お金かけずに中国人顧客を集客する方法

こんにちは、Manachanです。

近年、日本へ旅行に来る外国人観光客数が爆発的な伸びを見せ、「インバウンド旅行ビジネス」が、話題に上るようになってきましたね。私たち不動産業界の一部も、「海の向こうからやってきた需要」の恩恵を受けています。

私も、世の中に先駆けてインバウンド不動産ビジネスを仕掛けていきたい。その一環として、4月16日(土)に、中国の首都・北京で日本不動産セミナーを行うことになりました。

Facebookページ
https://www.facebook.com/events/994423023928450/

Weibo(微博)ページ
http://www.weibo.com/5872842257/profile?rightmod=1&wvr=6&mod=personnumber&is_all=1

 

北京は、中国を代表する大都市で、富裕層も大勢いるのにも関わらず、中国市場を狙う日本の不動産業者の間では、上海に比べると注目度がいまいち低いようで、わざわざ北京に行ってセミナーやろうという日本の業者は、私の知る限りほぼ皆無。

だったら、まず私がやってみようと考え、ビジネスパートナーを説得して4月にセミナーやってみることにしました。たとえ、すぐ商売に結びつかなくても、一度セミナーを経験すれば北京の雰囲気も分かるし、また現地のお客様との人脈ができるし、経験値が積める。こういう世界は、やる前にあれこれ考えるより、とにかく「先にやった者勝ち」ですよね。

 

セミナーやる上で、まず最初のチャレンジは、集客。「北京で、いかにセミナー客を集めるか?」…現時点で私は、北京にビジネスの拠点もありませんし、友人もほとんどいません。たいていの業者は、海外でセミナーやる際は、現地の広告会社などにお金を払って、新聞やWeb広告を出してもらって客を集め、ホテルの会議室とか借りてやるわけですが、それには大きな費用がかかるし、またお金をかけただけの効果があるかどうかも分からない。

それよりも、私は「アジア太平洋大家の会」などを主宰するなかで、ホームページ、ブログ、Facebook、メルマガなどを通じて、ほとんど費用をかけずに、自分の文章力とITスキルを使ってセミナー集客することを身上としています。この経験・テクニックを北京の集客にも使えないか?

それ不可能ではないですが、中国ならではの課題が浮上してきます。最たるものが、ネット環境の違い…特に中国名物「アクセス禁止」は、同国に渡航するビジネスマンが皆、悩むことです。私も悩んできました(中国の使えねえネットの話)。

・中国では、FacebookやGoogleが使えない。LINEさえ使えないことがある。
・日本で使っているウェブサイトが、中国ではアクセス禁止になることもありうる(fc2ブログなど)。

 

郷に入れば郷に従え・・・中国で集客するには、中国製のツールを使わないといけません。基本は、

・Facebookではなく、Weibo(微博)を使う
・LINEではなく、Wechat(微信)を使う

 

セミナーが1か月後に迫る今、私も急ごしらえで、Weiboアカウントをつくり、「日本幸福房産」と名付けました。3月4日にアカウント作成、本格的に使い始めたのは3月8日からです。

 

Weibo「日本幸福房産」
私の顔写真に、後光がさしております。

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Weiboアカウントは、使えば使うほど、経験値が上がるほど、「等級」がレベルアップする仕組みになっています。

 

使い始めて10日、私はいま「レベル5」です。
レベルアップすると、何か良いことあるんだろうか?

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Weiboアカウントのトップには、Twitterと同じく、Follow数、Follower数が表示されます。私の記事を読んでくれるのはFollowerの方々なので、とにかくたくさん集めたいですね。

 

3月17日、Follower数が150になりました!

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このWeiboアカウントのトップページに、4月16日のセミナー紹介記事を載せました。

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ただ、それだけだと飽きられてしまうので、私がこれまで書いてきた、中国語で書いた日本不動産のブログ記事を、一日ひとつづつアップしています。

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このブログ記事ですが、そのままのURLだと微博に貼れないので、URL短縮ツールを使わなければなりませんが、ここでも中国製のツールを使わないといけません。

 

私は新浪網の短縮ツール(sina.lt)を使っています。
こちらはちゃんと機能します。

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間違っても、Googleのツール(goo.gl)を使ってはいけません。
中国からだとアクセスできないようです。

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こんな感じで、私が一生懸命集めたFollowerですが、アカウント名をみる限り、多くは株の投資家とかコンサルタントみたいです。辛抱強く、不動産投資家を集めたいと思います。

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地道な努力の甲斐あって、私の「微博」ページをみる人数は増えています

fensi guanzhu

 

ページビューも着実に増えています

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これを、セミナー集客に結びつけていきたいですね。引き続き頑張って、開拓していきます。

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似合わねえ富裕層ビジネス

こんばんは、Manachanです。

仕事で、いろんな方とパートナーシップを組んでおりますが、彼らのなかで私は、激安交通機関を使い、安宿に泊まり、激安メシを食う人間」として知られているようです。

 

たとえば、こないだ福岡でセミナーやった後、こんな話になりました。

「Manachanお得意の、激安深夜バスは使わないんですか?」

名古屋・大阪発ならともかく、福岡から東京まで深夜バスはきついよなあ(時間もったいない…)。

bus

 

フィリピンの生活費の話になった時も、こんな会話になりました。

Manachanは地元の安食堂で、一食100円か200円のフィリピンめしを平気で食いますけど、僕の場合は平均700円くらいかかってるかな・・・

 

【カンボジアとかは、100~200円めしでも十分うまくてコスパGoodですよん】
(味の素が鬼のように大量使用されてるかも知れんが…)

cambodia1 cambodia2

 

あと、ビジネスパートナーと行く海外不動産視察の際、私がホテル予約することが時々ありますが、

Manachanが予約すると、時々、とんでもない安宿になるんですよねえ…

 

【カンボジアの定宿。コーヒーショップ付設のゲストハウス。1泊800円位・・・】
(すごく気に入ってます。部屋によっては、時々、小便臭いですが…)

pratna

 

ま、私はもとバックパッカーで、今でも当時の感覚を引きずっていますから、個人的には相当安い宿、安いメシ、安い交通機関でも十分満足できてしまう体質なんです。先ほどの会話の続き、


私「私はまあ、小便臭い安宿・・・」

友人「小便臭くなければOKですか?」

私「いや、小便臭い程度なら、私は全然気になりません♪」

 

いま、私はお金に困っていませんけれども、よりグレードアップした消費に全く興味がないんです。世の多くの人々は、手元にお金があれば、より良いクルマ、より良い住まい、より良いホテル、より高級感あるクレジットカード、より安全で高品質な食べ物に目が向くのかもしれませんが、私は相変わらずの激安野郎でして…

だから、所謂富裕層向けビジネス」とか、私には無理ですね。ガラでもないし、似合わぬことは無理したくないし。

niawanu

 

ところで、「富裕層ビジネス」と聞いて、すぐ思い浮かぶものは何でしょう?


