PM2.5報道に望むこと

おはようございます。Manachanです。

ついこないだ、2013年の新年が明けたと思ったら、もう3月なんですね。

もうすぐ、あの「3・11東日本大震災」の2周年がやってきます。

関東住みの私としては、「3・11」は、我が一生でトップ10に入る位、大きな出来事でした。

東北~関東にかけての太平洋岸に住む人たちにとっては、震災・津波の生々しい傷痕ととともに、一生、忘れ得ない記憶でしょうし、

首都圏など、震災の直接被害を余り受けなかった地域の人にとっては、福島原発事故&放射能騒ぎの印象が、たぶん強いでしょうね。

福島県を中心に、東日本全域を覆った放射能騒ぎは、すでに下火になっていますが、あれは、現代日本社会の、みっともない面が出た出来事として、私は一生、忘れないでおこうと思います。

もちろん、事の発端は、震災が直接の引き金を引いた「原発事故」と「放射能漏れ」でした。

あの出来事で、政府・経産省・電力業界の政官財複合体が長年維持してきた「原発安全神話」が瓦解し、原子力科学者に対する、世間の信頼が一気に失墜した。その空白を縫うように、

・放射能騒ぎに便乗して、名を売ろうとする自称・学者 (曲学阿世の徒)
・放射能騒ぎに便乗して、部数を伸ばそうとする商業主義マスコミ (マスゴミ)
・放射能騒ぎに便乗して、勢力を伸ばそうとする左翼系政治勢力や環境系国際組織

みたいな連中が、新聞、週刊誌、Twitterなどネットメディアを使って、意図的に危機・不安を煽る。デマを拡散する。そういう言論は、

・安全と健康はタダで手に入ると思い込んでいる現代人
・過度な健康至上主義、リスクゼロ志向を持つ、子育て中の親たち。

と非常に相性が良く、非科学的、情緒的な「放射能コワイコワイ言説」が、「政府・東電許せん」の気分とともに、一気に広まり、

その結果、福島県を中心とする、東日本の各地が「放射能汚染地」として名指しされ、甚大な風評被害を受けた。

私の生まれ故郷、千葉県東葛地域だって、週刊誌やネットで散々disられて(悪く書かれて)、私は、ものすごく無念で悔しい思いをしてきたのです。

【私は一生忘れない!薄汚い、放射能便乗商売と】

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【あることないこと、散々煽った商業マスコミと】

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【自称・ジャーナリストの醜態を・・・】

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「3・11」以降、福島の農業・食品流通関係者たちは、大変な努力をして、残留放射能を測り、公表し、下げる努力を続けてきた。実際、あれだけの大規模原子力災害が起こった割には、内部被曝レベルは、原発至近エリアの人でさえ非常に低く、健康影響が出るようなレベルではない(放射線と発がん、日本が知るべき国連の結論)。

しかし残念ながら、客観的数値や科学的知見はともかく、世の中に薄く広がった「何となく、危ないイメージ」がまだ払拭されない以上、福島県の農漁業が、震災前の水準に戻ることはないでしょう。

その意味で、危機を過大に煽って、特定地域の経済や社会的評価を滅茶苦茶に毀損した人々の罪は重大。日本社会が彼らに適切な「社会的責任」を取らせるまで、私はブロガーとして、情報発信を続けていきます。


ところで、いま世間の関心は、放射能よりも「中国発・越境汚染」といえる「PM2.5」に移りつつあるわけですが、

言論の構図としては、放射能騒ぎとソックリですね。

・危機を煽って、部数を伸ばしたいマスコミの商業主義
・中国・韓国に対する国民的反感を煽りたい政治勢力
・健康至上主義で、極端にリスクを恐れる現代人
・「PM2.5ショック」を商売に結びつけたい、各種メーカーや販売代理店

その4つが結びついて、2011年の放射能騒ぎとソックリな「危険煽り」と、「中国忌避」の論調・・・

違いがあるとすれば、原発事故の時は主に「左派」が騒いだけど、今度は中国・韓国が絡むので「右派」の方が騒ぐ。

そして、PM2.5自体は、過去の日本がすでに経験し、克服してきたものなので、「売名目的の自称・学者」がしゃしゃり出る余地が少ないこと・・・くらいかな。

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私は、新興国の大気汚染地で暮らした経験も長いので、いま日本に住む人が、中国・華北各都市のせいぜい10~20%程度に過ぎない、PM2.5の健康被害を危惧する潔癖感覚が、正直、理解できないし、

仮に気になったとしても、リスクとなる物質が「大気中の微小粒子」である以上、対策は限定される。セシウムやヨウ素と違って、室内退避しても意味ないし、ガイガー持って近所でホットスポット探す意味もない。

せいぜい、高機能マスク買うか、空気清浄機つけるか、汚染度の少ない日に外出する・・・位の対策しか取りようがない。

私は、そんなこと気に病むつもりはないし、ましてや、中国や韓国、西日本の一部地域が、汚染地としてdisられるのを見たくはない。

それより、誰が何の目的で、危険を煽
るのか?
・・・それを見極めて、情報発信することに注力したい。

最後に、放射能やPM2.5といった環境問題は、科学者・専門家有志による、信頼のおけるタイムリーなリスク情報発信が不可欠だと思います。

たとえばの話・・・”risk.co.jp“というURLは、まだ誰も使ってないようだから、「環境汚染物質の健康リスク評価」に一家言持っている、各領域の科学者・専門家が参集して、サイトを立ち上げ、有名にする。

今回みたいな環境汚染騒ぎがあった時は、日本中の人が、risk.co.jpを見て、科学的知見に基づく専門家の意見を聞きながら、自分の見識を深め、判断材料にしていくのが望ましい。

そして、takedanet.comみたいな、胡散臭い自称・科学者のサイトなど、誰にも見向きもされなくなった時・・・日本人の科学。環境リテラシーが、相当高くなったといえるでしょうね。

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