2020年 4月 の投稿一覧

コロナ問題の出口を妄想してみた…

【コロナ問題の出口を妄想してみた…】

私の目に、今とこれからの世界がどう見えているのか、箇条書きにしてみました。

1)新型コロナウィルス問題の背景に、米国vs中国の世界覇権争いがある。AIIBや一帯一路、5Gネットや中国製造2025を武器に世界覇権をうかがう中国を、No.1を死守したい米国が全力で阻止する構図。香港デモや通商戦争は、ある意味コロナの前哨戦ともいえる。

2)本質は「メディアやSNSを利用した、世界全部を巻き込む情報戦」なので、ウィルスによって直接失われる人命よりも、「情報」がもたらす恐怖と、雇用や経済への影響の方がはるかに大きくなる。

3)米中どちらが先に仕掛けたかは不明だが、構図として中国はWHOを味方につけ、米国はCDCと、マスメディア・ネットメディアへの世界支配力を武器に全面対決している。

4)今年1~2月は米国が攻勢だったが、3月以降、CDCの水際作戦が失敗し、米国が世界最大の感染者・死者数を出してしまい苦戦している。中国は国内での感染鎮静化を演出しつつ、感染爆発で苦しむ欧米に対するマスク外交、人口呼吸器外交で巻き返しを図っている。

5)今やウィルスが世界中でヒトヒト感染している以上、一国だけの限定的な事態収束はありえない。人類の多くが集団免疫を獲得するか、ワクチンが実用化されるまで世界中が苦しむ状態が続く。集団免疫戦略は人命・医療崩壊リスクを伴い、それを政治的に許容できる国は少ないので、実質的にワクチン以外の選択肢はない。

6)それまでの苦しい期間中、各国は財政破綻リスク承知で経済止めてロックダウンするか、あるいは感染拡大リスクを承知で限定的に経済を回すか、振り子のように動くしかない。ロックダウンできても2~3か月が限界。その間、経済苦による自殺者数は、感染による死亡者をはるかに上回りそう。

7)コロナ問題の「終わり」を仕掛けるのは、おそらく米国だと思う。中国・WHOを世界的な悪者にしつつ、画期的なワクチン開発・実用化を世界的に宣伝する「国家総力をあげた情報戦」を演出すると思う。その時期は、私の予想では今年9月頃(大統領選の前)。具体的にどのような終わり方をするかは想像もつかないけど…

8)問題終息後の世界は、米国陣営vs中国陣営という、新冷戦構図がさらに進む。日本を含め西側諸国のサプライチェーンは自国回帰が進み、グローバル経済に歯止めがかかり、ブロック経済に近い方向に向かうと思う。

 

 

 

【民主主義 vs 権威主義 – 鍵を握る「台湾 vs WHO」バトル】

新型コロナウィルスの主戦場は、すでに欧米に移りました。1~2月に一番苦しんだのは中国武漢を含めて東アジアでしたが、3~4月は欧州と米国で、特に多くの感染者と死者が出ています。

真っ先に苦しんだ中国は、武漢および湖北省各都市を強権で封じ込めて、それ以外の国内地域への拡散防止に(彼らの言うことを信じるなら…)成果を上げ、今はイタリアや欧州の小国に向けてマスク、人工呼吸器の援助に動いています。武漢の封鎖も解除されました。

私は中国のネットニュースを毎日見てますが、確かに3月下旬から国内の感染関連ニュースが減り、「欧米大変だね~可哀相(orざまあみろ)」、「我が国はやっぱ優秀だった」みたいな記事が増えてるので、事態は落ち着いてきたのでしょう。一時期休止していた中国の工場も稼働を始めたようで、今では建材や太陽光パネルも日本に入ってきています。

現時点の状況をもって、「コロナ防御には権威主義が好適」、「コロナで大ダメージを受けた米国が超大国から脱落し、中国とロシアが覇権を争う」みたいなこと言う人がいますが、私はそう思いません。

彼らには、現象の背後にある「本質」が見えてないのでしょうね。本質って何?…コロナをめぐる覇権争いは、「ウィルスをネタにした情報戦」なんです。つまり、ハードじゃなくて「ソフトパワーの戦い」なんです。ソフトパワーにおいて、現時点の中国(とロシア)はまだ米英と対抗する力を付けていません。そこが肝です。

要は、「中国を悪者にしたい米英が勝つか?」、「米英を悪者にしてWHO使って世界を味方につけたい中国が勝つか?」で、最終的にはおそらく米英が勝利すると私はみています。

そもそも中国(ロシアも・・)の政治体制自体が、情報戦には大きなハンディで、彼らがそれなりに妥当な数字を出しても世界的に隠ぺいや検閲を疑われてしまいます。そして中国のネット環境は超ガラパゴス。世界中の人がみる「Twitter」「Facebook」「Instagram」「Youtube」を使わない中国ネット民の肉声は世界に伝わらず、自国ツールの「微信」「QQ」「微博」「Tiktok」「优酷」内をグルグルするだけです(中国外では、中国語分かる私みたいな奴しかみてません…)

