「チャイナ爆買い」はまだ続く…

おはようございます。Manachanです。

まもなく「春節(旧正月)休暇」が始まりますね。東京、富士箱根、京都、大阪といった日本の観光地に、アジア近隣諸国から、大量の観光客が押し寄せる時節になりました。その主役はもちろん「中国(大陸)人」。

「上海―関空便」は、普段はLCC価格で片道8000円程度なのに、春節休暇はピーク時20万円になる。それでも満席になるとか…恐るべし中国人の旅行熱。

昨年(2015年)は、日本の観光業界にとって、記録づくしの1年でした。訪日客数(インバウンド)が前年比47%増の1973万人に爆増。日本人の出国数(1621万人)を45年ぶりに上回りました。韓国とシンガポールを一気にゴボウ抜き、いまの日本は中国、タイ、マレーシアに次ぐ、アジア第4位のインバウンド観光大国です。

年間50%近くも海外の観光客が増えたおかげで、国内観光地のホテル業界は空前の活況。場所によっては、稼働率95%超、宿泊料も50%上げても、それでも客が入るという…逆に、私が大阪あたりに出張行っても梅田に宿取れないので苦労しますし(中津駅のさらに先、淀川べりで泊まったりします…)、地方の会員が東京のセミナーに来ても東京駅や品川駅近辺に宿取るのは難しく、蒲田や大森のビジネスホテルで妥協する有様。

都市部のホテルが満杯で宿泊料も高いので、当然、「民泊経営」(エアビー)が大ブームになります。余りにブームになりすぎて、近隣住民トラブルが頻発、行政が介入する事態になっています。これも、「外国人観光客の流入」が日本社会にもたらした変化といえましょう。

秋葉原、私もよく行ってますけど、街歩いてる人の過半数は日本人じゃないし…銀座4~8丁目も同様の状態。

akiba

 

2014年と15年を比べてみると、中国人の増え方(241万⇒499万、107%増)が半端ないですね。

hounichi

 

2015年に、「爆買い」という言葉が生まれ、ブームになりました。誰が考えたんだろ、良い言葉ですね。「爆買い」という動詞の主語は、暗黙で「中国人」だと決まっています。

その中国ですが、昨年から株価はじめ経済状態の雲行きが怪しくなってきました。人民元も対ドル、対円で切り下がりはじめ、ピーク時の1元=20円から今は18円前後・・・こうした動きから、「爆買い特需」はもう期待できないのではないかという懸念が生まれていますが、私、それは杞憂だと思います。なぜなら、

 

中国人が日本に行きたがるのは、彼らが心の底から、日本品質を求めているから・・・

本国では得られない、安心できる品質と、きめ細かなサービスを体感するために日本に来ているから・・・

 

中国の都市住民は、すでに経済的に豊かになり、消費者としての品質要求は毎年、上がっています。でもって、中国の産業界がそれに十分応えきれてないという問題がある。

私も中国に住んでいたので分かりますが、店で買った電化製品がすぐ壊れる、返品しようとしたら店員に逆ギレされて口論になる…そんな体験を、死ぬほどたくさんしてきました。昔よりはマシになってますけど、それでも、消費者の安心・安全の要求に応えられるモノやサービスが満足に得られる環境ではまだない。

だから、日本のミルクが売れる、日本の化粧品が売れる、日本の電化製品が売れる、日本のコメやリンゴが売れる・・・これからは、日本品質でつくられた住宅が、間違いなくバカ売れするでしょう。

中国人消費者の少なからぬ割合の人が、それを求めているから。すでに、「日本製品のレベルじゃないと満足できない」人が多いから…

 

彼らが日本に旅行に来れば、やはり中国と違うことを実感する。日本にもいろんな問題がありますけど、それでも清潔な売り場、きめ細かいサービス、礼儀正しい店員、安心できる品質がある…その良さが分かれば、日本旅行のリピーターになる。

台湾人で、日本に毎年数回行ってショッピングしないと気が済まない人がたくさんいますが、中国大陸人のなかでも、そういう人がどんどん増えるでしょう。「爆買い」のイメージよりは、もっと「自分のこだわりを追求する」先進国型の消費パターンになっていくと思いますが、それでも、日本品質が彼らの要求に十分応えられる限り、ビジネスチャンスは今後ずっと続いていく。

 

私たち、インバウンド不動産ビジネスに関わる人々にとっても、中国人の消費行動や価値観の変化は大きなチャンスだと思います。外貨規制をはじめ、いろんな問題や難しさがありますけど、彼らの要求に応え、ソリューションを出し続けていけば、必ず、大きなビジネスに育てていけるはずです。

 

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