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少ない給料で、もっと働け!

Manachanです。こんばんは。

前回の日記「勤続3年」に引き続き、「サラリーマン職業生活」シリーズでいきますね。

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私は日本のほか、オーストラリア、中国、米国、そしてインド。計5カ国で働いた経験があります。

そういう経験をしている人間は、日本ではまだ珍しいこともあって、

「外国の職場って、日本とどう違うんですか?」

みたいな質問を、いろんな人から、よく受けます。

私の正直な実感でいえば、たとえ国が違っても、「カイシャ」なるものの本質に、そう大きな違いがあるわけではない。

どの国のカイシャにも、ボスがいて、大多数のサラリーマンがいて、いろんな部署があって、上下関係があって、仕事のできる奴と、できない奴がいて・・・・

もちろん、職場によって定時に帰れる、帰れないの違いがあるとか、英米系企業では「フェアネス」の価値観が重視されるとか、女性管理職の割合が多いとか、そんな程度の違いはありますが、

その何よりも増して、

「儲かってる会社」と「儲かってない会社」の違いは、実に大きい。

「儲かってない会社」の生態は、どの国でも、驚くほどよく似ている。

と感じます。

私が海外や、日本国内の外資系企業で働いていて、会社の業績が悪い時に、よく耳にした言葉は、

Work more with less!
(少ない給料で、もっと働け!)

でした。あと、こんな言葉も、よく聞きましたね。

We are lucky to be employed
(職があるだけ、まだマシなんだよ・・・)

こういう言葉を聞いた時の、会社や業界の状況というのは、押しなべて、

・需要に比べて供給が過剰で、競争は激しく、利益率が年々下がる、レッドオーシャン(血の海)状態

・会社の想定する売上や利益に比べて、人員や給与水準が過剰

極めて厳しい状況のなかで、会社を存続させたい経営者の思いが、Work more with less!という言葉になる・・・気持ちはよく分かりますが、

彼らが、この言葉を口にしている間、会社の業績が好転したという話は、一つも聞いたことがありません。

普通考えて、当然ですよね。「少ない給料でもっと働け」というメッセージが会社全体に伝わると、どうなるか?

・この言葉を聞いて、ハッピーになる社員はいない

・この言葉を聞いて、「よし、会社存続のために頑張るぞ!」と、張り切る社員はいない

・だから、有能で、転職能力の高い社員は、どんどん、他社に移る

・スキルが低く、今の会社しか居場所のない社員ばかりが残る

日本でも、オーストラリアでも、中国でも、どこでもそうでした。会社員として働く人間の気持ち、「活躍したい」、「評価されたい」、「感謝されたい」、「社会に貢献したい」という気持ちは、世界のどこも変わらない。

Work more with less!という言葉に、会社員、職業人の欲求を満たす要素は一つもない。ハッキリ言うけど、こんな言葉を口にするような会社は、負け組。経営者を代えるか、市場から淘汰されたほうがいい。

最後に、やはり不動産の話題に関連させますが、

日本で私が関わってきた不動産業者は、Work more with lessなノリの会社がかなり多いと感じます。

そういう、ブラックな会社とは、物件の売買や、賃貸付け程度のお付き合いにとどめ、

企画アパートなど、戦略的な不動産事業で、パートナーとしてお付き合いしているのは、社員が誇りを持って働いている会社ばかりです。

そういう会社は、Work more with lessなんて、言わないはずですし・・・

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疲れた旦那に、言ってはいけない言葉

Manachanです。こんばんは。

本業の、サラリーマンの仕事の方、いまシンガポールから上司が来ているので、普段と比べて、ストレス10倍、疲労困憊(泣)・・・

元気出していこう!!!
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40代、働き盛りの男、一家の大黒柱。

会社組織での責任、そして家庭での責任。おそらく男の一生のうちで、一番忙しい日々を過ごしているのが、この世代。

とはいえ、私は「わがままサラリーマン」なので、いつもは適当に仕事切り上げて、夕飯も子供たちと食べるのが日課なのですが、

上司が来日している折は、なかなかそうもいかず(泣)・・・

今日も、家に帰ったのが、20時(普段は18時半)。世間的には、遅い時間とはいえませんが、子供たちが、ちょうど寝着く時でした。

ドアを開けると、いきなり娘に言われました。

パパ、なんで、今日は遅かったの?

そして、妻のぶすっとした不機嫌な顔。

今日は、帰りが遅くなると、SMSで連絡してたんだけどな・・・見てないのかな?

畳みかけるように、娘が

パパ、今日はなんで遅いの?連絡くれなかったの?