今日の情報戦は、世界的に影響力落ちてるマスメディアと、影響力が増しているネットメディアで勝負が決まりますが、いずれも「英語」がメインです。英米が中国を「コロナ犯人」に仕立てる印象操作を全面的に仕掛ければ、中国は今のところ対抗する術を持ちません。残念ながら、悪評を覆せるほど中国は世界的に評判良い国ではないのです。

この争いで、地政学的に重要になってくるのは「東アジアの民主主義圏」である、日本、韓国、台湾。欧米の同規模の国よりコロナ死者数が1~2桁以上少ない同地域のソフトパワーは確実に向上するでしょう。特に、「台湾」が鍵を握ると思います。

コロナ防御、公衆衛生、医療面で、台湾は世界のモデルになる優秀なパフォーマンスを示しています。そして、世界的に受け入れられやすい民主主義体制で先進国レベルの所得水準を実現しています。中国の圧力でWHOから排除された台湾は、いまテドロス事務局長とガチンコ対決していて世界的な注目が高まっています。

すでにWHOと全面対決している米国が、欧米や日本、そして台湾を引き入れるかたちで、別組織を立ち上げる可能性もあります。米国はおそらく「WHOは権威主義に肩入れする偏向組織だから、民主主義の価値を共有する新組織をつくる」論陣を張ることでしょう。実際、そう言われても仕方ない程のことを、WHO・テドロス事務局長はやらかしてしまったと思います。

#サバイバル

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新型コロナ感染症「ニューヨークは明日の東京」は本当か?

Tokyo is one of World-class mega-cities, with similar population, dwelling style and transportation infrastructure with New York City and London.

As long as COVID-19 goes, Tokyo follows NYC’s and London’s trend with 17 days delay. One notable finding is Tokyo’s death count is extremely low, 38 times less than NYC, 9 times less than London.

 

私の住む東京は、世界有数の過密メガシティ。新型コロナウィルス感染症において、1月後半には「そのうち武漢みたいになるぞ」、3月前半には「今にミラノのようになる」、後半には「ニューヨークのようになる」と、特に海外在住の方々から警告されてきました。実際に、そうなったのでしょうか?

 

4月8日以来、東京は非常事態宣言下にありますが、それに先立ち、東京都庁がベンチマークしたのは、東京と人口や面積、住宅環境や交通インフラなど諸条件が似通う「ニューヨーク市」でした。

実際、3月7~11日におけるニューヨークの感染者数トレンドは、同月24~28日の東京都の感染者数と似通っていました(17日の差)。またニューヨークのロックダウンは3月22日スタート、東京の緊急事態宣言が発効したのは4月8日(17日の差)でしたので、「東京の感染トレンドはニューヨークより17日遅れ」という仮説を立て、その後の新規感染者数および死者数の推移を、上記二都市にロンドンも加えて三都市で比べてみました。

 

【調査結果】
・ニューヨークやロンドンに比べて、東京は感染者数、死者数とも、けた違いに少ないレベルで推移中。
・これまで26日間累計の死者数は、ニューヨークは東京の38.4倍、ロンドンは8.8倍。
・同期間中の累計感染者数は、ニューヨークは東京の25.4倍、ロンドンは4.1倍
・ロックダウン後も、しばらくは感染数・死者数とも増え続ける。ピークを打つのは早くて2~3週間後(東京の場合、ピークは4月下旬を予想)

 

【結論】
「ニューヨークは明日の東京」は、明らかに誤りだった。

欧米賛美で出羽守な人たちが、ニューヨークのクオモ州知事のリーダーシップを褒めて日本政治家の優柔不断さを腐してるけど、数字を素直に見る限り、クオモさんの結果責任を厳しく追及するのが筋だと思うぞ。「東京ができて、なぜニューヨークにできない」と…

東京はロックダウンさえしてない。普通に電車動いて外食で温かい物食えるのに、ここまで素晴らしいパフォーマンスをあげています。東京でこれまで一日に新型コロナで亡くなった最大記録は7名(3/31,4/5,4/17)で、ニューヨークは528名(4/7)。

 

【出典】
1) ニューヨーク
NYC Health  https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page

3)東京
東京都新型コロナウィルス感染症対策サイト https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
日テレ24 データとグラフでみる新型コロナウィルス https://www.news24.jp/archives/corona_map/index2.html
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海外行けない時代に、皆様のお役に立つために…

皆様こんにちは、Manachanです。いつもご愛読ありがとうございます。

西暦2020年は、新型コロナウィルス(COVID-19)感染症パンデミックで全世界が同時不況に陥った年として、歴史に記憶されることでしょう。今や、国をまたぐ移動はほとんど不可能になり、世界の各都市が封鎖、外出禁止令の発令で、数十億人が自宅に引きこもる時代になりました。

 

これにより、弊社のビジネスモデルと、私の動き方も、激変を迫られています。もともと弊社は「共同経営者2人(市川、鈴木)が海外各地に行きまくって、現地から鮮度の高い不動産情報を発信する」モデルで成長してきました。私自身も2015~19年は、すべての年で海外滞在日数が年間100日を超え、世界50カ国、100都市以上の不動産現場を見てきましたが、今年3月以降、そういう動きが一切できなくなりました。