1)富裕層向け、高級車の紹介

2)富裕層向け、コンシェルジュ付き高級マンションの紹介

3)富裕層向け、高額会員制ブティック

4)富裕層向け、プレミアクレジットカードサービス

5)富裕層向け、顧客限定百貨店

6)富裕層向け、プレミア家事代行サービス

7)富裕層向け、教育サービス

8)富裕層向け、私設秘書サービス

9)富裕層向け、グローバル資産運用サービス 

 

あたりでしょうか…いずれも「俺には関係ねえ世界」のことと思ってしまうのですが、

ただ、私が趣味でやってる「海外不動産投資」の関係で、富裕層の方々からの相談が、それなりの頻度であります(上でいえば、「9)グローバル資産運用サービス」の一種でしょうかね)。そんな時は、私なりの視点で、中立な立場でアドバイスさせていただいています。

とはいえ、彼らに何かモノやサービスを売ろうという立場じゃないから、気楽ですね。売る立場になったら辛いでしょう。彼らが求めるクオリティ、ラクジュアリー感、エクスクルーシブ感などは、激安野郎の私には理解できないし、説明もできないから。

 

あと最近の私は、これまでの人生にない頻度で、「一緒にビジネスやろう」と、いろんな方から声かけられています。特にここ2週間は、ほぼ毎日のように、誰かと会って、そんな話してましたね。

そういう相談のなかには、「富裕層向けビジネス」が、かなりの割合で含まれています


・俺は、富裕層とコネクションができたから、人脈豊富なManachanと是非組みたいんだ。

・Manachanが今やってるビジネスを、富裕層向けに、高収益にできるよ。やってみる?

・詳しい内容はまだ明かせないが、エクスクルーシブな、正真正銘の富裕層ビジネスがあるよ。知りたい?

 

でもねえ、ちょっと待って。「富裕層向けに商売したいのは分かるんですけど、洗練された消費センスのかけらもない俺に、何で声かけるんですか?」と、正直不思議なのですが…

千葉ニュータウンのユニクロで買った、2980円のジャケット着てる俺が、富裕層の方々向けに高額商品を売れるわけないでしょうが…

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でも、私に富裕層向けビジネス話持ってくる連中も、客観的にみて私と同じくらい「似あわねえ」んですよ。もう笑っちゃうくらい、地に足がついてない。彼らが「フユウソウ」という言葉を連発していると、「富裕層」が「浮遊槽」に聞こえてしまう(下水処理用語か?)

無理して富裕層ビジネスモデルやるより、自分らしく自然体でいた方が良いと思うんだけどなあ。

 

最近、相談が余りに多いし、全部こなす時間もないので、「不動産ビジネス」だけに絞っています。読者の皆様も、「今のManachanは、不動産だけでお腹いっぱいだから、他のビジネス誘わないでね」と、覚えておいてくださいね。

 

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春日部市の人口減少に歯止めを!不動産屋の知恵

おはようございます。Manachanです。今回は、国内不動産ねた。舞台は、東京のベッドタウン「埼玉県春日部(かすかべ)市」。

 

春日部の有名人といえば、この人

「ドラえもん」、「ピカチュウ」と並ぶ、日本が生んだ世界のヒーローは、春日部出身!

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春日部は、交通アクセスに恵まれた都市

東武スカイツリーラインで、東京都内直結。野田線(アーバンパークライン)で大宮、柏方面にも行ける。

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柏市出身の私にとって、春日部は身近な街です。そこは、家族で東北道方面にドライブへ行く時、岩槻インター乗るために必ず通る場所であり、また、東武電車で日光方面に行く時に、必ず乗り換える駅でした。

私の子供時代、柏から東武野田線に乗って、一面の原野だった七光台駅(野田市)を通り、江戸川を渡って春日部駅で乗り換える家族旅行。母が、「この街は、空が広いねえ」と言っていたのを覚えています。当時、柏の駅前には「そごう」、「高島屋」、「丸井(ファミリかしわ)」などの百貨店が並んでいたのに対し、春日部の駅前は高い建物がなく、長閑な雰囲気でした。

あれから30年…柏の駅前は、さらに「丸井本館」、「高島屋ステーションモール別館」など、百貨店がさらに増えたのに対し、春日部の駅前は、目に見える変化がありません。南隣の越谷市が、「レイクタウン」や「南越谷VARIE」など、劇的な商業発展を見せたのと比べると、春日部市は良くも悪くも、(ロードサイドは別として)「昔と変わらない」たたずまいを見せています。

 

この春日部市、首都圏ベッドタウンであるにも関わらず、平成13年(2001年)をピークに、人口が減少傾向にあります。現市域(旧春日部市+旧庄和町)の人口は、2001年に24万2千人を数えたのが、今は1万人減って23万2千人前後。人口が微増する年もありますが、基本的には減少トレンドに、歯止めがかかっていません。

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春日部市の周囲をみると、西隣の「さいたま市」、南隣の「越谷市」が増加傾向。東隣の「千葉県野田市」でさえ微増なので、ある意味、「春日部一人負け」の印象さえあります。

この課題に対しては、「かすかべ未来研究所」による秀逸なレポートがありますが、そこから引用すると、人口減少の主な原因は、「近隣市への転出超過」(=社会減)。

平成 17 年(2005 年)から平成 22 年(2010 年)の間 移動が多い地域は、越谷市、さいたま市岩槻区、草加市、足立区、野田市と、東武スカイツリラインや、東武野田線沿線の自治体が多い状況となっている。そして、ほとんどの自治体に対して転出者数が転入者数を上回る転出超過となっている.

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で、ここからが本題になります。

私たち不動産業者からみると、「今のままでは、春日部市の人口減って当然」だと思います。なぜなら、「春日部市は道路後退(セットバック要件)が厳しくて建物が建てにくい」のです。

 

建築基準法によれば、幅員が4m未満の道路(法42条2項道路)に接する敷地に、建物を建築する際には、道路の中心線から水平距離で2mの位置まで敷地を後退させなくてはなりません。この後退が「敷地のセットバック」といわれるものです(詳しい解説はこちら)。

道路後退の位置は2mないし3m(つまり幅員が4mないし6m)と定められ、どちらにするかは自治体が決めて良いことになっています。春日部市の場合は道路後退3m(幅員6m)を原則としています。市のホームページから引用しますと、

市内の道路を利用しやすいよう、また緊急車両の通行がスムーズに行えるよう道路の幅員を6メートルにしていきます。建築基準法の道路の種類により、幅員が6メートル未満の道路は建物の建替え時に中心線から3メートルの後退が必要です。

 

