おはようございます。三連休の最終日ですね。
昨日開催した「ロサンゼルス・ラスベガス不動産投資セミナー」は大盛況。「懇親会」には21名も集まり、牛タン&飲み放題。「ロサンゼルス」という場所のイメージが良いからか、いつになく女性の参加が多くて華やかでした。
その後、「200円均一飲み屋」での2次会まで付き合い、家に帰ったら、着替えずにそのまま寝てしまいました。さすがに、今朝は自宅でゆっくりしています。
海外不動産投資ブームの勢いが止まりません。私も、週末は国内各都市での講演にひっぱりだこ状態。
マーケットが広がるのは喜ばしいですが、一方で、ドロドロした問題も、数多く報告されています。典型的な例としては、
ボッタクリ業者
日本人投資家が、現地の言葉分からないのをいいことに、他国のエージェントに比べて、法外に高い仲介手数料を取るほか、売買価格にいろいろ上乗せして売ってくる。
儲からない物件の紹介
日本人投資家が、現地の土地勘が無いのをいいことに、立地条件の悪い物件を売り、その結果、全く値上がらないとか、何年も賃貸客がつかないとか・・・他国の投資家に売れない物件を、日本人に高く買わせる業者もいるらしい。
業者同士のイザコザ、ネガキャン
海外で、同じ都市に、複数の日本人業者が入り乱れて競争する状況が増えているため、物件や客の取り合いも日常茶飯事だし、お互いのイザコザ、ネガティブキャンペーンも盛ん。
私は、そういうものには、できるだけ関わりたくないのですが、人間がやってることだから、ま、いろいろありますよね。
日本国内の不動産仲介なら、宅建業法があり、業界団体もあり、いろいろ問題はあっても、業務はそれなりにしっかりやると期待できるのですが、海外不動産の日本人向け販売の世界は、まだ歴史が浅く、法律関係も国によってバラバラ、業界団体もろくにないし、場合によっては、ライセンス持ってない業者が販売したりする・・・
言っちゃ悪いが、基本、「何でもアリ」の世界なので、トラブルも多く、このままでは、「海外不動産=ブラックなイメージ」が根付いてしまうと、一投資家として、危惧してしまいます。
20数年前のバブル期にも、海外不動産の世界では魑魅魍魎が渦巻いたようです。歴史は繰り返すのか?
【海外不動産の業者に望むこと】
・権利関係や費用に関する情報をガラス張りにして、事務手続きや、コミュニケーションを誠実に行ったうえで、しかるべきサービス対価を受けるべき。
・投資家を「確実に儲けさせる」視点を常に持って欲しい。特に海外不動産の初心者には、低リスクで確実な収益物件を優先的に紹介して欲しい。
ま、業者も食っていかなきゃなりませんから、後者は「言うは易し、行うは難し」でしょう。但し初心者ほど、海外不動産で失敗した時のリカバリー能力が低く(というか、「手も足も出ない」)、失敗させた場合の手間(リカバリー、クレーム対応etc.)はまるまる業者側にかかってきますから、それを避ける方策は必要だと思います。
また、投資家に「成功体験」を与え続けないことには、海外不動産投資という「業界」も、大きく育っていきません。
【海外を目指す投資家に望むこと】
・「自分で調査して」、「自分の頭で考えて」、「100%、自分のオーナー責任」を受け入れた上で、心から納得する物件を選んで欲しい。
・物件買うなら、できるだけ、現地に足を運んで、見て、感じて欲しい。
日本人投資家が、不動産絡みでトラブルになる時、よく聞くセリフは・・・
お前を信じて買ったのに、どう責任とってくれるんだ!
しかし、よく考えれば、購入の段階で、誰を信じようと本人の勝手。一旦、契約にサインしたからには、それに伴う責任は、100%、所有者が負わなければなりません。
あと、投資判断を丸投げするのも、良くないです。
私が困っているのは、「Manachanに良い物件を選んで欲しい」という依頼が、たくさんくること。私を頼りにしてくれるのは嬉しいですが、でも私ができるのは、第三者としてのアドバイスのみ。最終的には、自分の責任でご判断いただきたいと、言う以外にありません。
私だってもちろん、投資で失敗することはあります。これまで、いろんな損をしてきました。でも、それは自分で判断した結果だから、悔いはないし、100%、自分の責任だと受け入れています。
それが、誰かが、私に判断を丸投げして買って、仮に失敗してしまったら、「Manachanを信じて買ったのに、損が出た。どうしてくれるんだ!」、「納得するリカバリー方策を出せ!」みたいなことを、言われかねません。普段ニコニコして穏やかそうでも、大金が絡むと、途端に豹変するのが人間というものですから・・・
俺、そういうの、見たくないからさあ・・・海外不動産投資は100%、自己判断、自己責任でお願いしますね。
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HOMES不動産投資セミナー「マレーシア・イスカンダル計画の全貌」(12/1)※私が出演します!
HOMES不動産投資セミナー「ロンドン・イスタンブール不動産セミナー」(12/8)
1. 業者の倫理規定が必要かも・・・
我々、アジア太平洋大家の会が紹介している海外投資案件のなかで、トラブルが相次いでいる特定の事例があり、
改善が見られないようなら、今後、提携を打ち切る方向でいく、という話になりました。
最近、世界中で投資案件が飛躍的に増えていますが、内実は、玉石混淆・・・不誠実な業者もいます。
会員の利益を守るためにも、紹介する案件を厳密に絞り込む必要があると、と思っています。
最終的には、我々に扱ってもらいたければ、会員への説明責任や、業者としての倫理規定を満たすべし・・・みたいなかたちに持っていきたいと思っています。
それが、日本における海外不動産投資のデファクト・スタンダードになれば、業界への信頼も高まっていくと思うから・・・
http://ameblo.jp/manachan2150/
1. 業者の倫理規定が必要かも・・・
我々、アジア太平洋大家の会が紹介している海外投資案件のなかで、トラブルが相次いでいる特定の事例があり、
改善が見られないようなら、今後、提携を打ち切る方向でいく、という話になりました。
最近、世界中で投資案件が飛躍的に増えていますが、内実は、玉石混淆・・・不誠実な業者もいます。
会員の利益を守るためにも、紹介する案件を厳密に絞り込む必要があると、と思っています。
最終的には、我々に扱ってもらいたければ、会員への説明責任や、業者としての倫理規定を満たすべし・・・みたいなかたちに持っていきたいと思っています。
それが、日本における海外不動産投資のデファクト・スタンダードになれば、業界への信頼も高まっていくと思うから・・・
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