妻の家事ハラに思う…

こんばんは、Manachan@オーストラリアです。

いま日本では、「妻の家事ハラ」という言葉が、議論を呼んでいるそうですね。発端となったのは、旭化成ホームズの動画広告(リンク)。

共稼ぎの家庭で、まだたどたどしいながらも、家事を進んで手伝おうとする夫に対する、妻の厳しい言葉が、夫の家事参加のやる気を殺いでいる…という内容。たとえば

「お皿洗いありがとう。一応もう一度洗っとくね」
「かくし味とかいらないからね」
「早く終わったね。ちゃんとやってくれた?」
「あなたがたたむとヘンな跡がつくの」
「ちゃんと乾いてるかみせて」
「ずいぶん時間がかかるのね」
「いいのよ、頼んだ私のミスだから」

夫の茫然とした表情と、「その一言が、俺を皿洗いから遠ざけた…」という言葉が印象的な動画で、大企業の動画広告ということもあって世間に広く知られ、賛否両論が渦巻いているようです。

正直に言いますが、私、あの広告をみて、「そうだそうだ!」と、膝を叩きました。我が家は共稼ぎではなく、私一人が稼ぎ手の家ですけれど…家事をめぐって大喧嘩になるのは、たいてい、妻の一言と私の拒否反応が原因です。

自分が男性だから、そう思うのかもしれませんが…男と女では衛生観念も違えば、安全に関する感覚も違います。たいてい、女性の方が衛生に敏感だし、安全にも気が配れるもの…その反面、「男の気持ち」に関しては鈍感なことが多いと、世の女性をみていて感じます。

ただ、逆の立場になってみれば…あの広告をみて、多くの女性が不愉快な気持ちになるのも、よく分かります。

旦那が、「疲れて仕事から帰ってきて、休まずに、せっかく家事を手伝っているのに…なんだよあの言い方!」と激怒する時、

奥さんの方は、「何よ、こっちだって子育てで疲れているのに・・ちょっと位、皿洗い手伝ったからってドヤ顔しないでよ」と言いたいでしょうね。

そもそも、夫の家事参加、育児参加というのは、口でいうほど簡単なことではありません。細かいことまで夫婦間のすり合わせが必要なものです。その過程で、男女の性差、男のプライド、時間の制約、教育方針の違い…いろんな障害を乗り越えなければなりません。

子供が生まれると、女も男も、これまでよりは格段に忙しくなって負担も責任も増えます。核家族化の進んだ日本では、そもそも子育て自体、夫婦とも初体験で試行錯誤の連続です。思い通りにいかない無力感と、日々の疲労も手伝って、往々にして、お互いに対する思いやりを無くしてしまうものです。

家事の分担と、そこで起こる「家事ハラ」は、長く苦しい(?)夫婦生活の、小さな一コマにすぎません。

旭化成ホームズの動画は、あれを見ただけでは、確かに、「男性視点の一方的なもの」に映ることでしょう。後知恵ではありますが、

夫目線の「その一言が、俺を家事から遠ざけた」の動画と同時に、

妻目線の「ちょっと手伝った位で、イクメン気取りすんな!」の動画を流せば、ちょうどバランスとれてよかったのだと思います。

この種の動画は、教育・啓蒙として、とても意味あることだと思います。現代の日本で、共稼ぎ家庭が増えている以上、当然、夫婦の家事分担が当然という流れになる。

男女とも、お互いに不慣れなことなので、時間をかけて、教育によって解決していくしかない。

オトコに、オンナが満足する家事をやらせるって、そんな簡単なことじゃないんだよ

でもって、ちょっとしたオンナの一言が、オトコを傷つけるんだよ。それは知っておいた方がいい。

オトコだって、細かい作業は苦手だろうけど、ちょっと気をつけて誠意を持ってやれば、そのうち妻に感謝されるようになるよ。

そして、くれぐれも、暖かい眼差しは忘れずに…世の中、男と女しかいないのですから、この種の問題に、目くじら立てても仕方がないと思う。どちらが悪いとか、ギスギスしたこと言わないで、仲良くやりましょう。

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ブリスベン・ゴールドコースト不動産を一押しする理由

おはようございます、Manachanです。いまオーストラリア・ケアンズの妻の実家に来てます。

昨日は忙しい一日でした。成田発の夜行便で、早朝、ゴールドコースト空港に入り、午前中は地元デベロッパーSunland社の物件を3件視察。お昼を食べて、電車でブリスベン市内に移動、都心コンドミニアムと郊外タウンハウスを見学して、ブリスベン空港からケアンズまで飛んできました。

私は、10年以上前からオーストラリアの不動産に投資してきました。この国の不動産、決して安いとはいえませんが、おすすめです。とにかく資産としての安定感が抜群だと思うので。

1)中古不動産市場が発達し、築年数が経っても価値が下がらない

2)築古の物件を大事にメンテして住む文化があり、築100年以上の物件も珍しくない。

3)住宅供給数もコントロールされ、空室率は非常に低く、賃料が下がらない

4)不動産大家の権利を守る法律的・政策的な仕組みが先進的。

5)金融も先進的で、外国人でも融資が引きやすい。

6)建物の質も先進国水準。

7)人口も増え経済も伸び、カントリーリスクも低く、将来展望が明るい。

8)相続税、贈与税も低く、子孫に資産を残すにも好都合。

これだけの好条件が揃っているので、大きな値崩れのリスクは非常に低いと思います。なにしろ、オーストラリア不動産市場は、リーマンショックから1年経たずに回復軌道に乗せたのですから、その力強さは大したもの(※アメリカは回復に4~5年かかりました)。

