グローバル不動産

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台湾を見習おう~海の向こうの市場開拓

こんばんは。グローバル不動産投資家Manachanです。

前回のメルマガでは、フィリピンについて書きましたので、今回は、フィリピンから日本へ戻る途中に立ち寄った、台湾の不動産ネタで、ひとつ書いてみますね。

2月の朝なのに、気温28度!常夏のフィリピン・マニラから飛び立った中華航空便は、空路1200kmをまっすぐ北上して、台湾・桃園国際空港に着きました。
さすがに、熱帯のフィリピンに比べて、亜熱帯の台湾は涼しく、気温は16度。小雨が濡れそぼっていました。

桃園空港でのストップオーバーは、4時間弱。この時間、空港で過ごすには長すぎて退屈。そして空港のメシは不味くて高い。でも台北の市内に繰り出すには時間がなさすぎる。
せっかくの台湾、美味しいもの食べたいし、そして、買い物もしたい・・・私は、早々と入国手続を済ませ、空港ターミナルの外に出て、タクシーに飛び乗りました。

目指す先は、空港最寄りの街・中壢(ヂョンリー)市にある、カルフール・ショッピングセンター。
空港からそこまで、20分もかからないし、タクシー料金も片道400元(1200円)前後ということを、台湾在住経験のある私は、知っていました。
ちなみに、台北市内まで行くと、タクシー1000元は下らないし、道は渋滞するので時間も読めません。

ここ中壢は、台北から約40km離れた、人口38万人の工業都市。職場がたくさんあるので、タイ人、フィリピン人など外国人労働者も多い。その点、日本でいえば、東海地方の工業都市に近い感じですね。

そして昔から、メシが旨い街としても有名です。食い物の写真をいくつか、まじで、よだれがこぼれそう♪
http://034387038.tranews.com/
http://jp034250589.tw.tranews.com/

しかし、中壢のカルフールで買い物できる時間はごくわずか。帰りのタクシー所要時間、空港での待ち時間を含めると、1時間ちょっとしかありません。
そこで、欲しいものを、手当たり次第、買い物バスケットに投げ込みました。食材、お菓子、洋服、子供の本・・・そして本棚から、「不動産の本」を、片っぱしから買ってきました。

それを、日本へ帰る飛行機で読みました。オール漢字の中国語文章と格闘するなか、台北市や周辺地域の不動産市況について、とても示唆に富む記事を見つけたので、紹介します。

『台北市松山区・・・ここの不動産に注目!松山空港の国際便就航により、上海・虹橋空港や、東京・羽田空港への直通便が出るようになり、利便性が一気に工場した』

『また、大陸に目を向けると、上海~杭州間の高速鉄道が開通し、所要時間わずか38分で結ばれたことにより、(台北からみて)上海のみならず、杭州も日帰り移動圏に入ったので、松山空港の価値はさらに向上』

『上海・杭州の事業主やビジネスマンが、台北に来る際の足がかりとして、松山空港近辺の資産価値は高まる一方』

この発想、なかなか素晴らしいですね。台湾人は実に商魂豊かです。
海の向こうの中国大陸から、日帰り圏に入ったことを、不動産セールスに活用してしまうところが特に・・・。

実際、台北駅前とか、台北101近くの高級マンションなどは、大陸富裕層のペントハウスとして利用され、5億円みたいな値がつくこともあるらしい。
そして台湾人は、日本大好きですから、お金持ち台湾人が、東京のど真ん中で1億、2億のマンションを、キャッシュで買うことも結構ある。
皆さん、東京都心といえども、台北の一等地よりは割安だよねって思っているのでしょう。

この台湾商魂は、日本人も十分、見習うべきだと思います。
たとえば、福岡市。ここは中国大陸から非常に近く、上海から福岡空港まで1時間半以内です。便数も結構多く、なかなか使いやすい。
たとえば上海からみると、台北に行くのも福岡に行くのも、距離的にはほぼ変わらないのです。

しかも、福岡空港は都心近くの超便利な場所にあるので、空港から市内への移動時間も短い。その点、台北の松山空港(こちらも都心空港)と状況がほぼ同じ。ということは・・・

福岡からみると(台北と同じく)、上海、杭州、蘇州あたりまでが、一日移動圏内(下手したら日帰り可)であり、しかも、
上海からみると、福岡だけでなく、北九州や熊本あたりまでが、一日移動圏内に入る・・・

ということだと思います。今の時代、福岡、九州北部あたりに住んでいえれば、国境なんて意味ないですよね。韓国も中国も近すぎる・・・。

この辺を商売に結び付けられないものでしょうか?
たとえば、福岡市は札幌市と並んで、国内でも空室率の高い都市として知られています。人口規模の割に、賃貸用マンションをガンガン建て続けたツケが、いま回ってきています。
だから、福岡の大家さんは大変です。中心部の場所の良いところでさえ、空室、家賃下落との戦いを強いられます。

しかし、視点を変えてみれば、どうでしょう?
福岡市に住む、中国人にフォーカスしてみれば、彼らの住みたい賃貸住宅を、簡単な手続(保証人なし等)で用意できる大家さんは少ない。需要に全然追いつかない。

つまり、日本人入居者相手だと「供給>需要」になりますが、
中国人入居者相手だと、まともに供給できる大家さんが激減する分、「需要>供給」になるのです。
「需要>供給」であれば、うまくやれば、空室も家賃下落とも無縁な賃貸経営ができる。

それに加えて、上海・杭州・蘇州への近さ・・・しかも福岡は、これらの都市の人々の間で知名度が高く、評判の良い都市なのです。
台湾商魂を見習って、彼らの需要を、賃貸する福岡の不動産マーケットに引き込めないものでしょうか?