確かに道路交通の観点からいえば、幅員を6m確保するのは望ましいでしょう。ですが人口減少に悩む春日部市の場合、この厳しい基準が人口流入を抑制しているような気がしてなりません。人口過密で狭い街路も多い首都圏では、セットバック2m(幅員4m)で良いと定める自治体が多いので、春日部市が相対的に厳しくなっているのです…

 

先日、私が取引しようと思った春日部市内の土地で、こんな事例がありました。東武野田線の駅から徒歩5分、(かつては賑やかだった)商店街もある主要道路に面した、28坪の古家つき土地です。接道は2面あり、敷地前面は主要道路(幅員6ⅿ)、後ろが生活道路(同4.2ⅿ)に面しています。

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28坪しかないので、戸建の建売業者に売るにもギリギリの当落線上(この地域では、戸建の敷地は普通40~50坪)。ただ、敷地の形がよくて駅近なので、28坪でも何とかなるだろうと思っていたら、甘かった。

 

春日部市は、敷地後面の生活道路から、道路後退3ⅿを要求するのです!
その結果、セットバック後の有効宅地面積が25坪になってしまう!

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「えっ、まじで!」・・・私は耳を疑いました。確かに、行政が生活道路の幅員を6ⅿにしたいのは分かる。でも、この敷地を含め、地域の住民は皆、商店街のある幅員6ⅿの主要道路を使っています。後ろの生活道路なんて利用する人もほとんどいないし、日本中が財政難の折、こんな優先順位の低い道路を6ⅿに拡幅する工事が、私の目の黒いうちに実現するとは思えない。

この地域で、有効宅地25坪に削られたら、買ってくれる建売業者がいるかどうかも微妙だし、仮にあっても、クズ土地価格並みに買い叩かれるでしょう。都内とか川崎横浜なら25坪でも戸建用地として十分成り立つでしょう。でもここは埼玉の春日部、しかも都心直結でもない「ギリギリ首都圏」なのです。28坪と25坪の違いは、宅地として使い物になるかどうかのボーダーラインに関わるので、極めて重大です。

 

私がオーナーなら、間違いなく絶句するでしょう。

一体だれのために、何のために、こんな施策をするの?
せっかくの、駅5分の土地が死んじゃうじゃん!
国民の資産価値を何だと思ってるんだよ!

 

もっとも、明るい材料もあります。先に紹介した「かすかべ未来研究所」のレポートでは、市の人口減少に対する健全な危機感が見てとれます。大事なので、太字で引用しますと、

人口を増加させていくためには、地域競争に勝ち抜いていく必要がある。選ばれる自治体となり、地域競争に勝ち抜いていくためには、周辺地域との差別化を図っていく必要がある。そのためには、本市の現状をしっかりと調査し、分析することにより、何を実施していけばよいか検討していくことが重要である。

そこで、当研究グループでは、本市の現状、そして近隣自治体の状況を調査し、本市に適した事業として、「定住応援サイト」の開設と、「若者定住支援」の2つの事業の提案を行った。

 

「定住応援サイト」と「若者定住支援」は、是非やるべきでしょう。それに加えて、私たち「不動産業者の知恵」を活用して、宅地取引の実態把握や、道路後退制度との関連を研究した上で、首都圏ベッドタウン春日部市として「あるべき地域のデザイン」を描くことを、強くおすすめします。

 

不動産業者のセンスでいうと、春日部市が人口減少を防ぎ、地域の魅力を取り戻すために取り組むべきことは、二つ。

・駅徒歩圏エリアの規制緩和(道路後退を2ⅿにする、駐車場附置義務撤廃、建ぺい容積率緩和等)と、人口集中のための施策

・それ以外のエリアの成長管理施策(「地主の土地活用」と称した、無秩序な建売アパート建設等に対する予防的規制と厳格な運用)

 

21世紀、大都市ベッドタウンとしての生き残りは、「選択と集中」、「コンパクトシティ化」が基本。駅近エリアには人とインフラを集中させ、商業・医療などの利便施設を集中させる。それ以外の地域はスプロール化を防ぎつつ、計画的に整備していく。

もし春日部市が、人口減少を防ぐために何かしたい、不動産業者の声を聞きたいのであれば、いつでもご連絡ください。私、喜んでお手伝いいたします。数年前、同じ埼玉県で、八潮市の市民大学の方に呼んでいただき、市長はじめ行政職員・議員さんの前で、「つくばエクスプレス開通と街づくり」をテーマに講演したこともありますので…

 

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ベトナム不動産学習ノート

こんばんは、Manachanです。今回のテーマは、「ベトナム不動産」になります。

私自身や、仲間たちが、三度のメシより好きな「不動産」…世界中で、いろんな言い方があります。英語圏ではReal Estateですよね。

 

日本の近く、漢字文化圏では、どこも「不動産」(ふどうさん)に近い言い方をします。

韓国語では、부동산(プドンサン)

中国語では、不动产(プドンチャン)

ベトナム語では、Bất động sản(バッドンサン)

 

そこから西へ行くと、インド文化圏に入りますので、言い方も全く違います。

カンボジア語では、អចលនទ្រព្យ (アチャロノトロップ)

タイ語では、อสังหาริมทรัพย์ (アサンハーリーマサップ)

 

そこから南のマレーシア、インドネシア、あるいは東のフィリピンに行くと、英語から借用したReal Estateを使います。

…というわけで、日本や中国と同様、「不動産」に近い言い方をする南限はベトナムの「Bất động sản」ということになりますね。

 

いま、ベトナムの不動産マーケットについて、Webでいろいろ調べていますが、私の見たところ、一番使えるのは、

batdongsan.com.vn  (バッドンサン・ドットコム)

だと思います。なぜなら、

 

「掲載物件数が数万点あるポータルサイト」であり、

なおかつ、

「英語ページがある」からです。

 

ベトナム人相手の物件ポータルサイトは、いくつかありますが、果てしなく「ベトナム語オンリー」の世界。現時点では、「英語がある」だけで超すごいことなのです。

それでも、困ったことがあります。

 

英語版ページに載ってるデータと、ベトナム語版ページに載ってるデータが、全然違うのです。

たとえば、英語版ページで、「ホーチミン1区」、「売りアパートメント」という条件で検索してみましょう。

batdongsan03

 

7件しかヒットしません。

batdongsan04

 

では、ベトナム語ページで、同じ条件(thành phố Hồ Chí Minh、Quận 1、bán căn hộ chung cư)で検索してみましょう。

batdongsan01

 

なんと、218件もヒットします。

batdongsan02

 

英語版のデータ7件、ベトナム語版のデータ218件・・・つまり、「英語だけ読んでても、何も分からない」という、残酷な事実が判明したわけです。

それから、ベトナム語との格闘(?)がはじまりました。Google Translator、そしてベトナム語のプライベートレッスンを駆使して、とりあえず、メニュー項目の英語・ベトナム語対訳をつくりました。

batdongsanword

 