そうしたオーストラリア不動産の良さを、日本に伝えたいという気持ちから、これまで、不動産セミナーを何度か企画してきました。ですが、いま日本は東南アジア不動産全盛の時代。それらの国と比べて、オーストラリア不動産は価格の高さから敬遠され、セミナーやっても、なかなか成約に結び付きません。

私思うに、まだまだ日本で海外不動産の情報が質・量ともに足りないから、オーストラリア不動産の良さが十分伝わらないのだと思います。いまの日本では海外不動産が金融的なアプローチで紹介されることが多いのも、問題の一因だと思います。

たとえば、

☆東南アジア物件 1000万円 表面利回り想定8%
☆オーストラリア物件 4000万円 表面利回り想定6% 

※)いずれもプレビルド(未完成予約販売)のコンドミニアム販売

その数字だけみれば、普通は、東南アジアの方が選ばれるでしょう。でも、不動産としての内容や、長期保有資産としての安定感を考えれば、両者には雲泥の差があります

東南アジア不動産の「公称」利回り8%は、達成できるかどうか、全くもって未知数なのです。同地域新興国のコンドミニアムに典型的な問題として、

・中古不動産の賃貸市場が未発達であり、貸したい時にすぐには貸せない。

・中古不動産の売買市場も未発達であり、売りたい時にすぐには売れない。

・同じ場所で一度に何千戸単位の大量の戸数が供給されるケースが多く、需給バランスが崩れてしまうと、貸すのも売るのも大変苦労する。

・建物の品質が担保されず、かつ管理も未発達で、築5~10年経ったら劣化が目立つ。

・新築の供給数が半端ないので、築5~10年経った時点で、周りと比べて著しく陳腐化する。

上記の問題が全てクリアされてはじめて、8%の利回りで安定運用できるかもしれない…そんなレベルの話です。想定利回りいくら高くても、賃貸がつかなければ利回りは0%、諸費用払うから実質はマイナスですよね(注.東南アジアでもサービスアパートや投資用ホテルなら、プロの管理人が参画する分、まだ利回りは読みやすいです。)

一方、オーストラリアの場合、上記の問題がほぼ存在しません。すぐ賃貸がつく、すぐ売却できる、需給バランス良い、建物管理も良好、陳腐化の問題もほぼない。だから、「公称6%」の利回りが、かなりの確率で、そのまま実現するのです。

不動産を6%の賃貸利回りで安定運用できて、かつ値上がり益も期待でき、豪ドルという国際通貨で資産を保有できるのなら、かなり良い投資といえるのではないでしょうか。そうした良さを、伝えていきたいのです。

ただ、オーストラリア不動産「値段が高い」という問題がどうしてもある。そこで、この国のどの都市にフォーカスして、日本人投資家に紹介するかを、考えました。

私は、現時点では「ブリスベン&ゴールドコースト都市圏」が一番紹介しやすいと考えます。

・シドニーは、同国最大の都市でマーケット強いが、不動産価格が高すぎる。

・パースとダーウィンは、資源バブルの影響で価格がシドニーに近い水準まで高騰。

・メルボルンは、シドニーに次ぐ第二の都市で、不動産価格も2割ほど安いが、日本から遠いし、気候寒いし、いまにち紹介しにくい

・ケアンズは、日本から一番近く、観光客・ロングステイ客に人気があり、不動産価格も安い。だが、人口15万に満たない小都市でマーケットが小さく、不動産相場も観光業の景況の影響を受けやすい。

・アデレードとホバート(タスマニア島)も不動産価格安いが、経済や人口動態が弱く、日本人に馴染みもない。


その点、ブリスベン・ゴールドコースト都市圏は、好条件が揃っています。

・シドニー、メルボルンに次ぐ、同国3位の都市で、経済も人口動態も強い。

・不動産価格が、現時点でシドニーより3~4割安く、買いやすい。

・気候が良く、定住、ロングステイにも好適。

・ケアンズに次いで、日本から近くて行きやすい。

全国平均より安いブリスベン地域の不動産価格

そのように考えた私は、同地域の不動産を扱う日本人エージェント、鶴美枝さんに声をかけ、ブリスベン・ゴールドコースト地域の不動産視察を
企画しました。とても良かったですよ。

次回以降、詳しくレポートしていきます。

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韓流vsきゃりー、熱いASEAN対決

こんばんはManachanです。

いま成田空港で、オーストラリア・ゴールドコースト行の夜行便を待っているところです。今年の夏は出国続きですね。オーストラリアでは家族とまったり過ごして、8月19日に帰国します。

今回の日記は、かる~いノリで、東南アジアの芸能ねたでいきます。

私、先週の今ごろは、タイのチェンマイにいました。日本とタイの間には2時間の時差があります。私、いつも午前6時頃起きるので、タイでは午前4時頃、起きてしまう…当然やることないので、TVをつけて、ベッドから出ずにボケーっと過ごすわけです。

タイのTVは、日本でいう、バラエティ番組、芸能番組の類がとても豊富なようです。そして、タイを含むアジア・ポップミュージックを紹介する番組もありました。

いきなり飛び込んできたのは、

「長崎が好き!」という日本語の字幕…えっ、ここタイなんじゃないの?よく見ると、長崎の眼鏡橋の上で、タイ人のグループが歌っていました。

最近、タイ人の日本観光ビザが解禁になったこともあり、旅行ブームが起こっているようですね。特に北海道が人気のようですが、都内でも、銀座や新宿とかでタイ観光客の姿を時々見ますね。これから九州にもやって来るんでしょうか?