私は、十分可能だと思います。
「福岡に勝機あり」と判断したからこそ、私はこの都市に、一棟アパートを新築します。
アジア大陸に一番近い日本の都市・福岡に、「アジア共生住宅」をつくるのです。

来週、いよいよ契約です。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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六本木ヒルズでフィリピン不動産セミナー

グローバル不動産投資家Manachanです。こんばんは。

早速ですが、連休明けの2月17日(木)、東京の六本木ヒルズで、フィリピン不動産セミナーを行います。
私がセミナー講師をつとめることになりました♪
セミナー詳細と、申し込みはこちらから

なお、セミナーの数日前まで、私はフィリピン現地で不動産視察をしてきますので、とても生き生きと、臨場感のあるお話しができると思います。
Manachanファンの方も、そうでない方も、ふるってご参加ください。

平日の18時半スタートですので、お仕事によっては、参加が難しいかもしれませんが、その分、参加費は抑えめに、2000円で設定しています。
六本木ヒルズ49階という一等地にしては、お値打ちな価格かと思います。
そして、皆さまにお支払いいただいた2000円の一部は、フィリピン・ネグロス島のマングローブ林再生のチャリティに使われますので、是非ご協力をお願いいたします。

なお、このセミナーをメルマガで宣伝するのは、おそらく、今回が最後になるかと思います。
定員50名の会場で、すでに40名前後が申し込んでいると思われるので、お申込みはお早目に。

ところで、私がなぜ、フィリピンで物件を買おうと思ったのか、少しお話しします。
日本において、フィリピンという国に対するイメージは、必ずしも芳しくないかもしれません。
フィリピンと聞いて、我々が思い浮かべるもの・・・錦糸町あたりのフィリピンパブのお姉さん、ダンサー、ジャパゆきさん(死語?)、農村に嫁いだお嫁さん等々。
どちらかといえば、水商売の女性のイメージが強いかも。結局、高学歴、エリート、専門職というイメージはありませんね。

中国でも事情は似ているようです。中国人にとって、フィリピンは「格下の国」というイメージで、
中国に入ってくるフィリピン人も、水商売系が多いと聞きます。

しかし、広い世界を見渡せば、全く違うフィリピン人の姿がみえてきます。
英語が得意なフィリピン人は、英語圏に移住して、高い教育を受け、専門的職業に就いて、高い収入を得ている者が多いのです。
私が以前暮らしたオーストラリアでも、フィリピン人はインド人と並んで、英語が得意&専門職が多いというイメージでしたし、
米国では、さらにそれが顕著なようです。

海外の、英語圏に渡ったフィリピン人がどれだけ多くて、どれだけ成功しているか?面白いデータがあります。

『フィリピンの総人口』  約1億人
『海外在住フィリピン人』 約1100万人
『うち、米国在住フィリピン人』 310万人以上
『米国在住フィリピン人の平均世帯年収』 75,146ドル (※アジア系移民のなかで、インド人に次いで2位)
(参考)『米国在住日本人の平均世帯年収』 64,197ドル
(参考)『米国人の平均世帯年収』     44,684ドル

米国に渡った日本人は、平均的な米国人より高い収入を得ていますが、在米フィリピン人はさらに高収入なのです。加えて、教育水準もかなり高い。

『米国在住フィリピン人の高校卒業率』 90.2%  (全米平均 83.9%)
『米国在住フィリピン人の大学学位取得率』 47.9% (全米平均 27.0%)

高学歴・高収入のフィリピン人が、米国だけで310万人もいる。その購買力をなめてはいけません。
加えて、フィリピン人は家族を大切にする民族です。本国に送金するのが当たり前。
毎年、フィリピンGDPの約10%が、米国など、海外からの送金で占められています。
マニラには、アジア最大規模のショッピングセンターがいくつもありますが、その商売が成り立っていること自体、送金パワーがどれだけ強烈かを、物語っていると思います。

フィリピンの物件価格は、まだまだ安い。マニラのプレミア立地のコンドミニアムでさえ、800万円くらいからある。
現地の庶民にとっては、高値の花かもしれませんが、日本や米国からみれば、かなり安く感じる価格帯。
しかも、キャッシュはもちろん、融資組んでも買える。フィリピンは、外国人で非居住者でも、比較的簡単に融資が組める国なのです。
それだけ好条件がそろっていたら、私たちが買わなくても、米国在住フィリピン人ならポンポン買っちゃうよね、ってな話ですね。
それに、800万円程度なら、フィリピンの中間層だって、頑張れば手が届く価格帯だと思います。

あと、話したいことはたくさんあるんだけど・・・六本木ヒルズのセミナー参加者にだけ、お伝えしたいと思います。お楽しみに!

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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「アジア太平洋大家の会」発足

Manachanです。おはようございます。

昨日、私が講師をつとめた「海外不動産投資セミナー」は大盛況でした♪

最初は6~7人くらいの少人数でまったりやろうと思っていましたが、蓋を開けてみたら、予想をはるかに超える反響があり、
急遽、30名入れる大きな会場を取りましたが、そこも満室。途中で申し込みを締め切るほどでした。
国内不動産経営をめぐる環境が年々厳しくなるなか、「海外不動産投資」に関する関心の高まりを、ひしひしと感じます。

昨日、セミナーや懇親会に出ていただいた方も本当に素晴らしくて、質問のレベルも高く、高い意識・志を感じる方ばかりでした。
投資家・大家として、私よりずっと多くの物件を持ち、経験値の高い方もたくさんおられました。遠く関西地方や海外からご足労された方もいました。
その方々に、「こんな情報が欲しかった」、「こんなセミナーをやって欲しかった」と、口々に感謝されたのは、講師冥利に尽きます。

海外不動産投資のニーズが高まっているにも関わらず、日本ではこれまで、知識を得られる場が本当に乏しかったのです。
仮にあっても、業者主催のセミナーばかりで、「早く売ろう」、「たくさん売ろう」というバイアスがかかったものしかありませんでした。
大家・投資家の立場から、海外不動産投資の実践的な経験・方法論をセミナーとして企画したのは、おそらく今回が、日本で初めての試みだったかもしれません。
だからこそ、予想をはるかに上回る反響があり、予想以上に感謝されたのだと思います。

この取り組みを、継続的に行っていくべく、今回のセミナーを共同で企画した、SE大家たくちゃんと組んで、新しい組織を発足しました。それが、

アジア太平洋大家の会」(Asia Pacific Home Owner’s Club)

です。「設立趣旨」の一文に、私やたくちゃんの想いがこめられています。

『グローバル化の波が押し寄せる日本。これからは、今までのように日本特有の「様々な参入障壁」や「海に囲まれた国土」に依存し、体制にしがみついた人間は、ドンドン脱落してきます。
せっかくグローバル化の波がきたんだから、その波に飲まれるのではなく、積極的に波に乗ろう。日本には日本の良さがあり、海外には海外の良さがある。
まずはスキルを磨こう。そして「心の国境」を乗り越えて、アジア・太平洋へ飛び出そう。「アジア太平洋大家の会」はそんなグローバルな大家さんを応援します
日本の良さ、新興国の良さ、先進国の良さを理解し、アジア太平洋全域で事業する大家さん、そんな国際人を集め情報を集め知恵を集め
たら、きっとスゴイことが起こるはず』

具体的な活動内容は、これから詰めていきますが、いま考えているのは、

・海外不動産投資セミナー・勉強会の開催
・ニュースレターによる情報提供
・海外投資フォーラムの運営
・海外口座開設ツアーの企画
・海外物件視察ツアーの企画
等々・・・

