いじめ今昔物語

こんばんは、Manachanです。今回は、不動産とは直接関係ない話題でいきますね。

いま、娘ソフィアが通う、都内の小学校では、「いじめ」が全校的な話題になっています。
数ヶ月前まで通っていた、オーストラリア・ケアンズの小学校でも、「いじめ」は深刻な問題でした。

洋の東西を問わず、学齢期の子供たちや親は、「いじめ」と対峙していかなくてはならないようです。

【どの国にも、いじめはある・・・】

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私自身も、小学校高学年から中学、高校にかけて、ずっと「いじめられっ子」でした(先週のセミナー講演で話しましたね・・・)。

また、いま日本で暮らす上で、妻が外国人であることから、うちの子供が他の児童から奇異の目で見られ、いじめに遭うリスクも、ある程度は感じています。

良くも悪くも、「いじめ」に対する世間の反応や、学校の対処法は、私の子供時代と今とでは、大きく変わってきたと思います。一言でいえば、

・昔は、いじめられた方が、悪いとされた
・今は、いじめる方が圧倒的に悪い

私なんか、損な役回りだよね。自分が学校でいじめられてた時代は、マッチョな価値観が支配していた頃で、周りの大人たちは、いじめられる子供の辛さなんて、誰も理解しようとしなかったのです。

「いじめられるなんて、恥ずかしい」
「男なら、やられたらやり返せ!」
「お前が口下手だから、仲間の輪に入れないんだ」

万事が、そんな感じでしたよ。

やられたら、やり返せったってねえ・・・一対一ならともかく、大勢が寄ってたかって、私を攻撃してくるのを、どうやって撃退しろというの?

チクったら(=告げ口したら)、先生の見てないところで、激しい報復が待っているしねえ。幸い、身体が頑丈だったから、怪我しなかったけど。

それにさ、勇気を出して、先生に言ったところで、助けてくれなかったんだから・・・一体どうすればいいんだろ?

高校2年生の時、クラスで集団無視のいじめに遭った時、思い余って、担当教官に助けを求めたことがありました。あの時、こんなことを言われました。

「いまの子供たちは、私が言ったからって、聞いてくれる子じゃないからねえ・・・」
「クラス替わったところで、皆と仲良くなれるとは限らないよ」

結局、その先生は、クラス替えもしてくれなかったし、私を集団無視のいじめから救うような行動を、何ひとつ、してくれなかったのです。

こんな体質じゃあ・・・日本のどこかで、いじめを苦にした自殺者が出るのは当然だよ。で、案の定、自殺者が出て、マスコミと世論が騒いで、徐々に、「いじめる方が悪い」という価値観になってきたわけでしょう?

「いじめられっ子」の観点から言うと、それだけ、世の中がいじめに敏感になり、進歩したのだと思います。

つい先日も、娘が学校で、上級生の男の子に、「あんたのお母さん外国人だの、バカだの」・・・人聞きの悪いことを言われたようです。

後日、その事実が判明し、私はすぐさま学校に行き、担任の先生に伝えました。そしたら、

「その男の子の名前、分かりますか?私が必ず、指導します!」

と、頼もしいことを言ってくれました。私の学校時代とは、えらい違いだ!!

今は混迷の世の中ゆえ、「昔は良かった」、「昔の先生の方が威厳があった、偉かった」みたいな、懐古の声も根強いですが、

私は、昔の先生の方が偉かったなんて、これっぽっちも思いません。自分の狭い実体験の話ですが、「いじめられて登校拒否になる子を、見て見ぬふりをする」、「臭いものには蓋をする」ような昔の教師よりは、「いまの教師」の方がずっと立派で、まともだと感じます。

繰り返しになりますが、それだけ、世の中が進化して、いじめを許さない価値観になってきたのでしょう。

ただ、もう少し一歩踏み込んでみると、いまの先生って、大変だなあ・・・と思うことしきり。

日本が豊かで快適になって、「安全・安心が当たり前」という価値観が広まった故に、些細な問題も許容できず、大騒ぎする親が増えたと感じます。彼らが「モンスターペアレンツ」と呼ばれるわけですが・・・

ま、今は世の中全体が、そうですよね。特に医療従事者なんか、本当に大変。献身的な努力で、100人の生命を救っても、たった1人の医療過誤で訴えられる、マスコミに騒がれて、社会的に抹殺される・・・なんてことも起こる。

世の中が完璧を求め、潔癖になればなるほど、現場のストレスは増える。少しでも問題が起こると、再発防止措置を求める声が起こり、現場の作業はさらに増える。ま、全く意味のないことじゃないと思うけど、一部の声の大きい人を納得させるために、現場が要らぬ作業をさせられることもしばしば。

学校教育の現場じゃなくても、今の日本って、多かれ少なかれ、どこでもそうだよね・・・。

今日も一日、子供が無事に授業を終えて、家に帰ってくる・・・当たり前のことだけど、これは多くの先生方の努力・献身があって、初めて成り立つものです。それに対する感謝を、忘れないようにしたいと思います。

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