こんばんは、Manachanです。いつもは海外不動産投資ネタが中心ですが、今回は日本国内で手がけている、新築アパート投資の話題でいきますね。
私、最近2回連続で、アパート融資の話、金融機関に断られてます。それも、
支店レベルの最終面談まで行ったのに、本店決裁が通らなかった!!!
その2回が2回とも、支店レベルの融資担当者は、ものすごく乗り気だったんですよ。「この案件、是非とも、取り組ませていただきたい!」という感じで・・・
しかしその後、電話が来て、「大変申し訳ありません。本店決裁が通りませんでした・・・」というオチなんですね。
金融機関が融資断る時って、たいてい、「総合的に判断して・・・」みたいな、玉虫色のことしか言わないものですが、私は、もちろん、食い下がりました。なぜ本店に断られたのかを、聞き出さないと、気が済まないもので・・・
ま、ポイントはいくつかあるのですが・・・2回が2回とも、「転職回数の多さ」、「勤続年数の短さ」を、指摘されています。
私、社会人になって18年間で、6回も転職してますもんねえ・・
でも業界的にいうと・・・私みたいな、「外資系IT企業のマネジャー稼業」なんて、そんなもんですよ。3年とか5年で、会社変わるのが当たり前な世界。
私たちに、終身雇用なんて言葉は、ありません。より良い待遇、よりチャレンジングな仕事を求めて、会社から会社へ、渡り歩くのが本来の姿。
3年ごとに、転職してるっていうのは、世間的にはともかく、我々の業界・職種では、いわば「勲章」みたいなもの。
なぜなら、「3年ごとに、知的・技能労働者としての市場価値を試されている」んですから・・・
世間がどう見るかはともかく、私自身は、自分の「給与獲得能力」に、絶大な自信を持っています。
過去、6回も転職している。そのたびに、給料が上がるか、もしくは、より大きな権限・責任を伴うポジションに昇進してきています。その結果、社会人になって18年間で、年俸ベースで4.1倍に、給料を上げてきています。
労働者としての自らの商品価値を問い続け、過去18年間、順調に成果を出し続けてきているし、しかも日本だけでなく、オーストラリア、中国でも、ちゃんと転職に成功し、高い評価を得てきている。米国、インドでも働いてきた。
まだ40代前半。心身とも健康。日本語も英語も中国語も、ほぼネイティブレベルでできる。今後、健康であり続け、心が折れない限りは、少なくとも今のレベルの給料を、稼ぎ続ける自信はある。12分にある・・・
「属性的に、こんな安全牌はないでしょう?」
と、私は思うし、銀行の支店レベルの方も、実際に私と面談すれば、ちゃんと分かってくれるのですが・・・
本店に行くと、私の顔が見えない世界、肉声も聞こえない世界になるから、「転職回数の多さ」は、どうしてもネックになるんでしょうね。
ま、日本の世間はそんなものだと思います。
いくら私が、主観的に大丈夫だと思っていても、世間はそう見ない。私なんかよりも、一部上場企業に、10年、20年も勤めてきた人の方が、安全だと判断する。
また、今の日本で、転職で給料上がる人の割合は、少ない(10%切ってるかも・・・)でしょうから、そういうのをたくさん見てきた金融機関の人は、どうしても、「転職多い⇒やばい」と思ってしまうんでしょうね。
個人的には、一部上場企業に、長年勤めた人よりも、転職を繰り返してきた私の方が、Job Security(職の安全度)は高いと思っています。
今の日本、一部上場の大企業だからといって、会社が稼ぎ続けられるとは限らない。熾烈なグローバル競争のなか、多くの企業にとって、経営環境は、年々、厳しくなってきます。
会社から放り出されたら、生きていくために、職を探さねばならない。結局、個人レベルで、「労働者としての市場価値」を問われることになります。
そんな時、一つの会社に勤めて、20年、転職歴なし・・・という人を、他の会社が、良い給料で中途採用してくれるでしょうか?
ま、それは個人のスキル・適性によると思いますが・・・少なくとも私はその点、市場に鍛えられています。6回も転職してきたんですから、会社からいつ放り出されても平気。給料減らさずに、転職する自信ありますので(もちろん、ローンの返済能力も・・・)。
転職が当たり前になる、これからの日本。金融機関が最も、お金を貸したい「良属性の個人」は、「一部上場のサラリーマン」や「公務員」ではなく、私みたいな「転職を繰り返してきた人間」になるはずだと、思います。
それが、いつのことになるかは、分かりませんが・・・結構早いかもしれませんね。
今日の日記、「なるほど~」と思った方は、応援の「ぽち」を、よろしく。
↓
11月、12月の東京は、海外不動産セミナー、目白押し!是非ともご参加ください。
ロサンゼルス・ラスベガス不動産セミナー(11/24)※私が出演します!
HOMES不動産投資セミナー「マレーシア・イスカンダル計画の全貌」(12/1)※私が出演します!
ロンドン・イスタンブール不動産セミナー&タイ料理ランチ(12/8)
1. この世に絶対は無い
絶大的な自信があっても、この先に何が起こるかは多分、誰にも分かりません・・・。
大企業であろうが、中小企業であろうが、法人でも、個人でも、世界の環境が激変して、倒れる時というのは意外と簡単に倒れてしまいます。
それより何十年も長期間で不動産を担保に融資を引くという行為自体、これからは変わっていく可能性が高いと思います。
長期のローンというのは、経済が成長している時に主に有効なやり方です。経済が衰退すれば担保割れを起こし、不幸な現実を見せつけられるということも頭に入れておくべきかもしれません
http://ameblo.jp/cityinvester/
2. Re:この世に絶対は無い
>Passさん
>絶大的な自信があっても、この先に何が起こるかは多分、誰にも分かりません・・・。大企業であろうが、中小企業であろうが、法人でも、個人でも、世界の環境が激変して、倒れる時というのは意外と簡単に倒れてしまいます。
それは、確かにおっしゃる通りなんですが・・・金融機関というものは、「不確かな将来」に向けて、「不確かな法人、個人」に対して、リスクを見極めながら、融資するか、しないかの判断をする機関だと思います。
では将来、何が確かなのか?・・・今、私たちが乗っかっている経済社会システムが激変すれば、おそらく多くの大企業、中小企業もアウト、たぶん私もアウト。
そして、一部上場のサラリーマン、公務員だってアウト。それ以前に、サラリーマン所得しかなくて、担保もなく、「フラット35」とかでフルローン組んでる個人は、真っ先にアウトでしょう。
ま、そんなこと考えてると、商売にならないから、どの銀行、信金も、何らかの基準を設けて、リスクを見極め、融資判断をしているのだと思いますが、
そこで、個人の「在職年数」、「転職回数」を基準にしているならば、その基準はちょっと古いんじゃないですかと、私は言いたいだけです。
http://ameblo.jp/manachan2150/
3. 今後の住宅ローン
>Passさん
>何十年も長期間で不動産を担保に融資を引くという行為自体、これからは変わっていく可能性が高いと思います。長期のローンというのは、経済が成長している時に主に有効なやり方です。
なお、これに関しては、日本の金融機関が、土地建物の市場価値を、リアルタイムで評価する能力を整えて、欧米金融機関のように、
「個人の属性よりも、土地建物の市場価値」で融資を出す方向に、変わっていくように思っています。
法人・個人の収入・所得(返済能力)は、倒産やリストラによって、乱高下することもある。今後の日本では、なおさらそう・・・
一方、土地建物の利用価値は、都市部であるほど、安定した需要があり、さほどの乱高下はない・・・という考えに基づいています。
http://ameblo.jp/manachan2150/