日本人の英語力はアジア最弱なの?

Manachanです。こんばんは。

今日は仕事帰り、渋谷で、「カンボジア&ミャンマーナイト」という、ビジネス交流会に出てきました。

今年に入って日本企業進出ラッシュが続き、人気沸騰中のミャンマーと、首都プノンペンでイーオンタウンの進出に沸くカンボジア・・・伸びしろありまくりの二カ国。

「今のカンボジアから見ると、ベトナムはすでに8年先、タイは20年先を行っているような感じ・・・」だという。まだまだ未開拓な面が多い、カンボジア&ミャンマーのビジネスと、消費文化。

「カンボジアに日本の美白化粧品を普及させたい」、「キャンディ&キャンディなど、日本のアニメ文化をミャンマーに伝えたい」・・・ビジネスの切り口はそれぞれ違っても、皆、楽しそうでしたね。

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今日の日記は、英語の話。

いま、世界中の大学生や社会人が、英語学習に励んでいます。

特に、新興国や途上国では、グローバルビジネスに雇用されることが、社会的上昇の手段であり、それには英語が必要だから、エリート・インテリ層は目の色変えて、勉強する者が多い。

まだ、国を開いたばかりで、外国人慣れしていないミャンマー人も、もと英領植民地だから英語は達者。
もと仏領だったカンボジア人も、大学生の英語学習意欲は非常に高いそうです。

英語が決して得意な国民とはいえない、中国人や韓国人も、ここ10~20年で、ビジネスマンや大学生の英語力は向上してきたようで、

それに比べて、日本人の英語力には目立った向上が見られない・・・という話を、時々耳にします。

つい最近も、立て続けに、気になることが起こりました。

本業の仕事で、シンガポール本社から上司が日本に出張してきた時、品川の居酒屋で宴席を設けたのですが。その時、一緒に来ていたデンマーク人の同僚が、こう言ってました。

「日本は・・・相変わらず英語全然通じなくて、つらいねえ」
「中国では、少なくとも都市部では、なんとか英語通じるようになってきてるよ」

同じことを、6月下旬に滞在したオーストラリアでも聞いたし、その後、日本に帰ってからも・・・複数の人が、異口同音に、近隣アジア諸国と比べて、日本人の英語力が劣る・・・ということを口にしたのです。

もしそれが本当だとしたら、「日本人の雇用を守る」という意味で、由々しき事態だと思います。

ちなみに私は、中国人や韓国人の英語力が日本人より上だと、肌で実感したわけではありません。

日本人とは、もちろん、日本語でしゃべりますよね。せっかく日本語通じるのに、わざわざ英語使うなんてありえない。

あと、中国や台湾に行けば中国語で、韓国に行けば韓国語でしゃべるので、彼らと英語でコミュニケーションする機会がほぼ皆無。

だから、日中韓、どちらの英語力が上なのか、比較したことがないのです。実際のところ、どうなんでしょう?

ただ、何となくですが、中国や韓国と比べると、日本は、英語学習をあまり強調しない、日本語だけを使う社会環境だと感じることは時々あります。

たとえば、バイリンガル幼稚園。中国の都市部、たとえば私が住んでいた大連では、「英語&中国語」のバイリンガル幼稚園が、その辺に、ごく当たり前に存在しました。

その後、東京に帰ってくると、「英語&日本語」のバイリンガル幼稚園が、一応、あるにはありますが、大連ほど「当たり前」の存在ではなく、非常に高い月謝(最低でも7~8万円)を払う「特別な幼稚園」という位置づけ。

しかも、幼稚園時代に高い月謝を払っても、その後に通う小学校には日本語環境しかないから、結局、英語を忘れてしまう・・・英語を維持したいなら、選択肢は「北米系インターナショナルスクール」か、「インド系学校」(都内では江東区、江戸川区のみ)しかないというのが現状。

これが上海や北京であれば、小学校低学年から当たり前に英語の授業があるし、バイリンガル環境のある学校の選択肢も多い(実験小学校とか、外資系の学校とか)。東京に比べると、子供の英語力を維持しやすい環境、という気がします。

あとは、中国や韓国では、日本に比べて、英語圏のアニメやTV番組などが、より浸透している印象があり、子供たちがDVDなどで、英語のまま視聴する機会も多いような気がします。

一方、日本の子供たちが観るのは、基本、日本の作品ばかり・・・ま、それだけ日本製のコンテンツに競争力があるということの証左なのかもしれませんが、英語に触れる機会は、当然、少なくなります。

あと言うと、日本の国内市場はまだまだ豊かで巨大なので、韓国などと比べると、英語できなくても名の知れた企業に就職できたり、国内のビジネスだけで食っていける面がまだまだある。

とはいえ、国内市場が縮小を続ける昨今、せめて英語覚えて外に出ないと話にならない、グローバル人材になれないと出世もできない・・・みたいな状況に、日本もだんだん近づいてきていると思います。

日本の学生やビジネスパーソンが、英語学習に、目の色変えて取り組む日は、もうすぐ来るのかもしれませんね。

そうなったらもう、「アジア最弱の英語力」とは言わせない。

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日本人の英語力はアジア最弱なの?

