こんばんは、Manachanです。
今日は、つい先ほどまで、フィリピン・セブ島から来日した、不動産デベロッパーの皆様と、東京・汐留のホテルで、上空100メートルの高さから街を見下ろす、素敵なディナーを楽しんでました。しかも、
全員分のメシをごっつぉ♪
になってしまいました。さすが21世紀アジアの昇り竜・フィリピン、経済力ありますね~。
ま、いまフィリピンペソ強いからなあ。去年の9月頃は、「1ペソ=1.8円」くらいだったのに、今や「2.4円」に迫る勢い。わずか半年で、円に対して30%価値アップ!
【ペソ強すぎ!】
同じ東南アジアの国、タイの通貨「バーツ」も、似たような動きをしており、昨年9月の「1バーツ=2.5円」前後だったのが、いまや「3.3円」に迫る水準に。こちらも、対円で約30%の価値アップ!
私は、タイ・バーツとフィリピン・ペソの現金を、手元に、結構たくさん持っています。次回、フィリピンやタイに行く時に、現地でそのまま使う予定なのですが、日本で寝かしているだけで、「10万円」がいつの間に「13万円」になってしまう。為替は面白いですね。
【左から人民元、バーツ、ペソ】
タイ・バーツとフィリピン・ペソといえば、今から20数年前、大学1~2年生当時の海外旅行(放浪の旅)で、ずいぶんお世話になった通貨でもあります。1989年当時の為替レートは、
1バーツ=5.5円
1ペソ=6.2円
くらいだったと記憶しています。
当時、タイとフィリピンの経済力の差は、歴然としていました。もう断然、タイの方が上。フィリピンに比べて消費物資がはるかに豊富で、街も明るく、活気に満ちていました。
また、政治的な安定度も、断然、タイの方が上。もとい、比較する方が間違いかも・・・当時のフィリピンは、2~3年毎にクーデターが起きるような国でした。
私が滞在していた1989年12月にも、ホナサン大佐によるクーデターが起こって、マニラ市街地でも銃撃戦が発生しました。暴動が鎮圧されるまで、私はマニラで2週間も足止めを食らったのです。こんな状態では、経済発展など望むべくもなく・・・
タイの各地に、工業団地ができるのとは対照的に、フィリピンからは、進出した企業がどんどん撤退し、失業者が溢れ、「アジアの病人」と呼ばれていました。
しかし、アジアの病人であっても、当時の1ペソは1バーツより高かったので、物価もフィリピンの方が、高く感じられました。ざっくりした感じでいうと、
「当時のタイは物資が豊富で、良いモノが安い」
「当時のフィリピンは物資が乏しく、良いモノが少なく、しょーもないモノが結構高い」
という感じでした。消費生活なら、断然、タイの方が楽しめましたね。
あれから20年・・・
タイもフィリピンも、伸び行くアジアのなかにあって、経済は長足の進歩を遂げました。今のレートは、
1バーツ=3.3円
1ペソ=2.4円
と、いつの間にか、バーツがペソを逆転しましたが、そのおかげか、
・今では、フィリピンとタイの物価が、ほぼ同じ位に感じる。
・タイと同様、フィリピンでも消費物資が豊富になり、都市部では物不足感が消えた。
現時点では、まだタイの方が経済発展度や、都市部のインフラ整備状況では勝っており、フィリピン側にしてみれば、「頑張って、タイに追いつけ、追い越せ~!」なんでしょうが、
両国の経済格差は、確実に狭まったと感じます。
もう、フィリピンを「アジアの病人」と呼ぶ人はいない。いろいろと、深刻な社会問題を抱えてはいますが(それはタイも同様・・・)、いまフィリピンの街を歩いても、「暗さ」や「閉塞感」は、微塵も感じられない。
それどころか、タイにはない、「アジアで抜群の英語力」、「英語力を武器に、移住先の欧米諸国で手にした富とビジネスノウハウ」という強力な武器を手にしているフィリピン、これからますます、活気づくと思います。
この辺の話、もっと詳しく聞きたい、深く学びたい方は、明日木曜日、柏へGO!
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【日時】2013年3月21日(木) 18:00~21:00
【会場】ブレインズ(BRAINZ)102会議室
千葉県柏市柏4-7-3 メゾン・ドゥ・シェーネ (柏駅東口 徒歩3分)
柏駅から会場までの行き方→地図
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18:00~19;15 三歩目セミナー「通貨のお話」
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