業者は叩くより育てよ

こんにちは、Manachanです。今日はポカポカいい天気、千葉県佐倉市で散歩がてら楽しい物件調査を終え、東京に戻るところです。今日は「不動産業者ねた」でいきますね。

海外不動産に特化した、全国でもユニークな投資家コミュニティ「アジア太平洋大家の会」を立ち上げてから、もうすぐ5年になります。

会を旗揚げした当時は、日本における海外不動産投資の黎明期。海の向こうの物件を扱う業者は少なく、情報自体が非常に乏しい時代でした。あれから5年、今では北米、東南アジア、オセアニア、欧州など、世界各国の不動産を扱う業者が増え、当方の投資家会員も2000名を超えました。海外不動産に関する情報量は爆発的に増え、今や情報過多の時代。その割に、海外物件の販売・仲介に関わる業界は、サービス、ビジネスモデルとも、まだ未成熟で発展途上。

この5年、業者側ではいろんな栄枯盛衰がありました。投資詐欺や、資金持ち逃げで消えた業者もいる一方で、当会と数年の間、良い付き合いを続け、今でも顧客のために頑張っている業者も相当数います。目まぐるしい時代の流れのなか、私は投資家にとっても、業者にとっても安心感のあるコミュニティづくりを目指してきましたし、これからも続けていきます。

アジア太平洋大家の会は、海外不動産をテーマに、投資家と業者をつなぐ存在ですが、完全に中立ではありません。「大家の会」を標榜している通り、どちらかといえば大家・投資家サイドに立った活動をしています。ですので、一番重要な活動は、

投資家のエンパワーメント(Empowerment=力を与えること)

力を与える…海外不動産投資は高度な情報戦でもありますので、「情報収集力、分析力の強化」。より直截的には「海外物件を賢く選び、運営する能力の強化」が主な内容になります。投資家サポートの一方で、

業者のエンパワーメント

も、現時点では必要だと思います。日本の投資家にとって、海外不動産購入に関わる業者の選択肢がまだ質量ともに十分でない以上、業界を育てていかないことには、「投資家ニーズを満たす多様なサービス」と「業者同士の健全な価格競争」からなる、良い投資環境が実現できないからです。

ですので、「能力的に未熟だけど、まじめな業者」に対しては、「報酬の対価として、どんなサービスを提供すべきか?」、「どうすれば、顧客が満足する説明ができるのか?」といった、セールス研修みたいなことも必要に応じて行っています(ボランティアで…)。彼らに大きく育ってもらいたいから、日本の投資家を支えるインフラを担って欲しいから…

 

不動産取引のなかで、投資家(バイヤー)と業者の利益が相反することがあります。時には、業者が「投資家にとっての利益」を十分理解しないまま、間違った物件を持ってきたり、間違った値付けをすることもあります。そんな時、業者に注意したり、投資家に注意喚起するのも私の役割ですが、

それでも、私が厳に戒めていることが、一つあります。

業者を名指しで批判・非難すること

 

私がネット上でこれをやってしまうと、噂が、瞬時に広まります。結果、業者に多大な評判リスクを負わせ、投資家の購入行動にかなり大きな影響を与えてしまいます。営業妨害でもめたくないし、それに相手を貶めても、良い結果を生みません。人間だれしもプライドがあります。名指しで攻撃されると、頑なになるだけです。

私は、投資家側に立つスタンスとはいえ、投資家利益のために正義を振りかざし、悪い業者、ボッタクリ業者を退治したい、みたいなことは考えません。別に社会運動をしたいわけじゃないし、消費者センターの真似事をしたいわけでもないから。

それよりも、日本人が海外不動産を安心して買えて、運営できて、利益をとれる、「新しいマーケット」をつくりたいのです

これから5年後、10年後・・・今と違って、日本の人々が海外物件を安心して買える時代をつくりたい。そのなかで、私なりの貢献をしていきたいのです。

 

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