こんばんは、Manachanです。
今年に入ってから、アジア太平洋大家の会(APHOC)で主催、共催する海外不動産セミナーの増え方が、本当に凄くて…
特にこの3ヶ月ほどは、毎週のように、日本のどこかで、何らかのセミナーをやっている感じ。特に10月下旬は、一週間に3回、セミナーが連続したこともあったし…
取り扱う国・地域も、「アジア」や「太平洋」の枠組をはるかに超えて、今やヨーロッパ、北米・カリブ海、アフリカまで行っちゃってるし…
私自身、こんなに多数のセミナーを開催するなんて、予想だにしませんでした。APHOCを立ち上げた頃は、セミナーやりたくても、本当にネタがなくて、2~3ヶ月間、全く不発、なんてこともあったし、海外不動産を扱う業者にネタいただいてた時期もあったわけですが、
あの時期が、もう遠い昔に過ぎ去ったかのごとく、今は、セミナーに次ぐセミナーの準備で、いつも忙しく業務に追われている感じです。
こんな無茶苦茶な頻度でセミナーやると、当然、世間に誤解されやすくなるわけで…
「最近のManachanは、案件を精査せずに、手当たり次第、セミナーやってるんじゃないか」、「金儲け主義に走ってるんじゃないか」・・・、等々の疑念は、当然、予想できるわけです (でも、全然儲かってません…涙)。
一つ、皆さんに理解していただきたいのは、
・精査してないわけじゃ、ないんです。
・APHOCで開催するセミナーの、2~3倍くらいの数の案件が、日々、私のところに殺到してきているんです。
・一応、私のレベルでスクリーニングして、セミナーやっても良いと思ったものだけ、世に出るようにしているんです。
・また、私のレベルでゴーサイン出しても、こちらが忙しくて(人手が足りなくて)無期延期された話も、結構たくさんあるんです。
いま、APHOCメルマガを購読している人は、平均2~3日に1回は、セミナー案内を受け取って、余りの多さに驚いているかもしれません。情報が多すぎて、かなり混乱させているかもしれません。
でも仮に、私のところに来ている案件を、全部、メルマガに垂れ流しにしたら、それこそ、毎日のように、セミナー案内が来て、ほとんど「余沢翼メルマガ」状態になってしまいます。
ま、セミナー案件が死ぬほどたくさん来るのは、嬉しい悲鳴ではありますが、今後はもっと上手に、システマティックに、セミナーを交通整理したいなあ…と思います。というのも、
・海外不動産案件は、増える一方。2014年は、特にフィリピン関連のセミナーが、爆増するでしょう。
・それに全部、まともに対応していたら、私の身体がもたないし、家庭生活にも悪影響が及ぶ。
・国・地域を問わず、自分の開催するセミナーを通じて海外物件を買う人が増えたら、そ
れが首尾よくいかなかった場合、文句言われたり非難されるリスクも増える。
・また、セミナーのコンテンツが余りに多様化すると、「手当たり次第やってる」と思われがちだし、各セミナーのクオリティを保つのも難しくなる。
それらもろもろを考えた時、
今後、APHOCが開催する海外不動産セミナーは、明確な評価基準のもと、厳正にスクリーニングして、合格したものだけ、開催する。
という決断をせざるを得ないと思います。
いま、私が考えている「セミナー開催の可否判定基準」は、全部で4つあって、
基準1:販売価格や取引コストが適正であるか?
基準2:出口(利益確定)戦略が明確であるか?
基準3:不動産の権利が確実に担保されるか?
基準4:業者、デベロッパーが信頼できるか?
それぞれの項目で、5段階評価したポイントを加算して、合計ポイントがいくつ以上なら開催OK。いくつ以下なら開催拒否…みたいな方式にすることにより、セミナーの最低限のクオリティを確保し、かつ、「私たちは、こういう理由でセミナー開催した」という説明責任を果たそうと考えています。
あともう一つ、大事なポイントとして、取り扱う不動産セミナーが多様化すると、どんなセミナーをやっても、
・あるタイプの人にとっては価値ある話でも、
・他のタイプの人にとっては全く価値を見出せない話
…という状況が増え、否定派からみると、私が全然、案件精査せずに、セミナーやりまくってるように見えてしまうこともあります。
ま、万人受けする物件なんて、どの国にも存在しないし(そもそも、私はチャレンジャーな投資家なので、万人受けする物件なんて大嫌い…)、賛否分かれるのは仕方ないですが、今後は少なくとも、どのセミナーやっても、
・どういうタイプ(資産背景、余裕資金、リスク許容度)の人におすすめの物件なのか?
それを、明確に打ち出そうと思っています。
海外不動産投資セミナーは、今後、日本中で質・量ともに増えるでしょう。私たちのスクリーニングの試みが、この領域におけるデファクト・スタンダードになったらいいなあと思っています。
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