「長崎が好き」の後は…延々と、コリアンポップの曲が続きます。

韓流人気、日本では下火になってきたようですが、東南アジアでは健在。韓国名物、美容整形や韓流ドラマも、東南アジア全域で人気あるようですね。

「江南(カンナム)スタイル」とか、皆、大好きで、街でよくかかってます…あの踊り、分かりやすいもんね。

韓国、韓国、韓国…コリアンアーティストが10人くらい続いた後、ようやく出てきたのが、

きゃりーちゃん

彼女、日本人で唯一、気を吐いていましたね。テクノなプロモーションビデオ付で、「ファミリーパーティー」流れてました。

ASEANを席巻する韓流人気に対抗できる日本のミュージックコンテンツといえば、今のところ、きゃりーしかいないのかも。日本のアーティスト、もっと世界で頑張って欲しいものです。

あと、この番組では、中国人歌手が出てきませんでした。経済パワーは絶大だけど、中国アーティストの人気はまだまだ、なんでしょうね。

最後に、「長崎が好き」の画像をいくつか…何言ってるか分からないけど、タイ語で長崎を一押ししてるようでしたよ。

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底知れぬカンボジア

こんばんは、Manachanです。今回の日記は、つい数日前に訪問した「カンボジア」について書きます。

この国を訪れるのは、これで3回目。首都プノンペンと、その近郊くらいしか訪れていませんが、行くたびに、カンボジアの国土と人々が秘める、底知れぬ「何か」を感じます。

うまく言えないけれど…カンボジア人って、「ただ者ではない」のです。

中世には、東南アジアで覇を唱えた「クメール王国」の末裔であり、

エジプトのピラミッドと並び称される、人類の至宝「アンコールワット遺跡」をつくりあげた民族でもあり、

近代においては、全人口の3分の1を虐殺した、恐るべき「ポルポト政権」を生み出した国民でもある

小国ながら、スケールのでかい、スゴイ歴史をくぐり抜けてきた人々なのです。そして今日のカンボジアは、他の東南アジアの国と同様、猛烈な経済成長を遂げています。しかし、他の国と「何かが違う」のです。

近隣の大国、タイやベトナムの経済力をもってしても、真似できないのが、カンボジアの街の美しさ、カッコよさ。

プノンペン全景…アジアの街とは思えない整然とした美しさ!

街の借景と、屋上プールの、素晴らしいハーモニー

プノンペン・リバーサイドの街角、どこを切り取ってもオシャレ

カンボジア人は、街の美観やデザイン性を、どうやって維持しているのだろう?この国は東南アジアでは最貧国レベル、国内産業が未発達ゆえ、タイやベトナム、中国から、ビジネスも原材料も輸入しまくっているはずなのに、商業看板もチェーン店もほぼ見られず、街は整然とした美しさを保っている。

どう見ても、街の景観を守るために厳しい規制をしいているとは思えないし、その財源があるとも思えない。でも屋根の色は赤に統一され、トゥクトゥク(幌つきバイクタクシー)の色も上品な赤に揃い、飾り付けもおしゃれで、溜息が出るほど、センスが良い。

発展しているのは、たぶん首都プノンペンだけだろう。郊外に出たらどうか?・・・と思って、トゥクトゥク飛ばして行ってみましたが、

道路がロクに舗装されてない郊外でさえも、街並みや商店は、とにかく、整然として秩序感あふれているのです。昔の日本もこんな感じだったのでしょうか?

タイやベトナム、マレーシア、ミャンマー、フィリピンの郊外や農村は、もっとカオスです。スキありまくりで、無秩序。なぜ、カンボジアだけ、こんなにキチンとしているのだろう?

近代都市を離れても、どことなく、端正なカンボジア

デコボコの田舎道の向こうに、「キリング・フィールド」と呼ばれる、ポルポト政権下の大量虐殺センターがありました。ここは観光地になっています。が、とにかく、重い。余りの凄まじさに、言葉を失う。

私、文章では表現できません。詳しくは、こちらをお読みください。【大量虐殺地、キリングフィールドへ】- カンボジア

余りのショックに、ほぼ無言のまま、プノンペンの街に戻ると、マーケットには端正なカンボジアの姿がありました。

服の並べ方も、東南アジアの他国に比べて、キチンとしてるような…
※アバクロ、ラルフローレン…ブランドものの服が、むちゃ安く売ってますよ!

