情報をつくる技術、売る技術

おはようございますManachanです。約一週間ぶりの、ブログ更新になりますね。

 

中国から帰国したのが、4月18日。それから1週間は仕事がむちゃ忙しくて死にそうでしたが、昨日は久々に時間ができたので、語学学習日にしました。

11時から13時まで、インドネシア語。15時から17時まで、タイ語…一日4時間のプライベートレッスンをガッツリこなして、結構ハードでしたが、たまには、こういう過ごし方もいいよね。

インドネシア語クラスでは、今月初め、ベトナム・ホーチミンで体験した「レンタルバイク盗難事件」を、インドネシア語で表現してきました。

ホーチミンでレンタルバイク盗まれた話(2016/4/1)

 

ベトナムで私はバイクを借りて、そのあと、盗まれました。

Di Vietnam saya menyewa motor, lalu motor itu di curi olecuri.

 

そして、私は警察署に行き、5時間後、バイクが見つかりました。

Lalu saya pergi ke polisi, 5 jam kemedian motor itu ditemukan.

 

私が警察署で待っていた時、私のパスポートはレンタルバイク屋に預けていたので、ベトナムから出国できませんでした。

Waktu saya menunggu di kantor polici, passport saya sedang ada di toko sewa motor, jadi saya tidak bisa keluar dari Vietnam.

 

バイクが見つかり、レンタルバイク屋からパスポートを返してもらって、空港に行くことができました。

Setelah motor ditemukan passport saya ditembulikan oleh toko sewa motor, oleh karna itu saya bisa pergi ke bandara.

 

そろそろ本題に入りますね。今回、私がベトナムに行った理由は、昨日開講した、全3回の有料セミナー「ベトナム不動産アカデミー」のネタづくりのための、現地調査です。

(下の画像クリックでセミナーページに飛びます)

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ベトナム不動産アカデミーは、「ASEAN不動産アカデミーシリーズ」の第二弾企画。それまでは、「バンコク不動産アカデミー」をやっていました。

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ベトナムアカデミーが終わったら、第三回目は「インドネシア」(ジャカルタ)になることは決まっています。その準備もあって、インドネシア語やってるんですよね…

 

ところで、この不動産アカデミー。受講料は、そう安くありません。3回続きの講義で、3万円。1回あたり1万円の計算…高額セミナーとはいえませんが、かといって、メシ代程度で気軽に参加できる価格帯でもない。

タイの不動産や、ベトナムの不動産を、本気で学びたくて、その情報に1回1万円を出す、真剣な方々だけを相手にしています。

 

私自身は、高額セミナーや、情報商材含めて、情報収集には喜んでお金をかける人間。海外のどこかの国の不動産に、本気で投資しようと思えば、セミナー代が1回数万円かかっても、情報料として当然払いますし、その投資をしたことで、数千万円かかる不動産購入にあたって、より賢い判断ができるようになるなら、数万円の出費なんて安いものだと思いますし、

あるべき論を言えば、私が関わる「海外不動産投資」の世界は、極めて専門的で幅広い知識を必要とするので、本来、「高付加価値型の情報サービス業」であってしかるべきだと思います。具体的なイメージはこんな感じ、

 

・業者の物件紹介セミナーは、無料~2000円程度の低額帯。

・マーケット分析、融資、税務、法務などの知識系セミナーは、1万円以上が当たり前。

 

とはいっても、世の中、情報にお金を出す人々ばかりとは限りません。なおかつ、ねたが海外不動産投資になると、マーケットも相当小さいので、情報だけで食っていくのは至難の業。いま日本で、それができている人はほぼ皆無でしょう。

そんななかで私は、徐々に、海外不動産業界を「あるべき姿」に近づけていくために、いろんなチャレンジをしています。その一つが、「ASEAN不動産アカデミーシリーズ」。基本的なコンセプトは、

 

1)「お金を払うに値する」有益な情報を、できるだけ低コストで、つくる。

2)現地での調査費、活動費くらいは、セミナー参加費から捻出できるようにする。

3)セミナーだけでなく、DVD商材や出版物などの商品でキャッシュポイントをつくり、近い将来、ASEAN不動産情報だけで食えるようにする。

 