と言ってきて・・・大人げないけど、私も、腹が立ってきました。

なんで、一生懸命仕事して、疲れて家に帰ってきたのに、家族にこんなこと言われなきゃならんのだ!むかっ

怒りモードを引きずったまま、一人で寂しく、夕飯を掻き込みました。

全くよぉ、男が一家の食い扶持を稼ぐってことが、どれだけ大変か、分かってるのかよ!パンチ!

・・・と独り言をぶつぶつ言いながら、とはいえ、10分もすれば、ウソみたいに、怒りは収まってくるものです。

疲れてると、どうしても、堪忍袋の緒が切れやすいですよね。こればかりは、仕方がない。

ちょっと行儀悪いけど、メシ食いながら、iPhoneでネットやって、見つけたページがこれ、

働き疲れた夫に言ってはいけないNGワード

この一文、じーんときますねえ。まさに男の琴線に触れる・・・

「夫は家族のために毎日働いています。仕事とはとてもきついものです。ハードワークに神経を使う人間関係。それを毎日頑張ってやっているのが夫です。」

「夫はすでにとても頑張っているのです。その頑張りに感謝してあげましょう」

「夫はすでに外で働いてきているのです。外で働くというのは、心身ともに大変な重労働です。家に帰ったときぐらい、緊張感をといてゆったりのんびりしたいのは当たり前です」

でもって、この辺がNGワードだそうな・・・ま、そりゃそうだよな。

「もっと頑張ってよ」
「家のことも少しはやって」
「夕ご飯ないからね」

一方で、「育児中の妻に、言ってはいけないNGワード集」というのもある。

「「毎日何してんの?」「暇じゃない?」
「こどもと遊んでるだけでしょ?」
「節約節約って言うくらいなら、働けば?」

ま、こんなこと言ったら、奥さん、そりゃ怒るわな。

私は、こういう台詞を吐いたことはないと思うけど、逆に、妻にねぎらいの言葉とか、あまりかけてないかもしれない。ちょっと反省かも・・・。

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上司が来日している折は、なかなかそうもいかず(泣)・・・

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ドアを開けると、いきなり娘に言われました。

パパ、なんで、今日は遅かったの?

そして、妻のぶすっとした不機嫌な顔。

今日は、帰りが遅くなると、SMSで連絡してたんだけどな・・・見てないのかな?

畳みかけるように、娘が

パパ、今日はなんで遅いの?連絡くれなかったの?

と言ってきて・・・大人げないけど、私も、腹が立ってきました。

なんで、一生懸命仕事して、疲れて家に帰ってきたのに、家族にこんなこと言われなきゃならんのだ!むかっ

怒りモードを引きずったまま、一人で寂しく、夕飯を掻き込みました。

全くよぉ、男が一家の食い扶持を稼ぐってことが、どれだけ大変か、分かってるのかよ!パンチ!

・・・と独り言をぶつぶつ言いながら、とはいえ、10分もすれば、ウソみたいに、怒りは収まってくるものです。

疲れてると、どうしても、堪忍袋の緒が切れやすいですよね。こればかりは、仕方がない。

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「夫は家族のために毎日働いています。仕事とはとてもきついものです。ハードワークに神経を使う人間関係。それを毎日頑張ってやっているのが夫です。」

「夫はすでにとても頑張っているのです。その頑張りに感謝してあげましょう」

「夫はすでに外で働いてきているのです。外で働くというのは、心身ともに大変な重労働です。家に帰ったときぐらい、緊張感をといてゆったりのんびりしたいのは当たり前です」

でもって、この辺がNGワードだそうな・・・ま、そりゃそうだよな。

「もっと頑張ってよ」
「家のことも少しはやって」
「夕ご飯ないからね」

一方で、「育児中の妻に、言ってはいけないNGワード集」というのもある。

「「毎日何してんの?」「暇じゃない?」
「こどもと遊んでるだけでしょ?」
「節約節約って言うくらいなら、働けば?」

ま、こんなこと言ったら、奥さん、そりゃ怒るわな。

私は、こういう台詞を吐いたことはないと思うけど、逆に、妻にねぎらいの言葉とか、あまりかけてないかもしれない。ちょっと反省かも・・・。

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ダイエット目標達成!

今日は、不動産とは関係ない話題で、失礼します。

私、恥ずかしながら、昨年11月の身体検査で、「メタボ認定」されてしまいまして・・・

これを良い機会に、ダイエット頑張ろうと思って、今年の正月から、取り組んできました。

その時に立てた目標は、これ、

体重 85kgまで減量  (昨年11月時点で、94.6kg)
腹囲 95cmまで減量  (昨年11月時点で、101cm)

でもって、半年ほど、取り組みを続けた結果、目覚ましい成果が出ました。

体重   86.7kg  (-7.9kg)
腹囲   93.4cm  (-7.6cm)

腹囲は、すでに目標達成!