そうなると、少しは、ベトナム語で書かれた物件広告の内容が分かるようになってきます。で、読み進めると、

 

ベトナム語の物件広告は、「価格」が「要交渉」(Giá: Thỏa thuận )ばっかりじゃん…

ベトナム人同士の不動産取引って、どのくらい値引きするんだろう?

batdongsan05

時々、価格が明記されているデータもありますが、

 

値引き45%って、何だよこれ!!(Giảm 45%)

表示されている価格が値引き前なのか値引き後なのか分かりませんが…10%や20%ならともかく、45%の値引き幅のある数字が信用できるとは思えないよなあ。

batdongsan06

 

ま、そういう、あやふやな数字を、一覧表にしてみました。まだホーチミン1区しかやってませんが、現時点で分かったこと、

 

同じ物件・面積で比較すると、外国人向け価格より、ベトナム人向け価格の方が少し高い傾向がみられる。
(ベトナム人の方が、外国人より派手に値切るから、高目に値段を設定してるのかもなあ…)

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ホーチミン1区といえば、東京の都心三区みたいな「超・都心部」なので、もう少し近郊の、2区、3区、7区、ビンタン区あたりのデータを整理してみて、大体の傾向をつかんでみようと思います。

 

ところで、Batdongsan.comには、権利書や謄本をそのまま表示しているものがありますが、びっくりするほど、日本のものに似てるんですよね。

「土地の表示」と「建物の表示」がちゃんと分かれてるし、「求積表」、「字図」にそっくりな書類があるし…日本の法務局のフォーマットをそのまま真似したのかもしれませんね。

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日本と全然違うような、ちょっとだけ似ているような、ベトナムの不動産Bất động sản…そのファンキーな世界を紐解いて、投資家向けにまとめた情報を、オウチーノ社主催の有料セミナー「ベトナム不動産アカデミー」で発表いたします。4月25日(月)開講。全3回の講義に出れば、ベトナムで不動産投資する上での基礎知識と、投資家的な選球眼を身につけられます。興味のある方、是非、来てくださいね。

vietnamacademy

参加申込リンク
https://www.o-uccino.jp/global/seminar/5925/

 

また、3月12日(土)、東京・蒲田で、「ベトナム・高賃料で貸せる物件選びセミナー」を開催しますので、こちらもよろしくお願いいたします。

vietnamseminar

セミナー詳細・申込リンク http://goo.gl/eI2THU

Facebookページ https://www.facebook.com/events/1675781392671774/

 

 

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犬肉を食べていた頃…

おはようございます。Manachanです。

今日は日曜日、うちの奥さんは研修で一日中不在。私が終日、子供二人の面倒を見る予定です。たぶん、上野の博物館や動物園に行くことになるでしょう。

 

上野といえば、東京では新大久保、池袋北口と並ぶ、「ディープ中華めし三大聖地」の一つ。店主、店員、客のほとんどが中国人で、日本語があまり通じない店も少なくありません。

上野には、たとえば、「犬肉料理」を出す、中国東北料理の店があります。値段の割に美味しいので、こないだも、得意先の方と一緒に食べにいきました。堂々と「犬肉鍋」と表示されたメニューがあって、口をつけたのは私と、もう一人だけ。他の全員は遠慮してました。

 

【上野の犬肉鍋…4人前5,250円、2人前3,150円】
(新大久保店でも同価格です)

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私は2005~07年にかけて、中国の大連に住んでいました。現地では「犬肉」はポピュラーな食べ物、牛肉や豚肉と並んで売られるような、誰もが食べるものでした。

久しく行ってないので最近はどうか分かりませんが、私が住んでいた頃、大連・周水子国際空港からタクシーで市内へ向かうと、すぐそばに「狗肉湯」(犬肉スープ)と書かれたデカい看板があり、それをみて「大連に帰ってきたなあ」と実感したものです。

当時の大連で外食すると、肉を使った料理の価格は、「牛肉>>>犬肉>豚肉・鶏肉」という感じで、それなりにリーズナブル。会社の同僚と、週に一度は、「狗肉湯」ランチ(6元=当時は84円)を食いに行ってたものです。犬肉を食べてみると、「牛肉に近い食感」。当時の大連では「ちょっと安い牛肉」みたいな位置づけでしたね。

大連での生活を経て、日本に帰国すると、当然ながら、犬肉を食べる機会が圧倒的に減りました。今では、上野か新大久保に行って食べるしかないですもんね。ま、それでも構いません。豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉があるわけだし、他の肉に比べて、犬肉が特に好きというわけでもないし…

 

中国、ベトナム、朝鮮半島、日本…東アジアの犬食文化は長い歴史を持ちますが、近年はどの国でも、犬をペットとして愛玩する習慣が普及し、それとともに、「犬を食べるなんて、可哀想」という価値観を持つ人も増えてきました。

日本、韓国、台湾では、犬食はめっきり減りましたし、本場・中国でさえも、犬肉食に対する風当たりは強くなりつつあるようです。中国南部・広西チワン族自治区の玉林市では、犬1万頭を食べる毎年恒例の「ライチ犬肉祭り」をめぐって、国内外で賛否両論が巻き起こっています。

中国で「犬肉祭」…「何が悪い」と1万匹、盛大に食べ尽くす 世界から約400万人が抗議

(こういう祭り、行ってみたいなあ・・・反対デモも凄いらしいけど。)

 

オーストラリア・シドニーに住んでいた頃(2000~05)の話。犬食習慣のあるアジアの民族が同国に移住してお店を開くことがよくありますが、犬肉の出荷は同国の法律で禁止されているため、「本来、犬肉を使うところ羊肉で代用する」メニューが多かった印象があります。

たとえば、シドニー南西部、Belmoreの駅近くに、韓国料理店が固まっている一角があります。店名からして、「コリアン客しか相手にしない」オーラが漂いますが、どの店も安くて美味いので私もよく行ってました。

 

【Belmore駅周辺に韓国料理店が並ぶ】

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私のいた頃は、この一角に「チャンジンドン・へジャンクック」という名店があり(英語しか知らない人には意味不明)、そこで一番好きだったメニューが、「羊肉鍋」でした。本来は「犬肉」を使う料理ですが、オーストラリアで犬を使うとご法度なので、羊肉で代用して、本来の味に近づける努力をしたそうです。確かに旨かった。

羊でも犬でも、美味しければなんでも食べてみたいです。

 

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感動のインドネシア語

こんばんは、Manachanです。

今朝から、東京飯田橋の語学学校で、インドネシア語を学びはじめました。マンツーマンレッスン形式で、10~12時までインドネシア語、12~13時までタイ語と、3時間ぶっ続けだったので結構ハードでした。