今日のカンボジア人は、フランスから独立して以来の、度重なる内戦、ポルポト時代の「知識人・都会人皆殺し」大量虐殺、ベトナム軍の駐留、国連監視下の選挙…筆舌に尽くしがたい苦難を乗り越えてきたのですね。

いま、カンボジアの政情が、近隣諸国と比べて安定しているように見えるのも、プノンペンの商売人が自信にあふれているように見えるのも、幾多の困難を克服してきた、その経験から来るのかもしれません。

私は、カンボジアに詳しいわけではありません。私の見えていない、いろんなリスクがこの国には多分あるのでしょうし、ポルポト時代に家族親類の誰かを殺されている人たちばかりなので、彼らの心のなかに底知れぬ闇や虚無があるのかもしれません。

しかし、お店や集落、都会を、あれだけ整然と、キチンとできる、美的センスあふれる国民は、東南アジアで他にいないと思う。その不思議な能力と、夥しい血をもって勝ち取った政情の安定を、上手に経済成長に結び付けて欲しい。カンボジアを担う次の世代に、より多くの可能性を与えて欲しいと、願うばかりです。

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アジア一美しい街にて

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国境の街ジョホール今昔物語~Johor Bahru, Malaysia

こんばんは、Manachanです。9泊10日の東南アジア出張を終え、無事、日本に帰ってきました。ここ数日は、ミャンマーやマレーシアで、カレー・シチュー系のメシばっかり食ってました。日本に帰って居酒屋とか行くと、やっぱり美味しいですね♪

今回の日記は、「ジョホールバル」という、アジアの中でも強烈な個性を持つ都市について書きますね。

ジョホールバル(Johor Bahru)、サッカーファンなら一度は名前を聞いたことがある都市名ではないでしょうか・マレーシアの南端にあり、狭い海峡を挟んで隣国シンガポールと接する「国境の街」です。その特異な位置関係から、

・中国の深圳、珠海 (香港、マカオと接する街)
・メキシコのティファナ (米国と接する街)

等と並び称されることもある街ですね。

【シンガポールと目と鼻の先!】

島国・日本の人には、イメージつきにくいかもしれませんが、陸路の国境を超えると、実際、いろいろなものが、変わります。言語、民族、通貨、物価…等々。特に、経済レベルに差がある二か国の国境を越えて、「豊かな国」から「貧しい国」の側へ行くと、相当な違和感を感じるものです。たいてい、

「豊かな国」の人が、「貧しい国」に行く時は、ほぼフリーパス
「貧しい国」の人が、「豊かな国」に行く時は、厳しいビザ要件が課せられ、長蛇の列

1992年に、私は北米・中米を一人旅しましたが、アメリカ(サンディエゴ)からメキシコ(ティファナ)へ国境越えする際に見た情景は、まさにそれでした。鉄格子に囲まれたイミグレで、アメリカへ渡りたいメキシコ人(+中南米人)の長蛇の列が、1㎞くらい続いていました。一方、アメリカ人はクルマに乗ったまま、マクドのドライブスルーみたいに、悠然とメキシコ側に渡っていました。

さらに、メキシコからグアテマラの国境を超える時の「落差」もすごかった。メキシコでは近代的なグレイハウンドのバスが走ってましたが、グアテマラ側ではご臨終寸前のポンコツバスが待っていて、屋根に何十羽のニワトリを満載していました。国境の少年たちは、メキシコからやって来る客の荷物持ちなどをして、米ドルやメキシコペソの日銭を稼いでいました。

とはいえ、国境で異なる経済レベルの国が接するからこそ、お互いに刺激を与え合う面があるとも思います。特に、「貧しい国」側の政府やビジネス文化がまともなら、たいてい、「豊かな国」以上のスピードで経済発展しますね。

その良い例が、中国の深圳でしょうね。1988年、私がはじめて深圳に行ったときは、本当に何もなかった。駅前に何千人単位で、無為にたむろっている、夥しい数の中国人民労働者の姿だけが印象的でした。また、当時の深圳で脂っこい中国料理以外は食べられず、香港側に抜けてステーキを食った時、「これぞ文明の味だ!」と感動したものです。要は、国境(?)の両側でそこまで大きな落差があったわけですが…・ここ20~30年間、深圳の遂げた発展は、驚嘆すべきものです。

シンガポールとマレーシア(ジョホールバル)

の国境にも、似たようなドラマがありますね。今でこそ、両国の行き来は非常に簡単になりましたが、20年前は、米墨国境同様、「シンガポールに渡りたいマレーシア人の長蛇の列」が見られました。

シンガポールは、当時から裕福な大都会でしたが、ジョホールバル側に渡ると、そこには鉄道駅の周りに、埃っぽい、小さな街があるだけで、そこ以外は、ジャングルとパーム椰子の林しかありませんでした。

【昔から国境の独特な雰囲気がある街です】

あれから20年。確かに、ジョホールバルは大きく進化しました。隣国シンガポールの発展に支えられた面もありますが、今ではジョホール側は「イスカンダル・マレーシア」と呼ばれ、市街地には立派な駅ビル複合施設(JB Sentral)とショッピングセンターができ、高速道路網が整備され、かつてジャングルだった広大な「ヌサジャヤ地区」にコンドミニアムと商業施設が林立し、レゴランドが来て、英米のインターナショナルスクールが大挙進出するようになった…