体重も、あと1.7kg減らせば、目標の85kgに到達です。

すでに7.9kg減らしてきた私ですので、あと1.7kgなら、「もう一息」ですね。

ダイエットの過程で、これまで、何をやってきたかというと、

1)食事の前に、生大根を丸かじり
2)PCに向かう前に、家の周りを走る (ヒザを痛めて挫折)
3)就寝3時間以内に、一切、モノを食べない

上記以外、食事制限などは一切やってないし、結構、腹いっぱい食べているので、

別段、つらい思いをせず、いつの間にか痩せてしまった・・・という感じですね。

ダイエットの嬉しい副産物として、内臓脂肪や、コレステロールの数値も、目に見えて改善されてきました。

これまでの私は、身体検査が苦痛だったけど、今の私は、むしろ、身体検査楽しみですね。

今後の予定ですが、まずは、体重を目標の85kgまで減らした後、しばらく、リバウンドしないよう、生活に気をつけていく。

よく運動し、よく噛んで食べ、自然なかたちで、さらに体重や腹囲を減らしていく。

そうやって、健康に長生きしたいなと思います。

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東京五輪実現するか?

Manachanです、こんばんは。

2020年五輪招致、東京がなんとか、一次選考に残りましたね(ニュース)。

現在、勝ち残っているのが、3都市・・・東京の他は、マドリード(スペイン)と、イスタンブール(トルコ)です。

ドーハ(カタール)と、バクー(アゼルバイジャン)は、一次選考で落選しました。

不動産ブログランキング、
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五輪の話に戻ります。

こんなこと言うと、身も蓋もないですが、五輪招致って、やっぱり「先立つもの」が大事みたいで・・・

石油資源を豊富に持ち、いま、超・金満状態と思われる、バクーやドーハが落選したことで、東京はいくぶん、戦いやすくなったと思います。

昨年、東日本大震災が起こって、津波の恐怖、電力供給の懸念、放射能の風評、直下型地震の可能性さえ取りざたされるなかで、それでも一時選考をクリアした東京には、やはり、大した力があるんですね。

いま、東京のライバルとなっているのが、

・スペインのマドリード ⇒ ご存じ、欧州危機真っ只中
・トルコのイスタンブール ⇒ 中近東の新興国として、急成長中。

図式的にいうと、

経済・満身創痍の先進国都市(東京、マドリード)vs 伸び盛りの新興国都市(イスタンブール)

ということになりますかねえ。

特にマドリードは、おそらく東京以上に、オリンピック開催が悲願だと思いますけど、今回は、タイミング悪いですね。

とにかくスペインは、経済状態が悪い。失業率はすごいし、国債利回りも急騰して、いつ「飛んじゃう」か分からない状況・・・

そして、欧州で2012年にロンドンオリンピックやった8年後に、また欧州でやるのか?という問題もある。

もちろん東京も、いろんな難題を抱えてますけど、客観的にみて、マドリードはもっと可哀想ですね。

何だかんだいって、イスタンブールが一番有利な気がする。チョコレートの老舗「ゴディバ」を会社まるごと買ってるし、ボスポラス海峡に何本も、でかい橋かけてるし、景気良さそうですね。

中近東、イスラム圏で初の五輪開催という追い風もあるわけですし・・・

五輪ひとつとってみても、今は「先進国の停滞・没落」、「新興国の勃興」の時代なのだということが、よく分かりますね。

不動産投資にしても、新興国の物件をポートフォリオに入れ、先進国の物件と上手に組み合わせていくのが賢明だと思います。

今回は、先進国(米国・グアム)と新興国(フィリピン・マニラ)の不動産物件の話を同時に聞ける、面白いセミナーを紹介しますね。

**********************************
■6月1日(金) 19:00~21:00
会場:浜町・総合スポーツセンター 第3会議室
   http://www.s-msj.co.jp/pages/company.html
募集人数:10名
参加費用:2000円(懇親会費込)
内容:『海外不動産』
   講師 株式会社MSJ 松丸茂司(代表取締役)
   ・フィリピンで2年連続不動産販売部屋数NO.1 ディベッロッパーの物件紹介
   ・HSBC口座利用方法~香港ーフィリピンー日本の3カ国を使ってみて
   ・フィリピンの不動産を投資としてだけではなくロングステイを含めて考える
   ・グアム物件の紹介
   ・フィリピン新規プロジェクト(予定)
   『海外資産運用』
   講師 株式会社アセットスタイル 赤澤嘉彦(取締役)
  ・海外資産形成へのもう1つの提案
**********************************

