おはようございます。Manachanです。私、すでにモンゴル・ウランバートルに着いておりますが、今回のブログは、乗り継ぎで使った中国・北京首都国際空港のネタで書きますね。
中国といえば、政府がインターネットにいろんな規制をかける国家として知られています。
1)Facebook使用禁止
2)Google使用禁止(Google ChromeもGmailも不可)
が有名ですが、その他にも、
3)LINEも使えない
4)FC2ブログも見れない
Googleが開けない…
北京の空港では無料WiFi使えますが、せっかくネット繋がっても、俺らが普段使ってるFacebookとかGmail、LINEが使えないのはかなり不便。なぜだか知らないがFC2ブログ見れないので、「不動産三大ブログ」のうち、必殺さんと狼さんのブログは中国で読めない、ライブドア使ってるクマさんのだけ読めるという…よう分からん状態。FC2は中国政府と問題起こしたのかな?
外国人からすれば、何のためのWiFi Freeか分からん
とはいえ、何でもダメ、ダメという世界でもなく、
1)私のブログをホストしているAmebloはOK
2)我々不動産業者が使ってるREINS(レインズ)も使用可
3)Skypeも使える
4)無料Faxソフト(e-faxやPamFax)も使用可能
ですので、たとえばレインズに成約済登録した物件情報を削除するのに、全日本不動産協会にSkype電話かけて、ソフト使ってFax送る…そんな作業は、北京国際空港のベンチに座りながらでもできます。
そんな仕事は普通にできるのに、GmailやFacebook、LINEのチェックみたいな、何気ないことができないのが、不思議っちゃ不思議だよね。
あと、当然ながら中国製のソフトウェアなら政府が奨励しています。
1)中国版のGoogleともいえる、百度、捜狐、網易(163.com)などは当然使用可
2)中国版のFacebookといえる、WechatやQQ、人人網などは当然使用可
3)中国版のTwitterといえる、微博などは当然使用可
4)中国版のYoutubeといえる、優酷などは当然使用可
北京でgoogle.comは表示されないから、検索するには中国のポータルサイトを使う、また中国の友人と連絡とるにはFacebookダメだから中国のWechatで友人登録しておくのが基本ですね。それぞれ機能は充実してるので、中国だけに閉じた世界で良ければそう不便は感じません。FacebookやLINE、Gmailで、中国外の友人と連絡とるのが不便なだけです。
Googleの代わりに中国製品を使えば万事OK!
ですが、ネット規制を破る方法は当然あるわけで…代表的なのは、
VPNソフトウェアを使う
VPNとは、平たくいうと中国のネット規制を回避して、海外のアプリやウェブサイトに直接アクセスするテクノロジーのことです。中国のポータルサイト163.comで検索すると夥しい数のVPNソフトウェアのサイトが表示されました。なかでも、GreenVPNというソフトが無料だし使い勝手よさそうだったので、早速、私のiPhoneに導入してみました。すると、
Facebookが使えるようになった!
結構簡単じゃん!こんな程度の労力でできるなら、中国のネットユーザーの相当数がFacebookを見ているはず。政府のFacebook規制って一体何なんだ…って感じもするなあ。さらに面白いことに、
国際線の機内でiPhoneを中国聯通(China Unicom)の3G網につなぐと、FacebookもLINEも、Gmailも全部使えるぞ!!
空港ターミナルと違って、国際線の機内はもう治外法権なんですかねえ…いつ行っても、ちうごくは不思議で不可解で、面白い国です(自分も2年間住んでました、ハイ・・・)。
最後に、北京空港内の時間貸しホテルで食べた「西紅柿鶏蛋麺」が、なかなかうまかった。お勘定は36元(約700円)。値段ちょっと高いけど空港内だし、コーヒー飲み放題だったから許す。
巨大都市北京をあとに・・・・次回はモンゴルからの更新です。
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