外国人と贈与税の関係

こんばんは、Manachanです。

最近、近隣アジア諸国のお客様相手の仕事が多いのですが、私の見聞した限りでいえば、彼らの不動産購入の典型的パターンは、「親の仕送りで不動産投資」。

つまり、中国にいる親御さんが、来日した子供さんに送金し、そのおカネで都内のマンションなどを、子供名義で買うわけです。リッチじゃーん!なんだか、羨ましいですね。

しかし、ここで問題になるのが、

日本の贈与税

もし、おカネを渡すタイミングが、来日前であれば、贈与税はかかりません。あるいは、数年後に子供に日本不動産を買わせることを予見して、非課税枠(基礎控除)である「年110万円以下」を数年にわたって計画的に送金してきたなら、贈与税はかかりません。

しかし多くの場合、

・子供さんは来日して数年経ち、日本の住所がすでにある。
・親が大金をドカーンと、中国から送金する。当然、送金の記録は残る。
・その数週間後、子供さんが日本で物件をキャッシュ買い。

「そのおカネの出どころ、どこなの?」と言われるのは必然の理。日本に住む子供さんには大した収入源がありませんし、都内マンションをキャッシュ買いするだけの大人の貯金ができるとも思えません。そこで、

「このおカネ、親からの贈与じゃないの?」と言われたら最後、送金記録が残っている以上、抗弁できません。おとなしく、贈与税払う以外にありません。

この贈与税の税額、半端じゃないっす。国税庁のサイトによれば、

たとえば、親が1000万円、中国から送金する場合、

基礎控除後の課税価格 1000万-110万=890万
納税額 890万 x 40% -125万 =231万

なんと、231万円もの贈与税がかかってしまう計算になります。利回りなんてすぐぶっ飛んでしまいますね(計算間違ってたらご指摘ください)。

この話をすると、誰もが驚きます。

なにこの税金。ボッタクリじゃないですか?何とか、払わずに済む方法はありますか?

ま、私だって個人的には、ボッタクリと思いますよ。しかし、好き嫌いを問わず、税金なんだから払わなきゃならない。

どうしても払いたくないのなら、「親から住宅資金の贈与を受けた」特例を使うか…
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4508.htm

あるいは、親から1000万借金して、少しだけ利子つけて、借入金扱いにしてもらうか…
https://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4420.htm

私には、それしか考え付きません。もっと良い方法ありますかねえ?6月4日の、海外不動産税務セミナーに出て、勉強してみよう。

今後、インバウンド(海外⇒日本)投資が増えると、それに伴い、贈与税の問題も表面化してくるでしょうね。

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