セミナーの主催者はMSJ社。この会社から、私はフィリピンで2戸、日本で1戸、物件買ってる顧客なので、お互いに気心知れています。

今回セミナーで紹介する、フィリピンの物件も、グアムの物件も、私よく知ってますが、なかなか面白いですよ。どちらも、キャピタルゲインと、インカムゲイン両方狙えるし

両方買えば、先進国と新興国の物件を上手に組み合わせ、かつ米ドルとフィリピンペソで利益を得ることにつながり、ポートフォリオとして、優れています。

しかも、グアムもマニラも、日本から短時間で行ける「近所」、というのもポイント高いですね。

詳しくはセミナーの場で・・・・(申し込みの時、Manachanブログ経由と、一言、書いていただけると助かります。)

最後に、予告編になりますが・・・6~7月の「アジア太平洋大家の会」主催のセミナー、日時が確定しました。詳細は近く、正式にアナウンスしますが。

***************************************
6月16日(土)午後 Manachanセミナー講演「海外不動産投資概論」 @東京・池袋
7月7日(土)午後  「マレーシア不動産投資セミナー」 @東京・池袋

***************************************

興味ある方は、時間空けといてくださいね。

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東京五輪実現するか?

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こんなこと言うと、身も蓋もないですが、五輪招致って、やっぱり「先立つもの」が大事みたいで・・・

石油資源を豊富に持ち、いま、超・金満状態と思われる、バクーやドーハが落選したことで、東京はいくぶん、戦いやすくなったと思います。

昨年、東日本大震災が起こって、津波の恐怖、電力供給の懸念、放射能の風評、直下型地震の可能性さえ取りざたされるなかで、それでも一時選考をクリアした東京には、やはり、大した力があるんですね。

いま、東京のライバルとなっているのが、

・スペインのマドリード ⇒ ご存じ、欧州危機真っ只中
・トルコのイスタンブール ⇒ 中近東の新興国として、急成長中。

図式的にいうと、

経済・満身創痍の先進国都市(東京、マドリード)vs 伸び盛りの新興国都市(イスタンブール)

ということになりますかねえ。

特にマドリードは、おそらく東京以上に、オリンピック開催が悲願だと思いますけど、今回は、タイミング悪いですね。

とにかくスペインは、経済状態が悪い。失業率はすごいし、国債利回りも急騰して、いつ「飛んじゃう」か分からない状況・・・

そして、欧州で2012年にロンドンオリンピックやった8年後に、また欧州でやるのか?という問題もある。

もちろん東京も、いろんな難題を抱えてますけど、客観的にみて、マドリードはもっと可哀想ですね。

何だかんだいって、イスタンブールが一番有利な気がする。チョコレートの老舗「ゴディバ」を会社まるごと買ってるし、ボスポラス海峡に何本も、でかい橋かけてるし、景気良さそうですね。

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不動産投資にしても、新興国の物件をポートフォリオに入れ、先進国の物件と上手に組み合わせていくのが賢明だと思います。

今回は、先進国(米国・グアム)と新興国(フィリピン・マニラ)の不動産物件の話を同時に聞ける、面白いセミナーを紹介しますね。

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■6月1日(金) 19:00~21:00
会場:浜町・総合スポーツセンター 第3会議室
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内容:『海外不動産』
   講師 株式会社MSJ 松丸茂司(代表取締役)
   ・フィリピンで2年連続不動産販売部屋数NO.1 ディベッロッパーの物件紹介
   ・HSBC口座利用方法~香港ーフィリピンー日本の3カ国を使ってみて
   ・フィリピンの不動産を投資としてだけではなくロングステイを含めて考える
   ・グアム物件の紹介
   ・フィリピン新規プロジェクト(予定)
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今回セミナーで紹介する、フィリピンの物件も、グアムの物件も、私よく知ってますが、なかなか面白いですよ。どちらも、キャピタルゲインと、インカムゲイン両方狙えるし

両方買えば、先進国と新興国の物件を上手に組み合わせ、かつ米ドルとフィリピンペソで利益を得ることにつながり、ポートフォリオとして、優れています。

しかも、グアムもマニラも、日本から短時間で行ける「近所」、というのもポイント高いですね。

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英語力格差 in Japan

Manachanです。こんにちは。

今朝は、金環日食ショーでしたね。皆さんのお住まいの地域では、よく見えましたか?

