こんにちは。Manachanです。今日は日曜日、東京は素晴らしい天気に恵まれました。朝6時前に起きて、爆睡する子供二人を叩き起こして、近所のサッカークラブの練習を見に行ったので、さすがに眠いです。
今日も、TV、ネット上では、相変わらず「都知事叩き」…猪瀬5千万円献金問題の追及で持ちきりでした。
猪瀬さん、今回の件で辞職に追い込まれ、税金何十億使ってまた知事選挙になるんでしょうかねえ?
実にケチ臭い話だぜ。たかが5千万程度のお金で…って言うと、反感買うかもしれませんが、実際、私が千葉県あたりで安い土地仕込んでアパート建てる程度の金額ですよ。都知事になるための選挙費用や、ましてやオリンピック関連の利権に比べれば、微々たるもので、猪瀬さんからすれば、「5千万ごときで、(政敵に)はめられた」って気分でしょうが、
でも悲しいかな。彼って、都議会にあんまり味方いないみたいね。「はめられた」後の説明・リカバリーが超・下手だし、400万票以上でトップ当選したとはいえ、政治家として都民の人望・信頼が厚いわけじゃない。「猪瀬さんって、作家でジャーナリストで、あと石原さんの片腕だった以外に、何があるの?」と聞かれて、答えられる都民は少ないでしょう。
このまま猪瀬氏が失脚して、次の都知事は舛添さんだ、東国原さんだ…みたいな話になっても、猪瀬さんを惜しむ都民の声は、あまり聞かれそうにない。本人は、オリンピック終わるまで都知事でいたいでしょうが…
猪瀬氏を擁護するわけじゃないけど、ただ、世間の袋叩きにあって気の毒だなあという気はします。
日本社会は、常にドロドロとフラストレーションを溜めていて、標的になりそうな人物が現れたら、寄ってたかって集団でいじめまくる…という習性(通弊)があるように思います。
古くは、「松本サリン事件の容疑者叩き」や、「ホリエモン叩き」。ここ2~3年でいえば、原発事故後の「東電叩き」にはじまり、最近では「与沢(翼)叩き」、「猪瀬叩き」、「しまむら土下座事件の主婦叩き」など、枚挙に暇がない。
日本で、叩かれる標的になる人や会社は、決まって、「立場が悪くなった」時や「弱った時」のタイミングで狙われるものです。そして、「叩かれる者が受けるべき応分の社会的制裁」をはるかに超える、理不尽なまでの制裁を受ける。
制裁、といっても、法律や社会正義の裏づけがあるわけじゃなく、単なる国民のガス抜き、フラストレーションのはけ口なわけですから、とどまるところをしらない。国民・世間の気が済むまで、叩かれ続けるのです。
ま、ガス抜き、いじめは、日本だけの現象じゃないですけどね…
ここで少しだけ、将来に思いを馳せてみます。
私がいま、関わっている、「海外不動産投資」自体が、日本社会のなかで、悪者になる日は来るのだろうか?そうなった時、私もサンドバッグのように叩かれ、自宅住所も暴かれて妻や子に迷惑がかかるんだろうか?
ハッキリいって、その可能性は、あると思います。時期は、2016年かな。いま、マレーシアのクアラルンプールやジョホールバル、タイのバンコクや、フィリピンのマニラで、日本人が買いまくっているコンドミニアムが続々と完成時期を迎え、
完成したはいいけど、物件は海の向こうにある。英語も苦手で、独力では賃貸づけも、売却もできない。業者にお願いしようにも、すでに倒産していて、誰も面倒みてくれない。せっかく、投資用に買ったコンドミニアムが、朽ちていく…
そんな、「海外不動産難民」が、大量に出るとすれば、そのタイミングは2016年頃になると思います。被害(?)が何千人、何万人規模にもなれば、週刊誌やワードショーのネタにもなるでしょう。
その時、100%間違いなく起こるのが、「犯人探し」…そして、良い標的が現れれば、必ず、マスメディア、ネットメディアが、一斉に叩きまくることでしょう。
私、そういうの、大嫌い。でも、これが日本社会の宿痾、たぶん1000年経っても直らない「体質」「生理」なんですから、仕方ありません。
そうなった時、俺みたいな奴でも叩かれるのかなあ?「2011年から、海外不動産投資セミナーを多数開催して、煽りまくって、結果的に海外不動産難民を多数出した張本人、極悪人」みたいなレッテルを張られて…
殴られ役が欲しいのは分かる、でも俺みたいな小物叩いても仕方ないじゃん、もっと大物叩けよ!と思うのかもしれませんが…でも、日本って、小物でも標的になりやすいキャラクターなら遠慮会釈なく叩く社会なので、リスクはゼロじゃない気がします。
私、個人的には、海外不動産の購入を煽ってる意識はなくて、単に学習の場をセットしたり、投資家という中立の立場でコメントしたり、買うならリスクを見極めて、慎重に、って言い続けてきたつもりなんだけど…それは、私のブログや著書をちゃんと読めば分かるはずなんだけど、
文章ちゃんと読まないで、表面的な字面だけ引っ張ってきて非難する奴も、(マスメディアの中にも)きっといるんだろうなあ…
私、小学校高学年から高校時代まで、ずっと「いじめられっ子」だったから、そうした「いじめの前兆」に対する嗅覚は、極めて敏感なんです。
どうす
ればいいか…有効な予防策は思い浮かばないけど、自分の筋道を通して情報発信を続けつつ、今のうちから、世間に誤解されないような、伏線を何重にも張りめぐらせておいた方がいいかなあ、という気がします。
みたいな…警鐘を鳴らす文章も書いてますが、そういうモノを、もっと増やした方がいいかもしれませんね。
あとは、東南アジアを中心に、零細トンデモ業者がひしめく、今の海外不動産業界をもっと「健全」「まとも」にする方向性で、活動した方がいいかなと思ったりします。2016年頃に、海外不動産物件の在庫が大量に出ても、業界がまともであれば、何とか対処ができると思うから…
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1. すごいですね。
読むほどその通りに思いました。
新聞、メディア類は、たたく人を常に探している感じですね。
それに負けない、言語能力が必要のようです。
大体上げて、下げるみたいな感じです。
体力も気力も知力もおありのmanachanさんは大丈夫と思います。
来年はかなり危ない年になりそうなので、心しています。
http://ameblo.jp/yuri-no-hana-777/
2. 無題
海外投資全般において嫌な兆候を感じたのが先日世界的メガバンクの在日支店に行った時のことです。個人用口座で海外に事業用送金ができなくなったと言われました。これって海外投資を間接的に制限する布石とも解釈できそうに思います。その銀行は海外送金はやりやすいことも特に日本国内では強みになってましたので驚きました。メディアにはこういうしょうもない規制こそ叩いて欲しいものですがいかがでしょうか?
http://ameblo.jp/yubatak/
3. Re:すごいですね。
>emiko777さん
はい・・・来年あたり、メディアが海外不動産に対して牙をむきそうな気がして。別に逃げはしませんけど前もって対策は必要かなと。
http://ameblo.jp/manachan2150/
4. Re:無題
>gondarさん
本当に、海外送金やりにくくなりましたよねえ。政府が国民のお金を外に出したがらないのは、日本だけでなく世界的な趨勢なので、メディアが騒いでも解決は難しいですね。
http://ameblo.jp/manachan2150/