おばあちゃん夢の土地~玉砕編

Manachanです。こんばんは。

三連休ですね。初日は、子供たち連れて、ディズニーシーに行く予定なんですが、外は、すごい雨ですねー。本当に行けるんでしょうか?

今日は、6月14日の日記「おばあちゃん夢の土地~前編」の続きです。

たまには不動産ブログらしいこと、書かなきゃね。
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【前編のあらすじ】

私の「おばあちゃん家」は、柏駅西口から、徒歩9分の、閑静な住宅地にあります。築40年の木造賃貸併用住宅で、祖父母が他界した後、「叔父さん」が管理していましたが、面倒だし費用もかかるので、売りに出したい・・・という話が、突然、舞い込んできました。

柏の駅前は、路線価で千葉県No.1、県内屈指の繁華な商業地(関連記事)。そこから徒歩10分圏内の土地は、賃貸経営の観点からは、垂涎ものの「黄金立地」。

折りしも、首都圏で企画アパート用地を探していた私は、この話、飛びついたのは、言うまでもありません。


叔父さん「おばあちゃん家、売り出そうと思ってるんだけど、マナブ、買ってくれないか?」

私「買います、買います!!」

地元の不動産業者「鈴木さんすごいですね。むちゃくちゃいい土地じゃないですか!!滅多に出ませんよ、あの辺の土地・・・」

というナイスな会話から始まった、「おばあちゃん家、縁故でGETだぜ!」計画ですが、まず難航したのは、土地・建物の登記関係。

この家は、祖父が40年以上も前に、地主さんから、土地を借りて建てた家。もちろん旧法借地。

40年も前は、現在とは、地番表示が全然違うし、しかも、地主さんはこの辺の一帯を、むちゃくちゃ細切れに分筆して、切り売りしたり、貸したりしていたようです。

だから、法務局に行っても、土地・建物の特定自体に、難航しました。システムで土地建物検索しても、

「柏市あけぼの3丁目xxx-xxx番、1の内」

みたいに、「-(ハイフン)」とか、「内」や「外」がつく物件が、周囲にワンサカ出てくるのです。ゼンリンの住宅地図と照合しながら、「一体どれなんだろう」と、頭を悩ます。

もしかして、未登記?

かと一瞬焦りましたが、時間かけて、何とか、特定できました。

113.12平米(34.2坪)の整形地、これだ!間違いない!

善は急げ!次は、私とパートナーを組んでいる、企画アパートの建売業者さんに、建築プランを入れてもらう。

それは、九州の業者さんで、首都圏初進出ですが、私とこれまで、散々、千葉県内の候補地を物色してきたので、柏市、松戸市、市川市、船橋市、千葉市・・・「千葉県5大都市」の建築規制類は、すでに、ほぼ頭に入っています。あとは用途地域を確認するのみ。

プラン上、6戸入れば、「勝った」も同然だな・・・フフフ
その時点で、叔父さんに、「更地渡しで、いくらなら買います!」と、指値入れよう!

まさに、取らぬ狸の皮算用。しかし、それが甘かった・・・・

おばあちゃん家のある土地は、「第二種高度地域」に指定されており、柏市の定める斜線規制、接道からのセットバックなどが、想像以上に厳しくなっており、

結局、6戸のアパートは、とても建設できない、ということが分かり、

涙をのんで、断念しました・・・・

往生際の悪い私は、いま駐車場になっている、隣地の買い取りも検討しましたが、残念ながら、地主さんが違う・・・こちらも断念。

そして、叔父さんの携帯に、断りの電話を入れる。

「そうか、だめだったか・・・マナブ、いろいろ調べてくれて、ありがとう。ところで、あの土地、どうすればいいと思う?」

と聞かれたので、

「あの土地、一戸建てなら十分建ちます。柏駅近くの一等地なので、地主さんから土地の持分買って、古アパート取り壊して更地にして、売れば儲かると思います。」

と、お答えしました。

その土地売買を、私がお手伝いしたら、結構なお小遣い、稼げるかもしれないっ・・・とスケベ心が出てきてしまいましたが、親類の目もあることですから、若輩者の私が、そう出しゃばるわけにもいきませんよね。

おしまい・・・

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三連休ですね。初日は、子供たち連れて、ディズニーシーに行く予定なんですが、外は、すごい雨ですねー。本当に行けるんでしょうか?