 

タイ語、ベトナム語と並行して、インドネシア語まで学ぶ・・・お互いに違いの大きい3ヶ国語の同時並行学習は常識的なやり方ではないのは分かってますが、もちろん、私なりの計画と勝算があってのことです。昨年10月1日のブログ「半年+30%多言語習得戦略」では、2016年3月にはインドネシア語の学習を始め、半年後には「とりあえず使える」(習熟度30%)レベルになると書いてますが、今のところ大体、描いた通りのスケジュールで学習が進んでいます。

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インドネシア語は、マーケットも大きく、将来性あふれる言語だと思います。

・話者人口 1億6500万人 (世界10位前後)

・2億以上の人口を持つ大国インドネシアの共通語

・隣りのマレーシアでも通じる言葉

 

下の地図の範囲内ではだいたい通じる言葉といえます。同じアジアで日本から比較的近く、経済関係も密接、将来的な伸びしろも大きい国ですので、インドネシア語の利用価値は高いですね。私は、今年後半に予定している「ジャカルタ不動産マーケット現地調査」に向けた準備の一環として、この言葉を学んでいます。

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もっとも、インドネシア語を母語とする人数は少なく、せいぜい2000万人台だそうです。広大なインドネシアの島々では700を超える言語が話され、お互いの意思疎通もままなりません。インドネシア国家統一に伴い、リアウ州(スマトラ島東岸、マレーシアに近い地域)で話される言葉が、諸民族の意思疎通のための共通語として選ばれ、「インドネシア語」となりました。

ですので、インドネシア人の大多数は、日常的には彼らの母語(ジャワ語、スンダ語、バリ語など)を使い、第二言語として「インドネシア語」を学ぶのです。

 

このインドネシア語という言葉…とにかく、とっつきやすいことで有名です。

・発音が簡単 (ローマ字の棒読みで大体OK)

・文字はアルファベット

・表記と発音がほぼ一致 

・時制もない、語形変化もない

・文法は自由度が高く、語順にうるさくない (日本語に似ている・・)

・英語そのままの語彙が多い(Information->Informasi, Pharmacy->Farmasi)

 

今日、インドネシア人の先生から初めてレッスン受けてみて・・・びっくり。拍子抜けする位、分かりやすいんです。

・えっ、まじ?こんなに簡単でいいの?

・これまでの、タイ語とベトナム語の苦労は、あれは一体なんだったんだ?

 

タイ語の場合、まずはあの難解そうなタイ文字を覚えなければなりません。しかも、声調は5つもあるし、子音と声調記号の組み合わせを覚えないと、正しい声調で発音できません。また、文字と音声が一致しないことも多いです。

その点、インドネシア語は、日本の小学4年生で覚えるローマ字みたいなアルファベット言葉だし、声調もない。文字と音声もほぼ一致…何だこのラクさは!

 

ベトナム語の場合、ローマ字だから文字的にはとっつきやすいし、同じ漢字文化圏なので日本の漢語みたいな語彙(漢越語)も少なくありません。でもその代わり、発音と声調はかなり厳密にできるようにならないと通じません。

その点、インドネシア語は声調なし、発音簡単(小学生がローマ字文読んでるみたい!)

 

もう、拍子抜けする位、簡単!とりあえず、日常会話レベルとか、初級レベルであれば、インドネシア語の学びやすさは、世界でもピカイチだと思います(中上級レベルになると、結構難しいようですが・・・)

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東南アジアによく行く人なら、インドネシア語、利用価値も大きいと思うし、是非学んでみては・・・

 

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日本人になるために…

こんにちは、Manachanです。今回は不動産を離れ、「育児」ねたでいきますね。

日本で子育てしていると、冬場はインフルや風邪の流行があるので、なかなか大変です。先週は娘ソフィア(小学4年)のクラスが二日間学級閉鎖になり、一息ついたと思ったら今週は息子ポニー(小学1年)のクラスが学級閉鎖に。

子供たちは、「家でゆっくりゲームできる!」と喜んでいますが、親としては複雑な心境でして…

 

我が家は国際結婚。私が日本生まれ、母は台湾生まれのオーストラリア育ち。ソフィアとポニーは、生まれながらにして、日・英・中の三か国語が飛び交う環境で暮らすことを運命づけられました。

(私の顔が福山になっているのはご愛嬌ということで…)

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毎年、夏休みの1か月余りは、オーストラリア・ケアンズにある妻の実家で過ごしますが、そこではさらに複雑な言語環境があります。そのなかで、小さなソフィアとポニーは、複数の言語を、相手に応じて使い分けながら育ってきました。

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「我が子には、英語、中国語を学ばせて、国際人に育てたい」と思う日本人の親からみれば、もう、羨ましくて仕方ない環境かもしれません。確かに言語スキルの面では、英語、中国語、日本語…世界的にもメジャーな3言語に、日常的に触れられるという意味で間違いなく恵まれているでしょう。ですが、こういう家庭にありがちな、厄介な問題もあるのです。

ソフィアは以前、「自分が何国人なのか、よく分からない」と言ってた時期がありました。「どうして私はフツーの日本人の名前じゃないの?」、「ソフィア亜州香なんて、”明治神宮前原宿”みたいな名前やだ!」と。

今では、「自分は日本人であり、かつ英語人」だと言うようになりましたが(「オーストラリア人」とは言わずに、英語ネイティブスピーカーという意味で「英語人」と言ってるようです・・)、

彼女の心、そしてもっと若い弟ポニーの心に、確固とした母国「日本」ができるまでには、あと数年を要しそうな気がしています。

 

私の場合、子供たちとは違い、日本人というアイデンティティを、寸分も疑うことのない環境で育ちました。両親とも日本人だし、東京近郊ベッドタウンという土地柄、(今と違って)外国人らしき人もほぼ見かけない。ご近所さん、学校の先生…周りが日本人ばかりで、使う言葉も日本語だけ。19歳になるまで出国したことがなかったし。

自分が日本人であること、周りの人たちからも、日本人として認められていること…それは私にとって、空気のように自明なことでした。

 

良い悪いは別として、いま、ソフィアやポニーは、私の子供時代とは著しく違う環境で育っています。両人とも日本語名、英語名、中国語名、3つの名前があります。「君のルーツは複数あるんだよ」、「日本人であり、同時にオーストラリア人でもあり、中国人でもあり…それでいいんだよ」といっても、まだ小さな子供がそれを理解するのは難しい。

ソフィアの場合、本人が意識しているのかどうか知りませんが、いま一生懸命、「日本人になろうとしている」健気な努力を感じます。周りの日本人の子供たちと一緒に、妖怪ウォッチのゲームで遊ぶ、コロコロコミックを読む、宿題を見せあう、学校で日直をやる、いろんな係や当番をやる、運動会や学芸会のリハーサルをする・・・

日本の学校なので、そりゃ、かったるい面も多々ありますけど…でも、そういう一日一日の地味な積み重ねが、彼女の心のなかに、「母国・日本」、「自分は日本人」というアイデンティティをつくるような気がするのです。

ソフィアやポニーにとって、名実ともに日本人になるための条件は、たぶん「周りの人に、日本人として認められること」、「日本人として、いろんな役割を求められ、それを一つ一つ、果たしていくこと」でしょう。ナショナルアイデンティティの確立、それは根源的な人間存在に関わることであり、言語スキルなどよりはるかに大事だと思います。

今、子供たちはフツーの区立の学校に通っています。教学環境としてベストなのかどうかは評価が分かれますが、「普通に、日本人になる」には最適な環境だと思います。ここで過ごす一日、一日が大切ですね。

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オーストラリア・ベトナムの、中古不動産マーケットを知ろう!

