友人紹介のリスク

こんばんは、Manachanです。今回は、ビジネスマンの誰にも身近な「友人を紹介する」という行為について、思うところを書きますね。

 

仕事柄、私はこんなリクエストを、日々受けています。

 

「私は〇〇国で不動産仲介をしている者です、業容拡大のため、日本の投資家向けの販売を始めました。どなたか紹介していただけますか?」

 

「弊社では日本の投資家向けに△△国の不動産を扱う仕事を始めました。この領域で協業できそうな方、どなたか紹介していただけますか?」

 

私は、上記のような紹介リクエストの多くは快く引き受けています。特に、税理士や弁護士みたいな士業の方を紹介する話ならやりやすいですね。彼らも客を求めていますから・・

 

ですが、私の紹介がもとで、時には困った問題も起こります。

 

・「Aさん」のリクエストを聞いて、私が友人の「Bさん」を紹介して、
・後日、「Aさん」と「Bさん」の間でトラブルになったら…

 

この場合、紹介者である私にも火の粉がかかってくる可能性があります。特に「Bさん」と「私」との関係に影響が出たりします。

 

B:「お前なんで、Aみたいな奴を紹介してくるんだよ!!」

 

あるいは、「Aさん」と「私」との間が気まずくなることも、無きにしもあらず。

 

A:「あなたの紹介したBさんはひどい人ですね!!」

 

こういう場合、私が悪いんでしょうか?責任とらなきゃならないんでしょうか?私の立場から言うと、AさんをBさんに紹介する時点で、こんなトラブルになるとは、予見すらできません(そもそも、トラブル起きそうな予感がしたら、最初から紹介なんてしません)。

 

たいていの場合、AB間のトラブルの原因は、双方の「相性の悪さ」や「価値観の違い」、「ちょっとした行き違い、ミスコミュニケーション」だったりするものです。

 

それに私はいつも、まずAさんの立場やビジネス目的をヒアリングした上で、Bさんに前もって、「Aさんという、〇〇の仕事をしている方が、△△の目的で、Bさんと協業に向けてお話ししたいそうです。よろしければ連絡先を教えていいですか?」と、一言断ってから紹介しています。

 

それやった後は、「お二人の間で上手に処理してくれよ、あんたらの相性が合うか合わないかなんて、俺の知ったことじゃない!」と言いたいのが本音なのです。

 

ただ現実的には、BさんもAさんも、私の大事な友達だったり、顧客・得意先だったりします。人脈を使ってビジネスしている以上、AB間の決裂によって私も影響を受けるのは必至。これが、「紹介するリスク」なのだと思います。

 

投資家的にいえば、これ、おそろしく割にあわないリスクですよ。だって、私は「Aさん」を「Bさん」に紹介する対価を一切いただかないんですから。要はリスクしかない。トラブルが頻発するようなら、紹介自体が「ハイリスク、ゼロリターン」な行為になってしまいます。

 

あと、時には私が「Aさん」(紹介して欲しい人)の立場で、結果的にトラブルになることもあります。

 

以前起こった話ですが、私が「紹介者」の好意で、「Bさん」という方をご紹介いただきました。そのBさんに会いに、遠くの街まで行って、実際良い商談になりつつあったんですが、

 

ちょっとしたコミュニケーションの行き違いで、「紹介者」が「私」に対して激怒!結果、全てがご破談になりました。

 

私に言わせれば、なぜこんなトラブルになったのか、正直分かりません。LINEのやりとりを何度読み返しても、いつ、どのタイミングで、誰とどんな確認・合意をしたのか…その経緯を見直しても、私自身に落ち度らしきものは見当たらないし、常に礼節を持って、紹介者とBさんと接していたはずですし、

 

それでも、めぐり合わせが悪いと、トラブルになるのです。たぶんこれは、「どうしようもない相性の悪さ」のなせる業なんでしょうね。

 

私は人間だから、トラブルになると当然、不快な感情も生まれてきます。私に激怒した紹介者に対して、後から、やり場のない怒りがフツフツと、マグマのようにこみ上げてきます。ま、これは忘れるしかないですけど。

 

結局何が言いたいのか?「紹介」という無償の行為(好意)をきっかけに、人と人とが出会い、お互いに、良かれと思って動いても、それが「決裂」という不幸な結果になることがある

 

人と人との間に「相性」の良し悪しがある限り、決裂・破談のリスクや、それがもとで起こるネガティブな影響は、避けられない…

 

とはいえ、リスクあるからといって、私は紹介することをやめませんめぐり合わせが悪くて不愉快な思いをしても、それは誰にとっても、避けられない人生のひとこま。トータルにみると、人に良かれと思ってしたことは、いつか、プラスのかたちで、自分に返ってくると思います。

 

全ては、因果応報、What you give to the world is what you receive from the world.
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