おはようございます、Manachanです。
いま、ミャンマー滞在、最後の一日が始まろうとしています。あいにくヤンゴンは大雨で、出歩けません。おとなしく、ホテルでブログ更新しますね。
昨日は、朝から晩まで、ヤンゴン各地の不動産物件、土地を視察して、この国の大きな可能性、ポテンシャルを体感しました。
いまミャンマーは、中国の1990年代と同様、経済改革・開放の初期にあります。うまく波に乗れたミャンマー人の事業家や金持ちは極めて羽振りが良く、街には高級車があふれています。
ミャンマーは本来、極めて豊かな国なのだと思います。実際、19世紀以降、英仏に植民地支配された東南アジア各国のうち、ミャンマーの富裕度は群を抜いていたそうです。
ただ、この国は、交通の要衝でありすぎました。インドと中国に挟まれ、外洋に面した地理的位置、かつ人材、地下資源とも豊富となれば、欧米列強や周囲の大国が欲しがらないわけはありません。
かくして、19世紀以降のミャンマーは、植民地支配を受け、独立後も米ソ冷戦に巻き込まれ、軍事独裁、経済封鎖など、不幸に不幸が重なり、本来、この国の持つポテンシャルを発揮できないまま、今日に至っています。
もしミャンマーが、資本主義を採用して、順調な発展を遂げていたならば、少なくともマレーシア程度の中進国にはなっていたことでしょう。しかも、人口がマレーシアの2倍以上ありますから、ASEAN域内でもリーダー格の経済大国になっていたはずです。
そんなミャンマーがいま、民主化・改革開放の波に乗りつつあり、その巨大なポテンシャルの片鱗を見せはじめました。
・まだ融資システムもできてないのに、ヤンゴンの街中には数千万円の高級車があふれています。
・ヤンゴン都心部の地価は、平米単価3万ドルと、東京都心並み、現地物価からはありえない水準に達しているのに、まだ「ミャンマー人の金持ち」が現金買いしています。
「いったい、この国の金持ちは、どこまで途方もない富を持っているのだ!」と驚くほどです。これは、ミャンマーの持つ、大きなポテンシャルの片鱗が、氷山の一角として、顕れはじめただけだと思います。
まだ、この国には、外資が本格的に入ってきているわけでもありません。だいいち、外国人の権益を守るシステムが、まだできていないのですから・・・それに、国民の大多数は、貧困のうちに暮らしています。
いまだに、ここは東南アジア最貧国。社会主義・鎖国の時代が長く続いたため、消費財のマーケット自体が、現時点では、ほとんど存在しません。ケーブルTV、化粧品、美容室、ラーメン屋・・・この国で何をはじめても、トップになれそうな予感。
それなのに・・・ミャンマー人の金持ちのタンス預金から、金を引き出しただけで、地価が東京並みになる。高級車があふれる。何なんだこの国は!
ちょっとまともに、資本主義、市場主義をやれば、一体、この国はどこまで伸びるのだろう?そんな「大化けの予感」こそが、いま日本人のビジネスマンを魅了しているのだと思います。
そして、ミャンマー人は、日本人と親和性が高いと思います。
国民の多くが仏教徒で穏やか、控えめな感じ。東南アジアのどこよりも、生真面目な性格で日本人的。上手にやれば、日本式社員教育も浸透できそう・・・。
そして、ミャンマー側も、日本人、日本企業の進出を、心待ちにしているようです。自分の国のレベルアップのため、日本人の力、ノウハウを借りたいと・・・
そんなミャンマーで、不動産投資をやるとすれば、
借地+日本人向け賃貸ビジネス
かと思いました・・・上に述べたように、ヤンゴンの地価は非常に高騰しており、その土地を買って上物を建てても、採算を取るのは難しい。郊外、田舎の土地ならともかく・・・
他方、建築コストは安く、日本の数分の1で済むほか、当地に進出してくる日本企業・駐在員用のオフィス・住居とも、供給が不足しており、現況ではかなりの高額賃料(月10~50万)で貸すことができるようです。
そもそも、現時点では外国人名義の土地・建物の所有は一切認められていませんので、不動産を所有するよりは、信頼できるミャンマー人とパートナーシップは組んで、効率よく日本人相手の商売をしたほうが良いですし、
また、この国はファイナンスの仕組みが未整備ですから、日本人投資家からお金を集めて、利益を出して、還元するのが一番の早道かと思いました。
以上を考えると、「土地は地主から借りて」、「安い建築コストで上物を建て」、「日本人に高く貸す」、「賃貸収益を投資家に還元する」のが、一番、今のヤンゴンに適合する投資モデルだと考えます。
今後、詳細を詰めていきたいと思います。
Always「一丁目の夕日」~ミャンマーでは、全てがこれから始まる
今日の日記、「良かった!」と思った方は、応援の「ぽち」を、よろしく。
↓
1. おじゃまします
ミャンマーが
意外とすごかったなんて
知りませんでした…
一部のお金持ちが
凄すぎることとか・・・
ミャンマーの今後の発展が
気になってきそうです^^
http://ameblo.jp/home-sales/
2. Re:おじゃまします
日本マウントスタッフさん
>ミャンマーが
意外とすごかったなんて
知りませんでした…
いま、ミャンマーには、世界中のビジネスが、入ってきつつあります。
人口6000万超え。金も石油もとれて、インドと中国の間にあって、英語も結構できて、巨大貿易港つくればシンガポールの息の根を止めかねない、交通路の要衝にある国が、いま、「明治維新」を迎えつつあるわけですから・・・
ものすごくエキサイティングです。目が離せません。
http://ameblo.jp/manachan2150/