県境コスモポリタン

おはようございます。いま、柏の実家にいます。

なんちゃって「東の渋谷」・・・ドンキ前以外は、女性比率が多いのも柏の特徴

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柏エリアNo.1スーパー銭湯「満天の湯」・・・イルミネーションがきれい

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ところで、柏というところは、千葉県の北西のはずれにあって、少しクルマを飛ばせば、「すぐ他の都県に出てしまう」のが特徴です。

柏駅からの道のり(直線距離ではない!)でいうと、

・「茨城県」取手市境まで、9km
・「埼玉県」三郷市境まで、9km
・「東京都」葛飾区境まで、15km

・(参考)県都・千葉市まで36km

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近いだけでなく、他都県との交流も盛ん。柏の人間が東京に行くのは当然ですし、柏の街には、茨城県や埼玉県、都内からも、大勢の人が買い物や遊びにきます。最近は、埼玉県の「三郷ららぽーと」や「越谷レイクタウン」など、大型商業施設に行く人も増えています。近いんだもんね・・・

こういう場所に育つと、独特のメンタリティが育つ・・・っていうところは、あるのかもしれません。とにかく私は、子供の頃から、

「県」という枠組みにしばられた思考が嫌い

柏のように、すぐ都内や茨城、埼玉に出れるところに暮らしていると、同じ「千葉県」という理由だけで、遠い県都「千葉市」に出かける意味を見出すことは難しい。

でも、柏で商売していれば、役所関係の用事などで、千葉市に行くことは、まだまだありますし、以前は免許センターだって最寄りが千葉市でしたから、スピード違反で免停になった時、電車を乗り継いで千葉市まで行きました(今は隣りの流山市で用が済む)。水泳の県大会も、千葉市の「県総合スポーツセンター」まで出かけたものです。

「地元(柏周辺)で手続きできればいいのに」、「百歩譲っても、東京の方がずっと近いのに、なぜ千葉市くんだりまで・・・」と、ブツブツ言いながら過ごしたものです。

県に縛られた思考・・・その典型が、「生協の県域規制」かと思います。東京郊外の新興住宅地である柏では、昔から生協活動が盛んですが、生協は数年前まで、厳しい「県域規制」があって、たとえ目と鼻の先でも、茨城県や埼玉県の人間が、千葉県の生協の会員になれないとか、千葉県生協が近所の茨城県生協と共同購買さえできないとか、さまざまな活動が「県域」に縛られていました。

今では、さすがに規制緩和されて、隣接県までは提携OKになりましたが、それ以前は、

「近いんだし、生活圏一緒なんだから、隣接県と一緒に活動すればいいじゃん」という、「柏チックな感覚」と、

「いや、地域コミュニティと提携する生協活動だから、首都圏広域ではなく県単位であるべき」という、「千葉市チックな感覚」が、せめぎ合っていたことと思われます。

言い換えると、「都道府県の枠を越える」ことが、自然な生活感覚として根付いているのが、柏のように、「県境」に近い場所に暮らす人間の特徴だと思います。

(町田なんか、もっとそうでしょうね・・・JR横浜線の町田駅が東京都なのに、そこから2分歩いたヨドバシカメラが、神奈川県ですから)

そんなこともあって、私は子供の頃から、

「もし、錦糸町(東京都)が千葉県だったら、県内で何位くらいの都市になるんだろう?」
「もし、千葉県の柏エリアと、茨城県南エリアと、埼玉東部エリアと、東京の城東エリアが一緒になったら、どんな県になるだろう?」

とみたいな妄想をしていました。いや主観的には妄想でも何でもなく、この地域の自然な「生活圏感覚」なんですよね。

さらに言うと、子供の頃から「千葉県の枠組から自由な思考」をしてきたことが、今日、「日本国の枠組にとらわれない」グローバルな不動産投資活動に、大いに役立っていると思います。

日本国の枠組みにこだわらなければ、「来週、九州・福岡に行くから、ついでに韓国・プサンまで行っちゃえ」とか、「北海道の物件も、オーストラリアの物件も、どっちも遠隔地なんだから、結局似たようなもの」みたいな感覚になりますし、

あと、反原発運動の方々が、「日本から原発ゼロにする」ことに躍起になっていても、「たとえ日本で原発ゼロにできても、韓国や中国の原発をなくせなければ、結局意味ないじゃん!」みたいな、冷めた見方にもなります。

良い悪いは別として、「県境近く」ところに育った人間は、多かれ少なかれ、何となく「コスモポリタン」な生活感覚を身につけるものだと思います。

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