がんばる茨城空港

こんばんは、Manachanです。

私、講演などで、日本全国の地方都市に行く機会が多いのですが、最近は新興航空会社ブームなのか、すでにお馴染みになった「スカイマーク」、「エアドゥ」、「スターフライヤー」のほか、「ソラシドエア」、「フジドリームエア」、「天草エアライン」など、聞き慣れない名前をよく耳にします。

その行き先も意外で、「鹿児島空港から静岡富士山空港行き」が出てたり、「北海道の新千歳空港から茨城空港行き」が出ていたりと…十分な需要あるのかどうか知りませんが、目的地の多様化も進んでいるようですね。

そんななか、散々無駄空港呼ばわりされ、2009年に非難轟々のなか開港した「茨城空港」が、利用者数の上で「意外な健闘」を見せています。グラフをみれば、一目瞭然!

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羽田、成田に続く、関東の第三空港として開港した茨城空港、最初から、不利な条件をいくつも背負っていました。

日本の国内空路は、「各地方と東京を結ぶ」という位置づけが強いですが、茨城の場合、東京から近すぎて、当然、羽田便は成り立たない。

したがって、首都圏以外の日本や、海外と結ぶ空路を開拓しなくてはなりませんが、すでに関東には、国内線のハブ「羽田」と国際線のハブ「成田」があって、それらと目と鼻の先にある茨城に空港つくる意味あるの?・・・そんな素朴な疑問が、不景気のなか「無駄空港」の大合唱になり、避難・冷笑轟々のなかで開港したのです。

茨空の開港当初は、散々でした。最初は国内線が一つも就航しておらず、ソウルに行くアシアナ便しかありませんでした。年間の利用旅客数も、建設前の目論見80万人を大きく下回り、20万人からスタートしたのです。

しかしその後、スカイマークが神戸、新千歳便を就航させたり、中国の春秋航空が超格安の茨城~上海便を就航させたり、東京駅と茨空を結ぶ、500円の直通バスが運行したり…そして様々な企業努力もあり、

今では年間利用客が開港当時の倍、40万人台に達し、神戸便、新千歳便の搭乗率も高い水準をキープし、この空港は、徐々に自信を深めてきています。

茨空の関係者は、「今度は福岡便や沖縄便を就航させたい」と鼻息荒いようです。そうしたドル箱路線が就航すれば、「土建屋の過大見積」と批判された、開港前の「利用客80万人」に達するのも、現実味を帯びてきました。

いまどきの日本に珍しい、「公共事業の上方修正」といえますね。

茨空から、福岡や沖縄へ飛ぶ便が就航して、もう少し便数が増えたら、

人口145万人を擁する千葉県東葛地区(柏、松戸など)をターゲットに集客すべき

だと思います。この地区からは、ざっくり言って、羽田、成田、茨城の3空港がほぼ等距離。特に常磐高速の近くに住んでいる人にとって、各空港への時間距離は茨城が一番短くなります。

しかも、茨空の駐車場が何日停めても無料ですので、ファミリー連れで北海道や沖縄に行くのに、まずマイカーで茨空へ、そこから一気に目的地に飛ぶ・・・という新しい旅行スタイルが可能になります。

羽田は便利だけど、駐車場が高い。成田は近いけど、国内線の便数が限られる…いまいち、しっくりいかない利用客が多いところに、茨空が食い込んでいく余地は、十分あると思います。

「松戸、柏~茨空の直通シャトルバス」を500円くらいで走らせると、面白い展開があるかも・・・

東葛地区はいまどきの日本に珍しく、人口が増え続けていますので、ここの地域住民のニーズに応えられる空港になれれば、長期にわたる、安定した空港運営が図れるのかもしれませんね。

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