こんにちは、Manachanです。ブログ更新、しばらくお休みしてしまいました。今日は久々の「オーストラリア不動産投資」ねたでいきますね(ベトナムも少々…)。

 

ケアンズ在住の友人から報告…今年2月27日付の地元の新聞・ケアンズポストは、調査機関CoreLogicの2015年11月の調査で、ケアンズにあるサバーブ(地区)がユニット賃貸リターン率の高さオーストラリアトップであることを伝えています。

このサバーブは市内中心から車で南に約10分のWoree(ウォーリー)、それから市内までも徒歩圏内のBungalow(バンガロー)で、購入額に対する賃貸収入から計算する収益率は共に8.5%。次はManunda(マナンダ)8.4%、Westcourt(ウエストコート)8%、Edge hill(エッジヒル)7.9%、Manoora (マヌーラ)7.8%と全国上位10位のうちケアンズのサバーブが6つランクインしています(この値には管理組合費は含まれない・・要はグロス利回り。)

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オーストラリアの賃貸利回りは、国平均でせいぜい4~5%。シドニー等大都市では価格高騰ゆえ、さらに低くて当たり前。その国にあって、8.5%というのは結構な数字です。面白いことに、トップ10のうち6つがケアンズにあります。

実は、トップになったWoreeというのは、うちの娘ソフィアが通っていた小学校のある場所ですよ

【5~7歳まで、Woree State Primary Schoolの生徒でした…】

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ケアンズは、日本人には人気のリゾート地ですが、都市圏人口15万。日本でいう、「県庁所在地のなかで一番小さい都市」位のサイズしかありません。

でも、山口市や佐賀市にも、住宅地としていろんな地区があるように、ケアンズにも、いろいろあります。Woreeというのはケアンズのなかで、「ごくフツーの住宅地」。市内から車で10分ほどで不便はありませんが、皆が憧れて住みたがる地域ではありません。そういう地味な地区は、日本でも、賃貸利回り高くなりがちですよね。

とはいえ、ケアンズのなかで比較的高級感のあるエリアEdge Hillも、全豪で賃貸利回り5位(7.9%)にランクインしているので、ケアンズ全体の利回りが高いのは間違いないと思いますし、私もその意味で注目しています。オーストラリアは住宅不足の国、空室率は全国的に非常に低く、ケアンズでも空室リスクはほとんどありません。でも残念ながら…

 

・一般の日本人投資家が、ケアンズで、7~8%で投資できるわけではありません。

・豪州永住権のない者は、オーストラリアでは原則として新築しか買えません。

・7~8%というのは、中古の区分アパートを安く買えた時に実現する数字。昨今は建築コストが上がっている関係で、新築で買うと、ケアンズでも通常5%程度になります。

 

私は豪州永住権を持っており、ケアンズで高利回り投資ができる立場にありますが、それを日本のセミナーでお伝えすることはできないのです(だって、中古買えないんだもんね…)。

 

といいつつも、私は思うのです。

・日本人はオーストラリアで新築しか買えないからといって、この国の中古住宅市場を知らないで良いわけはない。

なぜなら、

・新築物件を買っても、数年後(数十年後?)に売却する時は、「中古物件」として売却するわけだから…

 

ケアンズで新築を5%で買っても、売却時に7~8%でしか売れないマーケットであるならキャピタルゲインは望み薄、という見方をする方もいるでしょう。ただ、ケアンズに20数回行ってる者の視点からいうと、ケアンズでも立地・企画次第でキャピタルゲインは期待できると思います。

また、国際的に知名度の高い観光地ゆえ、Airbnbを活用した「収益型別荘」として運用する可能性もあると思います。

・・・といった感じで、ローカルの中古不動産マーケットの知識があれば、数年後~数十年後の出口まで想定した不動産投資が視野に入ってくるわけですね。

 

あと、「新築しか買えない国でも、中古市場を知る必要がある」という意味では、いま人気上昇中の国「ベトナム」も同じだと思います。

この国では、昨年7月に外国人の不動産所有が事実上解禁(正確にいえば、大幅に自由化)されたわけですが、その時点で、外国人への分譲を含めて販売されている物件なら買えるけど、それ以前に販売されてベトナム人がオーナーとなっている物件を我々が買うことは不可能に近い。

オーストラリアとはニュアンスが多少違いますが、「日本人投資家にとって、事実上、新築しか買えないマーケット」という意味では似たようなものでしょう。

ベトナムの場合、現時点では現地人と外国人の所得水準も隔絶している上、言葉の壁もある(ベトナム人ローカル向けの不動産情報は、果てしなくベトナム語オンリーの世界)ため、外国人投資家も「外国人向け物件の情報」しか知らないケースが多いですが、

そんなベトナムでも、不動産を一定期間以上保有する想定があるなら、「ベトナム人ローカルの不動産市場」を知っておく必要性は高いと思います。

 

そんな情報が、いま、日本にあるのか・・・というと、「正直、ありません」。

だから、いま私がいろいろ調べて、データ整理しているところです。ベトナム人ローカルの不動産マーケット調査には、ベトナム語知識ゼロだとできないから、私はいま、お金と時間かけて、ベトナム語を習ってますし、実地調査も何度かしています(3月末にも、現地入りします)。

 

【ベトナム不動産ポータルサイトのメニュー…英語との対照表も作成中】

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調査の成果は、4月下旬から、オウチーノ社の有料セミナー等の場を使って、順次発表できると思います。お楽しみに。

 

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日本人に英語は不要なのか?