東京下町では、一面の曇り空のなかから、数分に一度、太陽が顔を出すような感じでしたね。

子供たちも、「にっしょく、にっしょく!」と、喜んでいましたよ。

不動産ブログランキング12位、ご声援ありがとうございます。
週間INが800を超えても、トップ10に手が届かない、ハイレベルな戦いですね。
今日も応援ぽち、夜露死苦(死語?)
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今日は英語の話題でいきますね。

国際結婚、という家庭環境もあり、うちの子供たちは、日本語と英語を、日常的に使い、いずれもネイティブレベル。

ここ東陽町地域で、バイリンガルキッズは、少ないので、やはり目立ちます。

子供に英語学ばせたい親御さんからは、熱~い視線を受けることがあります。

「うちの娘を、ソフィアちゃんと遊ばせて、あわよくば英語覚えてもらいたい・・・」みたいな秋波(?)を、ひしひしと感じることも。

一方で、英語学習に全く興味を示さない大人も、地域には大勢います。

「ソフィアちゃん英語できるのは、分かるけど、日本語大丈夫なの?中途半端にならないかしらねえ?」という声もちらほら・・・

ま、私としては、誰も文句言えないレベルの日本語力を、子供たちにつけさせる以外にないですね。頑張ります。

英語学習に関して、このように、地域で意見が分かれるのは、

いま日本の社会が、経済グローバル化の影響を受けて、「日本語オンリーの言語環境」から、「日本語と英語を併用する言語環境」への、過渡期にあるからでしょうね。

皆さんは、英語力格差(イングリッシュ・デバイド)という言葉を、聞いたことがあるでしょうか?

端的にいえば、英語コミュニケーション力の優れた者と、そうでない者との間に生じる、待遇や貧富、機会の格差のことです。

私は2006年に、このテーマでエッセイを書いたことがあります(こちら)。

当時、私が書いたことは、「英語圏の国・オーストラリアで暮らすには、英語力がなければ、もう話にならない。ろくに就職もできないし、まともな社会生活も送れない」・・・以下引用、

オーストラリアに来た途端、「イングリッシュ・デバイド」の壁が立ちはだかります。そして、日本人の圧倒的大多数が、英語能力を「持つ側」ではなく「持たざる側」に置かれている、という厳しい事実に直面するのです。

「イングリッシュ・デバイド」・・・シドニー在住の日本人が、この言葉を真剣に受け止め、「英語能力を持つ側」に回ることを、願ってやみません。

かなりキツイ口調で書いたので、一部読者の反発も受けましたが、いま振り返っても、私の議論は、間違っていないと思います。

「オーストラリアの国土を踏んだ」時に直面する「イングリッシュ・デバイド」・・・これがいま、日本の国土の上でも、一部では確実に起こりつつあります

外資系、いや日系の企業でさえ、グローバルビジネスの場は、容赦ないまでの英語中心主義。かたや日本語は一方言、いやそれ以下の存在として、歯牙にもかけられない・・・やや誇張してますが、それに近い環境の職場で、私は歳月を過ごしてきました。

ある意味、私は時代を先取りしているのかもしれません。

少し考えてみましょう。日本の、あなたが今お住まいの地域で、今後10年間で、コンビニが何倍、増えると思いますか?

多くの人は、「増えない・・・たぶん減ると思う」と、答えることでしょう。

一方で、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン・・・みたいな東南アジアの新興国で、今後10年間で、コンビニの数が何倍になると思いますか?

おそらく、多くのビジネスマンが、最低でも数倍、あるいは10倍以上になる・・・と答えることでしょう。

普通考えて、日本と新興国の間で、今後10年間の成長期待に、これだけの違いがあるのなら、企業は、日本語しかできない、日本でしか働けない社員を増やしたいと思うでしょうか?

日本の国内で、日本語しか使わない仕事は、今後、増えない。先細りが目に見えている。

一方で、英語や中国語を身につけて、アジアに、世界に出ていく仕事は、今後どんどん増える。将来の選択肢が大きく広がる。

その頃には日本でも、英語力格差が、間違いなく、大きな社会問題になるはずです。

日本でも、そういうことに、気がついている方々が、

海外不動産投資の「アジア太平洋大家の会」の門を叩いたり、あるいは、「ソフィアちゃんと子供を仲良くさせたい」と思ったりするのでしょうね。

ただ、英語力格差の問題に関して、日本がちょっと不運だと思うのは、

・現在、現役で働いている大人世代にとって、英語力格差の問題は、まだ余り表面化していない。
・むしろ、子供たちが成人する時代になって、顕在化する問題だと思われる。

「資源のない貿易立国」という言葉とは裏腹に、日本の経済構造は、まだまだ内需が圧倒的に大きい。

平均所得4万ドル超、人口1億2千万超・・・という、裕福で巨大な国内市場で、まだまだ、国民の多くが食えている社会です。

特に、いま日本社会の指導的立場にある層の多くが、日本語オンリーの世界で成功してきたものだから、

私なんかが、「今後の日本は英語力格差の時代になる!」と、警鐘を鳴らしても、「何それ?」と、いまいちピンとこなかったりする。

小中学生の英語教育にしても、「日本語さえ、ものになっていないのに、英語なんて、時期尚早」といって、一蹴されたりする。

日本で暮らす以上、日本語の確立は最優先・・・私も、それには異論ないけれど、グローバル経済や、英語や中国語の重要性に関して全く理解のない人が言うと、「何かズレてる・・・」と思ってしまう。< br />

