大震災と外国人の目

皆様、こんにちは。グローバル不動産投資家Manachanこと、鈴木学です。

東北関東大震災の発生から、1週間が経ちました。
日本史上、例をみない巨大地震と、それがもたらした、広範囲にわたる甚大な被害。
3月11日を境に、暮らしが一変してしまった方も少なくないでしょう。
被災された方には、心より、お見舞いを申し曲げます。

地震当日、私は東京・品川区の職場にいました。
大きな横揺れが、2~3分くらい続いたでしょうか、その時間が永遠に感じました。
揺れが収まった後、オフィス内はめちゃめちゃ。書類は無残に飛び散り、天井の一部が崩れ落ちました。
余震が収まらないなか、男性社員同士で力を合わせて、傾いたキャビネットを倒したり、天井を修復したりして安全を確保し、
一段落した後も、公共交通機関がマヒしているので、寒風のなか、レインボーブリッジを歩いて渡り、2時間半かけて家に帰りました。
同僚のなかには、7時間以上歩いて、千葉県の自宅まで帰った者もいました。

その後の東京は、いきなり電力不足、ガソリン不足、品不足の暮らしに・・・。
通勤電車も大幅カットされ、朝、何時に出勤できるか分からないし、会社がひけても、ちゃんと家まで帰れるか分からない。
トイレットペーパーやミネラルウォーターを買うのさえ苦労する。
そして、福島原発事故の恐怖が、追い打ちをかける。

放射能ショックは、日本在住の外国人コミュニティを、パニック状態に陥れました。
外資系企業は、続々と日本から撤退するか、本社機能を関西に移す。
世界各国の大使館は、首都圏に住む同国人に、矢継ぎ早に避難勧告を出す。
私は国際結婚しているので、オーストラリアや香港にいる、妻の家族・親類から、「帰れ帰れ!」圧力も物凄く、
私は「空気を読んで」、妻と二人の子供たちを、急遽、オーストラリアの実家に帰らせました。

私はいま、東京・江東区の自宅で、一人暮らし。
江東区といえば、臨海地区の液状化被害もありましたが、我が家のある東陽町では、液状化も殆ど起こらず、
電気・ガス・水道の供給も、今のところ問題なし。不便は多々ありますが、日々、普通に暮らせることに、心から感謝しています。
スーパーは品薄ですが、外食店は普段通り営業し、客もそこそこ入っています。
ここから海へ向かって、わずか3km離れただけで、車が砂に埋まったり、電柱が傾いたり、道路が波打ったりしているので、
自然災害による明暗は、本当に紙一重だと痛感しました。

私の職場には、韓国人の部下がいます。
彼も私と同様、家族を韓国に帰して、東京で一人暮らしする予定です。
気の毒なことに、彼の住む浦安のマンションは、液状化で被災し、水もガスも出ない、電気もついたりつかなかったり、
エレベーターも動かず、高層階への徒歩移動を強いられています。

原発ショックと、韓国大使館からの避難勧告のなか、彼自身も動揺しています。もちろん、韓国に避難したいでしょうが、
私は部署長なので、彼をなだめ、東京に残らせるのに必死です。
とりあえず、我が家では電気も水もガスもあるので、彼に住居を提供し、希望すれば、自宅勤務もさせてあげようと思います。
我が家に居れば、給水車に並んで水もらいに行く必要もありませんから・・・。

私一人にできることは、わずかですが、現場でのささやかな努力の積み重ねが、日本再建につながるのだと思います。
もちろん、東京より甚大な被害を受けた、東北・北関東の人々への支援も、忘れないようにしたい。
そして、いつか日本中が、つつがない生活を取り戻し、家族とともに、心から笑える日を取り戻したい。
その日が来るまで、日々、やれることを頑張るだけです。

最後に、日本から緊急避難した、大勢の外国人ですが、
今回の震災で、日本人をこれまで以上に、尊敬するようになったと思います。

あれだけの大災害でも、秩序だった行動を取り、被災した人々を思いやる、日本人の素晴らしいマナーと優しさ、礼儀正しさ。
外国では当たり前に起こる、治安悪化や暴動も、日本ではほとんど起こらない。
そして、余震おさまらないなかで、信じ難いスピードでインフラを修復し、被災地に救援物資をきめ細かく届ける。
極めつけは、決死の覚悟で、福島原発の放水作業に赴く自衛隊員・・・

私のFacebookに、大勢の外国人の友人が登録していますが、英語や中国語で、絶賛の嵐が巻き起こっています。
「日本は、必ず復活するだろう」、「日本の奇跡を、もう一度見せてくれるだろう」

彼らは、事態が落ち着いたら、きっと日本に帰ってくる。そして、これまで以上に、多くのビジネスを日本に持ち込んでくれでしょう。
まず、私たち自身がしっかりして、やるべきことをきちんとやり、全世界に、日本人と日本社会の力を見せつけましょう。
災い転じて福と為す・・・悲劇をばねにして、優しさと思いやりに溢れた、新しい日本をつくりましょう。
私も、42年間生きてきて、今こそが、これまで蓄積してきた知識や経験、胆力、優しさを発揮する正念場だと思っています。

Japan will rise again. 日本は必ず復活する。

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最後に、セミナーの案内をいたします。
3月27日(日)に、六本木ヒルズで、フィリピンでの不動産購入に関するセミナーを開催する予定でしたが、
事情が事情ですので、4月上旬~中旬に、延期することになりました。
確定次第、お知らせいたします。
http://s-msj.co.jp/seminar.html

フィリピンは、投資対象として賛否両論分かれる国でして、「積極的に投資」派もいれば、「投資しちゃだめ」派もいるので、フィリピンの政治経済について、セミナーできちんと勉強する意味は大きいと思います。
特に坂本さんは、フィリピンに十数年暮らしておられる上、政治・経済界にも太いパイプを持っておられる方なので、きっと有益な話が聞けると思います。ふるってご参加ください。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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