昨日、久しぶりに、ジョホールバルを訪れ、その発展ぶりに驚嘆するとともに、「こりゃ、どう考えても、建物つくりすぎじゃないかな」とも思いました。

特に、絶賛開発中、ダンガベイ(Danga Bay)地区の、コンドミニアム9000戸の建設現場をみた時、「こんなに部屋つくって、誰が住むんだろう?」と思いました。そのうち、少なくとも数百戸は、日本人が買っていると聞きます。

【本当に大都市になるのか?ゴーストタウンになるのか?】

ジョホールバルは、深圳のように大人口を抱えた街ではありません。中国のように、安価な労働力が豊富にあるわけでもないし、雇用を大量に必要とする製造業で勝負する場所ではありません。

シンガポールの隣とはいえ、もともと人が住んでなかったエリアに、大量の近代施設をつくって、産業と人口を呼び込む、建設資金は中国や日本、アラビア湾岸地区からの投資で賄う…マレーシア政府の戦略は理解できますが、普通考えて、向こう数年間に一気に完成する何万戸、何十万戸の住居や商業施設に順調に入居がつくでしょうか?必ず、「勝ち組物件」と「負け組物件」に二極化するはずです。

この街のバラ色の将来に賭けて、プレビルド(=数年後に完成する予約販売物件)を買った日本人投資家や、販売業者のなかに、不動産の目利きがちゃんとで
きている人が、どれだけいるのでしょう?

私、ジョホールバルの街としての発展は底堅いと思います。5年後、10年後は、間違いなく、今よりは都市レベルはアップしているはず。この地の開発をプロデュースする、マレーシアとシンガポールの政府は、東南アジアで1、2位を争う賢い政府でもあります。

ただ、都市が発展することと、個別の不動産が儲かることは、全く別の問題です。立地や賃貸・売買需要をちゃんと見極めた上で、今後、どのタイミングでも賃貸に出せて、かつ利益を乗せて転売できるような物件を選んでいるのか?信頼と実績ある現地の管理会社を手配できるのか?その辺をちゃんと説明できる業者から買っているのか?

プレビルド売って、仲介手数料もらって、はいさよなら!みたいな業者は、時代遅れ。そんな売り方していたら、完成時に会社が存続していないリスクだって大きいでしょう。

不動産としての目利きができて、出口まで見据えたシナリオを描ける業者から買うことが、ジョホールバル成長の果実を手にする早道だと私は思います。

日本人と海外不動産の関係が、もっと良くなりますように…そんなことを考えさせられたジョホールバル訪問でした。

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2016年ジョホール不動産ショック

アジア新興国と不動産の良心

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アジア新興国と不動産の良心

こんばんは、Manachanです。フィリピンを皮切りに、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーと回ってきた東南アジア出張も、いよいよ大詰め、今は最後の訪問国、マレーシアのジョホールバルにいます。

東南アジアは、どこへ行っても、経済成長中。人口が都市に集中し、所得が上がり、クルマの所有が増え、どの国の首都も交通渋滞が激化の一途。そして不動産の観点でいえば、都市の中心部や郊外に、プールやスポーツジム、セキュリティシステムを標準装備した近代的な集合住宅「コンドミニアム」に住まうニーズが増え、その一部は、日本人を含む外国人が、投資目的で買っています。

私の主宰する海外不動産投資コミュニティ「アジア太平洋大家の会」でも、ここ3年余り、東南アジアのコンドミニアム紹介セミナーを、日本の各都市で、数多く開催してきました。その圧倒的大多数は、「プレビルド」(Pre-build)という、完成数年前の時点で予約販売される住宅商品です。

しかし、やれマレーシアだタイだ、フィリピンだカンボジアだと、プレビルドのセミナーを数多く開催するなかで、問題点もいろいろ見えてきました。

「東南アジアのプレビルドを、果たして、”不動産”と呼んでよいものなのだろうか?」

問題の本質は、

・プレビルドなるものが「不動産のかたちをした金融商品」であること

プレビルドを買う、ということは、数年後、コンドミニアムが完成する方に賭けるオプション取引」のようなものです。

購入時点に得られるものは「土地建物」ではなく、「数年後、不動産を手にできるかもしれない権利」だけです。完成すれば、晴れて「不動産」になりますので、銀行融資、入居者募集、賃貸管理、リフォーム、売却…我々、不動産投資家の土俵に乗るわけですが、完成前は、そういった営みが、全くできません。

しかも、東南アジアの多くの国で、プレビルド物件の完成前転売が認められています。まだ不動産になってないものを「転売」する…それはまさに、本質的には「金融商品の売買」に他なりません。

プレビルドを扱う業者の多くが、不動産業ではなく金融業の出身であるのも、むべなるかな。当然ながら彼らは、「金融業者のセンス」で、プレビルドを売るわけです。

・第一棟目と比べて、第二棟目の売り出し価格が、10%も値上がりました。あなたも、10%儲かりましたね!