昨晩は、セミナーのあと、懇親会をやって終電まで粘りましたが、「海外口座開設ツアーを是非やって欲しい」という要望が多かったので、近く企画したいと思います。

アジア太平洋大家の会は、現在、会員約50名。もっと拡大していきたいと思います。
会員は今のところ、日本人の投資家・大家さんで、海外展開をはかりたい人が中心ですが、逆に外国人で、日本で不動産投資したい方、勉強したい方も大歓迎です。

私は、アジア太平洋大家の会を、

・多様な海外不動産投資情報が集まる場
・不動産のみならず、海外の法務・税務関係の専門家が集まる場
・日本だけでなく、アジア太平洋各国に支部を持つ、多言語対応のグローバルな組織

にしていきたいと思います。近い将来、「海外投資を考えるなら、まずアジア太平洋大家の会に連絡しよう」と言われる程になりたい。業界・社会から認知される存在になりたいです。

昨日のセミナーには、全国賃貸住宅新聞(全賃さん)の記者も参加し、インタビューも受けましたので、2月下旬から3月にかけて、同誌の新聞・雑誌に掲載される見込みです。

次に、お知らせです。
「六本木ヒルズでフィリピン不動産投資セミナーやります!!」

日時:2月17日(木)、18:30~20:30
場所:六本木ヒルズ 49階 六本木アカデミーヒルズ49 カンファレンスルーム1
私が講師として、海外不動産投資の実践談をお話しします。
参加費:2000円

セミナーの概要、参加申し込みはこちらから

まだ、参加枠には多少の余裕がありますが、今後、多くの反響が予想されますので、早めの申し込みをおすすめします。
2月11~13日に、私はフィリピンへ物件視察に行ってきますので、セミナーでは臨場感のあるお話ができると思います。乞うご期待。

最後に、特選メルマガの紹介にいきます。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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中国上海でセミナー講師に

グローバル不動産投資家Manachanです、こんばんは。

これまで、メルマガ、ブログ、Twitterなどで、何度かアナウンスしてきた「海外不動産投資セミナー」ですが、
ようやく、開催日と開催場所が決まりましたので、下記にお知らせします。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
「海外不動産投資セミナー」
☆開催日:2/5(土)
☆開催場所:東京・神田 インフォトップ会議室
東京都千代田区神田須田町2-2 ITC神田須田町ビル8F 
      http://infotop-a.jp/room.html

☆当日の予定:  14:30 開場
        15~17時 セミナー
        18時以降 懇親会

▼まずはお気軽にエントリーしてください(^^)。
 http://private-arts.com/url/c/01204.html
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

セミナーで、皆さまにお会いできるのを、楽しみにしています。
日程が合わず、今回、涙を飲んだ皆さまには、DVD教材を用意するなど、できる限りのサポートはしたいと思っています。
また、「海外不動産投資セミナー」自体を、今後、シリーズとして定期的に開催していくことも、検討しております。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

もう一つのお知らせです。海外の話になりますが、
2月26日、中国・上海にて、東南アジア不動産投資をテーマとするセミナーの講師をやることが確実になりました。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
☆開催日:2/26(土)
☆開催場所:中国・上海のフォーシーズンズホテル(四季飯店)の予定
      http://www.fourseasons.com/jp/shanghai/  
☆当日の予定: 14~17時 セミナー
(私は、第二番目のスピーカーで、おそらく15~16時あたりの枠をいただいて話すと思います)
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

場所が上海、聴衆は中国人投資家が対象なので、私は当然、中国語でプレゼンすることになります。
講演内容は今のところ、下記を想定しています。

「不動産のグローバル分散投資を実践する投資家の立場から、フィリピンなどアジア新興国マーケットをどう位置付け、どう攻略し、いかに利益をあげていくのかを考える」

日本人向けでも、中国人向けでも、私がお話しするスタンスはほぼ同じですが、
中国人向けには、皆さん興味のある「ビザ」、「永住権」、「送金」などの話題を、より多く盛り込もうと思っています。
上海やその周辺に在住の皆さん、セミナー聴きにきてくださいね。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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不動産投資セミナーやります!!

おはようございます。

昨年は、いろんな不動産セミナーに出まくった一年でしたが、今年はさらに進んで、自分で不動産セミナーをどんどん企画したいと思います。
何事でもそうですけど、授業を受ける立場じゃなくて、授業する立場になった方が、より多くのものを学べるし、上達も早い。
私は不動産投資経営の世界で、まだまだ学ぶことがたくさんありすぎるので、スキルアップのスピードを速めるためにも、「自分でやる」ことを、今年の目標に据えたい。

と思っていたところに、私が以前から購読している「SE大家たくちゃん」のメルマガで、「海外不動産投資セミナーやりたい!」と書いてあるのを読んで、
私は居ても立ってもいられず、彼にメールで連絡を取りました。「一緒にやりましょう」と。

彼のメルマガ・ブログはこちら・・・

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
こんにちは!SE大家たくちゃんです。
不動産投資を中心にネットビジネスや副業など、
「如何に効率よく資産を築いていくか?」というテーマで
様々なノウハウを公開しています。
今登録していただくと、
初回のメールで僕の渾身レポートを3つプレゼントしています。
この機会にぜひ購読してくださいね。

 ▼SE大家たくちゃんメルマガのバックナンバーおよび購読はこちら
 http://private-arts.com/url/c/00924.html

 ▼SE大家たくちゃんブログ
 http://ameblo.jp/se-takuchan
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

先日、新宿で美味しいメキシコ料理に舌鼓を打ちつつ、たくちゃんと実際に会って話して、意気投合。
とんとん拍子に話が進み、わずか2週間後(2月5、6日のいずれか)のセミナー開催と、話す内容、会場まで決めてしまいました♪

今回のセミナーでは、日本の不動産投資と諸外国(特に新興国)での不動産投資の違いについて、お話しする予定です。
海外投資初心者向けの、分かりやすい内容でお話ししますが、私が身銭を切って、時には痛い目もみながら、身につけてきたノウハウの一端に、触れることができると思います。

最近では、海外不動産投資のセミナーも時々行われるようになりましたが、その大半は、海外の物件を売りたい業者の主催するもので、どうしてもバイアスがかかってしまうものですが、
私やSE大家たくちゃんのセミナーは、営利抜き。純粋に投資実践者の視点からお話ししますので、その意味でも、有益な学びの場になると確信します。

