変なパパ、娘は天才

こんばんは、Manachanです。

何度か日記で書いてますが、私は「アスペルガー症候群」(自閉症スペクトラム)という、ちょっと風変わりな脳の持ち主です。そして、我が家の二人の子供のうち、娘ソフィアの方が、私の系譜をひく脳をしているようです。

全人口の1%前後いるとされるアスぺルガーは、性別でいえば男性が多く、女の子でアスぺ(っぽい脳)というのは珍しい。男性でもアスぺは変わり者扱いされるのが常ですが、女性だとさらに輪をかけて「相当やばい」と思われたりする。

うちの娘の場合、

・不登校気味
・学校で出された宿題をやらない

というのが当面の悩みの種ですが、だからといって勉強ができないとか、嫌いなわけじゃありません。本は日本語英語ともよく読んでるし、漢字だって書き取り練習は頑としてやらないけど、タブレットを使ったアプリでよく練習してるので、漢字の書き取りテストの点は良くないけど意味は学年相応に分かっていると思う。タイピングは得意で、周りの友達に教えてる位だし…

私からみれば、「アスぺらしい、自分に合った方法で、ちゃんと学習している」と思うのですが、妻からみると、「他の子が皆やってる、漢字の書き取り練習もできない」ことが、ものすごく不安に思えるらしい。

妻 「このままだと、漢字全然書けなくなっちゃうけど、これ放っといていいの?」
私 「漢字なんて、別に書けなくても、意味分かって、読めればいいんだよ。PCでタイプだってできるわけだから」

…と答えても、妻は本心から納得するわけじゃない。

妻 「子供のうちから、家庭学習の習慣を身につけなくてもいいっていうの?」
私 「アスぺの人間に、家庭学習やれと言っても無駄だよ。自分がやる気にならないと、梃子でも動かない」
妻 「じゃ、このまま放っておいて良いと言うの?」
私 「そのうち、勉強やる気になるから、それまでは見守っていればいいんだよ」
妻 「そのうちって、いつのこと?」
私 「俺にも分からないけど、たぶん中学生くらいかな?」

そんなやりとりをすると、妻はますます不安になってしまうらしい。普通の脳と、アスぺ脳の会話って常に難しいけど、話題が子供の教育になると、お互いマジになるからさらにキツイ。

妻 「あんたはアスぺでも勉強できてたからマシだけど、あの子は勉強が得意というわけじゃないのよ。」
私 「いや、そうじゃない。ソフィアは、実は、天才なんだよ。」
妻 「どんな天才だというの?私には分からないけど…」
私 「そのうち分かるよ。」

万事こんな感じで、夫婦間で議論が全くかみ合わないのです。

ま、「天才」は言葉の方便ですけど、それでも私からみて、ソフィアはアスぺとして順調な知的発達を遂げていると思う。しかし妻には、それが理解できない。ソフィアが、普通の子とちょっと違う方法で物事を知覚・理解し、学校教育とは別のところでちゃんとインテリジェンスを身につけている…そのことが、アスぺ脳の私には分かる。妻も本で読んで頭では理解できるとはいえ、心から納得できるわけではない。

私が千言万言費やしたところで、おそらく、妻を納得・安心させるのは無理なのでしょう。次善の策として、「天才」という言葉で煙に巻くしかない。

最後に、パパからソフィアへ贈る言葉…

アスぺ人生は面倒くさい。誤解されやすいし、トラブルも起こしやすい。人の言う通りやれないから集団生活が辛い。でもアスぺだからこそ、自分の好きなことにはいくらでも集中して、誰よりも早く上達できるんだ。

それが、ママも含めて、周りの皆がソフィアの「天才」に気づく時なんだよ。パパはもうわかってるけどね。

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コメント

  1. Macaron より:

    1. 無題
    社会に出てからは、まんべんなく平均点が高いことよりも、得意分野が突出している人の方が評価される気もします。学校秀才が求められるポジションはそういうひとにまかせて。娘さんの内部の世界を充実させる経験をつみ、将来的には独自の良さを発揮できたらいいですね。みんなが同じゴールに向かって競争させられるのはもうすでに時代に要請に馴染まないのではないでしょうか。
    http://ameblo.jp/uniaccounting/

  2. manachan より:

    2. Re:無題
    Macaronさん

    >社会に出てからは、まんべんなく平均点が高いことよりも、得意分野が突出している人の方が評価される
    >みんなが同じゴールに向かって競争させられるのはもうすでに時代に要請に馴染まない

    私もそう思うし、社会に出てアスペなりにニッチな分野を見つけて活躍してきたので、娘にも良い刺激を与えられたらと思っています。時間はかかりますけど。
    http://ameblo.jp/manachan2150/

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