茨城県常総市の復興祈念

おはようございます、Manachanです。冒頭の写真は、茨城県の常総鉄道、三妻(みつま)駅です。

9月9~10日にかけて、東日本を襲った台風18号がもたらした豪雨は、茨城県、栃木県、宮城県をはじめ、列島各地に爪痕を残しました。

特に今回、鬼怒川堤防の決壊で全国、そして全世界に名の知れ渡った被災地・茨城県常総市は、私が子供時代から慣れ親しんでいた土地。TVの災害情報をつけると、もう、ショックの連続!

ここ、子供の時に凧揚げした三妻駅近くの鬼怒川土手じゃん!

常総市は、平成の市町村大合併で生まれた新しい市名。もともとは「水海道市」と「石下町」と呼ばれていました。私としては、その方がイメージしやすいのですが、

今回、鬼怒川土手の決壊で甚大な被害があったのは、常総市の「旧・石下町」と、その下流にある「旧・水海道市」。決壊した現場のひとつ、「常総市(旧・水海道市)三坂町」は、私の小学生時代、叔父が小さな整骨院を営んでいた場所でもあります。

子供時代の私は、千葉県の柏市で暮らし、たまに、茨城県の叔父宅に遊びに行っていました。利根川を超えて、車で40分くらいのドライブですぐ着きます。

叔父の整骨院は、常総鉄道・三妻駅のすぐそば。駅前といっても、見渡す限りの田んぼと、数軒の商店、あとは民家しかない場所。今も昔も、景色は全く変わっていません(商店がいくつか減った位かな…)。

三妻の駅から西へ歩くと、すぐ、鬼怒川の土手に着きます。その間を国道294号線が通っており、古びた個人商店で10円ガチャガチャをやったり、不二家のペコちゃんの顔を揺らしたりしてました。寒風吹きっさらしの冬、鬼怒川の土手で凧揚げしたこともありました。

あの懐かしい鬼怒川の土手が、やぶれてしまった…

決壊場所は、常総市内で二つあるようです。一つは、5~6㎞上流にある、玉村駅近くの若宮戸地先(ソーラー発電所で土手が削られて越水してしまったと、問題になっている場所)。もう一つが、三坂町562-1付近。叔父の整骨院のあった場所から1㎞余り上流、三妻駅の隣、南石下(みなみいしげ)駅付近になります。

その南石下の駅は水没状態、溢れた水は下流の三妻駅方面に押し寄せました。TV画面をみる限り、見覚えのある街並み、家並みが濁流に呑まれて全く原型をとどめていない!言葉を失います。

joso

私たちの平和な日常生活が、天変地異によって、いとも簡単に崩れてしまうものだと…

日々、平和に過ごせることを、もっと、有難く思わないといけないですね。

常総市をはじめ、栃木県や宮城県の水害被災地の人々の暮らしが、一日も早く元通りになることを願います。

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