こんばんは、Manachan@オーストラリアです。
いま日本では、「妻の家事ハラ」という言葉が、議論を呼んでいるそうですね。発端となったのは、旭化成ホームズの動画広告(リンク)。
共稼ぎの家庭で、まだたどたどしいながらも、家事を進んで手伝おうとする夫に対する、妻の厳しい言葉が、夫の家事参加のやる気を殺いでいる…という内容。たとえば
「お皿洗いありがとう。一応もう一度洗っとくね」
「かくし味とかいらないからね」
「早く終わったね。ちゃんとやってくれた?」
「あなたがたたむとヘンな跡がつくの」
「ちゃんと乾いてるかみせて」
「ずいぶん時間がかかるのね」
「いいのよ、頼んだ私のミスだから」
夫の茫然とした表情と、「その一言が、俺を皿洗いから遠ざけた…」という言葉が印象的な動画で、大企業の動画広告ということもあって世間に広く知られ、賛否両論が渦巻いているようです。
正直に言いますが、私、あの広告をみて、「そうだそうだ!」と、膝を叩きました。我が家は共稼ぎではなく、私一人が稼ぎ手の家ですけれど…家事をめぐって大喧嘩になるのは、たいてい、妻の一言と私の拒否反応が原因です。
自分が男性だから、そう思うのかもしれませんが…男と女では衛生観念も違えば、安全に関する感覚も違います。たいてい、女性の方が衛生に敏感だし、安全にも気が配れるもの…その反面、「男の気持ち」に関しては鈍感なことが多いと、世の女性をみていて感じます。
ただ、逆の立場になってみれば…あの広告をみて、多くの女性が不愉快な気持ちになるのも、よく分かります。
旦那が、「疲れて仕事から帰ってきて、休まずに、せっかく家事を手伝っているのに…なんだよあの言い方!」と激怒する時、
奥さんの方は、「何よ、こっちだって子育てで疲れているのに・・ちょっと位、皿洗い手伝ったからってドヤ顔しないでよ」と言いたいでしょうね。
そもそも、夫の家事参加、育児参加というのは、口でいうほど簡単なことではありません。細かいことまで夫婦間のすり合わせが必要なものです。その過程で、男女の性差、男のプライド、時間の制約、教育方針の違い…いろんな障害を乗り越えなければなりません。
子供が生まれると、女も男も、これまでよりは格段に忙しくなって負担も責任も増えます。核家族化の進んだ日本では、そもそも子育て自体、夫婦とも初体験で試行錯誤の連続です。思い通りにいかない無力感と、日々の疲労も手伝って、往々にして、お互いに対する思いやりを無くしてしまうものです。
家事の分担と、そこで起こる「家事ハラ」は、長く苦しい(?)夫婦生活の、小さな一コマにすぎません。
旭化成ホームズの動画は、あれを見ただけでは、確かに、「男性視点の一方的なもの」に映ることでしょう。後知恵ではありますが、
夫目線の「その一言が、俺を家事から遠ざけた」の動画と同時に、
妻目線の「ちょっと手伝った位で、イクメン気取りすんな!」の動画を流せば、ちょうどバランスとれてよかったのだと思います。
この種の動画は、教育・啓蒙として、とても意味あることだと思います。現代の日本で、共稼ぎ家庭が増えている以上、当然、夫婦の家事分担が当然という流れになる。
男女とも、お互いに不慣れなことなので、時間をかけて、教育によって解決していくしかない。
オトコに、オンナが満足する家事をやらせるって、そんな簡単なことじゃないんだよ
でもって、ちょっとしたオンナの一言が、オトコを傷つけるんだよ。それは知っておいた方がいい。
オトコだって、細かい作業は苦手だろうけど、ちょっと気をつけて誠意を持ってやれば、そのうち妻に感謝されるようになるよ。
そして、くれぐれも、暖かい眼差しは忘れずに…世の中、男と女しかいないのですから、この種の問題に、目くじら立てても仕方がないと思う。どちらが悪いとか、ギスギスしたこと言わないで、仲良くやりましょう。
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1. 失礼します!
ブログというなの駅を各駅停車してました。文章力があって羨ましいです!また読ませて頂きますので更新頑張って下さいね!
http://ameblo.jp/it-obaa/
2. よさせて頂きます☆
ブログ読ませて頂きました(*^_^*)応援してますので頑張ってください★更新楽しみにしています(・ω<)また覗かせて頂きますね
http://ameblo.jp/dai-ga/