負債な人間関係を切る

こんばんは、Manachanです。久しぶりのブログ更新になります。

私、3年半前の解雇を機に、自営業主になりましたが、この境遇になってよかったと思うことの一つは、「人間関係で我慢しなくてよくなったこと」ですね。

 

とにかく今の私は、人間関係は、好き放題。気の合う人間とだけ一緒に仕事しています。価値観や波長が合わなかったり、「うるさいな~」、「うざいな~」と感じる相手との関係は、容赦なく切っています。だから、経済的なプレッシャーは多少あっても、人間関係のストレスはほぼなく、毎日、自分らしくリラックスして、日々を送っています。

サラリーマン時代も、平均的な勤め人に比べると、結構、好き放題やってた部類に入ると思いますが、宮仕えの宿命として、「上司、同僚、部下は選べない」。

誰と一緒に仕事するかは、基本的に自己決定権はなく、勤め先の会社が決めます。波長の合う上司同僚だったらラッキーだけど、私の場合、そんなことは滅多になく、基本、嫌な奴とも表面上はうまくやりつつ、仕事でのパフォーマンスを上げなくてはなりません。

そして、サラリーマンは、客も選べません。私の場合、ITエンジニアで客先勤務が多かったですが、横暴な客、嫌味な客、低能な客、まじで大勢いました。ま、サラリーマンなので当たり前ですが、人間関係が一番の悩みの種という人はとても多いでしょう。

 

でもって、自営業主になってみると、

・客は、相変わらず選べない。でも、決済が終わったらバイバイできるからラク。

・仕事上のパートナー(≒上司同僚部下)は、自分の好きに選べる。

 

こんな気楽でストレスフリーな境遇を手にした私はもう、

・自分にとって財産な人間関係にだけフォーカスする

自分にとって負債な人間関係は、すぐ切る

 

これを徹底しています。要は、好きなことだけやり、好きな人とだけ付き合う。

 

もちろん、人間関係を切るにはエネルギーが要りますし、いろいろ批判も受けます。特に、自分に落ち度がある状態で関係を切る時、相手に申し訳ない気持ちになることもあります。

それでも、自分にとってメリットの乏しい、ストレスのネタになる人間関係をダラダラ続けるのは時間の無駄だし機会損失にもなるので、それをする位なら、相手に悪く言われた方がマシだと思います。

 

でもよく考えてみると、私がいまの好き勝手な境遇を手にしているのは、サラリーマン時代、「嫌な奴と仕方なく付き合う」経験をたくさんしてきたからかもしれません。世の中、嫌な奴、付き合ってても無益な奴がたくさんいて、そんな連中と時間を過ごす虚しさを散々味わったからこそ、「負債な人間関係は、すぐ切る」人生哲学が確立したのだと思います。

人生には、我慢が必要。我慢しすぎて身体や精神を病んでしまっては元も子もないけど、健全な程度の我慢であれば、特に若いうちは進んで経験しておくべきものなのだと思います。

 

子育ての場面でも、子供に我慢を教えることは必要ですね。先日、こんなやりとりがありました。

息子「パパは、PTAの仕事やることになったら、どうする?」

パパ「興味ないし、面倒くさいから、できるだけやらない」

 

…普段の「好きなことだけやる」態度が、本音として思わず、子供の前で出てしまいましたが、でもよく考えたら7歳くらいの子供に「面倒だからやらない」というのは、教育上良くないですね。「ボク宿題やりたくないからやらない!」と言い出しそうだし…

「嫌なことでも、やるべきことはやる」訓練を、子供も大人も、ある程度は積まなければなりません。それが一通りできるようになったら、いまの私みたいに起業して、経済的なリスクをとるかわりに、「好きなことだけにフォーカスして、好きな人とだけ組む」のも手かもしれません。

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