ここは関東?東北?

こんばんは。Manachanです。

いつもは仕事詰めの私ですが、日曜日だけは、家族サービス日。今回は妻と子供たちを連れて、群馬・栃木方面を日帰りドライブ旅行に行ってきました。「わたらせ渓谷鉄道」のトロッコ電車に乗ったり、鉄道スタンプラリーをやったりと、盛りだくさんな一日。

朝6時前出発、350kmのドライブ、帰りの関越道が渋滞したこともあり、ドライバーの私はやや疲れ気味ですが、それでも、今年4月に実施した、走行距離600km超「福島お花見&ウルトラマン日帰りツアー」に比べれば、全然、楽勝ですね。

ドライブの途中、群馬県伊勢崎市内を走行中、8歳の娘が、こんなことを言いました。

パパ、ここは、茨城なの?

沿道には、ロードサイド系の大型店舗(ラーメン、パチンコ、ヤマダ電機)、田んぼ、畑・・・いかにも超クルマ社会、ザ・北関東な風景が広がっていましたが、

その点は、群馬も栃木も茨城も、ほとんど変わりませんね・・・私の実家が柏にある関係で、我が家は茨城県内をドライブすることが多く、娘の目には「北関東=茨城な風景」に見えたのでしょう。



北関東な風景は、「白河の関」や「勿来の関」を北に超えて、東北地方に分類される「福島県」に入っても、そう大差はありません。

福島県は広大な面積を持ち、東から「浜通り」(いわき市、南相馬市など)、「中通り」(郡山市、福島市など)、「会津」(会津若松市、喜多方市など)の、3地域に分かれます。

「八重の桜」の舞台となった「会津」は、他のどの地域とも違う、独特の雰囲気がありますが、同県の主要都市部である「中通り」と「浜通り」に関しては、私の主観ですが、北関東、特に栃木県と茨城県に、実によく似ています。言い換えれば、

福島県は、あまり「東北」という感じがしない。
むしろ、「東北と関東のハイブリッド」・・・というイメージ。

福島(中通り&浜通り)と、栃木・茨城の共通点を挙げると、本当にキリがありません。

まず、方言が近い・・・たとえば、栃木の宇都宮駅と福島駅は、160km以上離れていますが、駅の飲食店で働くお兄さん、お姉さんたちの言葉は、ほぼ同じに聞こえます(棒読み&尻上がり、いわゆる「無アクセント方言」)。

福島市の若者は、高速バスに乗って仙台に遊びに行くことが多いそうですが、方言でいえば、仙台より栃木(宇都宮)の方がずっと、福島市の言葉に近い印象があります。太平洋岸に行くと、福島県浜通り「いわき市」の言葉は、茨城県「水戸」の言葉に激しく似ています。

あとは、ロードサイドの感じが近い。特に、福島県民御用達のスーパー「ヨークベニマル」が、栃木や茨城にもたくさんあります。

【関東~東北の境目で、ベニマルの存在感は果てしなく大きい】

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40代以上の関東人なら皆知ってる、栃木県の「小山ゆうえんち」(2005年閉園)の跡地には、「ヨークベニマル」が鎮座し、福島チックな風景になっています。

あと、羅布乃瑠 沙羅英慕(ロブノオルサラエボ)など、栃木と福島を中心に展開している飲食チェーンもあります。今後、福島のリオンドールが栃木・茨城に進出したら、福島県と北関東のロードサイドの風景は、ますます区別つかなくなりそう。

あと、福島県から東京への時間距離の近さも大きいですね。特に、東北新幹線の通る「中通り」・・・郡山駅から「やまびこ」乗って、東京駅まで1時間20分、大宮駅まで55分!首都圏までこの近さなら、「東北地方」という感じもしないでしょう。

浜通りに行くと、新幹線が通っていないので東京からの時間距離は多少遠くなりますが、いわき市の沿岸部は、気候が温暖で、ほとんど関東沿岸部と同じ(冬は水戸より暖かい!)。寒い東北のイメージは全くありません。



東北出身・在住の方には、ずいぶん失礼な話になりますが、北関東では、「栃木と茨城、どっちが東北?」みたいなことが、時々話題になります。

一言でいうと、東北という言葉から連想される、朴訥、訛り、田舎、田んぼ、寒さ・・・という(ネガティブな)イメージに、栃木、茨城のどちらが近いか?という趣旨ですが、

この問いから、連想される「東北」が、せいぜい福島県あたりを指すのであれば、上の比較にあまり意味はないと思います。

福島(特に中通りと浜通り)は、客観的にみて、栃木・茨城に余りにも似すぎているから・・・

「白河の関、勿来の関から北は、東北・みちのく」という、古からの地域区分が、すでに意味ない位、北関東と南東北は、国道4号や6号を通じて、お互いに行き来も盛ん。

首都圏から北上すると、「ここから先は、みちのく」みたいな分かりやすい標識があるわけじゃないし、福島市や郡山市の冬が宇都宮市と比べて、激烈に寒いわけでもないし、

むしろ、東北道の栃木・福島の県境付近では、福島県側(白河市、西郷村)の方が都会っぽく開けているし、常磐道の茨城・福島県境付近でも、福島県側(いわき市)が、少なくとも北茨城よりは開けているので、みちのく路に入った、という感じは全くしません。むしろ、「北関東の延長部分」という感覚に近い。

【白河の関・・・ここから南も北も、同じような世界が広がる】

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どちらが東北か?関東か?・・・というよりも
「北関東(栃木、茨城)と南東北(福島)、連続した一つの世界」が存在するというのが、現実に近いのではないでしょうか?

青森や岩手、秋田あたりから、進学、就職で福島に移り住んだなら、この地に「関東チックな雰囲気」を感じるのではないでしょうか?

ま、関東といっても、東京・首都圏の雰囲気はなく、あくまで、北関東っぽいという意味ですけどね・・・

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コメント

  1. とべ より:

    1. 無題
    んでも、ふぐすまは、やっぱ、とうほぐだばい。(by 地元民)
    http://ameblo.jp/que51/

  2. manachan より:

    2. Re:無題
    >とべさん

    関東っぽいけど、やっぱり東北・・っていうところでしょうね。
    http://ameblo.jp/manachan2150/

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