1)低コストで情報をつくる、という面では、たぶん誰にも負けないと自負しています。東南アジアの非英語圏を舞台する調査ですが、通訳アシスタント含め、基本、誰も雇わず、人件費をかけずに、私ひとりで動きます。しかも、LCCに乗って現地入り、一泊3000円くらいの安宿に泊まって、ローカル食堂で安メシ食って、安いレンタルバイク等を借りて動きますので、たぶん、通常の会社で社員を出張させるよりローコスト。

とはいえ、どんなに安くあげても、1回の現地調査で、実費で20~25万円くらいはかかってしまいます。内訳は、

・日本からの渡航費、現地交通費が、約10万円 (日本~タイ・ベトナムへの往復航空券5~6万円プラス、渡航先国の数都市をLCCやバス、タクシー、レンタルバイクで回る移動費がざっくり3~4万円。)

・現地で、不動産業者にアテンドしてもらう費用が、約5万円 (1日中案内してもらってガッツリ不動産みると、通常は1~2万円の請求。滞在中、3~5日くらいはアテンド依頼しますので、総額5万円であがれば安い方。

・現地滞在費が、少なくとも5~6万円 (現地調査は、8~10日間が一般的。宿泊コストは3000円/日、食事代、消耗品代が2000~3000円/日。時には現地業者から良い情報を得るために、値段の張る食事をすることもある。)

・その他、現地語資料の翻訳代などが、別途、かかることがあります(タイ語の簡単な資料なら、何とか原文のまま読めるようになりましたが、前回の調査では、タイ語資料の分量が140ページ以上あり、こりゃさすがに大変なので、現地の業者に英訳してもらいました。その費用が20数万円。)

・あと、現地ポータルサイトからクローリング・プログラムで情報取得してくれるITエンジニアの方々にも、本来なら報酬をお支払しなくてはなりませんが…バックエンドの商品が売れたらお返ししようと思っています。

 

2)翻訳代やITエンジニアへの報酬、自分の時給などを全て度外視して、現地での調査費・活動費(最低20~25万円)だけでも、セミナー代から回収するためには、参加費1人あたり3万円として、最低、10~12名は集めなければなりません

集客は、現時点では、オウチーノ社の協力を得ております。同社にランディングページつくってもらったり、プロモーション動画撮って編集してもらったり、講演会場を提供してもらったりと、いろいろ動いていただいており、必要な費用をお支払した後、私の手元に残る金額が、ASEAN現地での調査費用とトントンになれば良いという考え方で、最低10~12名の集客を、損益分岐点として死守することを心がけています。今のところは幸い、

バンコクアカデミーでは、16名参加

ベトナムアカデミーでは、12名参加

ですので、これからも自腹を切ることなく、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、カンボジア…ASEAN各国でどんどん、調査を続けられるわけです。

それより大事なことは、「1回あたり1万円払ってもご満足いただける、ガッツリ内容のある講義」を続けていくことです。1万円、日常生活から考えればそう安いものではありませんので、その出費に値するバリューを常に提供すべく、一回一回、真剣に取り組んでいます。

 

3)不動産アカデミーの良さは、情報自体に価値があること。だから、有料セミナーだけでなく、調査レポートや書籍、DVD教材、Webセミナーなど、バックエンド商品をつくり、B to Bで売っていくことができます。

私自身の率直な思いとしても、「今のかたちの有料セミナーだけではせいぜい、私個人の能力に依存した、泥臭い現地調査しかできない」、「海外不動産投資をまともな情報産業にしていくためには、商品をつくって流通させるしかない」…

今後、商品を売って利益が出れば、ITエンジニアの皆様にはもちろん、私自身が費やした時間に関しても「対価」を払っていくことができますし、うまく商売として回っていけば、人を雇ったりして、情報ビジネスをさらに加速させることができます。

特に、Webセミナーの可能性には注目しています。これが立ち上がれば、私が東京で行う講義を、日本全国、海外からでも視聴することができますし、また、私がASEAN現地に居る状態で、日本にいる聴講者に、ホットな情報をお届けすることもできるからです。

 

bangkokacademytop

vietnamacademytop

 

海外不動産投資を高付加価値型の情報産業にする・・・まだ「産みの苦しみ」の段階ではありますが、今後の発展が楽しみです。

 

追伸)「ベトナム不動産は興味あるけど、時間が合わない。あるいは、3万円の出費はちょっと…」と思った方、「ハノイ」に限った話なら、私の調査成果の一部を5月1日(日)16時~のセミナーでお話しすることはできます。

鉄道開通間近!ハノイ不動産セミナー@東京(神田)

 

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