おはようございます。Manachanです。
米国研修から帰国して、東京での初勤務日を、過ごしてきました。これから仕事が忙しくなりそうですが、もちろん、望むところです。
今回、転職して感じたのは、今の勤め先が、私の気質に合った、自分にとって働きやすそうな職場だということ。
シリコンバレーのベンチャー企業らしく、組織はフラットで、風通しがよく、年功序列、社内政治、「目にみえない秩序」みたいなものが希薄(もちろん、ゼロではないんでしょうが・・・)。
あと、業務における自己責任が貫徹され、仕事さえちゃんとやれば、いつ出社、帰宅しても良い・・・みたいなノリがある。もちろん、お客もいる話なので、出社時間はちゃんと守りますが、夜は早めに帰って、残った仕事は自宅でやる・・・みたいなアレンジも可能。自分の裁量で、労働時間を管理できるのが良いですね。
あとは、何といっても、いま業績が伸びている会社なので、業績の悪い会社でよくある「職を守るための闘争」をしなくて良いのがラクですね。前の職場では、「タイムシート」が人員削減の材料、あるいは人員削減から身を守るための手段と化していたのですが、
いまの職場は、とにかく忙しくて、少ない人数で仕事をどんどん回していかなければならない。人が足りなければ順次、採用していくという、企業として健全な状態なので、社員がタイムシートで気を病む必要はない。
本当に、私にとっては居心地良さそう。仕事忙しくて大変かもしれないけど、社内政治や人間関係に気を使ったり、一銭の得にもならないヘンな管理業務に時間使うよりは、数百倍マシですからね。
その意味で、転職して正解だったと思います。
大都会・東京の真ん中、美味しいもの食って、仕事バリバリ頑張るぞ!
私は、実に幸運な男だと思います。
バブル以前ならともかく、いまの時代、日本で、40歳過ぎて、「バリバリ働くぞ!頑張るぞ!」という、前向きな気持ちになってる人間が、果たしてどれだけいるのでしょう?
しかも、自分の気質にあった、働きやすい職場を選んできているわけで・・・会社で頑張って成果を上げることが、自分や家族の幸せにも、ほぼ直結している。
それが実現できている理由の一つは、ここ10数年の私が、自分を「労働者」(Laborer)だと思わず、サラリーマンでありながら「起業家」(Entrepreneur)のような動きをしてきたからだと思います。
昨日、ロサンゼルスから成田までの長いフライト(11時間!)で、ヒマだったので、Linkedin創業者リード・ホフマン氏による、ビジネススクール講演の音声をずっと聴いていました。
6時間におよぶ、長大な講義でしたが(もちろん英語)、その内容は本当に素晴らしく、時間を忘れてしまうほどでした。彼の肉声が、私の心に、一つ一つ「染み入る」のです。それが血となり肉となり、この世に働く喜びを喚起してくれるのです。
ミッションは世界を変えること:LinkedIn創業者リード・ホフマンが語る「働く」の未来
彼の講演、私なりに解釈すると、こんな内容でした。
・人間は、生まれつき「起業家」(Entrepreneur)の資質を持っている。
・それが長い歴史のなかで、他人のために自分の時間を使う「労働」(Labor)という働き方が主流になってしまっている。
・「起業家」とは、必ずしも「会社を設立する」ことを意味しない。自分が、これまでになかったモノやサービスを考え、送り出し、社会に新たな価値を生み出すなら、たとえ会社に所属していても「起業家」といえる。
・アメリカでは、少なくとも1970~80年代までは、経済発展が順調で、単なる「労働者」でも「普通に働いていれば、子供の世代は親の世代より経済的に豊かになれる」時代がずっと続いた。
・それが、産業構造の変化により、「普通に働いても、昇進のエスカレーターは混雑して、上にあがれない」、「それ以前に、多くの若者が、教育を受けても職に就けない」状況になってしまっている。
・特に最近では、インターネットの目覚ましい発達により、「アメリカ人の仕事」を世界中の人が「やりたい!」と手を挙げてきている。アメリカ人が地元の仕事に就こうにも、ネットの向こう側に、下手したら何万人の競争者がいる状況になっている。
・アメリカはもはや、「労働者」として、幸せな職業人生を全うすることができない時代になってしまった。
・今や、どんな知的職業に就くにせよ、「自分にできて、競争相手にできないことは何か?」、「競争相手より、自分がより早く、安く、サービスを提供できることは何か?」を考え抜かなければならない。つまり、労働者根性ではなく、起業家としてのマインドセットが必要になってきている。
・自分の競争力の源泉は何か?それを考え抜くには、「市場」と「心の内なる声」、この二つに耳を傾けるべきである。
・「市場」は、マーケットのニーズ。世の中(会社や個人)が何を求めているか?等々・・・
・「心の内なる声」(Your internal voice)とは、自分が何者であるのか?一度きりの人生で、何を成し遂げたいのか?自分のこの世における「使命」(Mission)は何か?等々・・・
・「心の内なる声」を聴き、「市場」のなかで上手に表現できれば、それは、他の誰もが追随できない「競争力」(Competitive Edge)の源泉になるはずだ。
・その「競争力」こそが・・・会社を興すにせよ、社員として働くにせよ、激変する現代産業社会を生き残り、社会に貢献しながら、実りある職業生活を送る原動力になるはずだ。