こんにちは、Manachanです。いま、北陸新幹線「かがやき」で、金沢に向かっているところです。安中榛名を越えるとトンネルばかり、電波もバリバリ圏外っすね…

私、2月29日(月)の夜に、「複数言語習得」(マルチリンガルになる)というテーマで、東京・銀座で講演することになりました(リンク)。話の幅を広げるため、時間をみつけて、語学学習に関するブログなどを読んでいますが、そのテーマでWeb検索していると、必然的にヒットするのが、この本。

 

成毛眞著「日本人の9割に英語は要らない」

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今から数年前、楽天、ユニクロ、サイバーエージェントなどの企業が、立て続けに「社内英語公用化」を宣言して、世間の話題になった頃に出た本ですね。グローバル化の流れで、猫も杓子も英語、英語、言ってるけど、普通の日本人にはそんなに必要ないんだよ」、「英語不自由でも専門や教養をしっかり学んでいればそれでいいんだよ」という論調で、英語コンプレックスを抱く層にもてはやされました。この本に触発されて、「英語不要論」という言葉さえ生まれましたね(でも、成毛さん本人は、英語を必要とする少数の日本人にはしっかり英語力をつけることを提唱しているので、英語不要論は彼の本意ではないと思いますが…)。

内容に賛否両論はあるでしょうが、私、「日本人の9割に英語は要らない」という内容に異論はありません。英語の影響力が増す昨今ですが、日本国の領域内は、今も昔も日本語が圧倒的に優勢な世界。日本で生まれ育った大部分の人は、日本語だけで一生過ごせますし、多少なりとも英語能力を必要とする日本人は、せいぜい総人口の1割というのも、私の肌感覚に合います。例を挙げると、日本パスポート持って海外渡航する人数は、延べ人数で年間1700万人程度。そこには、私みたいに複数回、海外渡航する日本人も相当数含まれていますから、重複を省けば、1300万人(総人口の1割)程度になるかも…

「英語必要な1割、不要な9割」という比率は、将来的にもそんなに変わらないと思います。非英語圏のなかでも、日本語は話者人口10位前後、経済規模3位、学習人口7位…相当な規模を持つマーケットで、日本語による出版、技術・高等教育など文化活動がビジネスとして十分成り立ちます。ドメスティックな市場原理が成り立つ以上、英語メディアに根こそぎ持っていかれることはまず考えられない。

 

私は日本で育ちましたが、たまたま国際結婚したし、海外で就職したし、英語はじめ、いろんな外国語を覚えなきゃならない境遇にいたから一生懸命勉強しただけであって、自分の体験を日本人一般に当てはめることはできないのは十分承知です。

「英語は大事」、「マルチリンガルになろう」みたいなことを、日本人向けに提唱したところで、そのマーケットは、どんなに頑張っても1割を超えないでしょう。渋谷センター街や難波パークス歩いてる若者の9割に、おそらく外国語は必要ない。今も将来も…

 

ただ、この書評に関しては、違和感ありまくりでした。

日本人も驚き。「英語ができないのは、幸福な国の証」だった

 

引用しますね。

>(シンガポール、フィリピンなどでは)英語ができない人はエリートとして扱われない。英語ができなければ、生涯大きなハンディを背負うので、必死に勉強しなければならない・・・自国の産業を持ち、国民がみな一定の生活レベルを保っている日本では、海外に飛び出さなくても自国で幸せに生きていける。英語ができないのは、幸福な国の証でもあるのではないだろうか。
たまたま、非英語圏のなかではマーケットでかくて、それほど切実に英語やらなくても良い日本の状態を、「幸福」というのはどうなんだろう?その推論に妥当性があるのかな?

シンガポールやフィリピンなど、英語やらなきゃならない国々の人々が、大変で不幸なのでしょうか?ああいう国の人々は、別段苦労しなくても、英語はじめ複数の言語を、日常生活のなかで身につけられる言語環境に暮らしているだけの話だと思いますよ。

私の立場からいうと、フィリピンやシンガポールに生まれて満足な教育を受けられれば、英語で情報収集も自由自在にできるし、英語を使った仕事に就けるから世界中でキャリア形成できるし、かえって得してると思うんだけどな。

英語は大変、英語を切実にやらんでもいい日本は幸福…そういう感慨を持つのは個人の自由だけれども、「幸福」という価値観に安住して、英語が満足にできないことの免罪符として使ってるような印象を受けてしまいます(本人は、そのつもりではないのかもしれませんが…マルチリンガルから見ると、そういう解釈になる)。

 

図を使って分かりやすく言えば、

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「英語やらなきゃならない層」(総人口の10%)のうち、約7割が「挫折予備軍」、約3割が「継続学習派」であるとしたら(この数字当てずっぽうですが、個人的には結構いい線いってると思う・・・)

本当は英語やったらメリットの得られる「挫折予備軍」をして、「英語不要な層」に引きずり込むような結果に寄与してしまうと思います(図でいうなら、下方に向かう白の矢印↓)。

 

もう一つ、引用。

>アメリカの外務職員局の調査によると、アメリカ人がフランス語、スペイン語など欧米圏の言語をマスターするには約600時間で済むが、日本語や中国語、アラビア語などは難しく2,200時間が必要だとしている。日本人が英語をマスターするのも2,000時間ほど必要と言われており、特に日本人が語学下手という訳ではない。単に日本語と英語はそれほど異なった言語だ、という事だ(中略・・)日本で仕事をしながら英語を流暢に話せるレベルに到達するのは、ほとんど不可能だと考えた方が良い。

日本語と英語の言語的距離が遠いのはその通りと思いますが、この議論には、外国語学習における目標設定が現実的でないという、根本的な問題があります。「英語学習者からみて、日本語習得は2000時間以上かかる」(日本人が英語をやっても、ほぼ同じ時間がかかる)・・を引用してますが、これは、英語を使って仕事できる「ビジネス(習得)レベル」を想定しているものですね。アメリカ外務省が出してるんだから、エリートの人間が外交官として勤務することを想定した数字なんでしょ?

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私の言語学習理論「5%-30%-80%」の法則からいえば、日本語環境で暮らす日本人が英語を学ぶ場合、多くの人にとって現実的な目標は「使用レベル(30%)」の達成英語圏で暮らしたり、英語で仕事する職にも就かない限り、「ビジネスレベル(80%)」達成は非常に困難。そのレベルを想定して、難しいと言っている…日本に住んでて英語を普段使ってないんだから、難しいの当たり前じゃん。

 

「英語は難しい」、「日本人は英語できなくてもいい」、「それでいいんだ、幸せだ」…そんな言説に、私は真っ向から意義を唱えます。本の知的レベル向上に百害あって一利なしと思うから。

 

私の役目は、

・「挫折予備軍」を、「継続学習派」に引き上げること

そして、

・「継続学習派」をさらに強く動機づけして、「バイリンガル」、「マルチリンガル」に育て上げること。

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英語含めて、外国語なんて、大して難しくないんですから…

適切な目標を設定して、体系的に学習を継続していけば、誰だってできるようになるんですから…

マルチリンガルが特に頭いいなんて、そんなこと、全然ないんですから…

 

日本人のなかで、英語・外国語を必要とする約10%に対して、私はそれを訴え続けたい・・・その第一歩となる講演をやりますので、興味のある方、きてくださいね。

 

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【第10回講座】 銀座夜大学『マルチリンガル(多言語話者)になる方法』

外国語はカンタン。やり方次第では、一生に10言語、20言語の習得だって十分可能!
5ヶ国語を操り、年間1言語ずつレパートリーを増やしているという客員教授 鈴木学氏の頭の中と学習方法を大公開します!英語学習で苦労する人生とは永遠にサヨナラしよう☆

◯日時:2月29日(月)19:00~22:00
◯授業料:21時までのご来店:6,000円
(ドリンクチケット2枚&ブッフェ料理)
21時以降のご来店:2,500円
(ドリンクチケット2枚)

会場:SHINOBY’S BAR 銀座
104-0061 東京都 中央区銀座5-10-10 6階

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男にとって居住地選択の自由とは?

