おはようございます。Manachanです。
昨日、子供たちを連れて、神宮外苑に行ってきました(GWは、東京を一歩も出ずに、まったり過ごします)。
神宮外苑は、皆さんもご存知のように、「国立競技場」、「東京体育館」、「国立霞ヶ丘陸上競技場」、「神宮第一、第二球場」、「秩父宮ラグビー場」など、日本を代表するスポーツ施設が集積しているところでして、
東京も立候補している、「2020年夏季オリンピック」のメインスタジアムも、ここ国立競技場が想定されています。
東京を含め、世界中の都市が、オリンピック招致に熱を上げるのは、それなりに理由あってのことだと思います。
都市を宣伝するのに、オリンピックほど、効果のあるイベントは、他にないでしょう。強いていえば、サッカー・ワールドカップ位か。
TVメディアはもちろん、世界中の人々が、ブログ、Facebook、Twitterなどを通じて、開催都市の様子を、自発的に、宣伝してくれるわけですから。
日本人もそうですが、世界中の大多数の人々は、外国のことを、あまりよく知りません。一部の人はよく知ってても、ほとんどの人は、漠然とした知識しかない。
同じ日本の国でも、たとえば関西地方の人が、東北地方や北関東のことをどれだけ知っているかというと???・・・海の向こうなら、なおさら。
日本の東京といえば、世界に名だたる大都会ではありますが、世界中を見渡すと(特に東・東南アジア以外では)、実は驚くほど、知られてなかったりします。2002年の日韓ワールドカップで、初めて、東北アジアの国がどんな様子なのかを知った人も、何億人単位でいることでしょう。
ですので、何だかんだ言って、馬鹿にはできません。
東京オリンピック招致の可能性が、どれ位あるのか、私には分かりませんが、
もし、それが実現したとしたら、東京のなかで、今後脚光を浴びるエリアは、メインスタジアムのある、山の手方面なのでしょうね。豊洲、お台場など、ベイエリアではなさそう・・・。
あと、もう一つ、東京都心から成田空港と羽田空港に向かう沿線は、アクセスが改善し、開発が加速すると思います。
もし、東京招致が実現するとして(いや、実現しなくても・・・)、成田から東京都心へのアクセスの悪さは、大いに問題視されることでしょう。
東京圏の航空戦略の方向性が、私にはよく分かりません。羽田を国際ハブにするでもなく、成田をLCCハブにするでもなく・・・どっちつかずで、もどかしいですが、
一つ確実にいえることは、2020年の時点でも、国際線の大部分は、成田を発着するだろうということ。
そうなると、成田~都心間アクセスは、アジア近隣諸国の首都と比べて余りにみっともないから、何とかしようぜ・・・という機運が起こってくると思います。
その切り札(?)になるのが、「成田~都心~羽田」の高速直通鉄道。具体的には、スカイツリーのある「押上」から、「東京駅」(丸の内仲通りの地下)を経由して、「泉岳寺」、「品川」へ至る、全長11kmの「空港短絡線」の建設でしょう。
拙著「墨田区最強伝説」でも書きましたが、この短絡線が実現すれば、成田空港~東京駅が直通37分(日暮里じゃなくて、東京駅ですよ!)、羽田に至っては、東京駅と22分直通できる(浜松町じゃなくて、東京駅だよ!)ことになり、
香港あたりと比べても、一応、遜色ない空港アクセスが実現します(注.距離が長い分、タクシー代高い、という問題は残ります・・・みんな鉄道使って、オカネ節約しようね)。
短絡線ができると、どうなるか?
その効果は、墨田区をカッコ良くするだけじゃありません。押上以東の、京成・成田アクセス沿線が、まるまる、恩恵を受けるのです。たとえば、
東松戸駅~東京駅 直通22分 (現状、日本橋へ最短28分)
新鎌ヶ谷駅~東京駅 直通26分 (現状、日本橋へ最短32分)
千葉ニュータウン中央駅~東京駅 直通33分 (現状、日本橋へ最短39分)
特に「東松戸」からの場合、アクセス特急(実質は快速)に乗れば、停車駅は高砂、青砥、押上、その次がなんと東京駅。しかも、八重洲側じゃなくて、世界中のブランドショップが並び、Dean&Delucaで、ニューヨーク風パストラミ・サンドイッチが食えて、クリスマス・イルミネーションが東京で一番おしゃれな「丸の内仲通り」の真下に、22分で着けるようになるのです。
【ここまで、22分で直通できるとは・・・】
私は、東松戸駅、徒歩1分の場所に、土地から仕込んで一棟アパート建てましたが(リンク)、もし、短絡線が実現するんなら、東松戸で、もっと現金化しやすい土地仕入れて、地上げでもしたいっす・・・。
以上、「取らぬ狸の皮算用」になりますが、東京オリンピック、招致できても、できなくても、短絡線は首都圏在住の皆のためになる投資なんだから、早くつくってね・・・というのが、私の正直な気持ちです。
今日の日記、「良かった!」と思った方は、応援の「ぽち」を、よろしく。
↓