このセミナーに興味のある方は、

 ▼まずはお気軽にエントリーしてください(^^)。
 http://private-arts.com/url/c/01204.html
 ※日程は2/5もしくは2/6の希望者が多い方に開催します。
 まずはお気軽にエントリーしてください。
 質問も受け付けます(^^)。

当日は、
 15時から2時間セミナー
 18時から2時間飲み会

という形になります。
両方参加でもいいですし、どちらか片方だけでもOKです。

セミナーの具体的な内容ですが・・・まだまだ、初期の柔らかい段階ですので、
「こんな内容について、話して欲しい」といった意見・要望は大歓迎!適宜、セミナーのトピックとして反映していけると思います。

それでは、セミナー・懇親会の場でお会いできるのを、楽しみにしています。

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香港・中国-銀行口座開設記

明けましておめでとうございます。グローバル不動産投資家Manachanです。
2011年の幕開けは、昨年末に香港と中国で開設した銀行口座のお話でいきたいと思います。

2010年の暮れ、12月23日から27日にかけて、香港と中国・広東省に行ってきました。
香港には、義理の姉が住んでいるので、私の家族は、毎年のように香港へ遊びにいきます。ま、里帰りみたいなもんですね。
今年も、家族が12月18日に早くも香港入りし、私も後から合流するかたちになったのですが、
実はそれ以外に、大事なミッションがありました。それは、

1)『香港で、HSBC銀行の香港ドル口座をつくる』
2)『中国で、人民元口座をつくる』

1)「香港HSBC口座の用途」
・私の手持ち資金の一部を香港ドルにして置いておく
・最近買ったフィリピン物件の、入出金口座として使う(※米ドル、日本円、香港ドルの3種類の通貨が使えるが、香港ドルの為替手数料が一番安く済む)
・東南アジアで、今後物件を買う際の足がかりとして使う(※HSBC銀行は、アジア各国の不動産融資に強い銀行として知られている)

2)「中国人民元口座の用途」
・私の手持ち資金の一部を中国元にして置いておく
・最近始めた中国ビジネスの、人民元入出金口座として使う

今回は、かなりタイトなスケジュールで、口座を作らざるを得ませんでした。
私が香港入りしたのは、12月23日(木)の夜。この時間帯は当然、銀行は閉まっています。
翌、24日(金)は、銀行開いていますが、25日と26日は週末、かつ27日は振り替え休日でお休み。私はその日に、日本に帰らなくてはならないので、
香港で銀行の手続きができるのは、24日(金)に限られます。

では、27日(月)に何をしたかというと、中国に渡って人民元口座をつくってきたんですね。
その日、香港を9時過ぎの特急電車で出発して、中国・広州へ11時過ぎ着。その日の15時過ぎには、東京行きのフライトが出るので、
空港での待ち時間を考慮すると、1~2時間しかありません。その間に、一気に口座をつくってしまおうというわけです。

まず、香港口座開設体験記からいきますね。日本人がHSBC銀行で口座を作る手続きは、比較的簡単で、

【必要書類】
パスポート
日本での住所証明(直近3カ月以内に、役所・銀行など公的機関の発行した、英語で表記されたもの)

あと、1万香港ドル(約11万円)程度の現金があれば、香港に星の数ほどあるHSBC銀行の支店で、口座が開設できてしまいます。
当銀行の口座にはキャッシュカード、インターネットバンキング、テレホンバンキングが無料でついてきて、かつ、世界12通貨対応のマルチマネー口座になっています。
この辺、さすがに金融先進国だけのことはあります。

日本人にとって、一つだけ面倒なのは、英語の住所証明の取り方です。
国際免許証があれば、一番簡単に証明できるのですが、私の場合、国際免許証など、ここ10年以上、使っていませんし、
区役所でとった住民票はありますけど、当然日本語ですし、これを英語化するために、公認の翻訳サービスを頼むと、5千~1万円の出費になり、お金がもったいない。

私の場合、最近の「住民票」(日本語表記)と、住所が英語で書いてあるいくつかの書類を、ありったけ持っていきまいした。
「住民票」には、私の住所「東京都江東区塩浜x-xx-xx」が、漢字で書いてあり、一方、豪州の銀行関係書類には、「x-xx-xx Shiohama, Koto-ku, Tokyo」と、英語で書いてあります。
香港は漢字圏ですから、銀行職員も「東京都江東区塩浜」の意味は理解できるはず。その読みが、「Shiohama, Koto-ku, Tokyo」なのだと説明すれば、信じてもらえるだろうと考えました。

この作戦は、当たりました。
私が手続きに行ったのは、滞在先(義姉の家)にほど近い、HSBC銀行の銅鑼湾支店ですが、そこの職員さんは、とても親切で、下にもおかない扱いで対応してくれました。
その職員さんに、日本の住民票を見せる。まず、「東京都江東区塩浜」を、北京語で発音し(私、広東語は、できませんので・・・)、その直後、「この読みは、Shiohama, Koto-ku, Tokyo」なのだと、英語で説明する。
あと、住民票に「平成22年」とあったので、「これは、2010年の意味」なのだと、英語で説明する。
そしたら、全て信じてもらえて、口座開設要件は簡単にクリア。わずか30分で、キャッシュカード、インターネットバンキング、テレホンバンキングの手続きをすべて終えてしまいました。とても効率的ですね。

ここで、嬉しい誤算がありました。HSBCには、いろんな口座のカテゴリがありますが、なんと、一番上のランクの「プレミア口座」をつくれてしまったのです!!
このプレミア口座、お金持ちの代名詞みたいなもので、本来は、最低預金額100万香港ドル(約1100万円)以上ないとつくれないはずなのですが、
現在、キャンペーンをやっているようで、なんと、日本円15万円あれば、プレミア口座を開設してくれるのです。
私は30万円ほど持っていきましたので、もちろん、プレミア口座にしました。
プレミア口座持っていると、たとえばマレーシアとかで、良い条件で融資が受けられるとも聞きます。

今回、プレミア口座をつくる費用は無料。維持費も、最初の1年間は無料。
但し1年後に、1100万円以上を積んで、プレミア口座を維持するか?あるいは別の口座に換えるかを、選ばなければなりません。
私は今のところ、1100万円の現金を預ける気はないので(そのお金があれば、高利の不動産に投資しているはずだから・・・)、おそらく、別の口座に換えると思いますが・・・一年度までに決めます。

次に、人民元口座の開設記にいきますね。

12月27日、広州東駅に11時過ぎに着いた私は、その足で、歩いて10分ほどの「中国工商銀行」(和信広場店)に行きました。
「中国工商銀行」は、私が以前、中国でサラリーマンやっていた頃、会社の手配で口座をつくったことがあり、当時から馴染みがありました。
人民元、米ドル、香港ドル、日本円のマルチマネー口座がつくれるし、インターネットのセキュリティはしっかりしているし、中国のなかでは信頼のおける「使える」銀行、というイメージがあります。

【必要書類】
パスポート
中国での住所を証明するもの(※厳密にはチェッ
クされない)

ところが、中国工商銀行の窓口にきて、唖然。
なんと、私の前に、42人もが並んでいるのです!!!

