティングもできると思うので・・・

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おはようございます。Manachanです。

オーストラリア渡航を間近に控えた今日この頃ですが、国際ニュースは、ギリシャ総選挙でもちきりですね。

ユーロ残留か、離脱か・・・全世界に影響を及ぼす選挙なので、興味はつきません。

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借金漬け日本財政に破綻リスクがあるのは確か。では、いつそれが起こるのか?起こったら、私たちの経済生活はどうなるのか?いま、何をすべきなのか?

すでに、いろんな専門家や一般市民が、それぞれの意見を発表しており、情報が錯綜して、どう判断したらいいのか分からない、という人も多いでしょう。

私、日本で出るいろんな議論に対しては、「何か微妙なんだよなあ・・・」。皆さんやはり、内向きというか、日本国内のことしか考えてないというか、考えが及ばないというか・・・

これまで私の読んだ限り、ほとんどの人が、

・日本政府が、財政破綻して、
・それが、日本人の生活に及ぼす影響

ばかりを取り上げているように感じます。

同じ論者が、ギリシャ危機のことを論じる時、当のギリシャ人の生活に及ぼす影響など、全くアウトオブ眼中。世界経済に、そして日本に、どのような火の粉がふりかかるのか?みたいな話になるわけで、

その辺が、スタンスとして、首尾一貫してないよなあと思う。

「じゃ、Manachanの意見を披露してください」と言われても・・・考えをまとめるまでに、時間がかかってる状態でして、すみません・・・

ただ少なくとも、次の視点はカバーしてしかるべきかと。

・「日本」が主語ではなく、「世界経済」を主語にした議論にする。特に、(ドル紙幣を刷っている)米国を抜いて語ることはありえない。

・世界経済のどのような事象がトリガー(引き金)になって、日本の財政危機が誘発されるのか?

・日本が財政破綻危機になった場合、世界(特に近隣アジア)経済がどのような影響を受けるのか?

・世界の資本主義経済の「システミック・リスク」が、日本の財政危機によって、どのように変わるのか?

7月24日の、「賃貸住宅フェア@東京」の講演までには、何とか、かたちにしたいと思っています。

あと、専業・副業問わず、賃貸住宅オーナー(大家さん)の生活基盤が、日本の財政危機によってどうなってしまうのか?という話も、よく聞きますね。

たとえば、財政破綻対策として、

・財政危機になれば、金利が上がるので、今のうち、ローンは固定金利に換えましょう

という話が多いです。私も、財政がヤバくなれば金利が上がると思いますし、固定金利への借り換えを、ある程度は行っています。

でも、それだけやって安心して、思考停止すべきではないと思います。

そもそも、固定金利にすれば、安心なのか?

それを考えるには、いま、ギリシャの大家さんに何が起こっているのか?が、参考になると思います。

ギリシャは、日本とは比較にならない位、不動産市場が国際化しており、

ギリシャの誇る、地中海ビーチリゾート物件を、英国やドイツをはじめ、欧州の投資家がたくさん買っています。

アメリカやカナダ、オーストラリアにも、ギリシャ人がたくさん移民しており、彼らが米ドルなどを使って、ギリシャの不動産に投資する動きも盛んなようです。

英語ですが、面白い記事がありました。

Greece property tax threatens to catch out UK citizens

昨年9月の英国ガーディアン誌の記事です。財政がひっ迫するギリシャで、「緊急固定資産税」が発動され、ギリシャ人だけでなく、外国人も支払わなければならなくなった、

面白いことに、電気料金の請求書のなかに、「緊急固定資産税」が加算されて請求されるようで・・・

英国人投資家の間で、大変な怒りが広がっている・・・ま、当然ですね。

ギリシャ人だって、「これ、払うのはおかしい」と声を上げる人、多数。左派系・反緊縮系の政党は、「緊急固定資産税、支払い拒否」を唱えたりしている位なので、

普通考えて、徴収も、まともにできてないでしょうね。

ところで、もし、日本政府がこれと似たような状況になったら・・・と考えると、

固定金利にしたところで、日本に登記した不動産がある限り、緊急固定資産税的なものを、課せられる可能性がある

と、思いますし、

また、日本国債の最大の買い手は、日本の金融機関なので、彼らが財政危機で、本当にヤバくなり、「生きるか、死ぬか?」の状況になったら、

たとえ固定金利契約を結んでいても、償還期間を早めるよう、圧力をかけてくることもあるかもしれません。

要は、マジでヤバくなったら、いまの常識では考えられないことを、日本政府も、銀行も、してくる可能性がある。固定金利にした位では、とても対策とは言えない。

というのが、私の意見です。

じゃ、どうすればいいのか?・・・と言われても、事態の想定事態が難しいので、対策も難しいですが、一般論としては、

・日本国内のほか、海外にも、資産(キャッシュ買いした不動産など、すぐ現金化できるもの)を持っておく

・日本国内で、不動産収入以外の、多様な収入源を得ておく

ということに、なるんでしょうかねえ・・・ま、不動産は現物なので、少なくとも「紙の資産」よりはマシだとは思いますけど。

最後に、少しリスキーな話に聞こえるかもしれませんが、安値になったギリシャ不動産を買いあさる投資家の動きも盛んなようです。

ギリシャ高級不動産に「安値拾い」の動き、ユーロ離脱見越し

私のところにも、200万円くらいで買える、ギリシャの地中海リゾート物件の話などが、時々舞い込んできます。ま、税金や諸費用かかりそうだけど・・・

でも、もし1億くらいで取引されていた高スペックのものが、いま200万円くらいになっているのなら、試しに、買ってみてもいいかなあと思います。

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