不惑を超えた、私たち世代(40代)は、ある意味、どうでもいいんです。

大事なのは、子供たちの世代が、「英語力を持つ側」に回るのか?あるいは今と同じく「持たざる側」に回るのか?・・・ということ。

状況によっては、「英語」を「中国語」と置き換えてもいいのかもしれないけど(私見では、英語の時代は、あと50年は続くと思いますが・・・)、

とにかく、外国語能力を「持つ側」に回らせたいのなら、いま何をすべきか?学校で、地域で、どんな教育をすべきか?どんな社会環境をつくるべきか?

いま日本に生きる大人が、真剣に考えねばならない問題だと思います。

ちょっと深刻な話題でした・・・ごめんね。
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「日本人」のつくり方

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私は、国際結婚していて、子供が二人います。
今は、東京で暮らし、上の子(娘)は小学1年、下の子(息子)は、3歳児保育クラスに行っています。

妻はオーストラリア籍(台湾生まれ)、子供たちは日&豪、二重国籍。
娘は中国で生まれ、息子は日本で生まれ、妻の実家は豪州ケアンズにあり、
家では、英語、日本語、中国語が、日々飛び交っています。

日本人の両親のもとで生まれ、日本で育ち、日本の学校に行って、普通に日本語を話し・・・
という人なら、自分が「日本人」であることは、空気のように自明のことでしょうが(私もそうですが)、

うちの子供たちみたいな、国籍MIX、民族MIX、言語MIX・・・な家庭に育った場合、
彼らを「日本人」に育てるには、いろいろ工夫が必要です。

育て方として、いくつかのオプションがあるでしょう。

「日本人として」育てるか?
「オーストラリア人(英語圏人)として」育てるか?
「中国人・華僑として」育てるか?
「複数国を母国とするように」育てるか?

私自身は、子供たちを、「純粋な日本人」として育てようとは、思っていません。

せっかく、多国籍ファミリーに生まれたのだから、「日本人でもあり、オーストラリア人でもあり、中国人でもある」みたいな、ダブル、トリプルな祖国を持てれば最高だと思います。その一つに、「日本」が含まれていれば、私はそれで良いです。

ところで、日本を祖国と名乗れるかどうかは、自分でそう思うだけでは十分でなく、周囲の人々から、「日本人」と認められる必要があります。

何をもって、日本人とみなすのか?
いろいろな基準があると思いますが、主なファクターとして、考えられるのは、7つか8つでしょうね。

・日本国籍である
・日本語を話す
・外見が日本人である
・日本人の血をひいている
・日本で生まれている
・日本で育っている
・日本人の姓名を名乗る
・日本人の感覚・心を持つ(ご飯、味噌汁がうまいと感じる、風呂に入ると気持ちいい等)

では次に、各ファクターの優先順位を考えましょう。
そのため、私が一つ、設問を考えました。

「ダルビッシュ遊」と「フジモリ元大統領」、どちらの方が日本人と思いますか?

日本人に聞いたら、おそらく100人中、90人以上が、「ダルビッシュ遊」を日本人として認めるでしょうね・・・ということは、

「日本人の血統」
「外見が日本人」

というのは、「日本人であるか」を判断するファクターとして、さほど重要でない。

もし、これらが重要であるならば、「フジモリ元大統領」の方を、日本人と認める人が多くなるはずでしょうし、「ヨーロッパ出身、青い目の日本人」ツルネン・マルティさんが、日本の国会議員として選出されることもなかったでしょう。

ダルビッシュ投手は、半分、外国人(イラン人)の血をひいてますが、日本の羽曳野という街で、日本人と共に育ち、しかも日本代表として国際大会で戦ったから、誰もが日本人として認めるわけですね。

外国生まれでも、外国人の血統をひいて、外見が日本人ぽくなくても、日本の国土の上で、日本人であろうと努力すれば、いずれは日本人として認められる・・・日本はそういう国だと思います。

