昭和マイホーム夢のあと・・・

Manachanです、こんにちは。

今回は、国内不動産の話題に、ちょっとだけ海外ネタをまぶしながら、書いていきますね・・・

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私は不動産投資やるようになってから、日本のいろんな地名を、知るようになりました。

複数の物件情報サイトから、日々、日本全国の不動産売り情報が入ってくるわけで、それを何年も続けていれば、自然に、地名が頭に入ってくることがあります。

なかには、「不動産やってなかったら、一生、縁がなかったであろう地名」が、多く含まれています。

関東エリアで最近、よく目にするのが、埼玉県北部や西部の小さな町・・・たとえば、毛呂山(もろやま)町とか、越生(おごせ)町、寄居(よりい)町、今は本庄(ほんじょう)市だけど合併前は児玉(こだま)町だったエリアとか・・・

特に毛呂山町や、寄居町の物件・・・たいてい、数百万円の激安戸建とか、土地40~50坪付き2~4気筒の激安アパートが主ですが、最近は毎日のように、情報入ってくるので、

「あの辺、よほど物件ダブついているのかな・・・」、さすがに興味をひかれますね。

まず毛呂山町ですが、以前、大学が進出した時に、学生数以上にアパートがガンガン建ってしまい、今では空室だらけ、「敷ゼロ 礼ゼロ フリーレント攻撃」しても、埋めるのに苦労すると聞きます。

そして寄居町・・・この辺は、昭和末期の1980年前後に、首都通勤者用の戸建マイホーム開発がなされたエリアらしい。

私が子供の頃、そういえばTVで、

「さん よん さん よん きゅう いち いち!  磯村建設!」 

という、インパクトの強いコマーシャルが盛んに行われていました。関東地方で育った40代以上の人は、今でも覚えておられることでしょう。

この磯村建設という会社、1985年に倒産するまで、埼玉県寄居町内、東武東上線の男衾(おぶすま)、鉢形(はちがた)といった駅の近くで、1000万円台の戸建住宅を分譲していました。

しかし、思うように売れ行きが伸びず、倒産・・・

ま、当然ですよね。遠い、強烈に遠い!! 到底、東京通勤が可能な距離とは思えない。

池袋まで90分・・ドア・ツー・ドアじゃないですよ。正味、電車に載ってる時間が90分。しかも、途中の小川町駅で乗り換え。

しかも、駅から10分の分譲地はそれでも近い方だそうで、普通は18分とか20分とか・・・バスなどもないし、途中にお店など、何もないド田舎だそうです。そりゃ~、売れないわな。

ちなみに、こんな価格だったそうです。1980年代当時の貨幣感覚で、安いのか高いのか?

超ド田舎にあるのに、土地面積だって、大して広くない。こんな平凡なスペックでも、当時は夢のマイホーム・・・光り輝いて見えたんでしょうか。

で、TVでおなじみだった磯村建設は結局、消えて、昭和の文化遺産となったのでした・・・

いま、寄居町近辺で、300~400万円台で、売り戸建がボロボロ出てくるのも、当時、人々が買ったマイホームなんでしょうねえ、たぶん。

私見ですが、東武東上線の沿線で、いま、遠方マイホームの限界は、「つきのわ」駅の「フランサ」だと思います。それ以上遠いと、Manachan的にはNG!


昭和後期に建った、「大都市遠郊・限界マイホーム」が、すでに役割を終えつつあるように、

東京・首都圏の物理的サイズは、

・戦後~バブル崩壊までは、外へ外へと、拡大の一途をたどり、
・バブル崩壊後は、多少、縮小してきたと思います。

だからこそ、「都心回帰」とか言われ、遠い郊外マイホームエリアは、いま、人口減少に悩まされているんですよね。

埼玉県の春日部市や、狭山市、茨城県の取手市など、「都心から、ちょっと遠いな~」とされる郊外自治体で、人口減が進んでいるところは実際、多いわけです。

海外の物件買うのにも、「都市圏のサイズが、今後どうなっていくか?」を予測することは、とても大事だと思います。

たとえば、私がかつて住んでいたシドニー都市圏は、いま人口が増加基調にあり、バブル以前の東京と同様、都市圏が外へ、外へと、拡大しているところです。

東京・首都圏と違って、シドニーはクルマ社会なので、鉄道や駅には関係なく、郊外住宅地が広がってしまいやすい傾向にあります。

シドニーの遠い郊外で、いま開発している住宅地といえば、たとえば、

Glenmore park (シドニー都心から西へ59km)
Campbelltown (シドニー都心から南西へ51km) 等・・・

都心から遠いのに、ものすごい規模の住宅開発が進む、Glenmore Park・・・

あと、もっと離れた、70~80km圏内のCentral CoastやWollongongから、シドニーへクルマ通勤している人も、少なからずいます。

シドニー圏の成長・拡大が、今後ずっと続くのならば良いですが、

もし、首都圏と同じく、「外への拡大」が止まり、都市圏のサイズ縮小、都心回帰・・・みたいな流れになれば・・・遠い郊外住宅地は、将来、取り残されてしまう可能性もあると思います。

特にシドニーのような、クルマ通勤が主流の都市では、「ガソリン価格の高騰」がきっかけで、一気に都心回帰が進んでしまう可能性もありますので、

自分の買う土地・物件の付近に、雇用機会がどれだけあるのか?ガソリンが高くなっても、都心通勤が無理なくできる距離なのか?

その辺を見極める必要はあると思います。

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コメント

  1. K2-サラリーマン不動産投資家 より:

    1. 東武東上線

    わたくし、東武東上線にどっぷりの人生を送ってきたので、とても懐かしい駅名ばかりです。

    郊外の戸建てブームの最盛期はやはりバブル経済の頃でしょうか。

    実際に私の両親もその頃に家探しをしてましたが、
    平凡なサラリーマンが庭付き戸建てを買うとなると、東松山からバス便とか、春日部から更に奥地なんてのが普通だったらしいです。

    やはり不動産は高い頃に買ってはいけないと言う事でしょうかね~。
    http://ameblo.jp/k-collective/

  2. manachan より:

    2. Re:東武東上線
    >K2-サラリーマン不動産投資家さん

    コメントありがとうございます。

    バブル期の戸建マイホームは、東松山からバス便が普通・・・厳しいっすね。

    こないだ東松山へ、焼き鳥食いにいきました。美味しかったけど、あそこから都心まで、通勤は厳しいなあと思いました。

    やはり、ブームの時に不動産買うと、どうしても高値掴みしてしまいますね。

    でも、バブル期って、団塊世代の住宅取得期でもあったから、彼らにとっては、どうしても買う以外になかったのかもしれません。
    http://ameblo.jp/manachan2150/

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