犬肉を食べていた頃…

おはようございます。Manachanです。

今日は日曜日、うちの奥さんは研修で一日中不在。私が終日、子供二人の面倒を見る予定です。たぶん、上野の博物館や動物園に行くことになるでしょう。

 

上野といえば、東京では新大久保、池袋北口と並ぶ、「ディープ中華めし三大聖地」の一つ。店主、店員、客のほとんどが中国人で、日本語があまり通じない店も少なくありません。

上野には、たとえば、「犬肉料理」を出す、中国東北料理の店があります。値段の割に美味しいので、こないだも、得意先の方と一緒に食べにいきました。堂々と「犬肉鍋」と表示されたメニューがあって、口をつけたのは私と、もう一人だけ。他の全員は遠慮してました。

 

【上野の犬肉鍋…4人前5,250円、2人前3,150円】
(新大久保店でも同価格です)

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私は2005~07年にかけて、中国の大連に住んでいました。現地では「犬肉」はポピュラーな食べ物、牛肉や豚肉と並んで売られるような、誰もが食べるものでした。

久しく行ってないので最近はどうか分かりませんが、私が住んでいた頃、大連・周水子国際空港からタクシーで市内へ向かうと、すぐそばに「狗肉湯」(犬肉スープ)と書かれたデカい看板があり、それをみて「大連に帰ってきたなあ」と実感したものです。

当時の大連で外食すると、肉を使った料理の価格は、「牛肉>>>犬肉>豚肉・鶏肉」という感じで、それなりにリーズナブル。会社の同僚と、週に一度は、「狗肉湯」ランチ(6元=当時は84円)を食いに行ってたものです。犬肉を食べてみると、「牛肉に近い食感」。当時の大連では「ちょっと安い牛肉」みたいな位置づけでしたね。

大連での生活を経て、日本に帰国すると、当然ながら、犬肉を食べる機会が圧倒的に減りました。今では、上野か新大久保に行って食べるしかないですもんね。ま、それでも構いません。豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉があるわけだし、他の肉に比べて、犬肉が特に好きというわけでもないし…

 

中国、ベトナム、朝鮮半島、日本…東アジアの犬食文化は長い歴史を持ちますが、近年はどの国でも、犬をペットとして愛玩する習慣が普及し、それとともに、「犬を食べるなんて、可哀想」という価値観を持つ人も増えてきました。

日本、韓国、台湾では、犬食はめっきり減りましたし、本場・中国でさえも、犬肉食に対する風当たりは強くなりつつあるようです。中国南部・広西チワン族自治区の玉林市では、犬1万頭を食べる毎年恒例の「ライチ犬肉祭り」をめぐって、国内外で賛否両論が巻き起こっています。

中国で「犬肉祭」…「何が悪い」と1万匹、盛大に食べ尽くす 世界から約400万人が抗議

(こういう祭り、行ってみたいなあ・・・反対デモも凄いらしいけど。)

 

オーストラリア・シドニーに住んでいた頃(2000~05)の話。犬食習慣のあるアジアの民族が同国に移住してお店を開くことがよくありますが、犬肉の出荷は同国の法律で禁止されているため、「本来、犬肉を使うところ羊肉で代用する」メニューが多かった印象があります。

たとえば、シドニー南西部、Belmoreの駅近くに、韓国料理店が固まっている一角があります。店名からして、「コリアン客しか相手にしない」オーラが漂いますが、どの店も安くて美味いので私もよく行ってました。

 

【Belmore駅周辺に韓国料理店が並ぶ】

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私のいた頃は、この一角に「チャンジンドン・へジャンクック」という名店があり(英語しか知らない人には意味不明)、そこで一番好きだったメニューが、「羊肉鍋」でした。本来は「犬肉」を使う料理ですが、オーストラリアで犬を使うとご法度なので、羊肉で代用して、本来の味に近づける努力をしたそうです。確かに旨かった。

羊でも犬でも、美味しければなんでも食べてみたいです。

 

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