私はこれを聴いて・・・すべての働く者にとっての、激励のエールだと思いました。
「アメリカ」という国名を「日本」に置き換えれば、ほぼ全てが当てはまりますよね。「労働者ではなく起業家たれ!」というメッセージは、私を含めて、仕事を頑張る日本人に、大きな励ましと、示唆を与えてくれます。
私自身についていえば、自分が昨年始めた海外不動産投資コミュニティ「アジア太平洋大家の会」が、発足
後1年半で、会員数1000名を擁する、日本有数の規模に成長してきています。
これは、「日本人に、海外不動産で稼ぐ方法を学んでもらい、成功者を多数輩出して、低迷する日本経済に活を入れたい」という、私の「内なる声」に耳を傾けた結果であり、かつ、
「これまで世界5か国で働き、4か国語を話し、5か国で不動産投資を実践している」という私の経歴が、日本においては「他の追随を許さない」競争力・差別化要因となるだろうと考え、このコンセプトを日本という「世界第三位の巨大市場」に送り出した結果、いま成果が上がってきているのだと思います。
アメリカと同様、日本でもこれから、「労働者」であり続ければ先細りの未来しか待っていない。でも、起業家としての動きを続けていれば、ものすごいチャンスが転がっているのだと思います。
今はネット社会ですから、借金してオフィス借りて、人を雇わなくても、サラリーマンやりながらでも、「アジア太平洋大家の会」みたいな組織を運営できてしまう。極端な話、日本ではなく、南の島のビーチからでも、ネットを上手に使えば運営できてしまう・・・素晴らしい時代になったものです。
最後に、ネットと、「お金の知性」を駆使して、東南アジアで魅力的なリタイアライフを謳歌している友人、山崎初一氏の著書が出ました。
東南アジア月5万円らくらく小金持ち生活―「日本で不労所得、毎日が海外旅行」を可能にする小金持ちマインド
この本、心からオススメします。
著者・山崎氏は、今年7月、私と金沢でジョイントセミナーをやったほど、良き友人です。彼こそ、私が今回の日記で書いた、「起業家としての動き」を続け、「自分の内なる声と、市場」に耳を傾け、その結果、「新しい働き方、ライフスタイルを実現してしまった」人物。
日本で家賃収入を得ながら、物価の安くメシのうまい東南アジアで暮らす。お金をガツガツ稼がなくても、心豊かに暮らす。漫遊の旅を続けながら、次の時代の日本、世界を見つめ、ブログ、メルマガ、セミナーなど情報発信も積極的に行っている。本当に魅力的だと思います。ぜひご一読あれ。
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1. お金をガツガツ稼がなくても、心豊かに暮らす。
これが私の理想です。
今、日本では、不動産投資を何10億もするようなメガ大家さんがでてきていますが、私はどちらかというと、
物価の違い
を利用して、日本の家賃で海外でゆったり暮らしたい
と思っています。基本的にアジア圏であれば、問題なく住める体質だと思っていますので。
http://ameblo.jp/ogikubo-ken/
1. お金をガツガツ稼がなくても、心豊かに暮らす。
これが私の理想です。
今、日本では、不動産投資を何10億もするようなメガ大家さんがでてきていますが、私はどちらかというと、
物価の違い
を利用して、日本の家賃で海外でゆったり暮らしたい
と思っています。基本的にアジア圏であれば、問題なく住める体質だと思っていますので。
http://ameblo.jp/ogikubo-ken/
2. 無題
前回の日中問題、とても参考になりました。
今度の堀本惠美子個展は中国人のやっている画廊での個展です。
銀座シルクランド画廊、10月14日から27日(無休)
民間の中国人との関係は政府間との関係とは又別のものがあるのを実感しています。
お時間ありましたらお立ち寄りくださいね。
世界で活躍する日本人としてこれからも頑張ってくださいね。
私もフランス、コソボ、韓国、ロシア、中国といろいろな国との展覧会が続きそうです。
今日、NHK の午後7時半からの番組ででアメリカで活躍する伊藤氏を見て、Manachan
さんを思い出しましたよ。
http://ameblo.jp/yuri-no-hana-777/
3. Re:お金をガツガツ稼がなくても、心豊かに暮らす。
>吾輩は大家(おぎけん)さん
>私はどちらかというと、物価の違いを利用して、日本の家賃で海外でゆったり暮らしたいと思っています。基本的にアジア圏であれば、問題なく住める体質だと思っていますので。
アジア圏はコメ中心の食生活でメシもうまいし、現地人と外見の差もないし、特に東南アジアは物価が安いですので、住みやすいと思います。
この本の著者が実践しているように、日本で月20万くらいのキャッシュフローを得て、東南アジアで月5万で暮らして、残りを貯めながら次の展開を考える・・・というのも、良い戦略と思います。
http://ameblo.jp/manachan2150/
4. Re:無題
>emiko777さん
>銀座シルクランド画廊、10月14日から27日(無休) ,お時間ありましたらお立ち寄りくださいね。
最近、新しい職場に移って、自転車通勤で銀座を毎日通るので、顔出してみますね。
>世界で活躍する日本人としてこれからも頑張ってくださいね。
がんばります・・・
http://ameblo.jp/manachan2150/