それで私は日本国内で大人しくしてるわけですが、今や都内ではセミナー・懇親会の開催さえ難しいご時世。弊社主催のセミナーで新型コロナウィルス感染者が出たらえらいことになりますし、それ以前に、感染懸念のためお客も多くは集まりません。弊社セミナーでは海外から講師を呼ぶことが多いですが、彼らも今や日本入国が不可能。現時点(4月6日)で日本は緊急事態宣言が出ていませんが、もし発令された場合、私が東京から地方拠点(名古屋、大阪、福岡)に移動してのセミナーにも支障が出るかもしれません。

 

また、弊社の主な収益源はこれまで海外不動産販売とアフターサービスに対する手数料(サポート料)でしたが、新型コロナで世界中の経済が止まり、入居者から家賃減額請求や建設ストップが各国で相次いでいる現在、「お客様の投資利益を考えた場合、いま海外不動産を本当に売っていいのか?」と自問自答せざるを得ません。いや真面目に考えるほど、「一般論として、今や様子見した方が良いと言うべき」です。もちろん例外はあって(お金がある人、どうしても買いたい人、買う理由がある人、リスクを理解する人等)、彼らの購入をお手伝いすることは継続していきますが、会社として今後当面は、「海外不動産販売」を収益の柱にすることは現実的にできません。

 

幸いにして、弊社は海外不動産のサポート料収入ゼロが続いても、会社として存続はできます。社員数も減りません。パンデミック時代の辛い時期は、「新しいビジネスモデルに転換する」ことに尽力していきたいと思います。大きな柱が二つあります。

 

1)新規販売から、既存顧客のお手伝いにシフト

弊社がいま何をすべきなのかというと、「すでに海外不動産お持ちのオーナー様のお役に立つ」ことだと思っています。たとえば、

・海外不動産にまつわる、面倒な作業をサポートする(外国語の手紙やメールを解読・説明する、海外の担当者とやりとりする、現地のプロを紹介する等)

・海外物件での賃料不払いや減額請求でお悩みの方に、適切な対応方法をアドバイスする

・海外での保有資産を棚卸し、今後の投資方針アドバイス

・日本での確定申告のやり方をアドバイス  等々…

 

私は海外物件オーナーとして20年の経験があります。現地管理会社とのやり取り、税務申告、諸経費の支払い、海外口座開設とオンラインバンキング、海外ローンの借り換え、管理会社の変更、アポスティーユ公印認証、現地国から送られてくる多様な書類読みこなしなど、実務を9ヶ国で経験したので、見ればすぐに勘所が分かります。処理能力やスピードにも自信があります。しかも今は私ひとりではなく、社員がいます。組織として対応ができます。

一言でいうと、海外不動産の「めんどくさいことをやってあげる」、「お困りごとを解決してあげる」新サービス。1~2週間後、弊社サイトやYoutubeでアナウンスしますので、お楽しみにお待ちください。

 

2)リアルセミナーから、オンラインセミナーにシフト

弊社は3月27日から、オンラインセミナーをはじめました。やってみるとかなりの好評で、しかも、これまでリアルセミナーに来れなかった地域在住の方々(西日本の地方都市や、東南アジアやオセアニア、アメリカ在住者)も参加してくれました。時間の制約を超えられるオンラインの可能性を目の当たりにしました。セミナー後の個別面談アポもたくさん入り、私は家に引きこもりつつも仕事では大忙しです。

 

これまで開催した、オンラインセミナーと実績 (※画像がリンクになっており、クリックで詳細確認できます。)

2020/3/27 「いま激安為替で買える先進国優良物件-オーストラリア編」 (参加申込57名、オンライン接続45名)

 

2020/4/3 「いま激安為替で買える先進国優良物件-カナダ編」 (参加申込45名、オンライン接続41名)

 

4/3 カナダのオンラインセミナーは、下記リンクから映像で試聴できます。是非きいてみてください。

https://onedrive.live.com/?cid=6587a393e31ab3c0&id=6587A393E31AB3C0!14845&authkey=!AKbN9n70qVySQ_I&fbclid=IwAR2dg2QL0q9tdfaMbXQ-gp0lmhJuL4zu3r_31-XEOp5hKlgkiDtTfvUIMYU

 

今後も、4月だけでオンラインセミナー5回企画しております。すべて無料で参加できます。

2020/4/10 オンラインセミナー「いま激安為替で買える先進国優良物件-イギリス編」

2020/4/16 オンラインセミナー「激安為替&政府家賃保証!オーストラリア・パース不動産」

2020/04/21 オンラインセミナー「カリフォルニア地方都市で満室経営」(火曜の部)

2020/04/24 オンラインセミナー「カリフォルニア地方都市で満室経営セミナー」(金曜の部)

2020/04/28 オンラインセミナー「アイダホ不動産の知られざる魅力」

 

弊社は、ビジネスとして本気で生まれ変わります。そして、「バイヤー様・オーナー様の立場に立つ」価値観はこれからも大事にしていきます。

私たちの思いは、情熱は、変わりません。今後とも、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 

 

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