私に残された時間は、わずか1時間半。その間に、私の番が来るのか?皆目見当がつきません。
今の時間は、11時40分。ここを出て、空港に向かわなきゃならない時間が、13時前後。ですので、12時50分くらいまで様子をみて、それでも順番が来そうになければ、諦めようと決めました。

結局、蓋をあけてみれば、12時50分まで待たされて、ようやく、私の番が来ました。まさにギリギリです。
しかし、窓口のお姉さんは、迅速に、テキパキ対応してくれました。
わずか10分余りで、新しい口座、クレジットカード、インターネットバンキングと、個人認証ツール(USBタイプ)を、全部発行してくれたのです。
まさに神業のような速さ!ありがとう!!

手続きで一つ、難しかったのが、中国国内の住所です。
私は中国に住んでいません。でも、口座開設には中国国内の住所が必要。
そこで、広州の街で一番の高級ホテル「白天鵝飯店」に滞在していると言いました。
次に、部屋番号を聞かれたので、適当な番号を言ってごまかしました。
結果的には、それでOK。無事に口座開設できました。

このような銀行で手続きする場合、中国語会話能力が必須です。日本語はおろか、英語さえ通じませんから。
上海の金融地区のように、外国人がたくさんいるエリアの銀行なら、あるいは英語が通じるのかもしれませんが、
中国の、圧倒的大部分の銀行は、中国語オンリーの世界だと覚えておきましょう。

最後に、なぜ、各国に銀行口座をつくるなんて、七面倒くさいことをするのかというと、「利便性」と「リスク分散」という二つの狙いがあります。
まず、利便性。日本の物件だけ買うならば、邦銀とだけ付き合っていれば良いでしょうが、私のように、世界規模で物件を買っていきたい者にとっては、邦銀は明らかに力不足。
そこで、グローバル対応力に優れた、HSBCのような銀行とお付き合いすることになります。
私がいま狙っている、マレーシアやフィリピンでの物件購入や、中国人顧客に日本の物件を買ってもらう際の融資などを考えると、もはやHSBCを避けては通れません。

さらに、「リスク分散」という観点でいえば、私は、「一国」、「一通貨」に、資産を集中させない主義です。
日本国内に、日本円だけで資産を持つのは、将来を考えるとリスキーだと思いますし、
では、外国なら良いのかというと、日本とは別の意味で、それぞれの国が、リスクを抱えていますので、100%安心はできません。
ですので、リスクヘッジのために、「日本の日本円預金」の他、「豪州の豪ドル預金」、「香港の香港ドル預金」、「中国の人民元預金」に、それぞれ分けて持っているわけなのですね。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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国債デフォルト対策元年

おはようございます。グローバル不動産投資家Manachanです。
皆さん、毎度のご愛読、ありがとうございます。

赤味を帯びた、分厚いスモッグに覆われた中国の大都市から、一昨日の夜、日本に帰ってきました。

中国から来ると、日本は本当に空気が良いですね。大都会・東京の都心でさえ、澄んだ青空が広がって気持ち良い。直線距離で100km以上離れた富士山でさえ、クッキリ見える。これが中国だと、スモッグの日には1km先が霞んでしまうこともあるのに・・・成田空港に着いた時、思わず、深呼吸してしまいましたよ。日本の、この良い環境のなかで、日々暮らせることに感謝です♪

とはいえ、いくら空気が良くて綺麗な国でも、日本全国の、多くの大家さんは、穏やかならぬ日々を送っているかもしれません。

一向に改善しない経済状態、家賃下落、空室、滞納、更新料不払い、厄介な入居者、そして大家に全然優しくない民主党政権・・・海外に目を向けると、ギリシャ危機などを契機に、「国が破産してしまうリスク」(ソブリンリスク)に対する意識が高まっています。巨額の債務を抱え、有効な経済建て直しを実行できない日本政府に対するソブリンリスクを、多くの国民が意識するのは、当然のことでしょう。

将来、日本国債がデフォルト(債務不履行)した場合、何が起こるのか?それは、世の中のいろんなサイトに書かれているので、ここでは詳しく解説しませんが、思いつく限りでいうと、

・日本円暴落
・ハイパーインフレ
・預金封鎖
・外貨資産を強制的に日本円にされてしまう
 等々・・・ (これらは、デフォルトしたアルゼンチンなどで、実際に起こったことです)

そして、デフォルトの前に、「長期金利の上昇」が、おそらく起こるでしょう。長期金利が急上昇して、政府の債務支払いが困難になる→増税、年金カット、補助金カット、でも間に合わない→万策尽きてデフォルト宣言、というのが一番ありうるパターンかと。

ほとんどのアパートローンは、長期金利と連動した変動金利になっているはずですから、長期金利が、たとえば2%あがった場合、ス○ガ銀行などで、4%台の融資をフルローンで受けている大家さんは、いきなり6%台の金利を支払う羽目になる。この経済情勢では、家賃も上げられない・・・国がデフォルトする前に、たぶん、日本全国の夥しい数の大家さんがデフォルトするのではないでしょうか。

日本の大家さんの場合、不動産も、預金も金融資産も、すべて日本国内に、日本円だけで置いている人が圧倒的大多数を占めます。かつ、償還期間20年を超えるようなアパートローン、事業ローンを組んでいる人が多い。そのような長期間に、日本経済がどうなるのか、全く予測がつかない。

このまま、日本でだけ資産を増やし続けていて大丈夫なのか?という疑問から、海外資産、海外預金に興味が向くのは、至極当然のことと思います。

リーマンショック・世界大不況から2年。2010年は、新興国を除いて世界経済がまだ立ち直らず、ギリシャ危機も起こった年。日本のソブリンリスクも意識された今年は、「国債デフォルト対策元年」と言えるのではないでしょうか。

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「ついに、俺の時代が来たぜ!」・・・と、私は思いました。

