タイと日本の文化的距離

おはようございます。Manachanです。いまオーストラリア・ゴールドコーストの空港にいます。

よく考えたら、ここ半月以上、海外ねたのブログしか書いてないですねえ。それでも、一日2000程度のアクセス「不動産ブログランキング」でも20位前後をキープしているようで、海外記事だけでも何とかなるもんですね。今回も懲りずに海外ねた。先週まで滞在した「タイ」ねたで書きます。

「タイ」はアジアのなかで、日本人に好感度の高い国名のようです。「旅行先」としても「ロングステイ先」としても、常にランキング上位の人気国。

物価は安い、食べ物は安くて豊富、バンコクあたりだとコンビニもデパートも多くて生活便利…あたりの理由が大きいのでしょうが、「タイ人の穏やかさやマナーの良さ」も、好感度を高める要因の一つだと思います。

・タイ人は、公衆の面前で激怒することが少ないし、
・列にちゃんと並ぶし、
・手をあわせて挨拶するし、

タイ人のこういう面が、日本人と(表面的には)感覚が近くて好感持てるのでしょう。人前で感情をあらわにしたり、大声で怒鳴ったりすることに寛容な国もありますが、タイ人も日本人も、そういう行為を嫌いますもんね。

一方、タイ人からみて日本もイメージの良い国名の一つです。マナーの良さ、清潔さに加えて、日本の食文化やファッション、ポップカルチャーもタイ人には魅力が高い。来日するタイ人観光客の数もうなぎのぼりで増えています。

そして、バンコクに星の数ほどあるショッピングセンターのフードコートは日本食だらけです。まるで「タイ人が日本のメシを食いにくる所」として定着しているかのよう。

とはいえ、タイと日本の文化慣習、違いもそれなりに大きいと思います。私、バンコク滞在で驚いたのは、

満員の電車(BTS)に座っていた50歳くらいの女性が、10歳くらいの女の子に席をゆずっていたこと。

その風景をみた数日後、タイ語クラスの副読本でも同じ話題が出ていました。タイ社会では子供に席を譲るのは当たり前のようです。もちろん、席を譲る対象には高齢者や妊婦、身体の不自由な人も含まれますが、日本人の感覚では、10歳くらいの元気な子供に席を譲るのはヘン、という気がします。

あと、同じ副読本で、こんなことが書いてありました。

・タイでは、子供が電車内で騒いでもいたずらしても、多くの人は気にしない。日本の大人は他人に迷惑かけないよう子供を叱ることが多いが、タイ人の間では滅多にない。

ところで、私は子供が電車内で行儀悪くしてもあまり気にしないし、どちらかといえば「お友達」感覚で「一緒に遊ぶ」ようなタイプ(そもそも人目が気にならないし…)。どちらかといえば妻の方が細かいこと気にするし、行儀に煩いところがあるし…家庭内では私がタイ人、妻が日本人みたいなもんですかね。

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