ゼロリスク利権に警戒しよう

こんにちは、Manachanです。

今朝コンビニに新聞買いにいったら、朝日新聞や東京新聞が「GoToキャンペーン無期延期と緊急事態宣言再発令に70%が賛成」みたいな、世論調査を一面記事に出してて、一気に買う気がなくなりました。

2~3月以来、売上ほぼゼロを数カ月間耐え忍び、人によっては社長個人保証で金まで借りて、6月以降「ようやくこれから復活だ!」と期待していた商工業者からみたら、再発令なんて、たまったもんじゃないですよね。

このように、「不安だから規制強化して欲しい」と考える人と、「現実(商売、雇用など)と何とか折り合いをつけていきたい」と考える人とは、コロナのような健康上の脅威がある局面で、モロ利害対立するのです。

で、それぞれの声が、どのように現実政治に反映していくのかというと…後者の場合は、業界団体のロビイングが強いですよね。GoToTravelキャンペーンなんて、観光業界のロビイング力で実現したようなもので、これまでコロナをあれだけ警戒していた沖縄や北海道の知事が、GoToに表立って反対しなかったのは、たぶん自県内の観光業界から猛攻撃を食らったのだと思いますし・・

一方、前者(不安な人)の声に関しては、マスコミとポピュリスト政治家、あるいは左派系政治勢力が、代弁する構図になってます。9年前の原発事故・放射能騒ぎの時は、左派を含む反原発派が一時期台頭しましたし、今回のコロナでは左派の勢いが衰え、逆に各都県の知事による、ポピュリスト的な動きの方が目立っています。私は、それを「ゼロリスク利権」と呼びます。

なぜ利権なのか?「ゼロリスク」なる、世の中ありえない状態、絶対に実現不可能な状態を目指そうと言いつつ、実際は自分の政治勢力や商売を伸ばそうとする…その意図が見え隠れするからです。

私は9年前の放射能騒ぎの時、「ゼロリスク利権」に散々痛めつけられました。父が千葉県柏市で幼稚園経営をしてまして、この地が放射能汚染地呼ばわりされて、週刊誌やTV局で散々、あることないこと、思い切り誇張されて一方的に言われ続けたから、たまったものじゃありません。今回、コロナで長期間の自粛を強いられた全国の商工業者も、同じ思いを共有していると思います。

ゼロリスク利権には、「コロナや放射能がやばいほど儲かってメシウマ~」な「マスコミ」(全部とはいわないが、大部分…)も含まれていますから、そこが厄介です。彼らは強力な情報発信力、世論形成力を持っていて、結果的に、商工業者の事業基盤と生活を破壊する力さえあります。

つまるところ、こちらも、情報発信力やロビイング力で対抗していくしかないのだと思っています。まずは、「ゼロリスク利権」のやばさに気づきましょう。

(追伸)ま、私ら商売人もまあ、利権っちゃ利権なんだけどね。私は金沢や尾道にゲストハウス持ってるから、聞こえのよくない言葉で言えば、「既得権益」でもある。

ただ、同じ利権でも、ゼロリスク利権より、はるかに良質であるのは確かです。
ゼロリスク利権は結局、誰も幸せにしないから…
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