昇給しちゃいけないの?

今日の日記は、ほんの少しだけ愚痴っぽくなってしまうけど、ご容赦ください。

いまの日本は、日銀が実質ゼロ金利政策をする位、不景気、かつデフレの世です。そして、私の勤め先はおそらく、日本の平均値よりもさらに不景気です。こんな状況で、昇給など、はなから期待できないのは、ま、社員の誰もが分かっていることです。

特に私はマネジャーですので、給与は年俸制。かつ、ボーナスの一定部分は会社の業績と連動しているので、会社が儲からなければ、その分、ボーナスも減額され、入社時に説明を受けた年俸を貰えないことになります。

「そんな会社で、なぜ働いてるの?」・・・これまで、良い給料を求めて転職を繰り返してきた私にとっては、確かに不本意なことです。私だって、誰だって、頑張れば頑張っただけ昇給できるような会社で働きたい。でも、私が今のところ、我慢できているのは、給料のほかに、不動産投資経営という、第二の収入の柱が確立しているからです。

本業の給料が上がらなくても、その分、副業で稼げているので、不満が顕在化しないで済んでいるのです。逆に、副業がなかったら、私はとうの昔にこの会社を辞めて、いま儲かっている会社に移っていたかもしれません。

ところで、私のチームには、外国人が数名、含まれています。彼らのなかには、日本人社員と異なる枠で採用され、昇給の条件がきちんと明示された雇用契約を結んでいる者も含まれています。

その彼らに対しても、いまの会社の状況では昇給できないことを説明しなくてはならないのですが、これが、なかなか骨が折れます。いや、説明なら簡単にできるのですが、私がいま困っているのは、本来、きちんと説明すべき人が、日本人同士の「なあなあ」感覚で、済まそうとすることです。しかも、その「なあなあ」感覚を頼りに、雇用契約で合意した内容を反故にするようなことを平気で言ったりするのです。

給料は、働く者にとって一番の関心事。だからこそ、どんな条件があれば昇給し、かつ、どんな場合に据え置きや減額になるのか、きちんとした論拠を提示して、ロジカルに説明できなくてはいけません。会社の経営状況が変わり、その結果、雇用契約の合意内容を変更しなくてはならないのなら、それもきちんと、社員に説明しなくてはなりません。

だからこそ、「他の人が給料下がっているのだから、君だけ増額するわけにはいかない。空気を読んで、我慢してくれ」みたいな、「なあなあ」感覚の説明は禁物です。これは、日本人の中でしか働いたことがなく、海の向こうにいる同僚たちを平気で「外人」呼ばわりする人たちに、特に顕著な傾向ではありますが、明らかに、グローバルカンパニーの中で通用するやり方ではありません。

特に、外国人に対して、「空気を読ませる」、「ロジカルな説明なしに昇給を諦めさせる」のは無理です。これでは、日本人の若い世代(私自身を含めて)でさえ、納得させることはできません。

よりマクロにいえば、物事をロジカルに説明しない企業経営風土が、グローバル経済のなかで日本の国際競争力を下げているように思えてなりません。

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