松戸駅のポテンシャル

おはようございます、Manachanです。今回も「上野東京ライン開通記念企画」第三弾として、盛り上がる常磐沿線ネタを取り上げていきます。連載第一回目の土浦、二回目の北千住に続く、第三回目の舞台は、

松戸駅(千葉県)

上野東京ライン開通によって、都心部への「近さ」と「アクセスの良さ」を強調できる駅といえば、何といっても松戸でしょう。松戸は東京からみて、千葉県の玄関口の駅。快速停車駅として、一つ手前が北千住、一つ先が柏ですが、

・北千住は東京メトロ各線がすでに通り、上野東京ラインに頼らなくても都心アクセスの手段が他にある。
・柏は特急も止まる大きな駅だが、松戸に比べて東京への所要時間が9分余計にかかる

・・・というわけで、松戸駅のポジションは「都心アクセス改善&近さ」のバランスが取れていて良い。東京駅、新橋駅、品川駅など、都心部を勤務先とするサラリーマン家庭の住宅地として人気が上がるのは確実でしょう。快速停車駅とはいえアドレスが千葉県になる分、マンション分譲価格も都内より手頃ですしね。

松戸駅のポテンシャルは大変大きなものがあります。本来発揮すべき能力が高い割には、その多くが実現されていないという意味で、「伸びしろだらけ」と言ってよい。

松戸駅および周辺商業地は、昭和40年代から余りアップグレードされていません。その間に、柏市をはじめ、流山市、埼玉県三郷市など近隣市で商業開発が進んだため、ひとり松戸だけが「停滞」している印象がありました。

松戸は都心15~20km圏内に位置します。東京に近すぎて購買力が流出するため、広域の商圏が形成されにくい場所ですが、松戸の場合は東京だけでなく近隣市にも流出してしまっています。人口50万近い都市なのに映画館のひとつもなく、亀有アリオ、新三郷ららシティ、柏駅前などに行かざるを得ない状況。

国道6号線をクルマで走っても、東京都内と柏市内は混むのに、松戸市内はほぼ混まない状況が長く続いています。

しかし、「眠れる獅子」がようやく、目を覚ましそうです。2015年3月、上野東京ライン開通に加えて、JR東日本が松戸の新・駅ビルを着工しています。同駅の上野側軌道上に人工地盤を構築し、地上7階、最大高さ約34m、延床面積約10,600㎡の新駅ビルを建設します。駅ビルの3階~6階には売場面積約4,500㎡の店舗を設ける予定です。2018年竣工予定。

長年停滞していた松戸駅商業を活性化する千載一遇のチャンスに、松戸市役所も動いています。大きなトピックとしては松戸駅東口の再開発があります。新・駅ビル建設とコラボするかたちで、東口に図書館・プラネタリウム等複合施設を建設する構想が打ち出されました。

近い将来、松戸駅東口がこんなふうになる?

いまの松戸駅東口。通路狭いし段差もあり使いにくい。改良が望まれます

松戸駅を中心とする、まちづくりのグランドデザインも打ち出されています。まだ構想段階ですが、「ようやく良い案が出た」と私は高く評価しています。

いまの松戸は「10年前の川口(埼玉県)」によく似ています。いずれも、川を挟んで東京23区と接する「都県境都市」。人口規模もよく似ています。10年前の川口は、50万都市にも関わらず映画館がひとつもありませんでした。今ではJR川口駅周辺の再開発が進みタワー型マンションが林立、都内に出ずとも「アリオ川口」で映画が楽しめる街になりました。

松戸もその方向に向かって進化していきそうです。今後がとても楽しみですね。

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