おはようございます。Manachanです。
いま、マニラの格安ビジネスホテルに泊まっています。ここはフィリピン最大のビジネス街マカティ(Makati)の街はずれ、Creeksideというショボい商業施設(雑居ビル)内にあり、灰色の外壁は古くくすみ、夜行くとマッサージ嬢がウロウロ・・・お世辞にも高級とはいえない宿泊施設ですが、
・高速道路の出入り口がすぐそばで、空港へ行くのに渋滞に巻き込まれない。
・WiFiが無料で、しかも速い。
・ホテルの高いマニラでは珍しく、個室で一泊3000円台で済む
・超高級ショッピングセンターGreenbeltまで、徒歩10分以内で着ける。
といった、実用的理由で、ここに泊まっています。アジア太平洋大家の会の視察ツアーには、このホテル、もちろん使いませんけど(やっぱ無難な高級ホテルにします…)、俺一人ならいいかなと・・・
昨日、今日と、マニラの中堅不動産デベロッパーで、プラスチック工場なども経営し、社員数1300名の会社を一代でつくりあげた、中国系フィリピン人の豪傑女社長に時間をつくっていただき、ずっと商談していました。
日本では、まず会えないような、大社長にも気軽に会えるのは、新興国の良さですね。
その女社長は、全身、エネルギーの塊みたいな人物で、強烈な創業者オーラを放っていました。日本でいえば「大阪のおばちゃん」みたいなキャラ。とにかく決断が早くて、自分一人で、ビシバシと物事を決めてしまう(一緒に仕事しやすいですね♬)
彼女は、歯にせぬ人物で、私が3000円の安ホテルに泊まっていることを知ると、「あんた、今度はもっとマシなところに泊まんなさいよ!」みたいなことを言う。
まあ、確かにそうですね。街で最高のホテルに泊り続ければ、調度品とか、サービスに対する感性も磨かれるし、上流な方々とも知り合えるし…私も良い歳した大人なので、その価値は、何となくわかる。
でも現時点では、高級ホテルステイに、余り情熱を感じないんですよね。バックパッカー上がりゆえ、自分ひとりなら安宿で十分、しょんべん臭いボロ宿でも、それなりに快適に過ごせてしまう体質なので・・・
フィリピンは、日本に比べれば、物価がずっと安いですが、ライフスタイルによっては、日本以上にお金がかかることもあります。
駐在員仕様の高級コンドミニアムに住み、メイドと運転手を雇い、子供をインターナショナルスクールに行かせ、毎回、Greenbeltで食事したり、日本人の握る寿司食ったりしていれば、日本で普通に暮らすよりも、確実に出費がかさむでしょう。
フィリピンの平均的な労働者の賃金は、マニラの場合1万~1万5千ペソ(3万円くらい)といわれています。その人たちが、実際にマニラで家族養って暮らしているわけなので、彼らと同じような暮らしをすれば、月3万円とはいかなくても、5万円くらいで暮らすことは、理論的には可能。
でも、私の見聞した限り、マニラで月5万円で暮らすのは、平均的な日本人には、ほぼ無理です。
一般的な日本人の感覚で、「ゲッ」となるような衛生状態、住環境を避けたり、安いフィリピンめしを避けて、時々日本料理に走ってしまうと、月5万円では到底暮らせないでしょう。これはマニラだけでなく、東南アジアのどの大都市にも言えると思います。
フィリピンの一般労働者の賃金は、1万~1万5千ペソ台といわれますが、日本人の現地採用なら、給料の相場が月6万ペソ(13~14万円)に跳ね上がります。これも、「普通、日本人は月5万円で暮らせない」ことの証左でしょう。ま、マニラで月6万ペソ貰っても、狭めのマンションに住んだり、公共交通機関に乗って通勤したりと、決して優雅な生活ではありません。
でも私は、平均的な日本人の感覚ではないし、バックパッカーあがりなので、マニラやバンコク、ホーチミンなどで月5万の生活、意外にできてしまうかもしれない。
それには、小汚いエリアで、独房に毛のはえたような狭い個室(あるいはドミトリー)に住み、フィリピンの庶民が、日々食っている、28ペソのチキンライスなどを普段は食い、時々奮発して、韓国料理店で150ペソくらいのチゲを食って幸福感にひたる、WiFiフリーの喫茶店にPC持ち込んで長時間粘る…みたいな生活が前提になりますが、
「人と会わない」前提なら、なんとなく、月5万円の生活、できてしまうような気がする。
「そんなことやって、一体、何が楽しいの?」と言われてしまいそうだけど・・・別に、苦にもなりませんので。
【マニラの庶民的なショッピングセンター、ここで飲み食いすれば、月5万円で暮らせる】
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1. 憧れますが・・・。
こんにちは。
途上国で月5万円以内での暮らしって、憧れがありますが、やはり怖いです(涙)
勇気を出してチャレンジしてみたいですが、いきなりだと無理そうなので、少しづつ慣れた方が良いでしょうね。
http://ameblo.jp/holls/
2. 東南アジア激安行脚
おはようございます、私は8月1日から8月13日まで山崎さんと、タイ→カンボジア→ベトナム行脚しています。
初日はバンコクカオサン通りのゲストハウスに泊まりました。1泊120バーツ(400円)、トイレ、シャワーは共同で、ベッドのバネは故障中、シーツは他人の使用済みにおいつき?、入口付近には、入れ墨いれた白人男性たちが談笑していました。シャワールームは、映画007の主人公の気分になり、敵にノゾカレないか心配でしたね?、いやはや、ワイルドだぜー?
http://ameblo.jp/dainantoshi/
3. 計画しています
私も1度は経験したいと思い、今冬に計画しています。でも実際は10万位かけてしまうかもしれません。5万生活もできないことはないのですね(^_^)
http://ameblo.jp/kaigai002/
4. 海外月5万生活ブーム?
みなさん、メッセージありがとうございます。
山崎さんの「月5万円・・・」出版以来、海外低コストライフが、今後ブームになったりして。
私の学生時代は、「金なくて、仕方なく・・・」、海外で安宿、安メシ、公共交通機関の生活してましたけど、今はファッション感覚なのかも。
楽しく、海外月5万円生活するには、「安い現地めしがうまいかどうか?」が、大事ですね。
その点、フィリピンは、結構厳しいかもしれない(安いフィリピンめしは、しょっぱい、味が単調、野菜全然とれない・・・)。
その点、タイやカンボジアは、安いめしでもうまいので、かなり楽しめます。
http://ameblo.jp/manachan2150/
5. Re:東南アジア激安行脚
金谷隆儀さん
>1泊120バーツ(400円)、トイレ、シャワーは共同で、ベッドのバネは故障中、シーツは他人の使用済みにおいつき?、入口付近には、入れ墨いれた白人男性たちが談笑
いかにも400円安宿ですねえ・・・懐かしい。宿泊客にも、いろんな奴がいますよね。
人生捨てた日本人男 とか・・・
シャブ中で、口から透明な糸のような嘔吐物を出してる白人男 とか・・・
http://ameblo.jp/manachan2150/