そんなことを言ったりします。確かに、金融業者のセンスからすれば、「簿価が10%増えた」ように見えるのかもしれません。

しかし、不動産投資家の視点でみれば、デベロッパーが勝手に値付けした売出価格に興味ありません。我々の関心事は、「いま、この物件を売って、実際に10%増しで買い手がつくのか?」だけです。

でもって、物件完成前にデベロッパーの売出価格通りに転売することは、経験上、ほとんど不可能です。なぜなら、

・デベロッパーは、新規顧客に、プレビルドの部屋を全部売らなきゃならない。売れば、販売ノルマも達成できるし、(たっぷり利益乗せて売ってるから)会社も儲かる。

・一方、すでに購入した顧客の物件を転売しても、デベロッパーはほとんど儲からないから、優先順位はうんと落ちる。

・また、買い手の心理として、誰かがすでに買った「お下がり」よりも、ぴかぴか新品の部屋をデベロッパーから直接買いたがる。

そんな状況で、当然、10%増しで売れるわけがないでしょう?完成前だと多くの場合、「買った値段より10%くらい値引きして手放す」しかないのです。

晴れて完成しても、その時点で、デベロッパーが後続の建物をガンガン建てて、プレビルドとして売りまくっていたら、自分の部屋、売りたくてもなかなか売れませんね。「需給のバランス」が崩れて、値がつかないのです。デベロッパーが在庫を売り切って、需給が落ち着いた時点ではじめて、「値上がりして売り抜ける」ことが、視野に入ってくるのです。

需給のバランス、購入・売却のタイミング、ライバル物件との差別化…そうした世界は、不動産の賃貸経営で揉まれていれば、身体で理解できるものですが、金融業上がりの業者は、その辺の事情に疎いことがほとんど。

・あなたの購入されたマカティ地区の平均空室率が4%を切ってるから、入居づけは簡単にできますよ。

そんな、マクロなアプローチしかできなかったりする。そこまで言うんなら、あんたが俺の物件に入居つけてよ!と頼んでも、金融上がりの業者の多くは、賃貸経営の経験もスキルもない。

ここ数年、マレーシア、タイ、フィリピンを中心に、各業者が何千戸単位のプレビルドを日本人に売りまくった。それなのに、完成後の入居づけや、転売戦略を真面目に考えていない業者がほとんど。

このままでは、私が危惧する、「2016年ジョホール不動産ショック」(マレーシアのジョホールバルを発火点として、夥しい数の日本人オーナーが完成した物件の入居づけも転売もできずに取り残され、社会問題になる)が起こりかねない。

私思うのです。東南アジア不動産も、そろそろ、金融屋ではなく、不動産屋の出番ではないかと。

プレビルドが次々と完成時期を迎えて、「金融商品」から「不動産」に変わるいま、不動産屋のセンスやスキル、そして「良心」が、切に必要になってくると思います。

不動産屋の良心とは、物件を個別にとらえ、それぞれに最適な入居戦略や売却戦略を考えていくことです。

最後に、

私たちは、曲がりなりにも”大家の会”を名乗っている以上、少なくとも賃貸経営の面でお勧めできる不動産だけを扱いたいと思っています。

そして、海外主要都市における不動産の売却・賃貸実績をデータ化し、情報を整備していきたいと思っています。

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タイは「日本」だった…

おはようございます、Manachanです。昨晩、タイ北部の街・チェンマイに到着しました。今、ホテルでくつろいでいます。

昨日の午後5時までは、カンボジアの首都プノンペンにいました。旧仏領植民地、今日でもフランス文化の残り香を感じるこの街での滞在は、ある意味、「夢見心地」の要素がありました。

前回の日記でも書きましたが、プノンペン市街地はフランス風に都市計画され、アジア新興国とは思えないほど豊かな街路樹が整然と配置され、建物の高さ、屋根瓦の色もほぼ統一され、商業看板の類はほとんど見られない。市民の足「トゥクトゥク」(幌付きバイクタクシー)の色もデザインも街の風景に自然と調和し、観光地区には欧風のテラスハウスが並び、バルコニーの手すりにさりげなくレリーフが施されてとってもオシャレ♪

「この街は、ヨーロッパじゃん!」と思いました。ヨーロッパの街に、東南アジア人が暮らしている不思議空間…それがプノンペンでした。

プノンペンから、わずか1時間10分の空の旅。隣国・タイの首都バンコクに着くと、風景が一変します。

機内から見下ろすバンコクは、まぎれもなく大都会でした。高層ビルがボコボコ林立する地区がいくつもあり、高速道路が縦横無尽に走り、郊外まで、市街地・住宅地がずーっと続いています。まるで東京のよう。

ドンムアン空港に下りたち、外に出ると、「夢見心地」が一気に吹っ飛び、「現実」に引き戻されました。

「ここは、日本じゃん!」

一般道路の上に高架の高速道路!その風景が、ドンムアン空港からバンコク市街地までずーっと続きます。まるで「東京湾岸の国道357号線」のよう。プノンペンには、高架の道路など一つもなかったのに…

バンコクでは、地元の友人に空港近くのレストランに連れていってもらいました。この辺は、大都市バンコクの郊外エリア。どうみても「埼玉県内、新4号バイパスの杉戸・幸手近辺」みたいな沿道風景が続く。プノンペンでは見ない「商業広告」の類は、タイにはうなるほどある。コンビ二だって、「セブンイレブン」「ファミリーマート」の嵐。密度も日本の都市部とほぼ同じ。