私思うに、重要度順に並べるとすれば、

1位:日本で育っている
2位:日本国籍である
3位:日本語を話す
4位:日本人の感覚・心を持つ

----越えられない壁---------

5位:日本で生まれている
6位:日本人の姓名を名乗る
7位:日本人の血をひいている
8位:外見が日本人である

ひるがえって、我が子供たちのことを考える。

この子たちが、日本を「祖国の一つ」として持つために、私は、

1位:日本で育っている
2位:日本国籍である
3位:日本語を話す

少なくとも、この3つだけは、実現させてあげたいと思います。

うちの子供たち、ソフィアとか、フィリップみたいな名前だけど・・・
今や日本人の子供たちだって、キラキラネームのオンパレードだから、あまり目立たないし、

普通に、日本で育ち、日本語を話し、日本の学校に行っているからこそ、周囲からも、普通に日本人として、認められているように見えます。

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「市場」に背を向ける世界

いよいよゴールデンウィーク♪

サラリーマンの皆様は、すでに会社からお休みを取り、家族で行楽に出かけたり、家でゴロゴロしたり・・・という方も多いことでしょう。

私は、5月2日まで、暦通りに出社しますが、その後は、北陸地方へ、3泊4日の家族旅行に出かけます。

さて、ゴールデンウィーク直後の、5月6日。

ヨーロッパでは、フランス大統領選の、決選投票が行われます。これは、世界的に注目されるイベントです。

現職のサルコジ氏は、今のところ、敗色濃厚。かなりの確率で、社会党のオランド氏が、大統領になるとみられています。

このオランド氏、雑誌「エコノミスト」には、ボロクソに書かれています。

確かに、欧州経済危機の真っ只中で、いまどき「教育費などの公共支出を増やして」、その財源は「最大税率75%の富裕税」で賄う

・・・みたいな公約を、彼はしているようですが、こういう左派的なスタンスは、選挙民には歓迎されても、「市場」からは嫌われるでしょうね。

実際、フランス国債の長期金利も、スペインやイタリアに追随して、じりじり上がっているようです。

オランド氏当選のリスクを感じてのことなのかな?確かに左派政権では、公共支出が肥大化しやすい傾向はあるかも。

もうひとつ、「エコノミスト」が懸念しているのは、

・いま、欧州全体の危機を救えるのは、ただ一つ、「ドイツとフランスの協力」しかない。
・これまでは、「ドイツのメルケル首相」と「フランスのサルコジ大統領」の蜜月関係が機能してきたので、大事に至らないで済んでいる。
・ところが、仏大統領がオランド氏になったら、メルケルさんとのアライアンスが、果たしてどうなるのか?
・この二カ国に亀裂が入ったら、ギリシャはもちろん、スペイン、ポルトガル、イタリアも、本当に飛んでしまうのでは・・・

言いたいことは、よく分かる。

とはいえ、実のところどうなのか、私は知りませんけどね。オランド氏が当選しても、公約通りにやるより、現実路線に舵を切るのかもしれないし、

メルケルさんとも、意外とうまくいくのかもしれない。

いずれにせよ、ヨーロッパの運命に影響を与える、5月6日、要注目ですね。


よく考えたら、リーマンショック以来、

「市場フレンドリー」な政府って、世界的に、あまり歓迎受けていないような気がするなあ。特に先進国では。

アメリカのオバマさんは・・・少なくとも、対抗馬のロムニー氏に比べれば、市場フレンドリーではないでしょう。

でも、このままいけば、今年11月の大統領選、おそらくオバマさんが勝つでしょうね。

日本は、相変わらず、「市場に背を向けた」政権ばっかり出てくるし・・・自民党も、民主党も、「アンチ市場派が多数」という意味では、結局、同じ穴のむじなかも。

橋下さんを軸に、「維新」と「みんなの党」が一緒になって、かつ、民主党の前原さんグループ、自民党の河野太郎さんグループが党を割って出てくれば、変わるのかもしれないけど・・・すぐに実現する気がしない。

市場主義で、ゴリゴリ押してくる政治指導者は、新興国に多い。逆に、成熟した先進民主国では、なかなか出てこない。

マネーが、先進国から、新興国に流れるのも、たぶん、新興国の方が「市場フレンドリー」だからなんでしょうね。


私は、金額は大したことないとはいえ、一応、ワールドワイドで投資している人間なので、

先進国も新興国も、市場フレンドリーになった方が、当然やりやすい。

たとえばの話、世界中どの国に行っても、自分名義の銀行口座が簡単につくれて、その国の不動産を、融資受けて買える。国をまたいだ送金も、簡単に、安い手数料でできる・・・みたいな世界の方が、適応しやすいのですが、

私にとって幸せな状態が、大多数の国民にとっても幸せであるとは限らない。

どの国でも、大多数の人間は、投資も実践していなければ、海外に関心あるわけでもない・・・当然、私みたいな投資家とは、全く違う判断軸で物事を見て、全く違う政治的選択をする。

このことは、受け入れなければなりません。

今は世界的に、特に先進国では、「市場メカニズム」の恩恵にあずかれる人は少ない。

市場フレンドリーな政府になったところで、その恩恵にあずかれるのは、お金持ちと、洗練された投資家だけで、結局、お金は新興国に流出する、自国の雇用は増えない・・・いいこと一つもない。

