柏市人口、過去最高を更新

おはようございます。Manachanです。

あと2時間半で、私はイスタンブールへの旅路につきますが、その前に、思い切りジャパン・ローカルな話題を・・・

私の地元・千葉県柏市で、ついに、定住人口が過去最高を更新しました。

2013年(平成25年)6月1日時点の定住人口 405,902人

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グラフをみると分かりやすいですが・・・柏市は2011年前の東日本大震災・福島原発事故の後、関東で最悪の「放射能風評被害」を受けた都市のひとつで、その影響で、2011年8月から、翌年4月にかけて、約1500人の人口減少を経験しました

その後、市の人口は徐々に回復し、2013年6月までに、約1700人増加して、ついに、過去最高を更新したわけです。

この間に経験した、人口の減少や増加は、いずれも「社会増減」(柏市への転入or柏市からの転出)によってもたらされました。

グラフの月表示がひっくり返って、やや見にくくて恐縮ですが、柏市の人口トレンドは、元来、転入が転出を若干上回る「微増」で推移してきました。それが、震災の影響で、

2011年8月~2012年4月 減少期
2012年4月~2013年4月 横ばい期
2013年4月~現在      増加期

と推移してきて、今日に至るわけです。

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次に、柏市の近隣、「放射能風評被害」という意味では、多かれ少なかれ影響を受けた東葛地方6市の人口推移を調べてみました。

地域全体をみると、確かに震災の影響が、マイナスの方向に作用しています。より詳しくみると、

流山市と柏市   ⇒ 増加基調
松戸市と我孫子市 ⇒ 減少基調
野田市と鎌ヶ谷市 ⇒ 横ばい
地域全体 ⇒ 横ばい

というトレンドが定着してきたように思います。

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注)野田市と流山市については、各年5月1日の定住人口データがすぐ見つからなかったので、平成25年以外は、4月1日のデータで代用しました。
注)柏市は、平成22年10月に、国勢調査の調整で3,676名増えていますが、今回はその影響を除いて計算しました。

やはり流山市強いですね。市のイメージ戦略やトップセールスが得意な井崎市長のリーダーシップ、行政施策の進捗度を見える化する「いざメーター」など・・・小さいけど地味に光る街ですね。

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そして柏市が今回、人口増加に復調してきたことにより、流山市と柏市が、他地域から新住民を呼び込み、東葛全体の人口を牽引する構図が、再度、定着してきたようにみえます。

一方で、松戸市と我孫子市の元気なさが気がかりです。最近、私が松戸市に一棟アパート建てて、5名ほど他市から転入してきたのですが、ま、市全体からみれば微々たるものですので・・・。

住民に「選ばれる市」と「選ばれない市」が二極化するなかで、東葛地方の各市が、良い意味で競争・切磋琢磨して、地域の魅力を高められるようにしたいものです。

次回の日記は、トルコ・イスタンブールからの更新になります。お楽しみに。

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