間もなく、レストランに到着。広い駐車スペースに車がびっしり停まり、どうみても、「埼玉ロードサイドのファミリーレストラン」ふう。そうそう、タイは東南アジアでは珍しく、日本と同じ左側通行、右ハンドルの国で、それも「日本」を感じさせる一因であるのかも…

バンコクの楽しい食事の後、国内線で一路、北へ。700㎞離れた地方都市・チェンマイに入る。この街の風景も、笑っちゃうほど、日本チック。空港から片側2~3車線の道路をしばらく走って市街地に入り、そこから片側1車線の横道に入ってホテルに着きましたが、この辺は、「千葉市の駅前通りから栄町の路地に入る」ところにそっくり!

ホテルにチェックインして、TVをつけると、タイのバラエティ番組がわんさかあって…テロップが出て、サクラの笑い声が出て、ほとんど日本の民放バラエティじゃん!(余談ですが、カンボジアでは自国製のTV番組がロクにないので、ホテルのTVで見てたのはCNNの英語ニュースばかりでした)。

あと、バンコクでもチェンマイでも、タイ女子の茶髪率は日本女子とほぼ同じ感じ。チェンマイあたりだと肌色も日本女子と変わらないから、見た目ではマジで区別がつかんぞ!ただ、太腿の細さだけは、さすがに東南アジアの人だなあと思いますが…

そんな感じで、道路から車からTV番組から女の子に至るまで、万事、とても日本っぽいのがタイなのでした…

生活実感が近い分、日本人には、間違いなく住みやすい国なのだと思います。

【コンビニ、ATM、三面張りの川、バラエティ番組・・良くも悪くも、日本を感じさせるタイ・チェンマイの街】

href=”http://stat.ameba.jp/user_images/20140730/10/manachan2150/c6/70/j/o0640047813018743055.jpg”>

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アジア一美しい街にて…

おはようございます。Manachanです。

カンボジアの首都プノンペンは、穏やかな朝を迎えています。この街を潤す、トンレサップ河と、その向こうのメコン河を眺めながら、ゆったり寛いでいます。

プノンペンは、美しい街です。

散策が、楽しい街です。

プノンペンの美しさが、日本ではあまり知られていないのが残念です。カンボジアといえば、未だに「地雷があるんじゃないか」とか「貧しい子供たちのために学校建ててあげる」みたいな話ばっかりで…

地雷も、学校いけない子供たちも…カンボジアの田舎での話。首都プノンペンは別世界。ものすごく経済発展して、高層ビルも各国レストランもたくさんあります。

そして何より、プノンペンは、フランスの植民地支配下で、しっかり都市計画された街。その均整の取れた美しさが、今日も保たれている街です。アジア圏では珍しい、「ヨーロッパふうの街」。

だから、「プノンペンを訪れる人は、たいてい、この街が好きになる。特に女性に人気が高い」のです。

プノンペンの空港に降り立って、市内中心部に向かうと、

・建物の高さが揃っている

・屋根の色が、赤で統一されている

・看板もほとんどない

・とにかく緑が多い。街路樹や公園が豊富。

カンボジアの近隣都市、例えばバンコクは高層ビル&高速道路ジャングルの如きだし、マニラではトタン屋根のバラック小屋みたいなのがたくさんある。しかし、プノンペンではそういうものがほぼ見られない。

何というか・・・街の美観に対するセンスがとてもイイんですね。やっぱ、フランス人って賢いな。そして、フランスがつくった美しい街を、激しい経済成長のなかでもちゃんと維持しているカンボジア人も賢いと思う。

日本の都市にも、美しい場所はたくさんあります。京都の祇園や鴨川べり、東京の丸の内仲通り、仙台の青葉通、倉敷の美観地区…

ただ、都市全体のなかで、ピンポイントで美しい場所があるだけの話ですね。京都でさえ、ビルから見下ろす景色はいたって平凡です。

しかしプノンペンは、街全体が調和とれて、美しいんです。

プノンペンの街を歩いていると、軽い敗北感さえ覚えます。

・なんで、同じアジア人なのに、彼らはこんなに美しい街を維持できるんだろう?

・我々日本人が、カンボジアの100倍以上の経済規模を持っているのに、プノンペンのような美しい街の一つもつくり出せないのはなぜなのだろう?

また、私は仕事柄、海外不動産視察ツアーをよくやりますが、

プノンペンの場合、街の美しさが最大の武器だよなあ。

街を歩いただけで、物件買っちゃうよなあ。

是非、アジアで一番美しく、センスあふれる欧風の街プノンペンに来てみてくださいね。

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ベトナム380円ヘアカット

おはようございます。Manachanです。

いま、私がいるのは、ベトナム最大の都市・ホーチミン(サイゴン)の中心部にある、「ベンタイン市場」(Ben Thanh Market)。ここは「東京の築地市場」に似た、活気あふれる観光名所です。