おはようございます、Manachanです。

最近、国内出張が続いています。先週は金曜日に鹿児島、土曜日に大阪と、いずれも日帰り出張。日曜日は家でゆっくり休みましたが月~火は金沢へ泊りがけの出張、木~金は名古屋だし…

仕事柄、海外出張も多く、昨年はほとんど毎月、出国してました。今年に入っても、1月にタイ・台湾、3月にベトナム・マレーシア、4月に中国。ペースは変わってないですね。1年間のうち、日本に居るのが約9か月、海外滞在が約3か月の計算になります。

ここまで移動が多いと、自分でも、一体どこに住んでるのかよく分からない感覚ですが、生活と仕事の本拠は、今のところ東京に置いています。都内の自宅・事務所をベースに、成田や羽田、東京駅から交通機関を駆使して、国内・海外に行きまくるのが、今の私のライフスタイル。子供たちの学校のこともあるから、私以外の家族は東京からあまり動きません。

 

振り返ると、私は3年前、2013年2月まで、サラリーマンをやっていました。当時は、毎日決まった時間に、勤務地(本社や客先)に行って仕事して、給料をもらう生活でした。勤務地が東京にある以上、住まいの場所も、そこから通勤可能な範囲内(都内か近県)に限られます。言い換えると、「お金を稼ぐ場所」と「生活の場所」が、ほぼ一致していました。

「お金を稼ぐ場所」:東京

「生活の場所」:東京

 

今の私は、自分のビジネス(不動産仲介業)をしています。事務所は、東京都内に置いてますが、毎日そこに出勤する必要はなく、物件調査や契約・決済、セミナーその他の仕事で、国内外いろんな場所に移動しています。いまの私は、

「お金を稼ぐ場所」:国内外いろいろ

「生活の場所」:東京

 

移動・放浪スタイルがさらに進むと、所謂「ノマドワーカー」または「PT」(パーペチュアル・トラベラー)の皆さんのように、パソコンとネット環境さえあれば世界中どこでも出没、生活の本拠さえ不定、みたいなスタイルになるのかと思います。彼らの場合は、

「お金を稼ぐ場所」:国内外いろいろ

「生活の場所」:国内外いろいろ

 

また別のパターンとして、メガ大家さんや二代目大家さんのように、潤沢な家賃収入があって、その収入を使って、国内外いろんな場所に移動しながら暮らす、という方々もいらっしゃいます。彼らの場合は、

「お金を稼ぐ場所」:物件所在地

「生活の場所」:国内外いろいろ

 

この4パターンを、マトリックスで表してみました。「生活の本拠」および「お金を稼ぐ場所」が、固定ベースか移動ベースかによって、4象限に分類されます。

 

1)一般の勤労者タイプ : 「生活の本拠=固定」、「お金を稼ぐ場所=固定」

2)出張の多い社長タイプ : 「生活の本拠=固定」、「お金を稼ぐ場所=移動」

3)ノマド・PTタイプ : 「生活の本拠=移動」、「お金を稼ぐ場所=移動」

4)旅する大家さんタイプ : 「生活の本拠=移動」、「お金を稼ぐ場所=固定」

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今の私は、たぶん、「2)出張の多い社長」タイプですかね。もし独り身であったなら、「3)ノマド・PTタイプ」になってたもしれませんが、一応、妻子いる身だからねえ…学齢期の子供を抱えて、家族ぐるみでいろいろ移動するのは大変なので、今後当面は、今のスタイルを続けるのだと思います。

但し、「2)出張の多い社長」タイプを続けるとしても、どの都市をベースとするかは、今後、ビジネスの展開や子供の教育方針如何によって、変わる可能性があるかもしれません。今の私は東京をベースとしており、それがビジネス上も、また子供たちにとっても最適だと思うし、実際ハッピーですが、

 

今後、東南アジア関係のビジネスが大きくなってくれば、東京よりも、ASEAN圏内の主要都市(バンコク、シンガポール、KLなど)をベースとした方が便利、ということになるのかもしれません。

上に挙げた3都市のなかで、私が一番好きなのはバンコクでして、実際、バンコクなら、諸事情が揃えば東京から移住しても良いと思っています。

移住・ロングステイといえば、ハワイとかバリとか、自然豊かなリゾート地の人気が高い話ですが、私は興味ありません。基本、便利な都会暮らしが好きなので…

あと、子供さんは海外で英語教育、奥さんも子供に付き添い、旦那さんは日本に残って仕事、みたいなスタイルもありますが、私はやりたくないですね。基本、家族一緒じゃないと結婚した意味がない。

 

とはいえ、自分の好みだけで居住地を決められないのが、大人の男の宿命でもあります。「一家の稼ぎ手」という重い責任がありますので、「自分が、どの都市にいれば、一番稼げるのか?」を、常に考えなければなりません。

サラリーマン時代の私は、「グローバル企業に勤め」、「複数言語を操るITエンジニア」という立場でしたので、「自分の市場価値を、一番高く評価してくれる都市はどこか?」が、主な判断基準でした。オーストラリア、中国と、いろいろ動いてきたけど、結局は、東京に落ち着きましたね。なお日本のなかでは、この種の仕事は極端に東京一極集中なので、勤務地も住まいも、東京に限定されます。

独立してからは、「私の仕事に、お金を払ってくれるお客さんが、どの都市に一番多いか?」が、判断基準になっています。私のお客さんは世界中各地にお住まいですが、数でいえば東京・首都圏在住の方が一番多いし、実際、彼らと都内で会うことが収入につながっています。

 

いま、会社決算や個人の確定申告に向けて集計しているので、ついでに計算してみました、


個人・法人の売上に占める割合

国内のビジネスから、68% (主に不動産仲介)

海外のビジネスから、7% (主に海外不動産をテーマとする講演執筆)

国内外の不動産から、25% (主に家賃収入)

 

数字をみると、当面、東京から本拠を移すことはなさそうですね。

 

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