そう考える多くの人たちが、どちらかといえば、アンチ市場な政府を選びたがるのでしょうね。

それが、いま多くの先進国で、起こっているのだと思います。

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「市場」に背を向ける世界

いよいよゴールデンウィーク♪

サラリーマンの皆様は、すでに会社からお休みを取り、家族で行楽に出かけたり、家でゴロゴロしたり・・・という方も多いことでしょう。

私は、5月2日まで、暦通りに出社しますが、その後は、北陸地方へ、3泊4日の家族旅行に出かけます。

さて、ゴールデンウィーク直後の、5月6日。

ヨーロッパでは、フランス大統領選の、決選投票が行われます。これは、世界的に注目されるイベントです。

現職のサルコジ氏は、今のところ、敗色濃厚。かなりの確率で、社会党のオランド氏が、大統領になるとみられています。

このオランド氏、雑誌「エコノミスト」には、ボロクソに書かれています。

確かに、欧州経済危機の真っ只中で、いまどき「教育費などの公共支出を増やして」、その財源は「最大税率75%の富裕税」で賄う

・・・みたいな公約を、彼はしているようですが、こういう左派的なスタンスは、選挙民には歓迎されても、「市場」からは嫌われるでしょうね。

実際、フランス国債の長期金利も、スペインやイタリアに追随して、じりじり上がっているようです。

オランド氏当選のリスクを感じてのことなのかな?確かに左派政権では、公共支出が肥大化しやすい傾向はあるかも。

もうひとつ、「エコノミスト」が懸念しているのは、

・いま、欧州全体の危機を救えるのは、ただ一つ、「ドイツとフランスの協力」しかない。
・これまでは、「ドイツのメルケル首相」と「フランスのサルコジ大統領」の蜜月関係が機能してきたので、大事に至らないで済んでいる。
・ところが、仏大統領がオランド氏になったら、メルケルさんとのアライアンスが、果たしてどうなるのか?
・この二カ国に亀裂が入ったら、ギリシャはもちろん、スペイン、ポルトガル、イタリアも、本当に飛んでしまうのでは・・・

言いたいことは、よく分かる。

とはいえ、実のところどうなのか、私は知りませんけどね。オランド氏が当選しても、公約通りにやるより、現実路線に舵を切るのかもしれないし、

メルケルさんとも、意外とうまくいくのかもしれない。

いずれにせよ、ヨーロッパの運命に影響を与える、5月6日、要注目ですね。


よく考えたら、リーマンショック以来、

「市場フレンドリー」な政府って、世界的に、あまり歓迎受けていないような気がするなあ。特に先進国では。

アメリカのオバマさんは・・・少なくとも、対抗馬のロムニー氏に比べれば、市場フレンドリーではないでしょう。

でも、このままいけば、今年11月の大統領選、おそらくオバマさんが勝つでしょうね。

日本は、相変わらず、「市場に背を向けた」政権ばっかり出てくるし・・・自民党も、民主党も、「アンチ市場派が多数」という意味では、結局、同じ穴のむじなかも。

橋下さんを軸に、「維新」と「みんなの党」が一緒になって、かつ、民主党の前原さんグループ、自民党の河野太郎さんグループが党を割って出てくれば、変わるのかもしれないけど・・・すぐに実現する気がしない。

市場主義で、ゴリゴリ押してくる政治指導者は、新興国に多い。逆に、成熟した先進民主国では、なかなか出てこない。

マネーが、先進国から、新興国に流れるのも、たぶん、新興国の方が「市場フレンドリー」だからなんでしょうね。


私は、金額は大したことないとはいえ、一応、ワールドワイドで投資している人間なので、

先進国も新興国も、市場フレンドリーになった方が、当然やりやすい。

たとえばの話、世界中どの国に行っても、自分名義の銀行口座が簡単につくれて、その国の不動産を、融資受けて買える。国をまたいだ送金も、簡単に、安い手数料でできる・・・みたいな世界の方が、適応しやすいのですが、

私にとって幸せな状態が、大多数の国民にとっても幸せであるとは限らない。

どの国でも、大多数の人間は、投資も実践していなければ、海外に関心あるわけでもない・・・当然、私みたいな投資家とは、全く違う判断軸で物事を見て、全く違う政治的選択をする。

このことは、受け入れなければなりません。

今は世界的に、特に先進国では、「市場メカニズム」の恩恵にあずかれる人は少ない。

市場フレンドリーな政府になったところで、その恩恵にあずかれるのは、お金持ちと、洗練された投資家だけで、結局、お金は新興国に流出する、自国の雇用は増えない・・・いいこと一つもない。

そう考える多くの人たちが、どちらかといえば、アンチ市場な政府を選びたがるのでしょうね。

それが、いま多くの先進国で、起こっているのだと思います。

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