事故死のリスク

こんばんは、Manachanです。

昨日は大阪でモンゴル不動産セミナー、なかなかの盛況でした。東京から出発して、行きはLCC(ジェットスター)、帰りは夜行高速バスと、激安交通機関で移動しました。帰りは新幹線使いたかったんですが時間が合わなくてねえ…

大阪からの帰路、やや窮屈なバスに揺られて、千里中央あたりの夜景をぼーっと眺めながら、ふと、こんな思いが去来しました。

俺が移動中に事故死する確率って、どの位あるんだろう

今の私、月に数回は、国内各地をセミナー行脚する、旅芸人みたいな暮らしを送っています。海外への不動産視察も、毎月のように実施してます。移動頻度は半端ないし、いろんな国でバス、電車、飛行機、フェリー、バイクタクシー…様々な交通機関を使いますので、多くの人より移動中の事故リスクにさらされているかと。

日本国内の、東京-大阪間にフォーカスして考えると、三つの移動手段があります。

・新幹線
・航空機(LCC)
・高速バス

それぞれの手段を選んだ場合、自分の使う乗り物で死者が出るような事故に遭遇するリスクって、どの位あるんだろう?

常識的に考えれば、一番リスク高いのは高速バスでしょうね。航空機や新幹線は1~2時間の移動だし、コントロールされた環境で運行するけど、高速バスは大小さまざまな車が行きかう環境を7時間とかドライブするわけだし…

夜行バスの運転とか、過酷な仕事ですよね。私、オーストラリアやアメリカに住んでいた時、夜間の長距離運転も結構やりましたけど、コーヒーでは足りず、セロリ&パセリ丸かじりして眠気を抑えていたほどだし…

そこで、事故の数字から、死亡事故確率をざっくり試算してみました。

1)新幹線

日本の新幹線は、1964年の運行開始以来、50年間、車両に由来する死亡事故ゼロという、世界でも稀にみる安全な交通システムとされます。唯一、ドアに指を挟まれた高校生が転落死する事故が1995年に起きていますが、これが新幹線史上唯一の旅客死亡事故です。

東京-新大阪間の、新幹線運行本数は1日片道なんと160本!これが365日欠かさず動き、95%が運行すると仮定。これまで50年間無事故ですが、60年に1回、死亡事故が起こると仮定すると、

160ⅹ365x0.95x60=3,328,800回 ⇒ 332万分の1の確率

2)航空機

旅客航空機事故は、今年に入って東南アジア方面(マレーシア、インドネシア、台湾)で5~6回起こってニュースになりました。日本においては、東京-大阪間の路線で1984年に御巣鷹山墜落事故が起こって520名の死者が出ていますが、一般の旅客を乗せた航空機事故の死亡例は、1996年の福岡空港ガルーダ航空オーバーラン事故が最後のようです。

東京-大阪(伊丹、関空)間の、旅客機運行本数は1日片道40本前後。これが365日欠かさず動き、95%が運行すると仮定。30年に一度、死亡事故が起こると仮定すると、

40ⅹ365x0.95x30=416,100回 ⇒ 41万6千分の1の確率

なお、アメリカの国家運輸安全委員会 (NTSB) の行った調査によると、航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率は0.0009%であるという。アメリカ国内の航空会社だけを対象とした調査ではさらに低く0.000034%(29万分の1)となる。私がざっくり計算した東京-大阪間の事故確率と似た数字で、あながち的外れでもなさそうですね。

3)高速バス

高速ツアーバスの死亡事故は、ここ最近だけでも、結構な頻度でニュースになっています。関越道、北陸道、東北道などで、運転手や乗客が死亡する事故が起こっています。

国土交通省のやや古いデータになりますが、バスの事故件数、乗り合いでは176件、貸し切りでは30件…2日に1回は重傷者が出るような事故、2ヶ月に1回は死亡者の出る事故が発生しているようです。

「2か月に1回の死亡事故」が、全国の高速道で同じ確率で起こっている仮定すると、東京-大阪間の距離は高速道路全長の約14分の1ですから、単純計算で「約28か月(2年4ヶ月)に1回起こる」となる。東京-大阪間の、高速バス運行本数は、昼行、夜行含めて1日片道40本前後ですから、1年365日、運行率95%として

40ⅹ365x0.95x28/12=32,363回 ⇒ 3万2千分の1の確率

以上まとめると、交通手段別の死亡事故発生確率

・新幹線 332万分の1
・航空機 41万6千分の1
・高速バス 3万2千分の1

「高速バスの事故確率は新幹線の100倍」という解釈もできるし、「一番リスクが高い高速バスでも3万分の1しかない」と思う人もいる。

ちなみに私は後者で、「計算上3万分の1程度のリスクなら誤差の範囲」だと考えます。リスクというものは、単一のものだけ取り出しても意味がなく、私たちが生活のなかで直面する様々なリスクと比較考量すべきもの。

で、私の場合、「新興国・途上国で、出所の分からない食べ物を口にして食中毒になるリスク」、「新興国・途上国で、不十分な道路インフラなのにスピード超過のバスやタクシーに乗って事故に遭うリスク」を冒しているわけで、「東京大阪間を高速バスで移動して事故にあうリスク」などは、気になりません。

それに、私がクルマ運転して事故る確率の方がたぶん高いよね…

【今回も無事、東京に帰ってきました】

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コメント

  1. emiko777 より:

    1. 勉強になりました
    昨年展覧会で、長野の伊那に行ったときは列車を使いましたが、今回は高速バスを使う予定です。
    乗車時間が短いのでそれほど危険はないの判断しました。。。
    前回は、帰りは伊那より、八王子まで乗りました。
    列車よ便利でした。。。
    いろいろなところに高速バスが走っているのですね。
    http://ameblo.jp/yuri-no-hana-777/

  2. manachan より:

    2. Re:勉強になりました
    >emiko777さん

    伊那のあたりは電車不便で高速バスが便利だと思います。あれ乗って、東京へも名古屋へも簡単に出れます。
    http://ameblo.jp/manachan2150/

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