7年に及ぶ海外暮らしを経て、2007年、母国・日本に戻ってきたわけですが、この選択は私にとって大正解でした。私が海外で長年積んできた、不動産投資や資産運用の経験・ノウハウを、日本社会はいま、まさに必要としている。ものすごい需要がある。コラム、メルマガ、電子ブック・・・日々、いろんな文章を書きつつ、国内外の、いろんな方の資産運用の相談に乗っている。他の国では、ここまで活躍できなかったことでしょう。当面、日本を離れられませんね♪

保有資産を、複数国、複数通貨に分けて持ち、リスク分散するのは、私が昔からやってきたことです。
特に、私の妻は華僑(台湾生まれ、オーストラリア育ち)。彼らにとって、この種のリスク分散は、お家芸。年季が入っています。

華僑が、世界各国で永住権を取り、自分名義の不動産を買い、預金通帳をつくるのは、よく知られています。母国を頼れない彼らは、昔からそうやって、財産で身を守ってきたのです。財産だけではありません。彼らは「人」も各国に散らして、リスク分散します。

たとえば妻の家族は4人きょうだいですが、4人が4人とも、別々の国・地域に暮らしています。一番上のお姉さんは香港、二番目のお姉さんは台湾、妻が日本、そして弟がオーストラリア。その全員が、それぞれの国・地域で働き、収入を得て、財産をつくっていますから、うち1つの国がコケても、残りの3カ国が大丈夫なら、一族の財産は守られます。

私も妻の影響を受けて、年を経るごとに、「華僑化」してきました。私は日本で生まれ育ちましたが、柏という、商業都市で育ったこともあり、「国を頼らない」、「独立独歩」、「財産で身を守る」華僑の生き方は、私の心にも響くものでした。今では、妻と同じくらい、「華僑化」したと自負しています。

本題に戻りますね。いまの時代、複数国、複数通貨に資産を分けて持っておくのは、基本だと思います。私の場合は、保有資産(不動産がほとんど)の、日本と海外の比率は、半々くらいです。その内訳は、

【国内資産】
日本(日本円):不動産6戸(全て区分マンション)、銀行預金

【海外資産】
オーストラリア(豪ドル):不動産2戸(区分マンション、一戸建)、銀行預金、投資信託(Managed fund)
フィリピン(ペソ):不動産1戸(区分マンション)
香港(香港ドル);銀行預金
中国(人民元);銀行預金

【まとめ】
・不動産は3カ国に分散(日、豪、フィリピン)
・銀行預金は4カ国・地域に分散(日、豪、香港、中国)

あと、結果的に負債(借入等)も各国に分散しています。主に、日本と豪州にあります。うち豪州では、変動金利以外の選択肢が実質上、ありませんが、日本であれば、フラット35、政策金融など、固定金利を選ぶことが、ある程度可能です。

日本が今後、経済立て直しに失敗して、デフォルトの足音が聞こえる頃になれば、長期金利が間違いなく上がっているでしょうから、償還期間の長いローンの金利を固定化しておくのも、良いリスクヘッジになると思います。私の場合、残り償還期間10年以下のローンは変動金利、それ以上は固定金利にするよう、調整しています。

とはいえ、上記の対策が十分できて、複数国・複数通貨での資産運用が実現したら、ポートフォリオの一環として、日本の不動産を買い進めるのも、ありだと思います。私は最近、日本で一棟アパートを買い足しましたが、これは豪州不動産からあがる豪ドルキャッシュと、新会社の売り上げからあがる人民元キャッシュが見込めるからこその決断です。

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言うまでもなく、地球上のどの国にも、リスクがあります。日本の将来が危ないからといって、他の国の資産を少々持って、それだけで安心してはいけません。

不動産投資に限っていえば、私は世界のいろいろな国のマーケットをみてきた結果、日本のカントリーリスクはそれほど高くないと感じています。だからこそ、国内物件を積極的に買い進めているわけで・・・

たとえばいま成長著しい、アジア新興国で不動産投資する際のリスクとして挙げられるのは。

・利上げリスク (例.インフレを抑えこむために、政府が緊縮政策を取ると、金利が瞬く間に上がり、返済負担が重くなる)
・通貨暴落リスク (例.新興国通貨ほど、グローバルな経済変動の影響を受けやすい。マーケットが悲観に転じた時は、一気に売り込まれて暴落することも)
・両替リスク (例.ベトナムとかカンボジアなどの通貨は、自国以外でほとんど流通しておらず、米ドル、円などのハードカレンシーに換えるのが難しい場合がある)
・建設中止リスク (例.未完成物件を買う場合、デベロッパーの財務体力が続かず、最悪、建設中止になった場合、売れない)
・詐欺リスク (例.中国などで顕著ですが、建築許可が出ていない物件を平気で売り出して、手付金を騙し取るなどのケースが多発しているようです)
・不法占拠リスク (例.インドなどで宅地を買う場合、不法占拠者が家を建ててしまうような事例があるようです)

では新興国じゃなくて、欧米のような先進国で投資物件を買うのはどうか?リスクのネタは、大分少なくなりますが、それでも「利上げリスク」と「通貨暴落リスク」から、無縁にはなれません。それ以前に、先進国物件は取得コストが概して高いですよね。場所にもよりますが、日本より高いこともしばしば。

ですので、何事にも、バランスが大事だと思います。一国、一通貨に集中しすぎないよう、適度に分散することが肝要。そして、日本の国債リスクがあるからといって、パニックにならない方がいいです。他の国の経済やマーケットを観察・研究して、その国のリスクを冷静に見つめることも大事です。

最終的には、他のいくつかの国のリスクと、日本のリスクを比較考量して、ベストな投資判断ができるようになれば、言うことなしだと思います。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ハイブリッドな投資家へ

Manachanです、毎度どうもです。
いま、東京から中国・広州へ向かう機上で、先ほど、上海市の上空を通過しました。

飛行機で日本から中国へ移動すると、改めて、日本の環境の良さを痛感しますねえ。
今朝、成田空港を飛び立って、名古屋、大阪、福岡の上空を通過しましたが、どこも抜けるような青空。そこから東シナ海に出て、韓国・済州島近辺まで来ても、相変わらずの青空。
ところが、上海市まであと100kmくらいの地点から、大気の状態がにわかに変わり、一面、赤味を帯びた靄に包まれる。
下界の天気が悪いわけじゃないのに、靄・・・スモッグと黄砂が混じっているのでしょう。

そして上海市上空を通過する。長江河口や、その周辺の海の色は、黄土色。そしてこの巨大都市も、一段と濃い薄赤色の靄の下、佇んでいました。
飛行機が上海市を通過すると、江蘇省の田園地帯を通りますが、そこも赤い靄の下。
さらに進んで、杭州西方の山岳地帯に至って、はじめて靄が消え、下界がはっきりと見えるようになりました。
それでも、日本上空の空の青さには及ばない。