Manachanです。こんばんは。

今日は仕事帰り、渋谷で、「カンボジア&ミャンマーナイト」という、ビジネス交流会に出てきました。

今年に入って日本企業進出ラッシュが続き、人気沸騰中のミャンマーと、首都プノンペンでイーオンタウンの進出に沸くカンボジア・・・伸びしろありまくりの二カ国。

「今のカンボジアから見ると、ベトナムはすでに8年先、タイは20年先を行っているような感じ・・・」だという。まだまだ未開拓な面が多い、カンボジア&ミャンマーのビジネスと、消費文化。

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いま、世界中の大学生や社会人が、英語学習に励んでいます。

特に、新興国や途上国では、グローバルビジネスに雇用されることが、社会的上昇の手段であり、それには英語が必要だから、エリート・インテリ層は目の色変えて、勉強する者が多い。

まだ、国を開いたばかりで、外国人慣れしていないミャンマー人も、もと英領植民地だから英語は達者。
もと仏領だったカンボジア人も、大学生の英語学習意欲は非常に高いそうです。

英語が決して得意な国民とはいえない、中国人や韓国人も、ここ10~20年で、ビジネスマンや大学生の英語力は向上してきたようで、

それに比べて、日本人の英語力には目立った向上が見られない・・・という話を、時々耳にします。

つい最近も、立て続けに、気になることが起こりました。

本業の仕事で、シンガポール本社から上司が日本に出張してきた時、品川の居酒屋で宴席を設けたのですが。その時、一緒に来ていたデンマーク人の同僚が、こう言ってました。

「日本は・・・相変わらず英語全然通じなくて、つらいねえ」
「中国では、少なくとも都市部では、なんとか英語通じるようになってきてるよ」

同じことを、6月下旬に滞在したオーストラリアでも聞いたし、その後、日本に帰ってからも・・・複数の人が、異口同音に、近隣アジア諸国と比べて、日本人の英語力が劣る・・・ということを口にしたのです。

もしそれが本当だとしたら、「日本人の雇用を守る」という意味で、由々しき事態だと思います。

ちなみに私は、中国人や韓国人の英語力が日本人より上だと、肌で実感したわけではありません。

日本人とは、もちろん、日本語でしゃべりますよね。せっかく日本語通じるのに、わざわざ英語使うなんてありえない。

あと、中国や台湾に行けば中国語で、韓国に行けば韓国語でしゃべるので、彼らと英語でコミュニケーションする機会がほぼ皆無。

だから、日中韓、どちらの英語力が上なのか、比較したことがないのです。実際のところ、どうなんでしょう?

ただ、何となくですが、中国や韓国と比べると、日本は、英語学習をあまり強調しない、日本語だけを使う社会環境だと感じることは時々あります。

たとえば、バイリンガル幼稚園。中国の都市部、たとえば私が住んでいた大連では、「英語&中国語」のバイリンガル幼稚園が、その辺に、ごく当たり前に存在しました。

その後、東京に帰ってくると、「英語&日本語」のバイリンガル幼稚園が、一応、あるにはありますが、大連ほど「当たり前」の存在ではなく、非常に高い月謝(最低でも7~8万円)を払う「特別な幼稚園」という位置づけ。

しかも、幼稚園時代に高い月謝を払っても、その後に通う小学校には日本語環境しかないから、結局、英語を忘れてしまう・・・英語を維持したいなら、選択肢は「北米系インターナショナルスクール」か、「インド系学校」(都内では江東区、江戸川区のみ)しかないというのが現状。

これが上海や北京であれば、小学校低学年から当たり前に英語の授業があるし、バイリンガル環境のある学校の選択肢も多い(実験小学校とか、外資系の学校とか)。東京に比べると、子供の英語力を維持しやすい環境、という気がします。

あとは、中国や韓国では、日本に比べて、英語圏のアニメやTV番組などが、より浸透している印象があり、子供たちがDVDなどで、英語のまま視聴する機会も多いような気がします。

一方、日本の子供たちが観るのは、基本、日本の作品ばかり・・・ま、それだけ日本製のコンテンツに競争力があるということの証左なのかもしれませんが、英語に触れる機会は、当然、少なくなります。

あと言うと、日本の国内市場はまだまだ豊かで巨大なので、韓国などと比べると、英語できなくても名の知れた企業に就職できたり、国内のビジネスだけで食っていける面がまだまだある。

とはいえ、国内市場が縮小を続ける昨今、せめて英語覚えて外に出ないと話にならない、グローバル人材になれないと出世もできない・・・みたいな状況に、日本もだんだん近づいてきていると思います。

日本の学生やビジネスパーソンが、英語学習に、目の色変えて取り組む日は、もうすぐ来るのかもしれませんね。

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