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【前編のあらすじ】

私の「おばあちゃん家」は、柏駅西口から、徒歩9分の、閑静な住宅地にあります。築40年の木造賃貸併用住宅で、祖父母が他界した後、「叔父さん」が管理していましたが、面倒だし費用もかかるので、売りに出したい・・・という話が、突然、舞い込んできました。

柏の駅前は、路線価で千葉県No.1、県内屈指の繁華な商業地(関連記事)。そこから徒歩10分圏内の土地は、賃貸経営の観点からは、垂涎ものの「黄金立地」。

折りしも、首都圏で企画アパート用地を探していた私は、この話、飛びついたのは、言うまでもありません。


叔父さん「おばあちゃん家、売り出そうと思ってるんだけど、マナブ、買ってくれないか?」

私「買います、買います!!」

地元の不動産業者「鈴木さんすごいですね。むちゃくちゃいい土地じゃないですか!!滅多に出ませんよ、あの辺の土地・・・」

というナイスな会話から始まった、「おばあちゃん家、縁故でGETだぜ!」計画ですが、まず難航したのは、土地・建物の登記関係。

この家は、祖父が40年以上も前に、地主さんから、土地を借りて建てた家。もちろん旧法借地。

40年も前は、現在とは、地番表示が全然違うし、しかも、地主さんはこの辺の一帯を、むちゃくちゃ細切れに分筆して、切り売りしたり、貸したりしていたようです。

だから、法務局に行っても、土地・建物の特定自体に、難航しました。システムで土地建物検索しても、

「柏市あけぼの3丁目xxx-xxx番、1の内」

みたいに、「-(ハイフン)」とか、「内」や「外」がつく物件が、周囲にワンサカ出てくるのです。ゼンリンの住宅地図と照合しながら、「一体どれなんだろう」と、頭を悩ます。

もしかして、未登記?

かと一瞬焦りましたが、時間かけて、何とか、特定できました。

113.12平米(34.2坪)の整形地、これだ!間違いない!

善は急げ!次は、私とパートナーを組んでいる、企画アパートの建売業者さんに、建築プランを入れてもらう。

それは、九州の業者さんで、首都圏初進出ですが、私とこれまで、散々、千葉県内の候補地を物色してきたので、柏市、松戸市、市川市、船橋市、千葉市・・・「千葉県5大都市」の建築規制類は、すでに、ほぼ頭に入っています。あとは用途地域を確認するのみ。

プラン上、6戸入れば、「勝った」も同然だな・・・フフフ
その時点で、叔父さんに、「更地渡しで、いくらなら買います!」と、指値入れよう!

まさに、取らぬ狸の皮算用。しかし、それが甘かった・・・・

おばあちゃん家のある土地は、「第二種高度地域」に指定されており、柏市の定める斜線規制、接道からのセットバックなどが、想像以上に厳しくなっており、

結局、6戸のアパートは、とても建設できない、ということが分かり、

涙をのんで、断念しました・・・・

往生際の悪い私は、いま駐車場になっている、隣地の買い取りも検討しましたが、残念ながら、地主さんが違う・・・こちらも断念。

そして、叔父さんの携帯に、断りの電話を入れる。

「そうか、だめだったか・・・マナブ、いろいろ調べてくれて、ありがとう。ところで、あの土地、どうすればいいと思う?」

と聞かれたので、

「あの土地、一戸建てなら十分建ちます。柏駅近くの一等地なので、地主さんから土地の持分買って、古アパート取り壊して更地にして、売れば儲かると思います。」

と、お答えしました。

その土地売買を、私がお手伝いしたら、結構なお小遣い、稼げるかもしれないっ・・・とスケベ心が出てきてしまいましたが、親類の目もあることですから、若輩者の私が、そう出しゃばるわけにもいきませんよね。

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