私は最近、在日中国人の知り合いから、日本への永住相談を時々受けています。
特に20~30代の中国人女性の間で、日本にずっと住みたい、日本で子供を育てたいというニーズの高まりを、ひしひしと感じます。
中国と比較して、日本の生活環境の良さや、清潔さ、食品の安全性、それらもろもろを含めた「生活の質」が高く評価されている。おそらく、女性ほど、それに敏感なのでしょうね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

そろそろ、不動産の話に移りましょう。

世の中には、不動産投資経営の成功者がたくさんいますが、そのスタイル、「成功の方程式」は千差万別です。
競売や任意売却物件、空室の多い一棟アパート等を激安価格で仕入れて、リフォームやマーケティングで価値を上げて、満室経営して稼ぐ「激安派」もいれば、
フルローン、オーバーローンを駆使して、太いRC物件を仕込む「レバレッジ派」もいます。

あるいは、物件の所在地を近所だけに絞る人もいれば、地方物件を仕入れて遠隔操作する人もいます。
東京に住みながら、北海道や福岡、名古屋、そして海外に物件を持っている私は、後者に属するのでしょうね。
そして、「一棟派」もいれば、「区分派」、「戸建賃貸派」もいるわけですよね。

私思うに、上記のうちどのスタイルにも、学ぶべき点は多いと思います。実際、どのスタイルでも、うまくやれば成功できるわけですから。
実践する、しないは別として、「激安派」は「レバレッジ派」に多くを学べると思うし、その逆もまた然り・・・。

そんななかで、私が気に入らないのが、自分のスタイルの優位性を強調したいがために、他のスタイルを悪く言う人のこと。
自分以外のスタイルがなぜ悪いかを言うために、極端な事例を持ってくるのが特徴です。

たとえば最近でも、太い一棟物件をレバレッジで買う方式で成功した人が、「区分派」、「現金購入派」をけなす発言をしていました。
曰く、「区分など、絶対に買ってはいけない」と・・・なぜか?区分を現金買いすると、資産を殖やすスピードが遅くなる。建物の価値が目減りする・・・それだけなら、分からん話でもないですが、
その御仁は、ご丁寧にも、地方リゾートマンション崩れのワンルーム物件を、「区分購入はダメ」の根拠として使っていました。

「200万円で、リゾート地のワンルームマンションが買えるが、絶対に買ってはいけない」
「そんな辺鄙な場所、賃貸需要がない」
「結局、ほとんど空家になる。オーナーは財務が逼迫し、管理費が払えなくなる」
「管理費の未納が相次ぎ、エレベーターさえ補修できなくなる。スラム化する」

区分を買った者の末路は悲惨ですよ・・・と言いたいがために、こんな悲惨な事例を持ってきていたのです。
そういう悲惨な物件があるのは、話としては知ってますけど、これをもって区分への投資が全部ダメという理由にはなりませんよね。
区分オンリーでも、賢く買って、賢く経営して、見事成功している人もいるんですから。

私自身は、一つのスタイルにこだわることは、したくないと思っています。
むしろ、世の中にある、いろんなスタイルをバランスよくミックスさせることに、より魅力を覚えます。
ハイブリッドな投資スタイルというか、ポートフォリオでいうベスト・ミックスを目指していきたい。

「区分も買えば、土地付き一棟も買う」
「東京物件も買えば、地方物件も買う」
「国内物件も買えば、海外物件も買う」
「融資での購入も、現金購入もする」

そのメリットは、
安定性:「一つのスタイルが世の中に合わなくなってきて、収益が上がらなくなってきても、他のスタイルでカバーできる」
自己教育:「いろんなスタイルを、身銭を切って実践することによって、それぞれのスタイルの良さと悪さを、深く理解できる。」

私はこれまで、利回り重視で、地方の築古物件を現金買いして、そこそこ成功を収めてきましたが、
築年数を一気に若返らせ、ポートフォリオを豊かにする狙いで、新築の一棟アパートを探してきました。
そのローンの内定が出た、という連絡を先ほど受けました。来年からは、念願の一棟オーナーになれる可能性大!

同時に、海外物件も買い進め、現在、豪州に2戸、フィリピンに1戸。
来年も、マレーシアや米国を中心に、引き続き、買い進めていきたいです。
そんな感じで、いろんな手法を駆使した、ハイブリッドな不動産投資家になっていきたいです。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ニッポン横文字物件、中国へ

Manachanです、こんばんは。

私のプロフィールです
http://profile.ameba.jp/manachan2150

次に、私の手がけている、記事をいくつか、

健美屋コラム『国境を超える不動産投資』 (連載中。次号は11月29日刊行予定)
http://www.kenbiya.com/column/theworld

無料レポート『オーストラリアで家を買って、低金利の日本円ローンに借り換えた方法』。
http://xam.jp/get.php?R=16353

メルマガ「目指せ、グローバルIT技術者」
http://www.mag2.com/m/0001003000.html

今日も、私のメルマガをお読みいただきまして、ありがとうございます。

一つニュースがあります。先ほど、フィリピン・マカティ市のマンションに、購入申し込みをしました。
これで、Manachan不動産投資、日、豪に次ぎ、3ヶ国目に進出です。
保有物件は、9つ目(日本6、豪州2、フィリピン1)。
詳しくは、次回以降のメルマガで、お話しさせてください。

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今回のお話は、日本の賃貸住宅の横文字表記についてです。
日本、特に東京の賃貸物件の名前で、「○○荘」とか「コーポ○○」みたいな古風な名前は、めっきり少なくなり、その代わり、横文字カタカナの名前が主流になってきました。

しかも、「ハイツ」、「ハウス」、「レジデンス」みたいな英語名でさえ、使い古されてダサく聞こえるようになり、
最近では、イタリア語やフランス語など、ラテン系の名前が、一番ナウくてヤングで(死語)、トレンディでコアな(これも死語)ネーミングとして認知されているようです。

確かに、物件の内容が同じでも、「山田荘」より、「フォルテビッツァ山田」の方が、立派に聞こえてしまうし、
「コーポ長尾」よりも、「エトワール長尾」の方が、なんとなくモダンな感じがする。
そして、英語の「シンプソンハイツ」より、「メゾン・ド・ユーロプレッソ」の方が、何となくラテン系っぽくておしゃれ。
私自身、全く意味分からずに使っているのですが・・・

ま、名前変えるだけなら、費用ほとんどかからないし、それで入居率が上がるのなら、大家にとっても、費用対効果が高い空室対策として重宝する。
かくして、日本全国に、出自不明の訳わからないマンション名が氾濫するわけなのです。