市場のすぐそばに、ベトナム語しか通じない、小さな理髪店がありました。

とにかくバイク、バイク、バイクの嵐、ホーチミン。道路を渡るのも命がけ(?)だったりしますが

こちとら髪の毛が伸びきって、暑苦しくて仕方ないので、ひとつ切ってもらおうと…

お店に入っても、価格表はない。身振りをまじえて「散髪の値段」を聞いたところ、お店の女性が、おもむろに財布を取り出して、「5万ドン札」と「2万ドン札」と「1万ドン札」を出してきた…「5+2+1=8、そうか8万ドンか!」と理解し、商談成立。

散髪代8万ドンは、日本円にして、380円くらいですね。

・昨年、カンボジアで散髪して、125円だった
・同じ年に、マレーシアで散髪して、460円だった

ま、ベトナムで380円なら、そんなもんかと思い、納得。散髪台に座る。キティちゃんのスマホを取り出して、記念撮影っ。

私が座ると、とってもスパイキーでファンキーなヘアをしたお兄ちゃんが、バリカンと鋏で、切ってくれました。終わったら、かなりサッパリしましたね。

おまけ)ホーチミンの朝の風景を、いくつか。

【バスターミナル】

【ベンタイン市場内】
とにかく、食い物、食い物、食い物の嵐…美味しくて、いい国ですね。

【いま流行りのネイルサロン】

「死んだスキン…」という日本語が、おちゃめですね。

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東南アジアの顔

こんばんは、Manachanです。いまフィリピンでの仕事を終え、マニラから、飛行機で一気にベトナムのホーチミンまで移動するところです。

ベトナムの後は、カンボジア、タイ、ミャンマー、マレーシアを歴訪します。東南アジアは、気楽でイイですね。どの国に行っても、私はルックス的に、現地の人間に自然に同化してしまうので、アウェイ感を感じないで済む。

フィリピンに行くと、地元のフィリピン人だと思われるし…

カンボジアに行くと、地元のカンボジア人だと思われるし…

マレーシアに行くと、マレーシア華人肉体労働者だと思われるし…

地球上の人類を、見た目で分類すると、「白人(欧米人)」、「黒人(アフリカ人)」、「黄色人種(アジア人)」の三タイプに分かれると、よく言われますが、その通説は、最新の遺伝子解析の知見から、否定されつつあるそうです。要は、外見は同じアジア人に見えても遺伝的には、それよりずっと細かく分かれると…

しかし、人間の遺伝子を肉眼で見ることは当然できないので、結局、「見た目」で判断せざるを得ない。で、その文脈でいうと、

いわゆる「アジア人」を、あえて分類すれば、二グループに分かれると思う

・「北東アジア人」(North East Asians:中国、韓国、日本、モンゴル等)、
・「東南アジア人」(South East Asians:インドシナ半島、マレー半島、インドネシア、フィリピン等)

日本に住む、東南アジア出身者も、フィリピン人を筆頭に、都市部では結構な数いますね。たとえば東京下町では、親のどちらか一方がフィリピン人という児童が、クラスに数名いるのが当たり前。

彼らは「同じアジア人」でも、「日本人とは違う、一目で外国人だと分かる」ことが多い。しかしそれは、私たちが普段、アジア人を見慣れているから分かるわけで、

普段、白人ばっかり見ているヨーロッパの人や、黒人ばっかり見ているアフリカ人の目には、「北東アジア人」と「東南アジア人」は、たぶん同じに見えるでしょう。その微妙な違いを見分ける方法は、

・肌の色 (東南アジア人の方が、肌の色がやや濃い)
・骨格 (東南アジア人の方が、骨格が概して華奢で、足や太腿などが細い)

この二つしかないでしょうね。肌色といっても、東南アジア人で、平均的な日本人と同じ位、色白な人間は相当数いるし、また日本人でも比較的色黒な人は、少し日焼けすればすぐに、平均的な東南アジア人位の肌色にはなってしまうわけで、すぐに見分けがつかないことも多い。

彼女たちが、東南アジア女性の平均的な肌色と思われますが…

日本人と区別がつかないほど、色白な娘も少なくない(写真はフィリピン人)

そんな東南アジア各国で、人々の顔を、よく観察してみると、地域毎に微妙な違いがあるように思います。

1)島嶼系東南アジア人(フィリピン人、マレー人、インドネシア人、台湾原住民等) 

浅褐色の肌を持ち、日本人が思い浮かべる「南洋の人」に一番近いタイプ。ミクロネシアやハワイの島民に酷似。中国人にはあまり似ていない。

2)インドシナ系東南アジア人(タイ人、カンボジア人、ラオス人、ベトナム人-南部 等)

島嶼系東南アジア人とよく似ていて、肌色も大差ないが、外見的な特徴がもう少し、中国人に近くなる。

3)ミャンマー系東南アジア人

タイ人等に似ているが、中国人に加えインド人の特徴が混じり、ややエキゾチックな顔も時々みられる。

また、ハノイなどベトナム北部の人や、ミャンマーやタイ北部の山岳少数民族など、中国との国境近くに住む人々は、肌色がさらに白く、「北東アジア人」の特徴が出てくる。つまり中国人や日本人に似てくる。

あと、「沖縄」もアジアのなかでは面白いところで、県民の約3分の2は、日本本土と同じく「北東アジア人」的で、残りの3分の1ほどは、島嶼系東南アジア人(フィリピン人等)に近い特色を持っているように見えます。

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