この、当の日本人が、意味分からずに使っている横文字カタカナ物件名が、ついに、海を渡る日が来ました。
「アルプスの少女ハイジ」(低燃費ハイジじゃなくて・・・)みたいに、ヨーロッパに逆輸出するわけじゃありません。
同じアジアの、漢字の国、中国に輸出されるのです。私のビジネスを通じて・・・

これが、私が今年7月に立ち上げた会社「鈴木資産管理」の、中国人向け日本物件サイトです。
http://lingmuxue.com/

今日現在、すでに、300近い物件情報を、広告主の許可を得て掲載しており、中国大陸や香港からも反響が来ています。
物件情報の登録や中国語化は、日本にいる中国人留学生にお願いしています。ところが、

留学生の皆さんは、きっと、日本全国にあふれる、訳分からない横文字カタカナ物件名に、戸惑ったことでしょう。
しかも、英語ならまだしも、フランス語、イタリア語、スペイン語のオンパレード・・・もう、訳分からん。
分からないのは当たり前。当の日本人だって、意味を知ってるわけじゃないんだから。大家も入居者も、意味なんかスルー。
これらを、中国語に、どう訳していいのか?

この、ミッションインポッシブルな課題に、我らが中国人留学生たちは果敢に応えてくれました。彼らがどう訳したかというと、

英語であれば、意訳♪

「トーシンフェニックス」 ⇒ 「東申鳳凰城」
「菱和パレス」 ⇒ 「菱和宮殿公寓」
「ステーションプラザ」 ⇒ 「駅前広場」 (そのままやんけ!!)
「スカイコート」 ⇒ 「空中広場公寓」

フランス語やイタリア語だと、音訳♪

「シャンボール」 ⇒ 「尚博?公寓」
「フェルテロアール」 ⇒ 「菲?泰羅公寓」
「ワコーレ」 ⇒ 「哇克莱公寓」

すごいぞ!ちゃんと、中国語らしい名前になってる。

私も、中国語ブログ書く位、中国語の心得があると自負しているけど、
http://blog.soufun.com/blog_28857152.htm

それでも、ここまで、意訳音訳を自由自在にできるわけではありません。留学生の言語センスに脱帽する以外ありません。
かくして、彼らの尽力によって、日本の横文字カタカナ物件名が、ついに海を渡り、中国大陸に届いたのです。めでたしめでたし。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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スーパーリッチの見えざる手

Manachanです、こんにちは。

この週末は、南房総の海辺へ、1泊2日の家族旅行。久しぶりに、3G携帯の電波も、ワイヤレス信号もない、自然の環境でぐっすり寝ました。
たまには、こういう時間も必要ですね。普段、朝も昼も夜も、iPhoneとノートPCをいつも身から離さない生活をしていると、いつか、身体に無理が来るような気がするので・・・。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆v

今回は私の本業の話になりますが、私はドイツに本社のある多国籍企業で、IT部門長をしています。私が統括するのは、日本と台湾のIT部です。

当社の場合、アジア太平洋地域の11ヶ国・地域に展開していて、それぞれに、IT部門があります。部門長は私みたいに、2、3ヶ国兼務するのが普通です。
その部門長と、部員の一部が参加する国際会議が、先月、中国・上海で行われました。

IT部門長は、自分を含めて6名います。国籍はさまざまですが、皆、マネジャーなので、(私はともかく)各国ではそれなりのお給料をいただいているようです。
そして、一人の例外もなく、皆、不動産投資が大好き。皆、自分の物件を持っていますし、また、自国の不動産市場について、一家言持っている者ばかりです。

その仲間うちで、私は一応、国際不動産投資家として、一目置かれているようです。
実情はともかく、アジア太平洋地域の各国で、不動産投資に手を出している奴として、皆に知られています。
確かに、私は入社面接の時から、「趣味は不動産投資です♪」と言いましたし、就職してからも、誰かに会えば、必ず各国の不動産の話をしてきましたもんねえ。
フィリピンITの部門長には、フィリピン不動産の話で、マレーシアITの部門長とは、マレーシア不動産の話で、盛り上がってきましたから。

で、この間、上海の国際会議での話に戻りますが、そこで、二段上の上司と会食しました。
私の直属上司が、アジア太平洋地域のIT部門統括、さらにその上は、ドイツ本社に常駐する、全世界IT部門の長ですから、間違いなくエラい人です。
でも、不動産投資の話になれば、職位など関係ない。「釣りバカ日誌」の浜ちゃんと鈴木社長みたいに、誰もが平等になれます。

でもって、その二段上の上司が、最近2年間で、米国フロリダ州で庭付き一戸建てを二つ、買ったんだそうです。
ちょうど、リーマンショックの後で、不動産の値段が底値に近く、かつローン利子も2%とか3%とか、かなり低い水準の時に買ったそうな。
彼曰く、「俺は、30万ドルで買ったけど、リーマンショック前は、60万ドル以上もした物件なんだ。当時は、ローンの利子だって6~7%以上の世界だった・・・」
実に良い買い物をしたものですなあ。フロリダという地名も素敵ねえ。私もあやかりたい。

で、彼がこう言ってました。

「世界の不動産市場は、一握りの超お金持ちが、牛耳っているんだ。たとえば、60万ドルの家がいきなり30万ドルになって、世の中、損した奴は大勢いるけど、

でも、その超大金持ち連中は、大儲けしてるんだ。というか、彼らがマーケットを仕切って、自分の利益になるように、いろいろ仕組んでいるんだよ。」

ま、私たちなど到底及びもつかないような、天上人みたいな大金持ちの話。彼らが誰で、何を考え、世界の不動産市場で何をしているかなんて、私の想像をはるかに超える話なんですが、

でも、世界各国で不動産投資の真似事みたいなことをしていると、上司の言ってることも、説得力あると思います。何となくですが、彼の言う通りのような気がする・・・。

最近は、米国の相次ぐ金融緩和で、マネーがあふれて、それが新興国に流入しています。アジア新興国の不動産市場も、バブりつつあります。
おそらく、スーパーリッチの皆さんは、この動きのなかで、ものすごく儲けているのでしょう。

そして、何らかのきっかけで、いつかはアジア新興国の不動産バブルも弾けると思いますが、その際も、スーパーリッチの皆さんは、うまい引き際を考えて、仕組んで、
やはり大儲けするのでしょうね。

ま、その辺の事情は、想像の範囲を超えませんが、マーケットのトレンドに乗る、波に乗ることだけは、常に心がけようと思います。

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